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カローラクロスの購入を考えたとき「税金はいくらかかるの?」と、疑問に思う方は多いはずです。
自動車税や重量税など、購入の際に必要なコストを事前に把握しておくことで、後から「こんなにかかるとは…」と後悔することを防げます。
本記事では、カローラクロスの税金や維持費の目安、さらにはライバル車との比較まで詳しく解説します。
税金をしっかり理解し、納得してカローラクロスを選びたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
カローラクロスの税金
自動車税
自動車重量税
環境性能割
自賠責保険
カローラクロスにかかる税金の合計金額
カローラクロスは減税が受けられる?
カローラクロスの1年間の維持費と内訳
カローラクロスの税金が上がるタイミング
自動車税は13年経過すると上がる
自動車重量税は13年、18年以降に上がる
ライバル車と税金の比較
ヤリスクロス
ヴェゼル
まとめ
カローラクロスの税金
さっそく本題であるカローラクロスの税金を紹介していきます。
それぞれの税金にかかる金額から合計税額を紹介しますので、細かく知りたい方はチェックしてください。
自動車税
自動車税は、毎年4月1日時点で車を所有する方にかかってくる税金で、所有する車の総排気量によって異なってきます。
モデル |
総排気量 |
該当総排気量 |
令和元年10月1日 以降初回新規登録 |
ガソリン |
1.797L |
1.5L超~2.0L以下 |
36,000円 |
ハイブリッド |
1.986L |
1.5L超~2.0L以下 |
36,000円 |
カローラクロスのモデルは2種類ありますが、どちらの総排気量も1.5L超~2.0L以下に当てはまるため、支払う必要のある自動車税は36,000円です。
自動車重量税
自動車重量税は、車の重さが0.5トン増えるごとに4,100円課税される仕組みとなっており、所有する車によって異なってきます。
また、エコカー減税対象車に当てはまる車であれば、減税率に合わせた金額となります。
カローラクロスの重量税は、以下の表の通りです。
モデル |
重量 |
該当重量 |
税額(2年) |
ガソリン車 |
1,360〜1,380kg |
1.0〜1.5トン |
24,600円 |
ハイブリッド車 |
1,370~1,490kg |
1.0〜1.5トン |
15,000円 |
カローラクロスの重量は、1.0〜1.5トンに該当します。
ガソリン車は減税の対象に含まれていないため、支払う税額は2年間で24,600円です。
一方、ハイブリッド車は減税対象車に当てはまるため、本則税率により15,000円となります。
なお、後で詳しく紹介しますが、ハイブリッドモデルを新車購入する場合も減税対象車に該当するため、3年間の重量税が免除されます。
環境性能割
環境性能割とは、車の性能に合わせて課される税金で、エコカーや低排出ガス車に対しては税額が軽減される制度です。
税率は、その車の排ガス基準や燃費性能に合わせて、購入価格の0〜3%課税されます。
カローラクロスの環境性能割は、以下の表の通りです。
モデル |
課税率 |
ガソリン車 |
3% |
ハイブリッド車 |
非課税 |
ガソリン車は、課税率3%に該当するため、購入価格(オプション含む)と税率をかけた金額を支払う必要があります。
ハイブリッド車に関しては非課税となりますので、支払う必要はありません。
自賠責保険
自賠責保険は、車を所有する方が必ず加入しなければならない自動車保険です。
自賠責保険の金額は、その年によって異なってきますが、2023年4月以降の場合は以下のとおりです。
37ヶ月 |
36ヶ月 |
25ヶ月 |
24ヶ月 |
|
離島・沖縄を除く |
24,190円 |
23,690円 |
18,160円 |
17,650円 |
離島地域 |
8,950円 |
8,850円 |
7,760円 |
7,660円 |
沖縄県 |
12,450円 |
12,260円 |
10,150円 |
9,960円 |
カローラクロスを新車購入する場合は、37ヶ月の24,190円必要です。
初回車検以降は、25ヶ月契約に該当するため、18,160円となります。
なお、表からもわかるように離島地域や沖縄県にお住まいの方は、金額が大きく異なりますので覚えておきましょう。
カローラクロスにかかる税金の合計金額
ここまでカローラクロスにかかる税金の内訳を紹介してきましたが、合計すると以下の税額が必要です。
【新車購入の場合】
ガソリン車 Gグレード |
ハイブリッド車 Sグレード |
|
自動車税 |
36,000円 |
|
自動車重量税(3年) |
36,900円 |
0円 |
環境性能割 |
59,100円 |
0円 |
自賠責保険 |
24,190円 |
|
合計金額 |
156,190円 |
60,190円 |
カローラクロスを新車購入する場合にかかる税金は、ガソリンモデルのGグレードで156,190円、ハイブリッドモデルのSグレードで60,190円です。
初回車検以降は重量税の金額が変わってくるのに加えて、環境性能割を支払う必要がなくなります。
そのため、支払う税額も変わってくることを覚えておきましょう。
カローラクロスは減税が受けられる?
