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トヨタを代表するSUV RAV4はクロスオーバーSUVの先駆けともいえる存在です。
1994年に登場して以来、都会的なデザインと実用性を兼ね備えたモデルとして長年幅広いユーザーに愛されてきました。
そんなRAV4は、モデルチェンジの度にデザインや使い勝手を進化させており、近年はハイブリッド車やPHEV車も誕生しています。
本記事では、歴代のRAV4の特徴と魅力を紹介しつつ、どのように進化してきたのかを徹底解説します。
目次
トヨタ RAV4はどんな車?
トヨタ RAV4とは
ライバルSUVとの違い
RAV4がおすすめな人
RAV4の歴代モデルを紹介
RAV4の前身モデル「RAV-FOUR」
いきなり大ヒットした初代RAV4
5ドアがメインの2代目モデルRAV4
海外市場をターゲットにした3代目RAV4
日本未発売!ハイブリッド車も登場した4代目RAV4
パワーアップして日本に帰ってきた5代目RAV4
2025年度内発売予定!RAV4新型モデルの魅力
新型RAV4の特徴
さまざまなライフスタイルに寄り添う3つのスタイル
まとめ
トヨタ RAV4はどんな車?
RAV4は、トヨタが販売するSUVのなかでも特に人気の高いモデルです。
発売から現在までファミリー層からアクティブ層まで幅広いユーザーに支持され、時代のニーズと共に進化してきました。
そもそもRAV4とはどのような車種なのか、ライバルSUVとの違いやRAV4がおすすめな人について解説します。
トヨタ RAV4とは
RAV4はトヨタの代表的なクロスオーバーSUVの一つで、力強い走りを予感させるタフなデザインとダイナミックでスムーズな走りが特徴です。
ガソリン車には2.0Lのダイナミックフォースエンジンを、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車には、2.5Lのダイナミックフォースエンジンを搭載しており、俊敏な加速を実現しています。
ボディカラーやオプションも充実しており、自分の好みやライフスタイルに合わせてカスタマイズできることも魅力の一つです。
ライバルSUVとの違い
ここでは、RAV4のライバル的存在であるトヨタ「ハリアー」とスバル「フォレスター」について、どのような違いがあるのかを紹介します。
トヨタ ハリアーとの違い
RAV4とハリアーは共にトヨタのSUVでプラットフォームも同じですが、RAV4はオフロードでの力強い走りを、ハリアーは街に溶け込む上品な乗り心地をコンセプトに開発されました。
インテリアも、RAV4はアウトドアシーンでも十分なラゲッジスペースが用意されているのに対し、ハリアーはゆったりとくつろげる車内空間を確保しているという違いがあります。
スバル フォレスターとの違い
フォレスターはスバルの主力SUVで、RAV4と同様にオフロード向けに作られている点は共通しています。
フォレスターのボディサイズは全長4,655mm×全幅1,830mm×全高1,730mmで、RAV4より全長と全高が大きく、頭上や足元に余裕を確保できるのがメリットです。
RAV4がおすすめな人
まずRAV4をおすすめしたいのは、スタイリッシュなデザインを好む方です。
RAV4は直線的で無骨な印象を与え、ボディサイズも大きいことから走ると迫力が感じられます。
また、シートや荷室がアウトドア向けに作られているため、キャンプやレジャーを楽しむ方や、普段から出張やロングドライブなどで移動が多い方にもおすすめです。
RAV4の歴代モデルを紹介
RAV4は発売から30年以上の歴史を持ち、その間に何度もフルモデルチェンジを重ねてきました。
時代ごとに移り変わるニーズに合わせてデザインや機能性を進化させ、さまざまなスタイルを提案し続けていることは、今でもRAV4が人気を保っている理由の一つでしょう。
ここでは、RAV4の前身モデルである「RAV-FOUR」から現行モデルの5代目まで、各世代の特徴や変遷について紹介します。
RAV4の前身モデル「RAV-FOUR」
実はRAV4には、前身となるモデルが存在していました。
RAV4の始まりは1989年東京モーターショーでコンセプトカーとして初公開された「RAV-FOUR」という名の車です。
当時はSUVといえばバスなどの大型車に採用されるフレームを使用したものが多かったなか、小柄でコンパクトなSUVとして展示されたRAV-FOURは、大きな反響を呼びました。
その後1993年に開催された東京モーターショーでは、RAV4に名前を改めたプロトタイプが出展され、翌年デビューを迎えます。
いきなり大ヒットした初代RAV4
「見て、乗って、楽しいクルマ」のコンセプトで開発された初代RAV4は、1994年に発売されました。
