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中古車の探し方・買い方のコツを解説!簡単&失敗しない方法は?
中古車は新車に比べて価格が抑えられ選択肢も豊富なため、多くの人が購入しています。
しかし、いざ中古車を探し始めると「どこで探せばいい?」「失敗しない買い方は?」といった疑問や不安が出てくるものです。
特に初めて中古車を購入する方にとっては、見た目や価格だけで選んでしまい、後悔につながるケースも少なくありません。
そこで本記事では、中古車の上手な探し方や賢い買い方、トラブルを避けるためのポイントや購入までの流れを分かりやすく解説します。
目次
中古車の探し方のポイント
車の用途を考える
乗車人数を考える
車種を決める
予算を考える
トラブルが起きやすい中古車の買い方
ネットオークション
個人売買
中古車を探す流れについて
中古車販売店で直接探す
中古車提案サービスを利用する
中古車検索サイトで調べる
失敗しないための中古車の探し方とコツ
ディーラーに依頼するときは流されないようにする
オークション代行での購入は要注意
保証がついているかどうかの確認
中古車の買い方と具体的な流れ
購入したい中古車を探す
問い合わせる
車両を確認する
見積もりを取得する
書類を準備する
支払う
納車する
中古車を購入する際に必要な書類
自動車検査証(車検証)
車庫証明書
自賠責保険証明書
住民票
実印と印鑑証明書
委任状
まとめ
中古車の探し方のポイント
いざ中古車を探そうとしても、どうしたらよいかわからない方も多いと思います。
中古車を探す時には、どのようなポイントを押さえればよいのでしょうか。
車の用途を考える
まずは、自動車の用途を考えましょう。
「通勤に使う」「休日のレジャーに使う」「仕事で使う」「子どもの送り迎えに使う」このように、人によって車の用途はさまざまです。
この用途をはっきりさせると、どんなタイプの車を選んだらよいかが見えてきます。
たとえば、通勤や仕事に使うなら、毎日乗ることを考慮してなるべく燃費がよい車種を選択しましょう。
レジャー用に使うなら、家族が乗れる広い車を選ぶ必要があります。
仕事によっても、適した車はそれぞれあると思います。
乗車人数を考える
これから購入しようとしている車には、どのくらいの人数で乗るのかを考えましょう。
「家族で乗る」「友人たちと乗る」「一人で乗ることが多い」など人によって乗車人数は違います。
複数人で乗るなら、ミニバンのような7人~8人が乗れる車が理想的でしょう。
一人で乗るなら、後部座席は多少狭くても、運転席の居心地がよい車を選びたいです。
また、乗車する方の年齢なども考慮することが大切です。
具体的には、小さな子どもがいるなら、チャイルドシートが簡単に装着できる車やスライドドアがついた車が適しています。
高齢の方が乗るなら、乗り降りしやすい高さの車を選びましょう。
車種を決める
車の用途や乗車人数がある程度定まったら、それらの条件に合う車種を考えましょう。
車には、軽・軽ワゴン・クーぺ・SUV・ミニバンなどさまざまな種類があります。
乗車人数によってどの車種がよいかは異なります。
アウトドアなどのレジャーによく行くなら、燃費の良さや馬力なども考慮すべきでしょう。
利用目的に合わせた車種を探すことが大切です。
予算を考える
車を選ぶ際には、用途や乗車人数だけでなく、予算についても考える必要があります。
中古車の利点は、新車より安く購入できるところです。
年式や状態が自分にとって許容できる範囲であれば、あらゆる車種を候補に入れられます。
たとえば、使用用途や乗車人数などを考慮した場合に、「ミニバンが理想である」と結論がでたとします。
しかし新車のミニバンには決められた価格があり、これは動かせません。
予算が足りなければ、ミニバンの購入は不可能ですが、中古車ならば、予算と年式・状態の折り合いがつけば、ミニバンを購入できるでしょう。
どんな年式や状態の車を選ぶか判断するためにも、まずは予算をしっかり定めておきましょう。
トラブルが起きやすい中古車の買い方
中古車を安く購入できる手段として注目されているのが、ネットオークションや個人売買といった「個人間取引」です。
しかし、これらの方法には大きなリスクが潜んでいます。
ここでは、トラブルが起きやすい中古車の買い方であるネットオークションや個人売買を解説します。
ネットオークション
ネットオークションは、安く手に入る可能性がある一方で、注意すべき点もあります。
車両の状態を現物で確認できないことが多く、出品者自身が不具合に気づいていない場合も少なくありません。
また、落札後は名義変更や登録手続きなどを自分で行う必要があり、知識がないとトラブルにつながります。
仮に不具合が見つかっても保証がないことが一般的で、修理費がかさんでしまうケースもあります。
オークション形式で価格が上がってしまい、結果的に割高になることもあるため、初心者の方は慎重に検討すべき方法といえるでしょう。
個人売買
個人売買で中古車を購入する方法もありますが、リスクをよく理解しておくことが大切です。
メルカリやSNSなどを通じて直接売買ができる点や、中間マージンが不要なため費用を抑えられるというメリットはあります。
