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ジムニーを購入した方や購入を検討している方にとって「空気圧」は見落としがちなポイントの一つです。
タイヤの空気圧は走行性能や燃費、安全性に直結し、街乗り・高速道路・オフロードなどの走行シーンによって適正値が変わります。
本記事では、ジムニーの適正な空気圧や走行シーン別の目安、確認方法を詳しく解説します。
ジムニーにすでに乗っている方はもちろん、ジムニーを購入しようか検討している方はぜひ最後までご覧ください。
目次
ジムニーの適正な空気圧
そもそも空気圧が走行性能や燃費に与える影響とは?
メーカーが推奨するジムニーの空気圧
ジムニーシエラの空気圧の目安
走行シーン別におけるジムニーの空気圧の目安
街乗りに最適な空気圧の目安
高速道路走行における空気圧の目安
ジムニーの空気圧チェックと調整の方法
空気圧の測定方法とチェックする頻度
ガソリンスタンドでの確認方法と調整方法
自宅でできる確認方法と調整方法
ジムニーの空気圧管理に役立つ3つのアイテム
エアゲージ
ポータブルコンプレッサー
TPMS(空気圧モニタリングシステム)
まとめ
ジムニーの適正な空気圧
適切な空気圧を維持するとタイヤの摩耗を防ぎ、快適な乗り心地を保つことができます。
ここでは、ジムニーの空気圧と走行性能や燃費に与える影響について解説します。
そもそも空気圧が走行性能や燃費に与える影響とは?
適正なタイヤの空気圧を保つことで、タイヤと路面がしっかり接地し、安定したハンドリングやブレーキ性能を得られます。
もしも空気圧が低すぎる場合、燃費悪化やタイヤの偏摩耗の原因になり、高すぎるとグリップ力が落ち、乗り心地が硬くなってしまいます。
また、空気圧が低いと燃費が悪化しやすいため、メーカー指定の数値を基準に定期的な点検と調整を行うことが必要です。
メーカーが推奨するジムニーの空気圧
ジムニーの空気圧は、メーカーが指定する数値を基準に管理することで、安全性・燃費・乗り心地のバランスをとれます。
メーカーが指定する数値は、以下のとおりです。
位置 |
指定空気圧(kPa) |
前輪 |
160kPa(1.6 kgf/cm²) |
後輪 |
180 kPa(1.8 kgf/cm²) |
上記の数値を基準に管理することで、街乗りから高速道路でも安定した走行が可能です。
取扱説明書や運転席ドアのシールにも数値が表記されているため、確認してみましょう。
ジムニーシエラの空気圧の目安
現行ジムニー・ジムニーシエラのメーカー指定値は、以下のとおりです。
車種 |
前輪 |
後輪 |
ジムニー JB64(175/80R16) |
160kPa |
180kPa |
ジムニーシエラ JB74(195/80R15) |
180kPa |
180kPa |
ジムニーシエラは前後輪ともに180kPaであり、ジムニーと適正空気圧が違うことが分かります。
純正タイヤであれば、上記の指定値を守ることが基本となります。
走行シーン別におけるジムニーの空気圧の目安
走行シーンにより、タイヤにかかる負荷は大きく変わります。
街乗りや高速道路、オフロードでは最適な空気圧が異なるため、シーンに応じた調整が重要です。
こちらでは、走行シーン別のジムニーの空気圧の目安を解説します。
街乗りに最適な空気圧の目安
街乗りの場合、メーカーが指定する空気圧を守ることで問題ありません。
メーカー指定の数値に設定することで、燃費・乗り心地・安全性のバランスを保てるでしょう。
高速道路走行における空気圧の目安
高速道路を走る際も、基本的にメーカーが指定する空気圧を守ると良いでしょう。
高速走行時はタイヤにかかる負荷が大きくなるため、指定空気圧より1割前後高めが良いとする考え方もありますが、高すぎるのはやめておきましょう。
反対に空気圧が低すぎると、たわみが増えて発熱や摩耗が進み、バーストのリスクにつながります。
指定空気圧を守りつつ、状況に応じて点検を行うことが大切です。
ジムニーの空気圧チェックと調整の方法
