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エコカー減税は中古車も対象?対象の税金から補助制度までを徹底解説

中古車 エコカー減税

エコカー減税は中古車も対象?対象の税金から補助制度までを徹底解説

環境にやさしい乗用車を購入すると受けられるエコカー減税は、車を購入するときに注目したい制度です。
エコカー減税は、新車だけでなく中古車にも適用されるケースがあることを知っていましたか?
この記事では、可能な範囲で環境に配慮し、燃費もいい車を購入したいと考えている方にむけて、エコカー減税対象の中古車車種について詳しく解説しています。
ぜひ、中古車購入時の参考にしてください。

目次

中古車はエコカー減税の対象になる?

エコカー減税の対象となる中古車の条件

エコカー減税の対象となる税金

車にかかる税金一覧
エコカー減税の対象になる税金一覧
エコカー減税と似ている減税制度

減税対象車購入時の助成制度

CEV(クリーンエネルギー自動車)導入促進補助金
エコカー補助金

エコカー減税の対象となる車種事例

トヨタ
ホンダ
ダイハツ
日産
スバル

まとめ

中古車はエコカー減税の対象になる?

エコカー減税は中古車にも適用される制度です。
しかし中古車の購入時にもれなく減税対象となるわけではなく、車検のタイミングによって減税になる時期が異なります。
購入時に車検が切れている中古車の場合は、エコカー減税が適用されますが、購入時に車検が残っている場合は、購入後はじめての車検時にエコカー減税の対象となります。
減税制度を活用したい場合は、車検のタイミングを事前に販売店に確認しておきましょう。

エコカー減税の対象となる中古車の条件

エコカー減税の対象になるには、下記のような条件を満たす必要があります。

対象となる車

満たす必要のある条件

電気自動車

・排ガス規制75%を達成

・燃費+5%~20%

天然ガス自動車

クリーンディーゼル車

ハイブリッド車

エコカー減税の適用期間は、自動車にかかる税金によって異なります。
自動車重量税の場合、2015年4月1日~2017年3月31日までに購入した中古車の適用期間です。
自動車取得税の場合、2015年5月1日~2017年3月31日までに購入した中古車の適用期間となります。

エコカー減税の対象となる税金

自動車にかかる税金には、エコカー減税の対象となる税金とならない税金があります。
ここからは、自動車に関わる税金やエコカー減税の対象となる税金について解説します。

車にかかる税金一覧

自動車にかかる税金は「自動車税」、「自動車重量税」、「自動車取得税(環境性能割)」の3つです。
さらに車の購入時には「消費税」がかかり、走行に必要なガソリンには「ガソリン税」がかかります。
各税金の内容は下記の表の通りです。

自動車の維持にかかる税金

税金の内容

自動車税

年に1回かかる税金。車の排気量で金額が異なる。

ガソリン税

ガソリン購入時にかかる税金

軽自動車税

年に1回かかる税金。1万800円

自動車重量税

車検時にかかる税金。車の重量によって金額が異なる。

自動車取得税(環境性能割)

車の購入時にかかる税金。2019年10月の増税に伴い、自動車取得税は廃止され、代わりに環境性能割が新設された。

軽自動車 0~2%

普通車 0~3%

自動車購入時にかかる税金

税金の内容

消費税

車の購入金額にかかる税金。購入価格の10%。

上記のように、車にはさまざまな税金がかかります。
次に、どの税金がエコカー減税の対象となるか見てみましょう。

エコカー減税の対象になる税金一覧

エコカー減税となる税金は、自動車重量税です。
減税の詳細を表にまとめています。

エコカー減税対象の税金

減税の内容

自動車重量税

国土交通省が定めた基準を満たしている2023年4月30日までに新規登録した自動車は25~100%減税。

※次世代自動車は2回分の自動車重量税が免税

電気自動車・天然ガス自動車・クリーンディーゼル車などの次世代自動車は、2回分の自動車重量税が免税されるので、さらに節税することも可能です。

エコカー減税と似ている減税制度

車の減税制度には、エコカー減税のほかに「グリーン化特例」と「環境性能割」があります。
グリーン化特例制度とは、排ガスの排出量が少ない、燃費性能に優れているなどの環境に配慮された高性能の車に適用される減税制度です。
グリーン化特例が適用されると、対象車は翌年の自動車税・軽自動車税が減税されます。
グリーン化特例の適用条件は下記のとおりです。

