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ハイラックスはキャンプに適している?メリットやデメリット、おすすめカスタムを紹介

タフなボディと圧倒的な存在感を誇るトヨタのハイラックス。

日本ではあまり見かけないピックアップトラックですが、近年はその広大な荷台を活かしてキャンプに活用する人が増えています。

とはいえ「本当にキャンプ向きなの?」「積載量は十分?」「どんなカスタムが必要?」と気になる点も多いのではないでしょうか。
本記事では、ハイラックスのキャンプでのメリット・デメリット、おすすめカスタムを詳しく解説します。

ハイラックスの購入を検討している方や、ハイラックスをキャンプ仕様にカスタムしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ハイラックスはキャンプに適している?メリットは?

ハイラックスのスペック
最大積載量500kgの荷台
荷物の積み下ろしも楽
キャンプで映える見た目
オフロードに強い走破性
大型車の中でも燃費が良い

ハイラックスをキャンプで使用する際のデメリット

サイズが大きく小回りが利きにくい
維持費や高速の料金は高くなる
後部座席が狭く大人数には向かない

ハイラックスをキャンプ仕様にできるおすすめカスタム

ルーフラック
キャノピー
ルーフテント
カーサイドオーニング
カーサイドタープ
ヒッチキャリア

キャンプで活躍できるハイラックス以外のピックアップトラック

【三菱】トライトン
【日産】ダットサントラック

まとめ

ハイラックスはキャンプに適している?メリットは?

ハイラックスがキャンプに適しているのかについて紹介していきます。

スペックやメリットなどを紹介しますので、参考にしてください。

ハイラックスのスペック

まず、ハイラックスのスペックから紹介します。

車両サイズ

(全長×全幅×全高)

5,320mm×1,900mm×1,840mm

荷室サイズ

(荷台長×荷台幅×荷台高)

1,520mm×1,535mm×480mm

車体重量

2,100kg

ナンバー

1ナンバー

エンジン

直列4気筒2.4Lディーゼルターボ

駆動方式

4WD

トランスミッション

6AT

燃費(WLTCモード)

11.7km/L

トヨタのハイラックスは、1968年に誕生した歴史の長いピックアップトラックです。

2004年に日本での生産はなくなりましたが、2017年に再び販売開始されました。

頑丈さと安定感が高く、オフロードでの走行に優れています。

また、荷台スペースが広々としており、大量の荷物や自転車なども載せられる特徴を持っています。

ハイラックスの中古車一覧はこちら

最大積載量500kgの荷台

ハイラックスのもっとも優れている特徴は、最大500kgの荷物を荷台に積み込める、積載量の大きさではないでしょうか。
これだけの大きさがあれば、大型のキャンプギアや薪、クーラーボックスなども余裕で積めるため、ファミリーキャンプや長期キャンプにも最適です。

また、荷台の床面は、汚れたり濡れたりした荷物をそのまま気にせず積め込めるのも大きなメリットです。

荷物の積み下ろしも楽

ハイラックスは、ピックアップトラックという四角の形状から、荷物の積み下ろしが楽というメリットもあります。
また、荷台に直接上がって作業できるので、整理整頓もしやすくなっています。

収納方法に気をつかうミニバンやSUVと比べても、キャンプで使用しやすい車と言えるでしょう。

キャンプで映える見た目

キャンプにぴったりの車といえば、SUV車を思い浮かべる方が多いと思いますが、ハイラックスも負けてはいません。

ハイラックスは、5,000mmを超える車体サイズを誇るため、存在感が高く、キャンプでもひときわ映える見た目です。

また、他の方とは被らない特徴もあるので、個性を出したい方にもおすすめです。

オフロードに強い走破性

もともとピックアップトラックは、大量の荷物を積み、悪路や長距離を走れる、実用性の高い車として開発されました。
そのため、オフロードに強い走破性も合わせ持っています。

エンジンには、直列4気筒2.4Lディーゼルターボエンジンを搭載し、最大トルクは400Nm/r.p.mを実現。

力強さとスポーティさを兼ね備えた走行が可能です。

大型車の中でも燃費が良い

ハイラックスは大型車に分類されますが、同クラスの車両と比べると燃費が優れています。

一般的な大型車の燃費は10km/L以下が多い中、ハイラックスは11.7km/Lを実現しています。
もちろんハイブリッド車には及びませんが、大型車の中では燃費が良いと言えるでしょう。

ハイラックスをキャンプで使用する際のデメリット

ハイラックスはキャンプに適した車と言えますが、使用する際はデメリットも理解する必要があります。

デメリットも理解したうえで、ハイラックス購入を検討しましょう。

サイズが大きく小回りが利きにくい

ハイラックスは、全長5,000mmを超える大型車に分類されます。

そのため、小回りが利きにくく、狭い道や駐車時は運転しにくいと感じるでしょう。
また、最小回転半径は6.4mと、一般的な車と比べても1〜1.5mほど大きいので、カーブやUターンなどで気をつかう車と言えます。

維持費や高速の料金は高くなる

ハイラックスは、大型車の中では比較的燃費が優れた車です。

とはいえ燃費性能が11.7km/Lでは、低燃費とは言えないため、燃料代が高くなる可能性があります。
また、高速道路の料金区分は「中型車」に該当しますので、普通車よりも高速料金が高くなります。
そのため、使用するシーンや使う頻度によっては、維持費が高くなることを覚えておく必要があるでしょう。

