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水没車は廃車買取業者に買い取ってもらえる?高く売る際のポイントや注意点を解説!

水没 廃車 買取

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
台風や大雨などの自然災害や事故によって車が水没してしまった場合、「もう売れないのでは?」「廃車にするしかないのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
 
実は、水没車でも状態によっては買取してもらえる可能性があります。
 
特に近年では、廃車買取専門の業者が、水没車の再資源化やパーツ再利用を目的として積極的に買取を行っているケースも増えています。
 
本記事では、水没車はどのような業者が買取に対応しているのかを解説するとともに、水没車を少しでも高く売却するためのコツや、買取を依頼する際の注意点を解説します。

目次

水没車とはどのような車?

水没車は廃車買取業者に買い取ってもらえる?

結論:水没車でも買い取ってもらえる 水没レベルによって業者は異なる フロアパネルまでの浸水なら中古車買取業 エンジンやシートまで浸水しているなら廃車買取業者 ダッシュパネルまでの浸水は廃車買取業者

水没車を高く売る4つのコツ

正しい情報を伝える 還付金について説明してもらう 無料で引き取ってくれる業者に依頼する なるべく早く売却する

水没車を廃車買取業者に買取を依頼する際の注意点

浸水レベルがひどい場合はエンジンをかけない キャンセル料の有無などを確認する 業者によってレッカー代が必要な場合も

まとめ

水没車とはどのような車?

日本では台風や集中豪雨による水害が毎年のように発生しており、冠水によって自動車が浸水する被害も少なくありません。 このように、河川の氾濫や道路の冠水によって車の内部にまで水が侵入したものを「水没車」と呼びます。 水没車は一見して外観に異常がなくても、マフラーや排気系、エンジン内部に水が入り込むことで深刻な不具合が生じる恐れがあります。 特に電装系やバッテリー周りは感電の危険もあるため、素人判断で近づいたりエンジンを始動したりするのは危険です。

水没車は廃車買取業者に買い取ってもらえる?

水没した車でも、廃車買取業者に買い取ってもらえるのでしょうか。 ここでは、その可否や買取の実情について詳しく解説します。

結論:水没車でも買い取ってもらえる

水没車でも、専門業者を選べば十分に買取してもらえる可能性があります。 ただし、浸水の程度によって対応可能な業者や査定額が大きく変わるため、事前の知識が重要です。 軽度の水没であれば一般の中古車買取業者が対応してくれるケースもありますが、車内全体に水が回っているような重度の水没では、廃車買取業者への依頼が基本となります。

水没レベルによって業者は異なる

ここでは、水没車の状態に応じた適切な売却先の見極め方や、それぞれの浸水レベルにおける注意点について詳しくみていきましょう。

フロアパネルまでの浸水なら中古車買取業

浸水がフロア部分までに留まっている場合、まだ車としての価値が残っている可能性があります。 電子系統やエンジンに影響が少ない状態であれば、中古車としての再販が見込めるため、まずは一般的な中古車買取業者への査定を検討してみましょう。 ただし、車種によってはエンジンが低い位置にあるため、フロア水没でも内部にダメージがある場合もあります。 専門的な確認が必要となるため、業者に現車を見てもらい、複数社から見積もりを取るのが安心です。

エンジンやシートまで浸水しているなら廃車買取業者

シート上部やエンジン部分にまで浸水しているようなケースでは、車両内部に深刻なダメージが生じている可能性が高くなります。 電装系の不具合や、車内のカビ・悪臭といった問題も発生しやすく、通常の中古車市場では評価が難しいです。 このような状態の車は、走行不能であっても部品取りや金属の資源化を目的に、廃車専門の買取業者で引き取り対象となることが多いです。 手数料やレッカー代が無料の業者もあるため、条件をよく確認して依頼しましょう。

ダッシュパネルまでの浸水は廃車買取業者

ダッシュボード上部まで水に浸かってしまっている場合、電装系の致命的な故障やエンジンの重大な損傷があるケースが多く、再利用は非常に困難です。 こういった深刻な水没車を無理に動かそうとすると、ショートや発火といった危険もあるため、決して自己判断で始動しないよう注意が必要です。 このレベルの水没車は廃車としての処理が前提となりますが、鉄やアルミといった素材の価値は残っていることもあります。 廃車業者に依頼すれば適正な価格で買い取ってもらえるでしょう。

水没車を高く売る4つのコツ

水没車であっても、売却の仕方や工夫次第で査定額に大きな差が生まれます。 ここでは、少しでも高く売るために意識しておきたい4つのコツをご紹介します。

正しい情報を伝える

水没車を売却する際には、車の状態を正確に業者へ伝えることが基本中の基本です。 浸水の程度やトラブルの有無を正しく説明することで、業者も査定の根拠を明確にすることができます。 虚偽の申告や情報の隠蔽は、後に損害賠償やトラブルに発展する恐れもあるため、絶対に避けましょう。 また、車検証の内容や走行距離、事故歴などの基本情報も正確に伝えることで、適正価格での買取につながります。

