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FJクルーザーの燃費について徹底解説!本格クロカン車の実力とは?

FJクルーザー 内装画像

FJクルーザーの燃費について徹底解説!本格クロカン車の実力とは?

「FJクルーザーの燃費について知りたい」や「年間の維持費はいくらくらいなの?」こういった悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事を読めばこれらの疑問が解決します。FJクルーザーについて詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

目次

FJクルーザーとは?

エンジンの特徴、スペックについて

カタログ燃費と実燃費を比較!

維持費はどのくらいかかるのか?

生産が終わった今でも人気の理由とは?

カスタムの情報が多い(カスタムパーツが豊富)
無骨でありながらシンプルなインテリア
可愛い見た目でカラーバリエーションが豊富

燃費は二の次!悪路走破性にずば抜けた本格クロカン車

シャーシは堅牢性のあるラダーフレーム
フルタイム4WD

ライバル車との燃費比較

トヨタランドクルーザー70
ジープラングラー

まとめ

FJクルーザーとは?

FJクルーザーとは、かつてトヨタ自動車より2006年から2018年まで製造・販売されていたミッドサイズSUVです。
当初、北米専用車として開発されることとなり、北米でデビューを飾りました。
しかし後に日本へ逆輸入されることがきっかけで一部のユーザー人気が高まったことを受け、満を持して2010年から日本での販売が開始されました。
しかし2018年にランドクルーザープラドと統合され、惜しまれながら終売を迎えました。

エンジンの特徴、スペックについて

FJクルーザーは全グレードで1GR-FE型と呼ばれる4.0LのV型6気筒DOHC24バルブが搭載されています。
主に4WDのSUVやピックアップトラックで採用されており、代表車としてランドクルーザー、ハイラックスサーフそしてタンドラなどが挙げられます。
このエンジンの特徴は2003年から現在まで製造されているほど厚い信頼性とトップクラスの耐久性に長けたトヨタのロングセラーエンジンです。

シリンダー配列 V型6気筒
排気量 3955cc
内径×行程 94.0㎜×95.0㎜
圧縮比 10.4
最高出力 203kw/5600rpm
最大トルク 380Nm/4400rpm
給気方式 NA
カム配置 DOHC
ブロック材 アルミ合金
吸気弁/排気弁数 2/2
バルブ駆動方式 ロッカーアーム
燃料噴射方式 PFI

カタログ燃費と実燃費を比較!

ここでは、メーカー発表のカタログ値とFJクルーザーユーザーの実燃費を並べて比較していきましょう。

駆動方式 4WD
使用燃料 レギュラーガソリン
排気量(cc) 4000
10・15モード燃料消費率(㎞/L) 8.4
実燃費(㎞/L)※1 7.36

※1:公式サイトはこちら

維持費はどのくらいかかるのか?

今回はFJクルーザーを1年間所有した場合の支出額を計算してみました。

  支払金額 支払頻度
自動車税※1 6万6500円 1年
車検費用※2 7万790円 2年
任意保険料 8万880円 1年
メンテナンス費用 4万円 1年
ガソリン代※3 21万597円 1年
駐車費用※4 9万9456円 1年
年間合計 56万8223円  

※1 新規登録から13年以降(FJクルーザーは早くて2024年)であれば7万6400円
※2 全国平均値 内訳)基本料金+法定費用(自賠責保険料+重量税+印紙代)
※3 2023/1/4現在レギュラー全国平均価格155円/Lから年間1万㎞走行したと仮定
※4 全国平均値 
WEBサイト上の外部サイトより参照しています。
FJクルーザーの年間維持費は約57万円という結果になりました。
やはり大柄な車体に4.0Lのワイルドなエンジンを搭載していますので、維持費が高いのでは?といった印象です。
しかしあくまでも試算となりますので、自動車税以外の費用は走行距離や用途により大幅に前後するかと思います。

生産が終わった今でも人気の理由とは?

