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ジムニーは独自のデザインと高い走破性で人気があり、購入を検討している方も多いでしょう。
しかし、アウトドアやファミリーカーとして使うなら、トランクの使い勝手も確認しておく必要があります。
あらかじめ確認しておけば「思ったより荷物が積めない」と後悔するリスクを減らせるでしょう。
本記事では、ジムニーのトランクサイズや特徴、メリットとデメリットについて詳しく解説します。
目次
ジムニーとはどんな車?
ジムニーとは
外装
内装
価格やグレード
ジムニーのトランクはどうなっている?
ジムニーのトランクのサイズ
トランクの特徴
ジムニーのトランクの3つのメリット
安定感があって積みやすい
横開きリアゲートで楽々積める
頑丈で汚れにくい
ジムニーのトランクの2つのデメリット
後席を格納しないと多く積めない
奥行きがあるものは積みにくい
荷物が積めないときの解決策
ルーフを活用する
純正オプションを追加する
ヒッチキャリアを装着する
まとめ
ジムニーは独自のデザインと高い走破性で人気があり、購入を検討している方も多いでしょう。
しかし、アウトドアやファミリーカーとして使うなら、トランクの使い勝手も確認しておく必要があります。
あらかじめ確認しておけば「思ったより荷物が積めない」と後悔するリスクを減らせるでしょう。
本記事では、ジムニーのトランクサイズや特徴、メリットとデメリットについて詳しく解説します。
ジムニーとはどんな車?
ジムニーはスズキの軽自動車で、人気の高い車種です。
ここでは、トランクを紹介する前に、そもそもジムニーとはどのような車種かを解説します。
ジムニーとは
ジムニーは1970年に誕生した、スズキの本格オフロードSUVです。
軽量でコンパクトなボディながら悪路走破性に優れ、唯一無二の存在として位置づけられています。
その人気ぶりは発売当初から変わらず、新車の納車に約1年かかるとも言われているほどです。
外装
ジムニーの外装は「らしさ」を追求した、合理的で無駄のない機能美が際立つデザインとなっています。
1番の特徴といえるのは、そのシルエットでしょう。
ガラス面を立てたスクエアボディはサイドに雪が溜まりにくく、荷物が積みやすいよう設計されたものです。
また、前後のバンパーはオフロードでのタフさを感じさせます。
内装
インテリアも、オフロード走行を考えた工夫が特徴です。
例えば、インストルメントパネルやアームレストを水平基調とすることで、ドライバーが車両姿勢を把握しやすくする狙いがあります。
また、操作部には表面処理を施しており、反射を抑えて傷や汚れが目立ちにくくなっています。
ほかにも、握りやすい大きめのドアグリップや手袋をしたままでも操作できる大型のセンタースイッチなどが採用されており、アウトドアでの使い勝手をとことん追求した構造が魅力的です。
価格やグレード
ジムニーの価格とグレード展開は以下のようになっています。
グレード |
価格(消費税込) |
XG |
165万4,400円~175万3,400円 |
XL |
178万900円~187万9,900円 |
XC |
190万3,000円~200万2,000円 |
また、派生モデルのジムニーシエラ・ノマドの価格とグレード展開は以下の通りです。
グレード |
価格(消費税込) |
ジムニーシエラJL |
196万2,400円~206万1,400円 |
ジムニーシエラJC |
208万4,500円~218万3,500円 |
ジムニーノマドFC |
265万1,000円~275万円 |
ジムニーのトランクはどうなっている?
