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ハイラックスの前期・後期の違いは? 外観・内装・性能の変更点を解説

ハイラックスの前期・後期の違いは? 外観・内装・性能の変更点を解説

第8世代ハイラックスは、2017年に販売が開始されました。
ハイラックスは全シリーズにおいてディーゼルエンジン・4WDを一貫しており、車体の耐久性と強いトルク性能が特徴のピックアップトラックです。

第8世代ハイラックスの登場後、度々フルモデルチェンジが噂されています。
2022年8月で末でハイラックスの受注を停止していますが、2023年7月時点で公式サイトからフルモデルチェンジの発表はされていません。

さらに、第8世代ハイラックスは2020年にマイナーチェンジが実施され、後期型が登場しています。
そこで「第8世代ハイラックスの前期・後期の違いが知りたい」という方がいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事ではハイラックスの前期型と後期型の外観・内装・性能・価格にどのような違いがあるのかを解説します。

目次

【外観】ハイラックスのマイナーチェンジ前後の違い

フロント
リア
ホイールデザイン
カラーバリエーション

【内装】ハイラックスのマイナーチェンジ前後の違い

【性能】ハイラックスのマイナーチェンジ前後の違い

燃費性能
サスペンション
安全性能

【価格】ハイラックスのマイナーチェンジ前後の違い

まとめ

【外観】ハイラックスのマイナーチェンジ前後の違い

ここでは、ハイラックスのマイナーチェンジ前後の違いを外観部分に着目して解説します。

フロント

ハイラックスのマイナーチェンジ前後では、フロントが外観面の主な違いとなっています。
後期モデルのフロントフェイスには台形の大型グリルが採用されているため、フロントフェイスがより精悍な印象です。

フロントグリルは、前期モデルが横長のフロントグリルだったのに対し、後期モデルは大きな台形のフロントグリルが採用されています。
フロントフェイスの厚みが増すことで、より力強い印象です。

フロントグリルの変更に合わせて、新しい規格のフロントバンパーが採用されました。
ベースグレードのXはレーダーのないブラックグリルとなっており、上級グレードのZはレーダー付きのメッキグリルが採用されました。

ベースグレードのXはヘッドランプがハロゲンランプであり、上級グレードのZにはBi-beam LEDが採用されています。

Bi-beam LEDの大きな特徴は、ロービームとハイビームが1灯の光源で切り替え可能なことです。また、LED化によって、視認性の向上やヘッドランプの高寿命化に繋がっています。

さらに、上級グレードのZにはヘッドライトウォッシャーが装備されていることも特徴です。
ヘッドライトウォッシャーがあることで、悪路走行でヘッドライトが汚れた時にもすぐお手入れができます。

リア

リアコンビネーションランプは、上級グレードのZには、凹凸のあるLEDランプが採用されており、高級感が増しています。

後期モデルには、パークセンサーが搭載されています。
パークセンサーは駐車・右左折時の障害物を検知してドライバーに教えてくれる機能なため、車格が大きなハイラックスに便利な機能です。

ホイールデザイン

マイナーチェンジ後は、ホイールデザインがスポーティなデザインに変更されています。
エントリーグレードのXはスチールタイヤであり、上級グレードのZはダークグレーメタリック塗装のアルミホイールを装着しています。

カラーバリエーション

マイナーチェンジ後のハイラックスは、全5色で新色として
オキサイドブロンズメタリック・ダークブルーマイカの2色が加わりました。

従来
・スーパーホワイトⅡ
・シルバーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
      +
新色
・オキサイドブロンズメタリック
・ダークブルーマイカ

ベースグレードのXと特別仕様車のZ”GR SPORT”は、スーパーホワイトⅡとアティチュードブラックマイカの2色です。

マイナーチェンジ前のクリムゾンスパークレッドメタリック・ネビュラブルーメタリックは、マイナーチェンジ後に廃止となりました。

【内装】ハイラックスのマイナーチェンジ前後の違い

マイナーチェンジ後の内装の変更点は、ベースグレードのXにもオプティトロンメーターが採用されたことです。
前期モデルのXグレードではアナログメーターが搭載されていたため、オプティトロンメーターが採用されたことで視認性と高級感が増しています。

【性能】ハイラックスのマイナーチェンジ前後の違い

マイナーチェンジ前後で、性能面も変化しています。

サスペンションの改良やパワステのオイル流量制御機能の追加により運転の安定性をより高められたうえに、さまざまな車体制御機能の追加で安全性能が向上しています。

また、アイドリングストップ機能の追加とディーゼルエンジンの改良によって燃費性能が向上していることも特徴です。

燃費性能

マイナーチェンジ後の燃費性能は、JC08モードで13.6km/Lです。
後期モデルと比べて、15%の向上を遂げました。
ここでは、燃費性能の向上につながった変更点を紹介します。

後期モデルには、アイドリングストップ機能が搭載されています。

またマイナーチェンジ後は、直列4気筒2.4リッターディーゼル直噴ターボ「2GD-FTV」型エンジンをそのままに改良が施されました。

サスペンション

後期モデルでは、サスペンションの改良が実施されています。
また、強い衝撃の緩和が期待できる高耐久フレームの採用によって、後期モデルの乗り心地が向上しました。
サスペンションの改良と高耐久フレームの採用によって、オフロードなどの悪路でも快適な乗り心地をサポートします。

安全性能

ここでは上級グレードの「Z」の安全性能に関する変更点を紹介します。

衝突回避支援機能

衝突回避支援機能とはレーダーと単眼カメラで衝突の危険を探知したうえで、ドライバーに警報ブザーとディスプレイ表示で危険を知らせる機能です。

ロードサインアシスト

ロードサインアシストは、カメラなどで特定の標識を探知してディスプレイや音声で知らせる機能です。

レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)

レーダークルーズコントロールは、適切な車間距離を保ちながら追従走行できる機能です。
ブレーキ制御付きで安全走行をサポートします。

【価格】ハイラックスのマイナーチェンジ前後の違い

ハイラックスのマイナーチェンジ前後での新車価格の違いは、以下の通りです。

  X Z Z ブラックラリーエディション(前期型特別仕様車) Z”GR SPORT”(後期型特別仕様車)
前期
(2019年10月発売モデル)
3,382,500円(税込) 3,825,800円(税込) 4,034,800円(税込)  
後期 3,527,000円(税込) 3,882,000円(税込)   4,312,000円(税込)

多様な機能が加わったため、後期モデルの価格が前期モデルと比べると上がっています。

ハイラックスの買取相場についてはこちら
ハイラックスの維持費についてはこちら
ハイラックスの燃費性能についてはこちら
ハイラックスの内装についてはこちら
ハイラックスのサイズについてはこちら

まとめ

この記事では、ハイラックスの前期後期の違いを紹介しました。
マイナーチェンジ前後の違いは、外観と性能部分が多いです。

これからもハイラックスの進化に期待しましょう。

よくある質問

Q1.ハイラックスのリセールはいくらですか?

ハイラックスは日本国内だけでなく海外需要が高い車なため、特にリセールが高い車です。
令和2年から3年に新車で購入したハイラックスの残価率は90%となっており、平成30年式の3年落ちモデルでも残価率は82%となっています。

Q2.現行ハイラックスのサイズは?

ベースグレード「X」と上級グレード「Z」は、どちらも全長5340×全幅1855×全高1800mmです。
ただし、特別仕様車の『Z”GR SPORT”』は全長5320×全幅1900×全高1840mmとなります。
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