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コンパクトながらも広々とした室内空間が魅力のトヨタのライズ。
SUVの力強さと扱いやすさを兼ね備えたこの車は、アウトドアにも最適です。
しかし「ライズで快適に車中泊できるのか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、ライズが車中泊に適しているのかを解説し、快適に過ごすためのアイデアやおすすめのアイテムを紹介します。
ライズでの車中泊を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ライズは車中泊に適している?
ライズの室内と荷室のサイズ
身長170cm以下であれば十分なスペースが確保できる
収納に便利なデッキボード付き
前席と荷室の間に大きな隙間ができる
後席背もたれと荷室の間に段差ができる
ライズでの車中泊を快適にするアイデア
前席と荷室の隙間を埋めるアイデア
後席背もたれと荷室の間に段差をなくすアイデア
ライズを車中泊で使用する際におすすめオプション
AC100V・1500Wの給電機能
サンシェード
プライバシーシェード
ラゲージルームランプ
サイドバイザー
ライズを車中泊で使用する際におすすめのアイテム
寝袋
車中泊マット
LEDランタン
ポータブル電源・モバイルバッテリー
まとめ
ライズは車中泊に適している?
ライズは、コンパクトなサイズ感とSUVらしい力強さを兼ね備えた車ですが、車中泊には向いているのでしょうか。
ここでは、ライズの室内サイズや荷室サイズ、そして特徴を紹介していきます。
ライズの室内と荷室のサイズ
まず、室内サイズと荷室サイズから確認していきましょう。
室内サイズ |
1,955mm×1,420mm×1,250mm |
荷室サイズ |
755〜1,710mm×1,000〜1,240mm×740〜865mm |
ライズの室内サイズは、コンパクトSUVとは思えないほどの広々とした空間となっています。
荷室サイズは、荷室長が5名時で755mm、2名時で1,710mmと、決して大きいサイズとは言えませんが、十分な長さを確保しています。
また、ライズはさまざまなシートアレンジが可能です。
2人で使用するなら両側を倒し、ソロで使用するなら片側だけ前倒しにするといった使い分けもできます。
身長170cm以下であれば十分なスペースが確保できる
1つ前で紹介したように、ライズの荷室長は1,710mmあり、身長170cm程度なら快適に使えます。
また、荷室幅も1,000〜1,240mmと、大きめに設計されているので、2人での使用も可能です。
逆に170cm以上の方や身体の大きい方は、横向きになったり、足を折りたたんだりする必要があるため、窮屈と感じてしまうでしょう。
収納に便利なデッキボード付き
ライズには、荷室スペースのほかに荷室下部にデッキボードが備えられています。
デッキボードは、約81〜145L収納できるようになっており、車中泊の際にじゃまになるアイテムも収納できます。
前席と荷室の間に大きな隙間ができる
ライズの荷室を広げるために後席を前倒しすると、前席と荷室の間に大きな隙間ができてしまいます。
この状態で横になると、頭が落ちてしまうため、何かしらの対策が必要です。
特に身長が170cm程度の方は、荷室を広げるために前席を前に移動させると、その分隙間も大きくなるため注意が必要です。
逆に、前席を後に移動させて隙間を埋めようとすると、長さが足りず窮屈に感じてしまうでしょう。
後席背もたれと荷室の間に段差ができる
ライズの荷室は、後席背もたれと荷室の間に段差ができてしまいます。
3cmほどの段差ですが、横になると気になる方も出てくるでしょう。
そのため、前席と荷室の間の隙間と同様に、何かしらの対策が必要となります。
ライズでの車中泊を快適にするアイデア
先述したように、ライズで車中泊する際は、前席と荷室の間の隙間、後席背もたれと荷室の間の段差が大きなネックです。
しかし、これら2つのデメリットは工夫次第で十分解消できます。
前席と荷室の隙間を埋めるアイデア
前席と荷室の隙間を埋めるためには、以下に紹介する2つのアイテムのどちらかを使用するのがおすすめです。
・エアークッション
・収納ボックス
エアークッションは膨らませて設置するだけで簡単に隙間を埋められるアイテムです。
収納時はコンパクトに収まるので、収納場所をとらずとても使いやすくなっています。
収納ボックスは、車中泊で使用する備品などを片付けられるところがメリットです。
隙間に合うサイズのものを探す必要がありますが、ネットやホームセンターで簡単に見つけられます。
後席背もたれと荷室の間に段差をなくすアイデア
後席背もたれと荷室の間の段差をなくすためには、以下に紹介する2つのアイテムのどちらかを使用するのがおすすめです。
・インフレーターマット
・ベッドキット
残念ながら現在ライズ用のインフレーターマットやベッドキットはありませんが、ライズは人気車種であるため、社外品であれば豊富に販売されています。
荷室サイズに合わせなければなりませんが、ぴったりのものが見つかれば、段差を火傷できます。