しかし、出品者が中古車販売の専門家ではないため、車のコンディションが正しく説明されないこともあり、納車後にトラブルへ発展する可能性が高まります。
また、名義変更や保険、車庫証明などの手続きも自分で行う必要があり、慣れていないと手間取るうえに法的なトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。
確実なサポートを求めるなら、販売店で購入した方が安心です。
中古車を探す流れについて
中古車の探し方は複数あります。
今回はその中でも特に簡単な探し方について紹介していきますので、参考にしてください。
中古車販売店で直接探す
初心者にとって一番簡単な方法は、直接お店に足を運ぶことです。
お店に行けば店員さんが「どのような車を探しているのか」と聞いてくれるでしょう。
そこで、車の用途・乗車人数・予算を伝えれば、要望に合った車を案内してもらえます。
店舗なら車を直接見ることができたり、実際に座ったりもできるので、確実性が高いといえます。
ただし、そのお店には自分の探している車がない場合もあります。
希望車種のみが見たい場合は、店舗に訪れる前に問い合わせておきましょう。
中古車提案サービスを利用する
中古車提案サービスとは、どんな車が欲しいかを伝えるだけで条件にあった車を探してくれるものです。
お店に足を運ぶわけではなく、まずは電話で「4人乗りで予算は80万円ぐらい」と伝えるだけで、プロが条件にあった車を提案してくれます。
そして、気に入ったものがあれば店頭に足を運ぶといった流れになります。
中古車検索サイトで調べる
中古車検索サイトで条件を入力すれば、希望に沿う車を探せます。
有名な中古車検索サイトとしては、グーネットやカーセンサーがあります。
上記のようなサイトから希望の条件を入力し、気になるものをピックアップして店頭に足を運びます。
しかし、インターネットを見ただけで購入するのはリスクが高いといえます。
車は実際に見てみないとわからない要素があります。
それは、一台一台状態が違う中古車ならば、尚更です。
契約してから「やっぱり違っていた」となってしまうケースもあるので、必ず直接見てから決めましょう。
失敗しないための中古車の探し方とコツ
ここでは、中古車選びに失敗しないために、探す時の注意点やコツを解説していきます。
ディーラーに依頼するときは流されないようにする
繋がりのあるディーラーに要望を伝え、車を探してもらうケースもあると思います。
しかし、本当にあなたの希望する車を提案してくれれば問題ありませんが、ディーラーは基本的には新車販売をメインにしています。
そのため、新車の購入を提案してくる可能性があります。
その時に流されずに自分の希望を通すことが大切です。
オークション代行での購入は要注意
中古車は、オークション代行での購入も可能です。
オークション代行とは、一般人が参加できないオークションに業者が参加して、希望の車を購入してきてもらうことです。
希望の車が見つかることもあれば、思っていたものと違ったという場合もあります。
希望通りであれば問題ありませんが、オークションで競り落としたら、希望と違う場合でも購入しないといけないため注意が必要です。
また、仲介手数料も必要になるため、さまざまな車種から選べる代わりにリスクがあることを覚えておきましょう。
保証がついているかどうかの確認
中古車を買う際には、保証がついているかどうかの確認を必ずしましょう。
最近では、保証をつけている車が増えてきています。
購入前に保証はついているのか、ついているならどのような保証がついているのかを必ず確認しましょう。
中古車の買い方と具体的な流れ
中古車を購入するには、いくつかのステップを踏む必要があります。
事前の情報収集や確認、必要書類の準備などをきちんと行うことで、トラブルを回避しながら安心して購入できます。
ここでは、実際に中古車を探し始めてから納車までの一連の流れについて、初心者の方にも分かりやすく解説していくため確認していきましょう。
購入したい中古車を探す
中古車を購入する際は、まず自分の条件に合った車を見つけましょう。
使用目的や予算、乗車人数、希望の車種や年式などを明確にしておくと、スムーズに候補を絞り込めます。
最近ではネット検索で詳細な情報が得られるため、複数のサイトを比較して自分に合う1台を見つけると良いです。
気になる車があれば、すぐにメモしておくのもポイントです。
問い合わせる
希望に合う中古車が見つかったら、まずは店舗へ連絡して在庫の有無を確認しましょう。
掲載されていてもすでに売却済みの場合もあるため、事前に電話やメールで問い合わせることが重要です。
また、装備内容や車両の状態、保証内容など、気になる点を事前に聞いておくことで、来店時の確認もスムーズになります。
車両を確認する
問い合わせた車両が在庫として残っていれば、次は実際にお店に足を運び、現車をチェックしましょう。
写真では分からなかった小さな傷や内装の状態、ニオイなど、実物を見て感じることが多くあります。
また、走行距離や整備履歴についても説明を受け、不安な点はその場で質問するのがおすすめです。
気になることは遠慮せずに聞きましょう。
見積もりを取得する
車両に納得できたら、次は販売店に費用の見積もりを依頼します。