2010年に惜しまれながら生産終了となったFJクルーザーですが、今でも根強い人気を誇ります。
なぜそこまで人々を魅了するのでしょうか。
その理由に迫ります。

カスタムの情報が多い(カスタムパーツが豊富)

この理由はカスタムを前提に所有する方であれば大きなメリットとなります。
ネットで「FJクルーザー カスタム」と検索するとなんと約193万件の関連記事がヒットする他、ショッピングサイトでは12万940件のカスタムパーツが存在するほどです。
生産が終わった今でもこの件数ですので、人気の良さが伺えます。
なのでFJクルーザーはカスタムのし甲斐がある車といえます。

無骨でありながらシンプルなインテリア

正直FJクルーザーのインテリアは最近の車のようにおしゃれな装飾や華やかさは皆無に等しいです。
しかし裏を返せば自分色に染めることができます。
カスタム例を挙げると、インパネパネルを塗装したり、シートカバーを装着して色を変えてみたりと可能性は無限大ですが、クロカン車らしく無骨で男らしい純正のままでも充分かっこいいデザインとなっております。

可愛い見た目でカラーバリエーションが豊富

ランクル40系を彷彿とさせるような丸目のヘッドライトとスタイルも人気のひとつです。
ユーザーの声でも「見た目が気に入っています!」との声が多数ありました。
さらにカラーバリエーションが豊富でホワイト、イエロー、ブルーなど全7色が用意されています。

燃費は二の次!悪路走破性にずば抜けた本格クロカン車

この車の売りはなんといっても悪路の走破性に秀でている点です。
そう言い切れるのには、きちんとした理由があります。

シャーシは堅牢性のあるラダーフレーム

ラダーフレームとは、はしご状のフレームにエンジンなどが取り付けられ、そこにボディが載せられるというもので主にオフロード車で採用されることが多いです。
メリットは構造がシンプルかつ頑丈であることです。
そのため舗装されていない酷道でもフレームが歪みにくく、安定感に繋がるのでしょう。

フルタイム4WD

フルタイム4WDとは、4つの車輪が常に駆動する方式のことをいいます。
この他にパートタイム4WDなども存在しますが、より悪路に向いているのはもちろんフルタイムになります。
オフロードでは乾いた舗装されていない道路や大小異なる石の上など、また時にはぬかるみにはまることも想定されます。
しかしそういった場合でも4WDであれば、抜け出せる確率があがります。

ライバル車との燃費比較

FJクルーザーと燃費比較されがちな車を2つご紹介します。

トヨタランドクルーザー70

ランクル70系

ランドクルーザーは、1951年からトヨタ自動車が製造・販売する高級大型SUVです。
その完成度から日本を代表する車であり、さらには世界中でも愛好家がいるほどです。
その一方で日本を含め盗難率がトップクラスといった事実も存在します。
ランドクルーザー70系は1984年から2004年、そして販売30周年を記念したモデルが2014年から1年間限定で再販されました。
気になる燃料消費率(JC08モード)6.6㎞/Lを記録しています。
ランドクルーザー70系の中古車一覧はこちら

ジープラングラー

ジープ ラングラー

ラングラーは、1987年からジープブランドで販売されているクライスラーの本格クロカン車です。
2018年から日本での販売を開始しました。販売するやいなや、軍用車のような無骨なデザインが人気を集めることとなりました。
ジープはラングラーのみならず性格が正反対のチェロキーなども10年で13倍と好調な販売成績を維持し続けています。
気になる燃料消費率(JC08モード)は11.5㎞/Lを記録しています。
ラングラーの中古車一覧はこちら

まとめ

今回はFJクルーザーの燃費について解説しました。
この車を一言で表すなら「ギャップが激しい車」です。
見た目はかわいいデザインをしていますが、悪路などのシーンでは存在感を発揮し、不安を感じさせない力強い走りを見せつけてくれます。
維持費などはエコカーと比較するともちろん高額ですが、それと引き換えに所有欲を満たしてくれる相棒になること間違いなしです。
ぜひみなさんもFJクルーザーオーナーになってみてはいかがでしょうか。

よくある質問

Q1.FJクルーザーの中古車価格はいくらですか?

平均価格は約250万円、価格帯は約134万円から約510万円と幅広い結果となっています。
やはり生産が終了していることが影響しています。
FJクルーザーの買取相場についてはこちら。

Q2.維持費が心配です。大丈夫でしょうか。

前述したシミュレーションを見て愕然とした方がいらっしゃるかと思います。
しかしこの結果はあくまでもシミュレーションです。
当たり前ですがみなさん境遇は人それぞれですし、保険や車検費用を節約する方法はいくらでもあります。
ぜひ臆することなくオーナーになってみてほしいです。
なにより所有欲を満たしてくれることでしょう。

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