高い走破性を誇りながらも軽自動車という独自の路線で、アウトドア派から圧倒的な支持を得るジムニーですが、そのトランクにはどのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、ジムニーのトランクサイズや特徴について解説します。
ジムニーのトランクのサイズ
スズキが公表しているジムニーのトランクサイズは以下の通りです。
荷室高 |
850mm |
荷室幅 |
1300mm |
荷室床面長(2名乗車時) |
980mm |
荷室床面長(4名乗車時) |
240mm |
なお、リヤシートを倒すことで、XCとXLグレードの荷室容量はVDA法で352L、XGグレードの荷室容量は377Lに広がり、多くの荷物を積み込めます。
トランクの特徴
ジムニーのトランクの開口部に注目すると、荷室開口幅(上)が1,030mm、荷室開口幅(下)が1,015mmと大きく、ドアの形状も横開きとなっています。
また、フロントシートとリアシートを倒すと大人がゆったり寝転がれるようなスペースが確保できるシートアレンジも可能です。
XGグレード以外の荷室の床下にはラゲッジボックスが付いているため、かさばりやすい荷物もまとめて収納できるでしょう。
ジムニーのトランクの3つのメリット
ジムニーのトランクは、大きな開口部と荷物がたくさん積み込める荷室容量が特徴的ですが、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、ジムニーのトランクにおける3つのメリットについて、詳しく解説します。
安定感があって積みやすい
まず1つ目のメリットは、安定感があって積みやすいことです。
先述したように、ジムニーはシートアレンジが多彩で、フロントシートとリアシートを倒すとフルフラットな空間が実現します。
これによって、テントなどの長尺物の積み込みも可能です。
横開きリアゲートで楽々積める
ジムニーのリアゲートは横開き式のため重い荷物でも開けやすく、スムーズにリヤシートへ積み込めます。
駐車後などで後ろが狭い場合でも、幅に合わせて開き具合を調整できるのは助かるでしょう。
また、ゲート付近の凹凸も少ないため、収納時に荷物をぶつけて傷つける心配もほとんどありません。
頑丈で汚れにくい
ジムニーのトランクは、アウトドアでも活躍する頑丈さと汚れにくさも魅力の一つです。
XGグレード以外の荷室は後席の裏側まで樹脂素材でできているため、汚れや傷に強く、もし土などで汚れてしまっても水拭きで簡単に落とせます。
また、荷室床下のラゲッジボックスも樹脂製のため、登山靴や汚れた小物などの収納に便利です。
ジムニーのトランクの2つのデメリット
荷室容量が大きく、多彩なシートアレンジによってさまざまなものを積み込めるジムニーのトランクですが、いくつかのデメリットも存在します。
購入後に後悔しないよう、こちらもぜひチェックしてください。
後席を格納しないと多く積めない
ジムニーは、リアシートを格納することによりラゲッジスペースが拡大する構造となっているため、乗車定員である4名が乗車すると荷物はほとんど積めません。
後部座席のリクライニングを使用するとなると、荷室はさらに狭くなるでしょう。
たくさんの荷物を積みたい場合はリアシートを格納する必要があるため「荷物を優先すると2名または1名しか乗車できない」というケースも少なくありません。
奥行きがあるものは積みにくい
2名乗車時の奥行きは980mmですが、乗車定員の4名が乗車すると荷室の奥行きはわずか240mmとなります。
そのため、ベビーカーやゴルフバッグなど、幅を取る荷物は積みにくくなるでしょう。
乗車人数を減らしてシートアレンジをすれば積み込めることもありますが、それでも奥行きが足りないような荷物を運びたい場合は、ルーフキャリアやヒッチキャリアなどを活用するのがおすすめです。
荷物が積めないときの解決策
ジムニーはボディ自体がコンパクトなため、乗車人数が多いと荷物を積みきれないことも少なくありません。
そこで、荷物が積めないときの解決策を3つ紹介します。
ルーフを活用する
ジムニーのルーフには、ドアを開けたときの雨水の侵入を防ぐためのドリップレールが搭載されているため、幅の広いルーフキャリアの装着が可能です。
ルーフキャリアを使えばサーフボードや自転車など車内に積めない荷物も運べ、アウトドア感も演出できるでしょう。
純正オプションを追加する
ジムニーに設定されている純正オプションを活用すると、特定の荷物を専用の場所に収納してスペースを空けることも可能です。
例えば、かさばりやすい釣り竿はロッドホルダーを設置することで天井に収納できます。
また、リヤクォーターボックスを装着すれば、車体内側の両サイドにベルトタイプやボックスタイプの収納を取り付けられます。
ヒッチキャリアを装着する
ヒッチキャリアとは、車両後方に取り付ける荷物用のキャリアです。
荷物を車外に固定して運べるので、汚れたものや重たいものを車内に積む必要がありません。
未使用時は折りたたんでおけるため、走行や駐車の邪魔になることもないでしょう。
装着には、ヒッチメンバーと呼ばれるヒッチキャリアを接続するパーツが必須ですが、大幅に積載量が増えるため、普段から大きな荷物を運ぶ方にはおすすめです。
まとめ
ジムニーのトランクは、コンパクトなボディながらも、シートアレンジや純正オプションの活用によってさまざまな荷物を積み込めます。
大荷物を載せる場合に乗車人数が少なくなってしまうことはデメリットですが、少人数でのキャンプやレジャーであれば、大活躍することでしょう。
よくある質問
Q1.トランクにベビーカーは積めますか?
小さいものなら収納できるかもしれませんが、大きいものだと後席を倒してスペースを広げなければ収納できません。あらかじめサイズは確認しておきましょう。
Q2.車中泊はできますか?
後席を格納して荷室をフルフラットにすれば、大人が横になれるスペースを確保できます。しかし大人数での使用は難しいでしょう。

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