ヤリスクロスのグレード別に違いを徹底解説！お得に買う方法もご紹介

ヤリスクロスはグレードの種類が多いことで知られています。
ヤリスクロスを購入したいとは考えてるものの、グレードがたくさんあってどれを買えばいいのか、グレードごとの違いが分からないという方も多いでしょう。
そこで今回は、ヤリスクロスのグレードごとの特徴や価格相場についてご紹介いたします。
ヤリスクロスを購入する際には、ぜひ参考にしてください。
詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

目次

トヨタ　ヤリスクロスについて

トヨタ　ヤリスクロスのグレード別の価格相場

トヨタ　ヤリスクロス　グレードごとの違いや特徴

ヤリスクロスの評価

ヤリスクロスをお得に購入する方法

まとめ

トヨタ　ヤリスクロスについて

ヤリスクロスの特徴や魅力などを解説いたします。

ヤリスクロスとは？

ヤリスクロスは、2021年2月に販売台数ランキングで1位を獲得したヤリスの兄弟車として2020年8月から販売がスタートしました。

ヤリスと違って、SUVモデルを採用していることから、走破性が優れているほか、車内が広く、ワイルドで力強い見た目となっています。

特徴や魅力

ヤリスクロスには、以下のような魅力があります。

・燃費の良さ
・豊富なグレード
・優れた走行性
・優れた安全性
・広い室内

またヤリスクロスはSUVモデルでありながら、コンパクトカーなので、高級感あるデザインに加え、小回りが効き、街中で運転しやすいという特徴があります。

他のSUVモデルの車に比べて新車購入時の価格が安く、低燃費で、経済的な点も魅力と言えるでしょう。

どういった方におすすめなのか

SUVは幅広い層に支持される人気モデルですが、大きすぎて運転が不安と諦めている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方には、ヤリスクロスがおすすめです。

ヤリスクロスは、SUVモデルでありながら、最小回転半径が5.3Mのコンパクトカーのため、小回りが効き、運転や駐車に不安を感じる方でも安心して乗ることができます。

コンパクトSUVの中でも、トップクラスの広い車内を持ち合わせているため、ファミリー層や大きな荷物を運ぶ機会の多いアウトドア好きな方にもおすすめです。

ヤリスクロスのサイズについてはこちら

トヨタ　ヤリスクロスのグレード別の価格相場

ヤリスクロスのグレードの種類や価格の相場をご紹介いたします。

グレードの種類

ヤリスクロスは「X」、「G」、「Z」の3つのグレードに分類されます。

Xはエントリーグレード、Gは中間グレード、Zは上級グレードです。

それぞれのグレードにガソリンエンジン搭載モデルとハイブリッドシステムを搭載モデルがあり、Xにはさらに装備を最低限に絞った「X Bパッケージ」があります。

グレードごとの新車価格・中古車相場価格

ヤリスクロスの新車価格は、189.6万円〜293.6万円ほどです。
では、グレード別に見ていきましょう。

グレード	新車価格（2023年5月時点）
X Bパッケージ	現在購入不可
X（1.5L/CVT/2WD）	1,896,000円
X（1.5L/CVT/4WD）	2,127,000円
G（1.5L/CVT/2WD）	2,020,000円
G（1.5L/CVT/4WD）	2,251,000円
Z（1.5L/CVT/2WD）	2,232,000円
Z（1,5L/CVT/4WD）	2,463,000円
Z アドベンチャー（1.5L/CVT/2WD）	2,331,000円
Z アドベンチャー（1.5L/CVT/4WD）	2,562,000円
GRスポーツ（1.5L/CVT/2WD）	2,367,000円
ハイブリッドX（1.5L/2WD）	2,284,000円
ハイブリッドX（1.5L/4WD）	2,515,000円
ハイブリッドG（1.5L/2WD）	2,394,000円
ハイブリッドG（1.5L/4WD）	2,625,000円
ハイブリッドZ（1.5L/2WD)	2,606,000円
ハイブリッドZ（1.5L/4WD）	2,837,000円
ハイブリッドZアドベンチャー（1.5L/2WD）	2,705,000円
ハイブリッドZアドベンチャー（1.5L/4WD）	2,936,000円
ハイブリッドGRスポーツ（1.5L/2WD）	2,750,000円

ヤリスクロスの中古車の価格相場は、148万円～422 万円ほどです。

トヨタ　ヤリスクロス　グレードごとの違いや特徴

ヤリスクロスのグレードの特徴や外装・内装・装備の違いを紹介をご紹介します。

「X / ハイブリッド X /X Bパッケージ」の特徴

XやハイブリッドXは、他のグレードと比べると、装備がシンプルなのが特徴です。

スチールホイールが標準装着されており、オプションでアルミホイールに変更できるほか、ドア下のモールディングにはプレートがなく、社名ロゴが刻まれています。

他のグレードと比べると、内外装ともに質素に見える部分があるかもしれません。

しかし4WDやE-Four車には、他のグレードと変わらない機能が装備されています。

またX Bパッケージはルックスの違いはほとんど感じられないものの、スチールホイール一択となってしまうほか、唯一安全予防装備が付いていません。

ただ一部改良によりX Bパッケージは生産終了しており、現在新車で購入することはできません。

「G / ハイブリッド G」の特徴

GやハイブリッドGがXやハイブリッドXと違う点は以下のとおりです。

・アルミホイールが標準装備
・4：2：4分割可倒式シート搭載
・6：4分割アジャスタブルデッキボード搭載
・ツートーンカラーが選択可能
・ステアリングホイールとシフトノブが本革巻き
・8インチのディスプレイオーディオ
・充電用USBも標準装備