後部座席が狭く大人数には向かない

ハイラックスは、全長5,000mmを超える車ですが、その半分以上が荷台となっています。

また、もともと荷物を運ぶ用として開発されたところから、車内スペースに関しては考慮されていません。
特に後部座席は狭く、リクライニング機能も搭載されていないため、大人数には向かないでしょう。

ハイラックスをキャンプ仕様にできるおすすめカスタム

ハイラックスをキャンプで使用したい方の中には、よりキャンプ仕様にできるカスタム方法を探している方も多いと思います。
ここでは、6つのカスタム方法を紹介しますので、ハイラックスで快適なキャンプをしたい方は参考にしてください。

ルーフラック

ルーフラックは、車両の天井に荷物を載せられるようにできるカスタムパーツです。

もともと荷台の大きいハイラックスですが、ルーフラックを装着することで積載量を大幅に拡張できます。
長期間キャンプする方や、自転車やカヤックなどの大型の荷物を載せたい方におすすめのカスタムです。

キャノピー

キャノピーは、荷台部分を雨や汚れから守るためのカスタムパーツです。
ハイラックスは、ピックアップトラックと呼ばれる通り、荷台部分に天井や屋根がありません。

そのため、積んだ荷物を濡れたり汚れたりさせたくない方は、何かしらの対策が必要です。
しかし、キャノピーを装着すれば、後部座席を延長させたような屋根が付けられるため、荷物を汚さずに済みます。

ルーフテント

ルーフテントは、車両の天井に設置するテントのことで、取り付けることで、キャンプする際のテントとして使用できます。
また、テントが車両の天井にあることから、いつもとは違う風景が見られ、秘密基地感を味わえます。
収納時はコンパクトに納められるので、1つあると重宝するアイテムです。

カーサイドオーニング

カーサイドオーニングは、車の屋根やルーフキャリアに装着するタープのことです。

キャンプで使用するタープのように使用でき、車の屋根から広げてポールを立たせるだけで設置できるので、日よけや雨避けとして活躍できます。
また、ルーフテントと同様に車の屋根やルーフキャリアに装着したままにできるので、設営や撤収の手間が少なく、必要なときにすぐに使用できるのが魅力です。

カーサイドタープ

カーサイドタープは、カーサイドオーニングと同様に車の屋根やルーフキャリアに装着して使用するタープのことです。

カーサイドオーニングと違って、車の屋根に常時装着するのではなく、使う時に取り付けて使用します。
カーサイドオーニングよりも安い価格で手に入るので、比較的手を出しやすいアイテムです。

ヒッチキャリア

ヒッチキャリアは、車の後部にヒッチメンバーと呼ばれるけん引用器具を取り付けて使用するカスタムパーツです。

取り付けることで、積み込める荷物の量を増やせるメリットがあります。
また、取り外しも比較的簡単で、使用しないときは外すことも可能です。

キャンプで活躍できるハイラックス以外のピックアップトラック

ここからは、キャンプで活躍できるハイラックス以外のピックアップトラックを紹介していきます。
2車種紹介しますので、気になったらチェックしてください。

【三菱】トライトン

三菱の「トライトン」は、耐久性と走破性に優れたピックアップトラックです。
新開発のラダーフレームとサスペンションにより、どんな地形でも快適に走行可能です。

クリーンディーゼルエンジンを搭載し、パワーと環境性能のバランスも抜群。

12年ぶりに日本市場に登場し、安全機能も充実しており、アウトドア好きやクロカンファンにぴったりの1台です。

トライトンの中古車一覧はこちら

【日産】ダットサントラック

日産の「ダットサントラック」は、1935年から2002年までの長い歴史を誇る国産ピックアップトラックです。

特に昭和の時代には「ダットラ」として親しまれ、商用車として広く活躍しました。
シンプルで角ばったレトロなデザインが特徴で、旧車ファンに人気です。

販売終了から20年以上が経ち、現在では希少な存在となっていますが、海外市場向けに「ナバラ」として販売され続けており、その根強い魅力が世界中で評価されています。

まとめ

本記事では、ハイラックスはキャンプに適しているのかを解説し、メリットやデメリット、おすすめカスタムを紹介しました。

ハイラックスは、優れた走行性能や積載能力があり、アウトドアやキャンプに最適な車です。

また、車中泊や荷物の運搬に便利で、カスタム次第でさらに快適なキャンプを楽しめるでしょう。
もちろん燃費や維持費などのデメリットもありますが、総合的に見てキャンプ用途に適した1台と言えるでしょう。

よくある質問

Q1.ハイラックスで車中泊はできますか?

可能ですが、工夫が必要です。ハイラックスはSUVと異なり、荷台が独立しているため、そのままでは車中泊には不向きです。しかし、以下の方法を活用すれば快適に車中泊できます。

・ルーフトップテントを取り付ける(荷台やルーフに設置可能)
・荷台にキャンパーシェル(キャノピー)を装着し、簡易ベッドを設置
・オーニングやタープを併用し、アウトドアリビングスペースを作る

これらのカスタムを施せば、キャンピングカー並みに快適な環境を作成できます。

Q2.ハイラックスをキャンプで使用する際の注意点はある?

ハイラックスはキャンプに適した車ですが、いくつかの注意点もあります。

・荷台がオープンなので、雨や盗難対策が必要(キャノピーやトノカバーが有効)
・全長5.3mと大きく、駐車スペースに困ることがある
・燃費はSUVと比べると劣る(特に高速走行や悪路では燃費悪化)
・高さ制限のある駐車場に入れないことがある(ルーフラック装着時に注意)

これらのデメリットを理解したうえでカスタムや工夫を行えば、ハイラックスを最大限活かしたキャンプが楽しめるでしょう。

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