タイヤの空気圧は定期的にチェックし、必要に応じて調整することが大切です。
ガソリンスタンドや自宅でできる、空気圧のチェックと調整の方法を紹介します。
空気圧の測定方法とチェックする頻度
ジムニーは走行シーンが幅広いため、少なくとも月1回を目安にチェックしましょう。
空気圧を測定する際は涼しい時に行い、ラベルや取扱説明書に記載された空気圧を基準に、エアゲージを用いて測定します。
タイヤの空気圧は、自然に10〜20kPaほど低下するため、放置するとタイヤの偏摩耗や燃費悪化につながります。
そのため、月1回を目安に定期的に点検し、必要に応じて追加の点検を行いましょう。
ガソリンスタンドでの確認方法と調整方法
ガソリンスタンドでも、空気圧の確認や調整が可能です。
フルサービスの場合、給油時にスタッフに依頼することで、適正な空気圧に調整してくれるでしょう。
セルフの場合は、スタンドに設置されているエアポンプを利用します。
メーカー指定の空気圧を確認し、タイヤのバルブキャップを外してノズルを差し込めば、測定と充填が可能です。
確認・調整後は、バルブキャップを元に戻せば完了です。
自宅でできる確認方法と調整方法
専用の道具を揃えることで、自宅でも空気圧の確認・調整が可能です。
まず運転席ドアのラベルや取扱説明書で指定空気圧を確認し、次にバルブキャップを外してエアゲージで測定します。
空気圧の数値が足りていない場合、ポータブルコンプレッサーを接続することで、自動的に充填が可能です。
多すぎる場合は少しずつ抜き、バルブキャップを戻せば完了です。
ジムニーの空気圧管理に役立つ3つのアイテム
空気圧を管理するためには、専用アイテムの活用がおすすめです。
ここでは、ジムニーの空気圧管理に役立つ3つの便利アイテムをご紹介します。
エアゲージ
空気圧を確認するためには、エアゲージは欠かせません。
種類は携帯に便利なペン型、精度の高いデジタル式、減圧機能付きなどさまざまあります。
街乗り・高速・オフロードなどの走行シーンに応じた調整には、正確に空気圧を測定する必要があるので、自分の使い方に合ったタイプを選び、すぐに使えるよう車の中に入れておくと安心です。
ポータブルコンプレッサー
ポータブルコンプレッサーは、空気圧を充填できる便利なアイテムの一つです。
シガーソケットや家庭用ACで作動するものがあり、自宅やアウトドアでも手軽に使うことができます。
オートストップやデジタル表示付きモデルの場合、過不足なく空気を充填できることから、燃費や走行安定性の向上に直結します。
TPMS(空気圧モニタリングシステム)
TPMSを装着することで、タイヤの空気圧をリアルタイムでチェックできます。
空気圧が低下すると警告で知らせてくれるため、タイヤの空気圧管理やタイヤマネジメントに役立ちます。
ジムニーの安全性や燃費、乗り心地の向上につながるでしょう。
まとめ
本記事では、ジムニーの空気圧について解説しました。
ジムニーは悪路走破性に優れるSUVであり、適切な空気圧管理が走行性能や快適性に大きく影響します。
また、空気圧は燃費やタイヤ寿命、安全性にも直結する要素のため、月に1度を目安にチェックを行い、必要に応じて調整しましょう。
エアゲージやポータブルのポータブルコンプレッサーなど、専用アイテムを活用すれば手軽に管理できます。
定期的にメンテナンスをして、ジムニー本来の走行性能を引き出しながら、より安心で快適なドライブを楽しみましょう。
よくある質問
Q1.空気圧の警告灯が点いた時の対処法は?
空気圧警告灯が点灯した場合、まずは空気圧をチェックしましょう。
低い場合は適正値まで充填し、再点灯する場合はタイヤやセンサーの異常を点検してもらうが必要があります。
Q2.空気圧を低めにするとどうなる?
空気圧を低めにした場合、タイヤのたわみが増え、発熱や摩耗が進みやすくなります。
結果として燃費の悪化やバーストの危険性が高まるため、注意が必要です。

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