・2019年4月1日~2021年3月31日の間に購入した対象車は25~75%減税
・2021年4月1日~2023年3月31日に購入した対象車は75%減税

中古車も条件を満たせば、同様の減税制度が適用されます。
環境性能割とは、2019年10月の増税に合わせて新設された制度です。
増税前は、自動車取得税と呼ばれていました。新車・中古車関係なく車の購入時にかかる税金で、燃費の性能が高い車になるにつれて、税率が低くなります。
環境性能割は、電気自動車・天然ガス自動車・クリーンディーゼル車・プラグインハイブリッド車は非課税となっているため、納税の義務はありません。
このほかにも、中古車を購入する際に発生する税金もあります。中古車にかかる税金は下記をご覧ください。

中古車の購入にかかる税金はこちら

減税対象車購入時の助成制度

車の購入には、多額の予算が必要です。
減税対象となっている中古車でも、購入時に少しでも費用を抑えたいものです。
ここからは、減税対象の中古車を購入するときに使える助成制度について解説します。

CEV(クリーンエネルギー自動車)導入促進補助金

CEV導入促進補助金とは、電気自動車やプラグインハイブリッド車などのクリーンエネルギー自動車と呼ばれる車の購入時に申請する補助金です。
2021年の補助制度よりも対象車が拡充され、より多くのクリーンエネルギー自動車が補助対象となっています。
補助対象となる車の一覧は下記のとおりです。

・電気自動車
・プラグインハイブリッド自動車
・燃料電池自動車
・超小型モビリティ
・クリーンディーゼル自動車
・側車付二輪自動車・原動機付自転車
・ミニカー

補助制度は期限が決まっているので期限に間に合うように申請を出しておきましょう。
・車両の初度登録日    :令和4年2月19日~令和5年2月17日
・補助金交付申請書受付期間:令和4年4月28日~令和5年3月1日
 
 

エコカー補助金

エコカー補助金とは、環境性能に優れた自動車を購入し1年間使用した方に対して交付される補助金です。
対象車は、電気自動車・燃料電池自動車・プラグインハイブリッド車・超小型モビリティの4種類となっています。
エコカー減税が適用された場合の減税率は以下のとおりです。
 
・排ガス規制60~70%達成で25%軽減
・排ガス規制75~85%達成で50%軽減
・排ガス規制90%以上達成で全額免除
 
排ガスの排出量の低い車を選ぶと、自動車重量税の全額免除が受けられるので、ぜひ活用しましょう。
 

エコカー減税の対象となる車種事例

ここからは、各自動車メーカーが販売するエコカー減税対象車を紹介します。

トヨタ

はじめにトヨタ車のエコカー減税対象車を一部抜粋して紹介します。

コンパクトカー

・アクア

・パッソ など

ミニバン

・ヴェルファイヤ

・アルファード など

セダン

・プリウス

・カローラ など

ホンダ

次に、ホンダのエコカー減税対象車を一部抜粋して紹介します。

コンパクトカー

・シャトル

・フィット など

ミニバン

・ステップワゴン

・フリード など

ハイブリッド

・インサイト 

・シビック など

ダイハツ

次に、ダイハツのエコカー減税対象車を一部抜粋して紹介します。

コンパクトカー

・ブーン

・ロッキー など

軽自動車

・ミラ イース

・ムーヴ など

福祉車両

・ムーヴフロントシートリフト

・タントシートリフト など

 

日産

次に、日産のエコカー減税対象車を一部抜粋して紹介します。
 

電気自動車

・オーラ

・ノート など

軽自動車

・ルークス

ミニバン

・キャラバン

・セレナなど

スバル

車種

・ソルテラ

・XV 

・フォレスター

・インプレッサ

・プレオプラス など

 

まとめ

エコカー減税は、個人の経済的な負担を軽減するだけでなく、地球の環境問題の改善にも役立つ減税制度です。
一人ひとりが環境に配慮した自動車を選ぶことで、環境にやさしい社会を作るための大きな力となっていきます。
中古車の購入を検討している方は、環境にやさしい中古車を選んだうえで、賢く節税してカーライフを充実させてみてはいかがでしょうか。
 
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