表示価格のほかに、登録手数料や法定費用や保証プランの有無など、総額でどれくらいになるか確認しましょう。
複数の販売店を比較する際にも見積書は有効です。
すぐに契約する必要はありませんので、焦らず検討し、自分にとってベストな選択ができるようにしましょう。
書類を準備する
購入する車を決めたら、次は契約に必要な書類を揃える段階に入ります。
代表的な書類としては車庫証明、印鑑証明などが挙げられますが、支払い方法によって求められる書類が異なる場合もあるため注意が必要です。
たとえばローンを利用する場合には、本人確認書類や収入証明が必要になることもあります。
スムーズに手続きを進めるためにも、契約前に販売店スタッフと確認しながら不備のないよう早めに準備を始めましょう。
なお、書類の詳細についてはこのあとご紹介します。
支払う
契約が完了したら、次は支払い手続きに移ります。
現金一括のほか、クレジットカード払いや自動車ローンなど、さまざまな方法から選べます。
月々の支払いがある場合は、家計とのバランスを見て、無理のない計画を立てることが大切です。
車は購入後にも維持費がかかるため、余裕のある支払いプランを選びましょう。
必要があれば販売店で支払い方法の相談もできます。
納車する
すべての手続きが終わると、ついに納車となります。
契約内容や整備の進行状況にもよりますが、契約から2週間~3週間ほどで納車されるのが一般的です。
納車当日は、車の状態や機能に不具合がないか最終確認をしましょう。
また、オプションの取り付けや希望した整備内容が正しく行われているか、チェックシートをもとに丁寧に確認することが重要です。
中古車を購入する際に必要な書類
中古車を購入するには、いくつかの書類を準備しなければいけません。
必要書類は車の種類や支払い方法によって異なる場合がありますが、事前に確認しておくことでスムーズに手続きを進められます。
ここでは、中古車購入時に必要な書類と取得方法について分かりやすく解説します。
自動車検査証(車検証)
中古車を正式に購入した際には、所有権を証明する書類として「自動車検査証(通称:車検証)」が発行されます。
これは車を運転する際に、常時携帯する必要がある重要書類です。
購入後は車両情報や所有者の氏名、車検の有効期限などが正確に記載されているかを必ず確認しましょう。
不備があると後の手続きで問題になることもあります。
車庫証明書
自宅や契約している駐車場など、車の保管場所が確保されていることを証明するために、車庫証明書が必要となります。
普通車は原則として必要で、軽自動車も地域によって求められる場合があります。
申請は保管場所を管轄する警察署で行いますが、販売店が代行してくれるケースも多いです。
依頼できるかは契約条件によるため、事前に確認しておきましょう。
自賠責保険証明書
自動車を所有するすべての人に加入が義務付けられているのが「自賠責保険(強制保険)」です。
中古車購入時には前の所有者から名義を変更し、保険契約を引き継ぐこととなります。
車検と連動して契約されているケースが多く、車検証と同様に常時車内に携帯しておくことが法律で定められています。
記載内容に誤りがないかも、きちんとチェックしましょう。
住民票
中古車の登録や車庫証明の取得には、住民票が求められることがあります。
特に、所有者と使用者が異なる場合や、軽自動車の登録時には必須です。
住民票は市区町村役所で発行可能で、印鑑証明など他の書類とあわせて取得すると効率的です。
ただし、発行から3か月以内のものが有効とされるため、取得時期には注意しましょう。
実印と印鑑証明書
自動車が軽自動車でなければ資産として扱われ、資産登録と名義登録が必要になります。
その際には実印が必要になるので、実印を用意しておかなければなりません。
また、用意したものが実印であることを証明するために、印鑑証明書が必要です。
軽自動車の場合は、実印が必要ない代わりに住民票が必要になるので、購入した車種にあわせて用意をしてください。
委任状
車を購入した際に必ず行う必要があるのが、ナンバー登録と名義変更です。
これらの手続きは個人でも行えますが、必要書類が多く、手続きにも時間がかかるため非常に手間がかかるため、実際には多くのケースで販売業者に代行を依頼することが一般的です。
このとき業者が手続きを行うために必要となるのが「委任状」です。
まとめ
今回は「中古車の探し方」について解説をしてきました。
中古車を探す時には、「中古車販売店で直接探す」「中古車提案サービスを使う」「中古車検索サイトで調べる」といった方法があります。
自分に合った方法でお気に入りの中古車を探しましょう。
また、購入の際には必要な書類があります。事前に用意しておきましょう。
中古車を探す時には「どんな車が欲しいのか」をあらかじめ決めておく必要があります。
用途・人数・予算などを考慮しながら、自分の生活を豊かにしてくれる車を見つけましょう。
よくある質問
Q1.頭金はいつ支払いますか?
基本的には契約の際、もしくは納車時です。
なお、販売店によって対応が異なるため確認しましょう。
Q2.ディーラーに予約なしで見学に行っても問題ないですか?
見学目的で来店するのは基本的に問題ありません。

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