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ハリアーのトランクは使いやすい?広さや容量、メリットまで詳しく解説

ハリアー トランク
トヨタの人気SUV ハリアーは、洗練されたデザインや上質な乗り心地で多くのユーザーから高い評価を得ていますが、購入を検討するならトランクの使い勝手もチェックしておくべきでしょう。

普段の買い物やお出かけ、アウトドアなどさまざまなシーンで十分な荷物を積めるかどうかは、自動車の満足度を左右する重要なポイントです。

本記事では、ハリアーのトランクの特徴を整理し、メリットとデメリットを解説します。

目次

トヨタ ハリアーってどんな車?

ハリアーとは

現行モデルについて

ライバルSUVとの違い

ハリアーのトランクは使いやすい?

トランクの広さ

トランクの容量

シートアレンジでスペースを拡張

ハンズフリーのパワーバックドアを搭載

ハリアーのトランクのいいところ

日常使いなら十分すぎる広さ

シートアレンジでスペースが約2.5倍に

アンダートレイも実用的

ハリアーのトランクの使いにくいところ

高さのある荷物は積みにくい

フロアカーペットが水や汚れに弱い

まとめ

トヨタ ハリアーってどんな車?

ハリアーは、トヨタが販売しているミドルサイズSUVです。

SUVならではのスポーティで力強い走りを実現しつつも、セダンのような高級感のある内外装を持つことで人気を集める車種の一つです。

まずは、今回紹介するハリアーとはどのような車なのかを、詳しく解説します。

ハリアーとは

ハリアーは1997年に登場した、トヨタのクロスオーバーSUVです。

SUVといえばオフロード車が多く、タフで無骨なデザインに最低限の快適装備というイメージがありましたが、ハリアーの誕生により、その概念が覆されることになりました。

これまでのSUVにはなかった、上質な乗り心地や誰でも快適に過ごせる落ち着いた車内空間が幅広い年代に評価され、発売から25年以上たった今でも人気の都市型SUVとして位置づけられています。

現行モデルについて

ハリアーの現行モデルは、2020年に販売を開始した4代目です。

エクステリアは歴代ハリアー以上に高級感を増しており、スマートで洗練された2本のL字型シグネチャーランプが目を引きます。

また、TNGAプラットフォームを採用しており、静かな走りと卓越した操縦安定性を実現したことも特徴の一つです。

新車価格

ハリアーのグレード展開と新車価格は以下の通りです。

グレード

価格(消費税込)

G

371万300円~452万1,000円

G(プラグインハイブリッド)

547万300円

Z

418万円~499万700円

Z“Leather Package”

450万100円~531万800円

Z(プラグインハイブリッド)

626万100円

Z“Night Shade”

487万800円~509万800円

Z“Leather Package・Night Shade”

519万900円~541万900円

2025年6月の一部改良に伴い、各グレードの希望小売価格が引き上げられました。

また、Z“Night Shade”とZ“Leather Package・Night Shade”モデルは、その際に新たに設定された特別仕様車です。

ボディサイズ

ハリアーのボディサイズは、全グレード共通の全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmで、バランスの取れたサイズ感が魅力です。

室内サイズは、室内長1,880mm×室内幅1,520mm×室内高1,215mm(※1,185mm)で、頭上や前後のシート間隔にゆとりを感じさせる設計となっています。

※調光パノラマルーフを装着した場合、室内高は1,185mmとなります。

ライバルSUVとの違い

近年のSUVの需要増加に伴い、国内SUV市場では各メーカーが熾烈な争いを繰り広げています。

そこで、ハリアーのライバル的存在であるSUVとのサイズの違いを見てみましょう。

まず比較するのは、同じトヨタから販売されているRAV4です。

ボディサイズは、全長4,600~4,610mm×全幅1,855mm×全高1,685~1,690mmであり、ハリアーのほうが前後の長さにゆとりがあります。

また、同じミドルサイズSUVの日産 エクストレイルのボディサイズは、全長4,690mm×全幅1,840mm×全高1,720mmです。

全長はハリアーのほうが大きいものの、より高さに余裕があるのはエクストレイルです。

ハリアーのトランクは使いやすい?

