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ハリアーは洗練されたデザインと上質な乗り心地が魅力の高級SUVです。
そんなハリアーで「快適に車中泊できるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、工夫次第で車中泊に最適な空間を作ることが可能です。
本記事では、ハリアーで快適に車中泊をするためのポイント、必要なオプション、おすすめのアイテムを紹介します。
ハリアーは車中泊に適しているか知りたい方や、車中泊できる車を探している方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ハリアーは車中泊に適している?
ハリアーの室内サイズ
荷室はシートアレンジが可能
後部座席の座面に傾斜ができる
荷室と前席の間に大きな空間ができる
身長が大きい方は難しい
最大でも2名が限界
PHEV車は荷室にAC100Vの電源が備えられている
ハリアーの荷室スペースを快適にするアイデア
荷室と前席の間に収納ボックスを設置する
インフレーターマットを設置する
ハリアーで車中泊する際に付けておきたいオプション
アクセサリーコンセント
調光パノラマルーフ
車内Wi-Fi
ラゲージソフトトレイ
ハリアーで車中泊する際のおすすめのアイテム
寝袋
シェード・カーテン
LEDランタン
ポータブル電源・モバイルバッテリー
まとめ
ハリアーは車中泊に適している?
ハリアーは、高級感あるデザインと都会的でスマートな雰囲気を持つSUV車ですが、車中泊には向いているのでしょうか。
車中泊に必要な室内サイズや荷室の形状などを確認していきましょう。
ハリアーの室内サイズ
まず、室内サイズから確認していきましょう。
ハリアーの室内サイズは、以下のとおりです。
室内長 |
1,880mm |
室内幅 |
1,520mm |
室内高 |
1,185〜1,215mm |
室内サイズは、ミドルサイズSUVらしく余裕のある空間となっています。
荷室はシートアレンジが可能
ハリアーの荷室は、後席の片側もしくは両側を倒せる2つのシートアレンジが可能です。
長さのある荷物を載せたいときは片側のみ、大きめの荷物を載せたいときは両側を倒すといった使い分けができます。
後席を倒した状態の荷室サイズは以下のとおりです。
長さ |
1,610〜1,805mm |
幅 |
1,005〜1,265mm |
高さ |
700〜750mm |
長さが1,610〜1,805mmとなっており、身長の高い方は少し窮屈に感じるかもしれません。
しかし、小柄な方であれば2人が横になっても問題ない幅と言えるでしょう。
後部座席の座面に傾斜ができる
後席を倒したときの荷室の形状に関してですが、残念ながらフルフラットにはなりません。
具体的には、後席の背面側に傾斜ができるため、頭を運転席側にして横になった場合、後部にズレ落ちてしまう可能性があります。
しかし、頭を後部側にすれば、そこまで気にならないでしょう。
荷室と前席の間に大きな空間ができる
荷室と前席の間に大きな空間ができるところも、デメリットの1つです。
特に身長が高い方は、荷室の長さを広げるために前席をできるだけ前に移動させると思いますが、移動させただけ空間も大きくなります。
特に頭を運転席側に置く場合は、頭が空間に落ちてしまうため、ゆっくり横になれません。
逆に隙間を埋めようと前席を後ろに移動させた場合は、荷室の長さが短くなるので、窮屈に感じてしまうでしょう。
そのため、隙間を埋める対策が必要となります。
身長が大きい方は難しい
荷室サイズのところでも紹介しましたが、身長の高い方がハリアーの荷室で横になる場合は、非常に窮屈に感じる場合があります。
特に180cm以上の方は、横向きになったり、斜めになったりするなどの工夫が必要になります。
ただし、荷物が多い場合は収納スペースを確保する必要がありますので、前席に荷物を移動させるといった手間がかかってしまうでしょう。
最大でも2名が限界
ここまで紹介してきたように、ハリアーで車中泊できる最大人数は2人が限界と言えるでしょう。
比較的小柄な方であれば、室内幅1,005〜1,265mmとなっていますので、十分なスペースが確保できるでしょう。
身長が180cm以上で身体の体型が大きい方であれば、1人が限界です。
しかし、1人であれば後部座席を片方だけ倒して、片方は荷物を置いて利用し、もう片方は座ってくつろぐスペースとして利用できます。
PHEV車は荷室にAC100Vの電源が備えられている
ハリアーのPHEV車の荷室には、AC100Vの電源が標準装備で備えられています。
最大1500Wまで使用可能な電源で、電化製品や調理器具などが使用できるので、車内の快適さを向上させてくれます。
また、車中泊以外でもキャンプや災害時などでも活躍してくれるでしょう。
なお、HEV車とガソリン車に関しては、メーカーオプションで取り付け可能となっています。
※ガソリン車Sグレードはありません。
ハリアーの荷室スペースを快適にするアイデア
ハリアーを車中泊で使用する際は、荷室と前席の間に空間ができること、後席背面に傾斜ができることがネックです。
しかし、工夫をすれば隙間や傾斜の解消は十分可能です。
荷室と前席の間に収納ボックスを設置する
荷室と前席の間の空間を埋めるアイデアに関しては、隙間に合う収納ボックスを設置するのがおすすめです。