重量税のところで紹介しましたが、カローラクロスの現行モデルの中でもハイブリッドモデルはエコカー減税の対象車です。
そのため、新車登録する場合は非課税、初回車検以降は15,000円となります。
ガソリン車に関しては、対象とならないため税額は変わりません。
カローラクロスの1年間の維持費と内訳
カローラクロスを所有する場合、税金以外にも必要な維持費があります。
以下の表は1年間維持した場合のおよその維持費と内訳となっていますのでご覧ください。
ガソリン車 Gグレード |
ハイブリッド車 Gグレード |
|
各種税金や保険料 |
60,395円 |
55,595円 |
任意保険 |
40,000円程度 |
40,000円程度 |
印紙代 |
900円 |
900円 |
車検・メンテナンス費 |
〜30,000円程度 |
〜30,000円程度 |
燃料費 |
99,000円程度 |
63,500円 |
洗車代 |
10,000円程度 |
10,000円程度 |
合計 |
240,295円程度 |
199,995円 |
すべて1年間で計算すると、200,000〜250,000円程度必要となってきます。
ただし、車の使用状況や加入する保険によって、金額は大きく異なってくるため、購入前に事前にチェックすることが重要です。
カローラクロスの税金が上がるタイミング
カローラクロスを所有する場合、登録経過年数によって税金が上がるため注意が必要です。
具体的には次の2つに注意しましょう。
自動車税は13年経過すると上がる
自動車税は、新車登録から13年経過すると約15%税額が上がる仕組みとなっています。
ただし、対象となるのはガソリン車とLPガス車のみで、電気自動車やハイブリッド車は含まれません。
そのため、ガソリン車に対しては、新車登録から13年経過すると、約41,400円となります。
自動車重量税は13年、18年以降に上がる
自動車重量税は、新車登録から13年と18年以降に上がる仕組みとなっています。
具体的には、13年以降が0.5トン増えるごとに5,700円、18年以降が0.5トン増えるごとに6,300円に引き上げられます。
カローラクロスの場合は、13年以降が17,100円、18年以降が18,900円1年間で必要です。
ライバル車と税金の比較
ここからは、ライバル車との税金の比較を紹介していきます。
よく比較される2車種を紹介しますので、車選びの参考にしてください。
ヤリスクロス
ヤリスクロス ガソリン車2WD1.5Lエンジン Gグレード |
カローラクロス ガソリン車 Gグレード |
|
自動車税 |
30,500円 |
36,000円 |
自動車重量税 |
24,600円 |
36,900円 |
環境性能割 |
53,300円 |
59,100円 |
自賠責保険 |
24,190円 |
24,190円 |
合計金額 |
132,590円 |
156,190円 |
ヤリスクロスの2WD1.5LエンジンGグレードと比較すると、24,000円程度ヤリスクロスの方が安い税金となります。
ヴェゼル
ヴェゼル e:HEV X FF(2WD) |
カローラクロス ハイブリッド車 Sグレード |
|
自動車税 |
30,500円 |
36,000円 |
自動車重量税 |
0円 |
0円 |
環境性能割 |
0円 |
0円 |
自賠責保険 |
24,190円 |
24,190円 |
合計金額 |
54,690円 |
60,190円 |
ヴェゼルのe:HEV X FF(2WD)とカローラクロスのハイブリッドSを比較すると、ヴェゼルの方が排気量が小さいため、自動車税が約5,500円安くなります。
まとめ
本記事では、カローラクロスにかかる税金と、1年間に必要な維持費を紹介しました。
カローラクロスにかかる税金は、モデルによって自動車重量税や環境性能割が異なるため金額も違ってきます。
基本的にはハイブリッド車の方が安くなりますが、車両価格はガソリン車の方が安くなるので、どの程度乗るのか考慮して選択することが大切です。
よくある質問
Q1.カローラクロスはモデルによって税金は異なる?
はい、違います。ハイブリッド車は、燃費性能が優れており「エコカー減税」の対象となるため、重量税が軽減されます。一方、ガソリン車は減税対象にならないため、税負担がやや高くなります。
Q2.カローラクロスの税金を安くする方法はある?
カローラクロスの税金を抑える方法として、ハイブリッド車を選ぶのが有効です。ハイブリッド車ならエコカー減税が適用され、重量税が軽減されます。

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