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ジムニーシエラの燃費は悪い?ライバル車と徹底比較

ジムニーシエラ燃費 画像

ジムニーシエラの燃費は悪い?ライバル車と徹底比較

「ジムニーシエラの燃費はどのくらい?」や「ジムニーシエラの魅力について知りたい」などこういった悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事を読めばこれらの疑問が解決します。
スズキ ジムニーシエラについて詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

目次

スズキ ジムニーシエラとは? 

ATとMTの違い

ジムニーシエラの燃費を見てみよう

燃費とは?
カタログ燃費と実燃費の比較
ユーザーの声

ジムニーシエラの燃費を改善するポイント3選

ATよりMTを選ぶ
低燃費タイヤに履き替える
軽量ホイールに変える

ジムニーシエラの魅力を紹介!

抜群の悪路走破性
丸目で可愛らしいデザイン
カスタムパーツが豊富

まとめ

スズキ ジムニーシエラとは?

ジムニーシエラとは、スズキが製造、販売している排気量1460ccの普通車で、国産では数少ない本格オフロード四輪駆動車です。
ジムニーシリーズは1970年にデビューを飾り、ジムニーシエラとしては1993年に誕生しました。
車名であるジムニーシエラの由来はメーカーの公式発表によると”シエラは英語で「連峰、山脈」を意味します。
その語源と上質なイメージを与える語感によりサブネームとして採用しました。”
とあります。ちなみにジムニーは発音のしやすさ、覚えやすさから作られた造語です。
ジムニーの特徴は、今も昔も変わらず悪路走破性に特化したラダーフレーム構造を採用しているところです。
ちなみに軽自動車のジムニーとは見た目に大きな違いはなく、異なる点は排気量となります。

ATとMTの違い

AT(オートマ)とMT(ミッション)の2通りの駆動方式があり、大きな違いは人がギアチェンジを行うかどうかとなります。
ATはアクセルを踏むと自動制御でギアチェンジがされます。一方、MTは人自らギアチェンジを行う必要があります。
それぞれのメリット・デメリットは以下となります。

  AT MT
メリット 煩わしい動作が不要で運転が楽 直感的に車を操っている感じにさせてくれる
ATより燃費が良い傾向にある
デメリット MTより燃費が悪い傾向にある
MTより車両価格が高い
ドライバー自らギアチェンジを行う必要がある
ATより車両価格が数十万程度高い

ジムニーシエラの燃費を見てみよう

燃費とは?

燃費とはガソリン1Lで何キロ走行できるのかを数値で表したものをいいます。
走行距離÷給油した量で求めることができます。

カタログ燃費と実燃費の比較

下表は現行モデル(JB74型)になります。

グレード JC/JL
トランスミッション 5MT 4AT
WLTCモード燃料消費率(㎞/L) 15.4 14.3
実燃費(㎞/L)※1 13.5 11.9

※1 公式サイトはこちら

ユーザーの声

ジムニーシエラのユーザーが集まるコミュニティサイトを見たところ、意外なことに燃費についての不満を述べる声はほぼ無かった印象にあります。
やはり第一にこの車の特徴である本格クロカン仕様による安心感とスタイルに惹かれ、燃費は2の次と考えている方が多くいることが伺えます。

ジムニーシエラの燃費を改善するポイント3選

ATよりMTを選ぶ

一般的にATよりMTのほうが燃費がいいとされています。
そのわけはエンジンの回転数が深く関係しており、エンジンの回転数を抑えることが燃費をよくするポイントとなります。
具体的に言えばATは自動制御でギアチェンジされるので、ドライバーの思惑通りとはいかず回転数の上がり下がりが大きく変動します。しかし、MTは自らギアチェンジをするため、状況に左右されずに回転数の調整ができ、その効果が燃費に大きく寄与してくれるのです。
いずれにしても、燃費には回転数が大きく関係しており、低回転を心掛けた運転がカギを握っています。

低燃費タイヤに履き替える

低燃費タイヤとは、JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が定めたグレーディングシステム(等級制度)で低燃費と安全性の一定の水準を満たしたタイヤのことをいいます。
タイヤのゴムと路面の転がり抵抗の係数が低いほど、低燃費に繋がるとされています。
またそれに加えて、静粛性や安全性も向上した商品もラインナップされています。
ぜひ、タイヤを変えるタイミングで検討してみてはいかがでしょうか。