収納ボックスは前席を1番前までずらした場合で、「幅29.5×奥行44×高さ26cm」のサイズを2つ重ねて使用するとぴったりはまります。
2人で車中泊する場合は4つ準備しましょう。
収納ボックスは、車中泊で使用するアイテムの収納にも使用できますので、ぜひ活用してみてください。
インフレーターマットを設置する
斜面を解消するアイデアに関しては、インフレターマットを設置するのがおすすめです。
現在は残念ながらハリアー専用のインフレータマットやベッドクッションなどはありませんが、キャンプで使用する一般的なものでも十分活躍してくれます。
インフレーターマットにも厚さやサイズなどが豊富にありますが、できれば厚めのサイズのものを用意するのをおすすめします。
厚めである方が、より段差や斜面を感じにくくなり、快適さの向上が期待できるでしょう。
ハリアーで車中泊する際に付けておきたいオプション
ハリアーには車中泊にぴったりなメーカーオプションもあります。
アクセサリーコンセント
ハリアーのPHEV車の荷室には、AC100Vの電源が標準装備で備えられています。
しかし、HEV車とガソリン車に関しては、メーカーオプションでしか取り付けできません。
アクセサリーコンセントは、HEV車で最大1500W、ガソリン車で100Wまで使用できますので、快適さを向上させたい方は取り付けましょう。
調光パノラマルーフ
ハリアーの荷室の高さは700〜750mmと少し窮屈に感じるかもしれません。
そんな方には調光パノラマルーフがおすすめです。
調光パノラマルーフは、車内天井に窓を取り付けられるもので、加えて透明度も変化させられます。
気分に合わせて透明や遮光に変化させられるので、星空を眺めたり、光を遮断したりといった使い方ができます。
車内Wi-Fi
車内で動画視聴をしたい方は、車内Wi-Fiがおすすめです。
車内Wi-Fiは、ハリアー自体がWi-Fiスポットとなってくれ、車内で映画やYouTubeといった動画視聴が楽しめます。
別売のディスプレイオーディオを取り付ければ、車載ディスプレイでWebサイトも見られます。
ラゲージソフトトレイ
荷室を汚したくない方は、ラゲージソフトトレイがおすすめです。
ハリアーのラゲージソフトトレイは、撥水効果が施されており、濡れているものや汚れているものを気軽に置けます。
お手入れも拭き取るだけの簡単仕様なので、汚れやすいものを収納したい方は取り付けましょう。
ハリアーで車中泊する際のおすすめのアイテム
ハリアーで車中泊する際は、メーカーオプション以外にもおすすめのアイテムがあります。
車中泊を快適に過ごしたい方は、参考にしてください。
寝袋
寝袋は、寒い時期に車中泊する際に必須のアイテムです。
人によっては布団を積み込む方もいますが、収納場所をとるため、あまりおすすめしません。
寝袋であれば、コンパクトに収まるので収納場所に困らず、設置も広げるだけなので、1人1つは用意しておきましょう。
シェード・カーテン
シェードやカーテンは、プライバシー確保や室外からの光の遮断におすすめのアイテムです。
また、断熱素材を使用したものなら、冷暖房の効果を高めてくれるのにも役立つでしょう。
ただし、運転中に使用する際に、前席の前と横に設置するのは、罰則の対象となりますので外しておきましょう。
LEDランタン
車中泊を室内灯だけで過ごす方もいますが、室内灯だけでは明るさが足りない場合が多いです。
また、エンジンを切った状態で室内灯の使用を続けると、バッテリー上がりの原因となる可能性があります。
LEDランタンがあれば、室内を明るく照らしてくれ、バッテリー上がりの心配をしなくて済みます。
ポータブル電源・モバイルバッテリー
メーカーオプションのアクセサリーコンセントを付けない方は、ポータブル電源やモバイルバッテリーを用意するのがおすすめです。
特にガソリン車は、100Wまでしか使用できないため、電力が不足する場合があります。
最近のポータブル電源やモバイルバッテリーは、容量の多いものも豊富にありますので、1台あれば室内環境を向上させてくれるでしょう。
まとめ
本記事では、ハリアーは車中泊に向いているのかについて解説し、車中泊におすすめのメーカーオプションやアイテムを紹介しました。
ハリアーの車中泊での使用は、最大2名までであれば十分可能です。
前席と荷室の間の隙間や後席背面の斜面ができるといったデメリットがあるものの、収納ボックスやインフレーターマットを設置することで簡単に解消できます。
ハリアーで車中泊を楽しみたい方は、本記事を参考に快適な車中泊を楽しんでください。
よくある質問
Q1.ハリアーで車中泊するときの寒さ・暑さ対策は?
寒さ対策:断熱マット、寝袋、電気毛布(ポータブル電源と併用)
暑さ対策:窓用網戸、ポータブル扇風機、遮熱サンシェード
また、エンジンをかけっぱなしにするとバッテリー上がりや一酸化炭素中毒のリスクがあるため注意が必要です。
Q2.ハリアーで車中泊する際、荷物の収納はどうすればいい?
荷物が多いと快適さが損なわれるため、以下の収納術を活用しましょう。
・ラゲッジスペースの下を活用(収納ボックスで整理)
・ヘッドレストやドアポケットに収納ネットを取り付け
・天井ネットで軽い荷物を収納
・助手席や足元に折りたたみ収納ボックスを配置

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