車を購入する前には、デザインや走行性能などを確認するのが大切です。

しかし、長い月日を共にする愛車を見つけるためには、ラゲッジスペースの実用性をチェックすることも忘れてはいけません。

そこで、ハリアーのトランクが持つ4つの特徴を詳しく解説します。

トランクの広さ

ハリアーのトランクのサイズは、フル乗車時で長さ985mm×幅1,265mm×高さ750mmです。

サイズにもよりますが、横に倒すことでゴルフバッグや大きめのベビーカーなども収納できるでしょう。

リヤシートを格納したときの長さは1,805mmとなるため、シートアレンジによっては大人が横になることも可能です。

トランクの容量

ハリアーの荷室容量は、VDA法でリヤシートの使用時には402~409L、リヤシート格納時だと1,030~1,049Lとなっており、プラグインハイブリッド車とハイブリッド・ガソリン車で若干の違いがあります。

また、デッキボード下にも収納スペースがあり、小物や常備したい工具などを収められます。

シートアレンジでスペースを拡張

ハリアーのトランクはフル乗車時でも十分な広さと容量がありますが、6:4分割可倒式リヤシートを採用しているため、シートアレンジをすることでさらにスペースを拡大できます。

例えば、長尺のものを載せたいときには、リヤシートを半分だけ畳むことも可能です。

荷物の形状に合わせてアレンジできるため、乗車できる人数を必要以上に削る必要もありません。

ハンズフリーのパワーバックドアを搭載

ハンズフリーパワーバックドアとは、ワイヤレスキーを携帯することで車体に触れることなくバックドアを開けられる仕組みのことです。

リヤバンパーの下に足を出し入れすることで簡単に操作できるため、たくさんの荷物や重い荷物を載せたいときには重宝します。

なお、ハンズフリーパワーバックドアはZ“Leather Package”とZグレードに標準装備されています。

ハリアーのトランクのいいところ

ハリアーのトランクは、9.5インチのゴルフバッグが3つ分収納できるほどの大きさと広さを持ち合わせているのが特徴ですが、どのようなところが優れているのでしょうか。

ここでは、ハリアーのトランクならではのメリットを3つ紹介します。

日常使いなら十分すぎる広さ

ハリアーのトランクは特段大きいわけではありませんが、普段の買い物やちょっとした遠出などには活躍するサイズ感です。

先述したように、ベビーカーのような大きなものでも横に倒せば簡単に収納できます。

また、フラットな作りになっているため、走行中の振動によって積んだ荷物が崩れるということも少ないでしょう。

シートアレンジでスペースが約2.5倍に

先述したように、ハリアーのリヤシートは倒してラゲッジスペースにすることも可能で、後席をすべて格納すると通常時の2.5倍のスペースが出現します。

また、折り畳んだリヤシートの裏面と荷室はほぼフルフラットになるように設計されているので、荷物の安定性も問題ありません。

アンダートレイも実用的

ハリアーのデッキボード下には機能性抜群のアンダートレイがあります。

このトレイには細かい仕切りがあるため、普段は使用しない小物や工具などを分別して入れておくのに便利です。

また、ほとんどが防水性のある樹脂素材でできているため、濡れたり汚れたりした物の収納にも適しています。

ハリアーのトランクの使いにくいところ

シートアレンジやハンズフリードアなど、実用的で重い荷物を載せたいときにも便利なハリアーのトランクですが、少し不便な点もあります。

ハリアーの購入を考えている方は後悔することがないように、ぜひ参考にしてみてください。

高さのある荷物は積みにくい

ハリアーはシャープで低重心な車のため、高さのある荷物は積みにくいという弱点があります。

もちろん横に倒してもよい荷物であれば問題ありませんが、大型スーツケースや子ども用の自転車などを運ぶのは難しいかもしれません。

また、ラゲッジ開口部がやや高めの位置に作られているため、荷物を積み下ろすときに体に負担がかかる可能性もあるでしょう。

フロアカーペットが水や汚れに弱い

アウトドア向けSUVのなかには、ラゲッジスペースが汚れに強く防水性の素材でできているものもあります。

しかし、都会型SUVのハリアーはその点があまり考慮されておらず、インテリアと調和する柔らかいカーペットが敷かれているだけです。

そのため、キャンプやレジャーなどの荷物を積む場合には、水や汚れに注意が必要です。

アウトドアシーンでの使用が多い方は、ラゲッジマットを活用するとよいでしょう。

まとめ

ハリアーの荷室は高さこそ控えめで、背の高い荷物を載せるには工夫が必要です。

とはいえ、奥行きや幅はしっかり確保されており、シートアレンジを活用すればゴルフバッグやベビーカーなども簡単に積み込めます。

車を選ぶ際はデザインやシート周りに目が向くこともありますが、購入後に後悔しないためにもラゲッジスペースはあらかじめ確認するようにしましょう。

よくある質問

Q1.ハリアーで車中泊はできますか?

ハリアーのラゲッジスペースの奥行きは、リヤシートを倒して1,805mmです。あまりゆとりはありませんが、シートを倒せば高身長の男性でも横になれるスペースができるため車中泊も可能です。

Q2.より使いやすくする純正アクセサリーはありますか?

デッキボードに敷いてトランクの汚れを防ぐラゲージソフトトレイセットや、荷室を隠して防犯対策ができるトノカバーなどはおすすめです。

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