軽量ホイールに変える

燃費の良し悪しが決まるひとつに車重が大きく関係しています。
軽量化を図ることで燃費改善のほかにハンドリング性能が向上します。
ジムニーシエラにはグレード別に15インチのアルミホイールと15インチのスチールホイールが用意されています。
一般的に15インチであれば1本あたりホイール約8㎏で総量32㎏になります。
そこにタイヤの重さも加わるので50㎏近くなります。
ですが軽量ホイールであれば比重の軽い素材が採用され、重さが半分になることもあります。
しかし軽量と引き換えに強度が落ちる傾向にあるので悪路を走行する方は充分注意してください。

中古車購入の燃費情報についてはこちら

ジムニーシエラの魅力を紹介!

ジムニーシリーズの特徴はなんといっても悪路走破性に長けているところです。
燃費も気になるところですが、ここではそれに勝る強みを紹介します。

抜群の悪路走破性

悪路を走破する基準に最低地上高と3アングルと呼ばれる指標があります。
3アングルとは「アプローチ、デパーチャー、ランプブレークオーバーアングル」の総称で角度が深く関係しています。
アプローチアングルとは前方の障害物を前輪が乗り越えられる角度、ランプブレークオーバーアングルは乗り越えた障害物がアンダーボディーに接触せずに越えられる角度、そしてデパーチャーアングルはリヤバンパーやマフラーなどが障害物に接触せずに越えられる角度のことです。
これらの角度の数値が高ければ高いほど、最低地上高は200㎜以上が悪路に有利とされています。

  アプローチアングル デパーチャーアングル ランプブレークオーバーアングル 最低地上高
スズキジムニー 41° 51° 28° 205㎜
スズキジムニーシエラ 36° 50° 28° 210㎜

丸目で可愛らしいデザイン

悪路にも立ち向かえるほどの強靭さを持ちつつも、可愛い丸目のヘッドライトが印象的で威圧感を与えないデザインも人気のひとつではないでしょうか。
上級グレードのJCではLEDヘッドランプを標準装備し、見た目も引き締まるデザインとなっています。
LEDヘッドランプは長寿命、省電力、そして視界の見やすさが好評となっています。
ベースグレードのJLでもヘッドライトのデザインは同じですがLEDではなくハロゲンとなります。
さらにメーカーオプションでも選択できないので、LEDを希望される方は注意してください。

カスタムパーツが豊富

カスタムのしやすさからジムニーシエラを選ばれる方が多いことも事実です。
ネットで「ジムニーシエラ カスタム」と検索すると約73万6000件の関連記事がヒットしました。
さらにショッピングサイトにおいてはなんと約8万6000件の部品が取り扱いされています。
全パーツをカスタムできてしまうぐらいにパーツが豊富です。
さらにジムニーシエラは1993年の発売以来、3度のフルモデルチェンジしかされておらず、現行型用の新たなパーツが更新され続けていることも理由のひとつです。

ジムニーシエラの内装についてはこちら

まとめ

今回はジムニーシエラの燃費について解説しました。
燃費が悪いと思われがちなジムニーシエラですが、それ以上に魅力がいっぱい詰まった車だということがお分かりいただけると思います。
買う前から燃費を気にして一歩を踏み出せないのはもったいないです。
ぜひジムニーシエラの実車を確認してみてください。

よくある質問

Q1.ジムニーとジムニーシエラ、どちらがおすすめですか?

ひとつアドバイスをするなら、馬力などの余裕を求めるならジムニーシエラ。
馬力を必要とせず、税金面や維持費などの経済面を考慮するならジムニーがおすすめです。
ジムニーとジムニーシエラの違いについてはこちら

Q2.中古車相場を教えてください。

新車価格は186万3400円~、中古車相場の価格は276万1000円です。
近年の半導体不足や円安も相まって中古車が新車より高い逆転現象が発生しています。
ジムニーシエラの買取相場についてはこちら

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