サイズはXやハイブリッドXと同様に16インチですが、スチールホイールではなく、アルミホイールが標準装備となるので、外装の上質感が一気にアップします。

XやハイブリッドXではモノトーン8色でしたが、ツートーンカラーの7色が加わり、計15色から選択可能です。

また内装のインテリアの質感がグレードアップしており、リアシートが中央部分だけを倒せたり、荷室にも床面の高さを2段階に調節できたり、左右分割が可能になっているなど、リアシートとの組み合わせでさまざまなアレンジができるようになっています。

「GR SPORT / ハイブリッド GR SPORT」の特徴

GR SPORTやハイブリッドGR SPORTが他のグレードと違う点は以下のとおりです。

・専用の剛性アップパーツ
・専用のラジエーターグリル
・専用の18インチアルミホイールを装着
・専用スポーティシート
・床下に補強部品が追加

内外装ともに、GR SPORT限定の装備が多いのが特徴です。

また名前の通り、床下に補強部品が追加されたことで、スポーティーな走りが可能となっています。

「Z アドベンチャー / ハイブリッド Z アドベンチャー」の特徴

Z アドベンチャーやハイブリッドZアドベンチャーがZやハイブリッドZと違う点は以下のとおりです。

・専用のフロントバンパー・リアバンパーを採用
・専用のシルバーのルーフレールを装着
・合成皮革+ツィード調ファブリックを採用したシート
・専用の内装色

ZやハイブリッドZは内装色のラインナップが2色あるのに対し、ZアドベンチャーやハイブリッドZアドベンチャーは、サルドタン1色となっています。

アドベンチャーの専用色なので、一目見ただけでアドベンチャーだと気付く目印となるでしょう。

「Z / ハイブリッド Z」の特徴

・フルLEDヘッドランプ+フルLEDリアコンビネーションランプが標準装備
・アッパーグリルのピアノブラック加飾追加
・インチアップした18インチの切削光輝+センターオーナメント付きアルミホイールが採用
・収納追加
・オプティトロンメータ採用
・7インチカラーTFT液晶のマルチインフォメーションディスプレイ採用
・内装色はダークブラウン
・合成皮革とツィード調ファブリックのシート表皮

上記のように、Z / ハイブリッド Zは快適装備が充実するほか、内外装ともに上質感がアップするのが特徴です。

ヤリスクロスの評価

ヤリスクロスの人気グレードやリセールバリューから考えるおすすめをご紹介します。

人気グレード

ヤリスクロスの人気グレードは、「G」です。

Gは中級グレードで値段も比較的安価であるのに加え、充実した装備が揃っています。

このような価格と装備のバランスの良さが人気の理由となっています。

リセールバリューからみたおすすめのグレード

リセールバリューからみたおすすめのグレードは、「ハイブリッドZ」です。

ハイブリッドZは最上級グレードで、購入時の価格は高いものの、最もリセールも期待できるでしょう。

ヤリスクロスはどのグレードも全体的にリセールバリューが高く、車の状態や走行距離によって異なりますが、今後のリセール予想は、1年後で約80～90％、3年後で約60～70％程度と言われています。

しかし、ハイブリッドZは1年後で89.7%、2年後で83.3%、3年後で73.6%と予想されており、ヤリスクロスの中でもリセールバリューが高い傾向にあります。

リセールがあまり期待できないグレード

リセールがあまり期待できないグレードは、X Bパッケージです。

X Bパッケージは新車購入時の価格が安いのが魅力ですが、ヤリスクロスのグレードで唯一予防安全装備が付いていません。

そのため最も需要が低く、車の状態や走行距離によって異なりますが、リセールバリューは2年後で76.9%、3年後で70.4%と予想されています。

ヤリスクロスをお得に購入する方法

値引き実績や下取り業者についてご紹介いたします。

値引き実績はあるのか

お得に購入する1番の方法は、値引き交渉です。

ヤリスクロスには、1年間の実例値引き件数が35件、ディーラーオプション額の平均が27.2万円、オプションを含んだ1年間の平均値引きが31.5万円と言われています。

値引き交渉は、本決算期である3月にするのがおすすめです。

自動車販売店は通常時より多く設定された目標販売台数の達成しなければならないため、普段は通らない価格交渉や値引きが期待できます。

下取り時の注意

新しい車を購入する際に今まで乗っていた車を下取りに出そうと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
下取りをすると、売却費用を新しい車の購入費用に充てることができるため、お得に新車を手に入れることができます。

ただし、下取りに出す際には最低でも2社から見積りを取りましょう。
ディーラーは下取り金額を低めに見積もっているため、本来の買取価格よりも下回り、損する場合が多いのです。
そのため、他の買取業者の査定も利用し、一番高かった買取金額をディーラーへ伝えることをおすすめします。

ヤリスクロスの買取相場についてはこちら

まとめ

今回はヤリスクロスのグレードによる違いを解説させていただきました。

ヤリスクロスのグレードはX、G、Zの3つに分類され、グレードごとに内外装の違いがたくさんありますが、なかでも人気なグレードは中間グレードのG、リセールバリューから見たおすすめのグレードはハイブリッドZとなっています。

またお得に購入するためには、時期を見て値下げ交渉をしたり、下取りに出す前に少なくとも2社から見積もりを取ったりするのがおすすめです。