還付金について説明してもらう

廃車にする際には、手放した車にかかっていた自動車税や重量税、自賠責保険などが還付される可能性があります。 これらの還付金は手続きの時期や納付状況によって金額が異なるため、買取業者に詳細を確認することが重要です。 3月末のタイミングでは還付が受けられない場合もあるため、なるべく2月中の手続きを目指すとスムーズです。 また、還付金が買取価格に上乗せされるか、別途受け取れるかも業者ごとに異なります。 損をしないためにも、事前に還付金の説明を受けておきましょう。

無料で引き取ってくれる業者に依頼する

水没車は走行不能になっていることも多く、レッカー車での搬送が必要になるケースがほとんどです。 その際に気をつけたいのが、レッカー代などの追加費用です。 業者によってはレッカー費用を無料としている場合もあるため、出費を抑えたい場合は無料引き取りサービスを実施している業者を選ぶのが賢明です。 また、引き取り可能なエリアや条件も業者ごとに異なるため、車両の保管場所や引渡し方法についても事前に確認しておくと、スムーズに売却が進みます。

なるべく早く売却する

水没車は時間の経過とともに状態が悪化し、買取価値がどんどん下がっていきます。 水分による錆や腐食はもちろん、車内にカビや異臭が発生することで再利用可能なパーツの価値も下がります。 さらに、自宅や駐車場に長期間放置していると、虫の発生や臭いによる近隣トラブル、車上荒らしなどの犯罪に巻き込まれるリスクもあります。 こうした事態を避けるためにも、水没後はできるだけ早めに査定を依頼し、手続きを進めることが重要です。

水没車を廃車買取業者に買取を依頼する際の注意点

水没車を廃車買取業者に依頼する際には、いくつかの注意点があります。 正しい対応をしないと、車の状態がさらに悪化したり、思わぬ費用が発生する可能性もあるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。

浸水レベルがひどい場合はエンジンをかけない

車が深く浸水している場合は、絶対に自分でエンジンを始動させないようにしましょう。 マフラーが水に浸かった状態でエンジンをかけてしまうと、水がエンジン内部に入り込み、「ウォーターハンマー」という現象を引き起こす恐れがあります。 これによりエンジン内部の部品が破損し、最悪の場合は修復不能になることもあります。 また、電装系が濡れているとショートを起こす可能性もあり、火災などのリスクもゼロではありません。 深刻な損傷を防ぐためにも、浸水後は触らず、専門業者の判断を仰ぐことが大切です。

キャンセル料の有無などを確認する

買取査定を複数の業者に依頼することは価格比較のうえで有効ですが、契約前後のキャンセルに注意が必要です。 一部の廃車業者では、査定後にキャンセルを申し出るとキャンセル料が発生する場合があります。 たとえば他社の方が高く買い取ってくれることがわかり、そちらに乗り換えようとしても、キャンセルに伴う手数料や違約金を請求されるケースもあるのです。 トラブルを避けるためにも、事前に「キャンセル可能か」「費用が発生するのか」などをよく確認しておくと安心です。

業者によってレッカー代が必要な場合も

水没車は自走できないことが多く、引き取りにはレッカー車の手配が必要です。 多くの買取業者ではレッカー費用を無料としている場合が多いものの、エリアや条件によっては有料になるケースも存在します。 特に無料対象外の地域では、基本料金として1万〜2万円、さらに距離に応じた追加料金が発生することもあります。 高額な費用を避けたい場合は、事前に引き取り条件や費用の有無を確認し、無理にエンジンをかけて移動することは絶対に控えましょう。

まとめ

水没車であっても、状態や売却方法を工夫すれば十分に買取してもらえる可能性があります。 特に廃車買取業者は、走行不能な車でも部品や資源としての価値を評価してくれることもあります。 ただし、無理にエンジンをかけると故障を悪化させる恐れがあるほか、レッカー代やキャンセル料が発生するケースもあるため、事前の確認が欠かせません。 水没車を少しでも高く、そして安全に売却するためには、今回紹介した注意点を踏まえて信頼できる業者を選びましょう。

よくある質問

Q1.水没車を自動車保険で補償は可能?

水没による損害は、原則として「車両保険」に加入している場合に補償対象となります。
ただし、台風や大雨など自然災害による水没でも、免責金額の設定や補償範囲に条件があることがあるため、保険会社に確認することが重要です。
特に、駐車場所が河川敷や地下駐車場など「水害リスクの高い場所」とされる場合、補償対象外となるケースもあります。

Q2.水没車を買取に出すとき、修復歴ありとみなされる?

一般的に、水没による損傷が一定以上の場合は「修復歴あり」とみなされることがあります。
とくに電気系統やエンジンなど主要部品にダメージがあると、査定価格は大きく下がる傾向があります。
ただし、正直に申告し、浸水の程度を明確に伝えることで、適切な価格で買い取ってくれる廃車業者や輸出専門業者も存在します。
査定前に嘘をつくと、減額や買取拒否の原因になるため注意しましょう。
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