初代RAV4のポイントは、一般的な乗用車と同じモノコック構造を採用したことです。
悪路走破性よりも普通乗用車のような乗り心地や使い勝手のよさを重視し、SUVになじみがなかった層にもアプローチします。
これまでオフロード車として位置づけられていたSUVの概念を、街乗りからアウトドアシーンまで幅広く乗れる車へと変化させました。
5ドアがメインの2代目モデルRAV4
最初に登場したRAV4は、5ナンバーサイズの3ドアモデルでしたが、翌年1995年には、5ドアモデルが登場しました。
2000年に発売を開始した2代目RAV4は、これを受け継いで5ドアモデルの販売が中心となりました。
初代の爆発的ヒットを受け、グローバル展開を視野に入れた開発が行われ、5ナンバーから3ナンバーへとサイズアップしたことも大きな特徴となりました。
海外市場をターゲットにした3代目RAV4
2005年に登場した3代目RAV4は、初代から続いた3ドアモデルを完全に廃止し、おもに北米市場をターゲットにした車へと進化しました。
ボディサイズは2代目以上に拡大し、さらには海外市場向けのロングボディモデルまで登場しました。
日本未発売!ハイブリッド車も登場した4代目RAV4
4代目RAV4は2013年に海外市場専用モデルとして発売されたため、一時的に日本では姿を消しました。
しかし、北米だけでなく欧州でも販売されたこのモデルは大ヒットとなり、2016年から2018年の3年間、SUV世界売り上げ台数1位に輝くほどでした。
なお、2015年には歴代モデル初となるハイブリッド車が追加され、走行性能や燃費性能が向上しています。
パワーアップして日本に帰ってきた5代目RAV4
5代目RAV4は、2019年に海外での大ブレイクを経て日本への凱旋を果たしました。
各メーカーからさまざまなSUVが生まれるなか、現行モデルはガソリンモデルとハイブリッドモデルにPHEVモデルを加えた3つのモデルを設定しています。
「Adventure & Refined」というデザインコンセプトのもと、洗練されつつもアクティブでタフな印象を与えるビジュアルへと進化しました。
2025年度内発売予定!RAV4新型モデルの魅力
これまでも進化し続けてきたRAV4ですが、2025年度内に新型モデルの発売が予定されており、今後もますます注目されていくでしょう。
ここでは、従来のよさや個性はそのままに、最新の技術やデザインを詰め込んだ6代目モデルの魅力に迫ります。
新型RAV4の特徴
6代目RAV4は「Life is an Adventure」を開発コンセプトに、ユーザーそれぞれのアクティブな生活を楽しんでほしいという思いから開発されています。
2025年5月に世界初公開された新型RAV4ですが、今回特に大きく変わったのは、ソフトウェアプラットフォーム「Arene」をトヨタで初めて採用したことです。
これにより、今まで以上の安全・安心や移動の楽しさを実現することで、日常生活でもアウトドアなどの非日常でも、さまざまなライフスタイルに適応する相棒のような存在になるという狙いがあります。
さまざまなライフスタイルに寄り添う3つのスタイル
新型RAV4には、ユーザーのライフスタイルに合わせた3つのスタイルが設定されています。
1つ目が、洗練されたデザインが目を引く「CORE」です。
ボディ全体の塊で構成された「SUVハンマーヘッド」の採用によってタフさを、バンパー一体グリルで先進感と強さを表現しています。
2つ目が、冒険心をかき立てる「ADVENTURE」です。
ハンマーヘッドのノーズピークを高く設定し、3種類のなかでも特にオフロード感の強いプロポーションを強調しています。
3つ目が、モータースポーツの知見を活かして機能と共に走りの楽しさを表現した「GR SPORT」です。
足回りのチューニング、ボディの剛性の強化などが行われています。
まとめ
RAV4は1994年に都市型SUVのパイオニアとして登場して以来、フルモデルチェンジのたびに魅力を高め、多くのファンを獲得してきました。
今後もRAV4は唯一無二の存在でありながら、ユーザーのライフスタイルに合わせた幅広い選択肢を提供し続け、ますます魅力を増していくことでしょう。
RAV4のこれからに期待が高まります。
よくある質問
Q1.中古で買うならどの世代のRAV4がおすすめですか?
予算や好みのデザインなどにもよりますが、新しい型ほど安全性能が高いことを考えると5代目がおすすめです。
Q2.RAV4の納期はどれくらいですか?
2025年9月時点では、ガソリン車は2ヵ月程度とされており、PHEVは「販売店にお問い合わせください」と案内されています。

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