なお、ベッドキットはDIYで自作することも可能です。
ライズを車中泊で使用する際におすすめオプション
ライズには車中泊にぴったりなメーカーオプションもあります。
5点紹介するので、お気に入りのものが見つかれば、ぜひ取り入れてみてください。
AC100V・1500Wの給電機能
ライズのハイブリッド車には、メーカーオプションでAC100V・1500Wの給電機能が取り付けられます。
給電機能は、エンジンを停止した状態で電気の供給ができる機能で、車内で電化製品や調理器具を使用するのに非常に便利です。
また、キャンプや災害時などでも活躍するでしょう。
なお、給電機能は駆動用バッテリーが少なくなってくると、自動でエンジンを始動させて充電を開始します。
しかし、エンジンを付けたまま使用するとアイドリングストップ条例に違反する可能性がありますので、使用時はバッテリー残量に注意しましょう。
サンシェード
サンシェードは、外からの光の防止やプライバシー確保のためのアイテムです。
こちらのサンシェードは、ライズ専用のアイテムとなっており、フロントガラスにぴったり合うものとなっています。
使わないときはコンパクトにもできるので、車に載せたままにもできます。
プライバシーシェード
プライバシーシェードは、サンシェードと同様に外からの光の防止やプライバシー確保のためのアイテムです。
こちらのアイテムは、フロントガラスのほかにフロントドア、リアドア、リヤクォーター、バッグドアがセットになっており、すべての窓を遮断できます。
こちらもサンシェードと同様に、使わないときはコンパクトに収納可能です。
ラゲージルームランプ
ラゲージルームランプは、荷室を明るく照らすためのアイテムです。
荷室で作業するときや、荷物を出し入れする際に周辺を広く照らしてくれるので、夜間の暗い時間にとても便利です。
サイドバイザー
サイドバイザーは、雨天時の雨水を室内に侵入させないためのアイテムです。
雨天時は室内がジメジメしやすく、換気したい方も多いと思いますが、窓を開けると雨水が入ってくる場合があります。
しかし、サイドバイザーがあれば、侵入してくる雨水を防げるので、室内の空気の入れ替えが簡単にできます。
ライズを車中泊で使用する際におすすめのアイテム
ライズで車中泊する際は、メーカーオプション以外にもおすすめのアイテムがあります。
車中泊を快適に過ごしたい方は、参考にしてください。
寝袋
車中泊で毛布や布団を使用する方もいますが、収納場所を取るため、できれば寝袋の使用をおすすめします。
寝袋であれば、広げるだけで設置でき、片付けるときもコンパクトに収まるので、収納場所に困りません。
なお、寝袋は夏用や冬用のほかにオールシーズン使用できるものもあるため、車中泊する地域の温度に合わせて用意しましょう。
車中泊マット
車中泊マットは、荷室の凹凸や硬さを解消してくれるアイテムです。
ライズの荷室で使用すれば、インフレーターマットと同様に荷室にできる段差の解消もできます。
車中泊マットは、丸洗いが可能なものや自動で設置できるタイプといった、豊富な種類がありますので、自分の好みに合ったものを選んでください。
LEDランタン
車内の明かりを室内灯だけにする方もいますが、場合によっては光が足りないときがあります。
また、エンジンを停止して室内灯を長時間使用していると、バッテリー上がりを起こす可能性もあるでしょう。
しかし、LEDライトがあれば、室内を明るくできて、バッテリー上がりを心配しなくて済みます。
また、夜間トイレなどで室外に行く際にも活躍するので、1台あると非常に便利です。
ポータブル電源・モバイルバッテリー
車内で電化製品や調理器具を使用したい方は、ポータブル電源やモバイルバッテリーがおすすめです。
1台あるだけでスマホやパソコンの充電はもちろん、電子レンジやドライヤー、扇風機なども使用できます。
室内空間を快適にできるアイテムなので、車中泊や長時間のドライブでも安心して過ごせます。
まとめ
本記事では、ライズが車中泊に適しているのかを解説し、室内を快適にできるアイデアやおすすめアイテムを紹介しました。
ライズはコンパクトながら工夫次第で快適に車中泊が可能です。
段差対策や照明の活用、ポータブル電源の導入などで居住性を高められます。
自分に合ったアイテムを取り入れ、快適な車中泊を楽しんでください。
よくある質問
Q1.ライズの燃費は車中泊に向いていますか?
ライズはガソリン車とハイブリッド車があり、燃費性能は優れています。車中泊で長距離移動する方には、燃費の良いハイブリッド車が特におすすめです。
Q2.ライズと他のSUV(ハリアーやヴェゼルなど)では、車中泊にどちらが向いていますか?
ハリアーやヴェゼルのようなミドルクラスSUVと比べると、ライズはややコンパクトでスペースが限られます。ただし、手軽に運転できるサイズ感や燃費の良さはライズのメリット。荷室の広さやフルフラット性を重視するならミドルSUV、コスパと手軽さを優先するならライズが適しています。

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