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CX-5の最適なオイル交換時期とは?オイル交換の方法や費用などもあわせて解説!

CX5 オイル交換

CX-5の最適なオイル交換時期とは?オイル交換の方法や費用などもあわせて解説!

CX-5は燃費性能の良い車ですが、オイル交換などのメンテナンスをきちんと行わなければ、その性能を発揮しきれません。

そのため、エンジンオイルの適切な交換時期や交換方法などを把握しておくことが重要です。

ここではCX-5の最適なオイル交換時期や交換方法、おすすめのエンジンオイルなどをご紹介いたしますので、CX-5のオイル交換で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

目次

そもそもオイル交換は本当に必要?

エンジンオイルの役割
オイル交換をしないでいた場合

CX-5のエンジンが不調にならないオイルの交換時期とは

オイル交換時期・交換の目安(距離)
エンジンオイル交換のメリット

CX-5におすすめのオイルとは?

オイル表記の意味とは
エンジンオイルのグレードとは

CX-5のオイル交換方法

オイル交換に必要なもの
オイル交換の手順

CX-5のオイル交換費用

ディーラー
オートバックス
ガソリンスタンド

CX-5のオイルフィルター交換とリセット手順

オイルフィルター交換手順
リセット手順

まとめ

CX-5の最適なオイル交換時期とは?オイル交換の方法や費用などもあわせて解説!
CX-5は燃費性能の良い車ですが、オイル交換などのメンテナンスをきちんと行わなければ、その性能を発揮しきれません。

そのため、エンジンオイルの適切な交換時期や交換方法などを把握しておくことが重要です。

ここではCX-5の最適なオイル交換時期や交換方法、おすすめのエンジンオイルなどをご紹介いたしますので、CX-5のオイル交換で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

そもそもオイル交換は本当に必要?

エンジンオイルはエンジンの最下部に位置している「オイルパン」に入っており、エンジンが始動したときに「オイルポンプ」でエンジンの中にくみ上がり、各所に送られます。

このエンジンオイルは、エンジンの中を循環している潤滑油で、車を正常に動作させるために欠かせない重要なものです。

エンジンオイルが入っていないまま車を運転すると、最終的にはエンジンが焼き付いてしまったりと、非常に危険な状況に陥ってしまいます。

人間にたとえれば心臓で、血液が無いと機能しないのと同じようにエンジンオイルは車を動かすうえでなくてはならない重要な部品なのです。

エンジンオイルの役割

エンジンオイルの役割は以下のとおりです。

冷却作用

エンジン内はピストンとシリンダーの摩擦や、クランクやカムシャフトなど部品の動きによって高い熱を発します。

熱がある状態で走り続けると走行性能の低下やエンジンの焼き付きが起こってしまうため、各部品間を循環することで熱を吸い取るというのがエンジンオイルの役割です。

潤滑作用

エンジン内は多くの金属部品が高速で動いており、摩擦が発生します。

そこで金属表面に膜を作り、摩擦を軽減するのがエンジンオイルの役割です。

密封作用

ピストン運動をスムーズにするため、シリンダーとピストンにはわずかな隙間があります。

しかし、密封性が悪いと燃焼によって得られるエネルギーが隙間から逃げてしまい、パワーロスになります。

その隙間を埋めて密封性を高めるというのもエンジンオイルの役割です。

防錆作用

エンジン内は高熱になり、外との温度差が生じることで水分が発生しやすくなります。

水分の発生で金属部品が錆びないよう、表面に膜を作るのもエンジンオイルの役割です。

清浄作用

エンジン内は燃焼やピストン運動などにより、スラッジ(汚れ)が発生します。

このスラッジを吸着して特定の場所に溜まらないようにするのもエンジンオイルの役割です。

CX-5のエンジンが不調にならないオイルの交換時期とは

オイル交換時期・交換の目安は走行距離と車の使用状況によって変わります。

オイル交換時期・交換の目安(距離)

CX-5のエンジンにはディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」とガソリンエンジン「SKYACTIV-G」があり、交換時期・交換目安となる走行距離が異なります。

ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」「SKYACTIV-G 2.5」「SKYACTIV-G 2.5T」は一般的な車種と同じく1万5,000km、または1年が目安です。

ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」は、ガソリンエンジンと同じで1年の交換時期が目安ですが、走行距離の目安は1万kmとガソリンエンジンよりも短めになっています。

このオイル交換時期・距離の目安は車の使用状況によって以下のように変わりますが、シビアコンディション(エンジンに多く負担がかかる乗り方)の場合、ガソリン車で7,500 kmまたは6か月ごと、ディーゼル車で5,000 kmまたは6か月ごとがおおよその目安です。

エンジンオイル交換のメリット

冷却作用・潤滑作用・密封作用などの役割を担っているエンジンオイルは、車を正常に動作させるために欠かせない重要なものです。

エンジンオイルは車の使う頻度や期間によって劣化が進み、役割が衰えることがあります。

劣化したエンジンオイルでは上記の役割を十分に発揮できなくなり、エンジン性能の低下や不調につながります。

劣化する前に交換することでエンジンオイルの正常な役割を維持できるのがエンジンオイル交換のメリットと言えるでしょう。

CX-5におすすめのオイルとは?

CX-5のエンジンに合ったオイル交換をすることが大切です。

そのためにも、オイル表記の意味やグレード(規格)について知っておきましょう。

オイル表記の意味とは

CX-5の場合、エンジンごとに推奨のエンジンオイルが以下のように異なります。

エンジン 推奨または対応オイル
SKYACTIV-G 2.0 SAE 0W-20 対応SAE 5W-30
SKYACTIV-G 2.5 SAE 5W-30 対応SAE 5W-30
SKYACTIV-G 2.5T SAE 5W-30
SKYACTIV-D 2.2 SAE 0W-30 対応JASO DL-1・SAE 5W-30

SAE 0W-20の表記の左側がグレードを表しており、0Wの「W」は、「Winter(冬)」を意味しています。

「W」の前の数字は低温時の粘度で、数字が小さくなるほど「低温時のエンジンの始動性が良い」ことになります。

つまり、冬場や寒い時期にエンジンがかかりやすいということです。

エンジンオイルのグレードとは

エンジンオイルのグレードとは、「エンジンオイルの規格」のことです。

エンジンオイルのグレードは、以下の3つの規格に分かれています。

・API規格
・ILSAC規格
・JASO規格

API規格

API規格とは、米国石油協会(API)とアメリカ材料試験協会(ASTM)、アメリカ自動車技術者協会(SAE)という3つの組織によって定められている規格です。

ガソリン車を「S」、ディーゼル車を「C」と表しており、SまたはCの後ろに性能の高さを示すアルファベットを足して「SA」「SB」「CA」「CB」などと表示しています。

ガソリン車とディーゼル車の両方に使える場合は、「S」と「C」の間に「/」を入れた「SL/CF」と表記し、後ろのアルファベットが進むにつれて性能が高くなります。

ILSAC規格

ILSAC規格とは、自動車工業会(ILSAC)が制定した省燃費性能がわかる規格です。

「GF」と1〜5の数字で表記し、グレードが新しくなるほどに数字が大きくなるようになっています。。

JASO規格

JASO規格とは、日本自動車技術会(JASO)が制定した規格です。

「DL」もしくは「DH」の英字と数字で表記し、主にクリーンディーゼルエンジンのオイルなどに使われています。

CX-5のオイル交換方法

CX-5を所有されている方のなかには自分でオイル交換してみたいという方もいらっしゃるかもしれません。

そこでオイル交換の手順とオイル交換に必要なものについて解説いたします。

オイル交換に必要なもの

自分でオイル交換するときには、必ず必要なものや、あると便利なものを準備してから行いましょう。

必要不可欠なもの

オイル交換には以下のものを準備しましょう。

・エンジンオイル:純正オイルが望ましい
・プラスドライバー:カバー外しに使用
・六角レンチ(モンキーレンチ):ドレンボルトの取り外しに使用
・ドレンパッキン:消耗品の交換
・廃油の入れ物:6L入ると安心
・オイルジョッキ:新品オイルを入れるときに使用

