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SUVのなかでも、スタイリッシュなデザインとちょうどいいサイズ感で人気なのが、マツダ CX-5と、スバル フォレスターです。
どちらも取り回しやすいミドルサイズSUVで街乗りからレジャーまでどのようなシーンにも大活躍しますが、走行性能や使い勝手、価格などには大きな違いがあります。
本記事では、それぞれの車種の特徴や違いを徹底的に比較して紹介します。
SUVの購入を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ミドルサイズSUVのCX-5とフォレスターとは?
SUVとは
マツダ CX-5の特徴
スバル フォレスターとは
CX-5とフォレスターを徹底比較
ボディサイズ
エクステリア
インテリア
走行性能
安全性能
燃費性能
価格とグレード
こちらもおすすめ!人気のミドルサイズSUV
日産「エクストレイル」
トヨタ「RAV4」
まとめ
ミドルサイズSUVのCX-5とフォレスターとは?
マツダのCX-5とスバルのフォレスターは、どちらもコンパクトSUVと呼ばれる車両よりひと回り大きいミドルサイズSUVに分類される車両です。
そもそもSUVとはどのような車を指すのか、そしてCX-5とフォレスターがどのような特徴を持った車種なのかを解説します。
SUVとは
SUVとは「Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)」の頭文字を取ったもので、日本語ではよく「スポーツ用多目的車」と訳されます。
この場合のスポーツはキャンプやレジャーなどのアウトドア活動やオフロードでの走行なども含んでおり、運動の意味に留まりません。
SUVはさまざまなシーンで活躍し、多様なライフスタイルに適応できる点で人気を集めています。
マツダ CX-5の特徴
CX-5は、2012年に発売されたクロスオーバーSUVです。
当時マツダが発表した次世代技術「スカイアクティブテクノロジー」を初代から採用し、従来のマツダ車とは異なる新しいコンセプトで話題を集めました。
マツダ車の中でも主力車種であり、人気の高いSUVとしても有名です。
スバル フォレスターとは
フォレスターは、1997年に初代が発売されたミドルサイズSUVです。
ほかのメーカーにはないスバル独自の水平対向エンジンとシンメトリカルAWDを搭載し、悪路走破性の高いSUVとして一躍人気となりました。
CX-5とフォレスターを徹底比較
ミドルサイズSUVの購入を考えている方のなかには「CX-5とフォレスターの違いがよく分からない」と感じている方もいるかもしれません。
しかし両車はメーカーが異なるため、採用されている技術や性能に違いがあります。
それぞれ解説します。
ボディサイズ
CX-5のボディサイズは以下のとおりです。
・全長4,575mm×全幅1,845mm×全高1,690mm
フォレスターのボディサイズは以下のとおりです。
・全長4,655mm×全幅1,830mm×全高1,730mm
大きなサイズの差はありませんが、フォレスターの全長が約80mm長く、CX-5のほうがワイドかつロースタイルであることが分かります。
エクステリア
CX-5は、大人の品格を感じさせる洗練されたデザインが魅力です。
ボディカラーは「ソウルレッドクリスタルメタリック」をはじめとする、高級感が漂う8色から選べます。
フォレスターは、アウトドア派にも好まれるような頑丈さやタフな走りを予感させるダイナミックなデザインが魅力です。
こちらのボディカラーは、ツートンカラーも合わせて15色のラインナップから選択できます。
インテリア
次に、室内の装備を比較してみましょう。
CX-5はフォレスターより全高は低いものの窮屈さはなく、体を支える設計のシートが安心感と快適な座り心地を提供します。
収納スペースも多く、使い勝手は申し分ありません。
対してフォレスターは、全高が高いぶん頭上にゆとりが感じられます。
中央側の肩周りを削ったフロントシートを採用することで、前席と後席のコミュニケーションが取りやすくなっている点もポイントです。
走行性能
CX-5には2.0L直列4気筒、2.5L直列4気筒、2.2L直列4気筒ディーゼルの3種類が設定されています。
フォレスターのラインナップは、2.5L DOHC 16バルブ AVCS 直噴と1.8L DOHC 直噴ターボ“DIT”の2種類です。
安全性能
安全性能は、どちらも同じくらい安全だと言えるでしょう。
CX-5には、衝突被害軽減ブレーキなどの一般的な機能に加えて、ドライバーの環境づくりにも力を入れています。