あると便利なもの

オイル交換には以下のものがあると便利です。

・フィルター:フィルター交換時期の場合は交換しましょう
・オイルフィルターレンチ:フィルターを外すために使用
・マイナスドライバー:カバー外しを簡単にするために使用
・ジャッキ:車体を上げて作業をしやすくする
・ウマ:ジャッキにプラスして使えば安心できる
・段ボール:車の下に潜り込むときに役立つ

オイル交換の手順

CX-5のエンジンオイル交換は以下の手順で進めましょう。

1.エンジンルームの下にオイル受け皿を置く
2.オイル注入口のキャップと横にある測定ゲージを取り外す
3.エンジンルームの下のパネルを外す
4.8ミリのドレンボルトを取り外し、オイル排出
5.ドレンボルトのパッキンを新品に交換
6.オイルをすべて排出したらドレンボルトを取り付ける
7.新品のオイルを入れて、オイル量を確認すればオイル交換完了

CX-5のオイル交換費用

CX-5のエンジンオイル交換費用は、交換を依頼する店舗によって異なります。

ディーラー

ディーラーにオイル交換を依頼した場合の費用は、オイルフィルターなしで6,500円ほど、オイルフィルターありで9,000円ほどとなります。

カー用品店

イエローハットやオートバックスなどカー用品店は、ディーラーより1,000円〜3,000円ほど安くオイル交換を請け負っており、オイル交換のみの場合は工賃500円にプラスしてオイルの料金のみです。

オイルフィルターも交換する場合はオイル交換費用がプラスされ、オイル交換費用プラス500円プラス オイル料金になります。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでオイル交換を依頼した場合、交換するオイルの種類によって変わりますが、交換費用は3,000円〜5,000円ほどとなります。

CX-5のオイルフィルター交換とリセット手順

CX-5のオイルフィルター交換手順とリセット手順について、それぞれ見ていきましょう。

オイルフィルター交換手順

CX-5のオイルフィルター交換は以下の手順で進めましょう。

1.オイルをすべて抜く
2.オイルフィルターを固定しているキャップボルトをオイルフィルターレンチで回して緩める
3.オイルフィルターを取り外し、取り付け面をウエスで拭き取る
4.パッキンにエンジンオイルを塗布してオイルフィルターを取り付ける
5.オイルフィルター周辺をクリーナーで清掃し、オイルジョッキでエンジンオイルを補充する

リセット手順

CX-5の「SKYACTIV-D」のディーゼル車には、オイルの劣化を警告するレンチ表示灯があり、オイル交換後にリセット作業を行う必要があります。

リセット手順

1.エンジンスイッチをOFFにする
2.パネルライトコントロールスイッチを押しながら、その状態でエンジンスイッチをONにする
3.パネルライトコントロールスイッチを5秒以上押し続ける
4.マスタ警告灯が点滅したことを確認すれば作業完了

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CX-5のバッテリー交換についてはこちら
CX-5の買取相場についてはこちら

まとめ

CX-5のオイル交換の時期は、他の車種と大きな違いはありません。

またCX-5のオイル交換の手順は、他の車種と変わりがなく、そこまで複雑な作業は必要ありません。

この機会に、興味のある方はご自分でオイル交換にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

よくある質問

Q1.CX-5のオイルは何ヶ月おきくらいに交換すべきですか?

CX-5のエンジンオイルは1年を目安に交換するのがおすすめです。

ただし、平均走行距離よりも多く走ったり、エンジンに負担をかけていたりする場合は、およそ半年おきに交換した方が良いでしょう。

Q2.CX-5のオイル交換費用はいくらくらいですか?

CX-5のエンジンオイル交換費用は、ガソリンスタンドに依頼する場合は3,000円から5,000円ほど、ディーラーに依頼する場合はオイルフィルターなしで6,500円ほど、オイルフィルターありで9,000円ほどです。

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