通常アクセルやブレーキペダルは、前輪を避けるために左に偏ってしまいますが、CX-5はレイアウトを工夫し、ドライバーの不快感を軽減しました。
フォレスターの安全システムといえば「アイサイト」でしょう。
疲れにくいシートやカーブ位置を知らせるランプなど、ロングドライブでも安心の機能も備わっています。
燃費性能
WLTCモードで比較すると、CX-5は13.0~17.4km/L、フォレスターは13.6~18.8km/Lです。
グレードによって異なりますが、フォレスターのほうが燃費がいいことが分かります。
価格とグレード
CX-5のグレード展開と価格は以下の通りです。
グレード |
価格(消費税込) |
20S i Selection |
281万500円~304万1,500円 |
20S Black Selection |
314万50円~337万1,500円 |
20S Field Journey |
352万円 |
20S Retro Sports Edition |
342万6,500円~365万7,500円 |
25S Sports Appearance |
358万1,600円~381万2,600円 |
XD i Selection |
312万9,500円~336万500円 |
XD Black Selection |
345万9,500円~369万500円 |
XD Field Journey |
383万9,000円 |
XD Retro Sports Edition |
374万5,500円~397万6,500円 |
XD Sports Appearance |
390万600円~413万1,600円 |
XD Exclusive Mode |
399万4,100円~422万5,100円 |
対してフォレスターのグレード展開と価格は以下のようになっています。
グレード |
価格(消費税込) |
SPORT |
404万8,000円 |
SPORT Black Selection |
415万8,000円 |
SPORT EX |
419万1,000円 |
SPORT EX Black Selection |
430万1,000円 |
X-BREAK S:HEV |
420万2,000円 |
X-BREAK S:HEV EX |
447万7,000円 |
Premium S:HEV |
448万8,000円 |
Premium S:HEV EX |
459万8,000円 |
こちらもおすすめ!人気のミドルサイズSUV
CX-5とフォレスターはどちらも人気の車種ですが、実はほかにも注目を集めているミドルサイズSUVが存在します。
ここでは、CX-5やフォレスターの購入を検討している方に知ってほしい、おすすめのミドルサイズSUVを紹介します。
日産「エクストレイル」
エクストレイルは2000年に発売された、タフでダイナミックなデザインと力強い走りが魅力のミドルサイズSUVです。
発売から瞬く間に人気を博し、2022年のフルモデルチェンジを経て、現在は4代目が販売されています。
エクストレイルの特徴は、全グレードにe-POWERを採用している点です。
これは、ガソリンエンジンを発電専用として使用し、大型のモーターのみで駆動する日産独自の技術で、静かでなめらかな走りを実現しています。
トヨタ「RAV4」
RAV4は、SUVがオフロード専用と見られていた1994年に、街乗りも楽しめるクロスオーバーSUVのパイオニアとして誕生しました。
現行型は2019年に発売された5代目で、ダイナミックでアクティブな印象を与えるデザインへ進化するとともに、前作以上の操縦性と走行安定性を実現しています。
まとめ
CX-5とフォレスターはどちらもミドルサイズSUVに分類されますが、それぞれに異なる特徴があります。
デザインや快適性を重視するならCX-5、悪路走破性や実用性を重視するならフォレスターと、それぞれに強みがあります。
どちらにするか迷う場合は、用途やライフスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
よくある質問
Q1.CX-5とフォレスターの維持費に差はありますか?
両車は自動車税こそ変わりませんが、重量税やメンテナンス費用に差が出るでしょう。
Q2.ファミリーカーとして選ぶならどちらですか?
快適性ならCX-5、走破性や広さならフォレスターというように、どの性能を重要視しているかでどちらを選ぶかが変わってきます。
まずは車を選ぶ基準を決めましょう。

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