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ヤリスクロスのタイヤサイズはどれが最適?インチアップ時の注意点も解説

ヤリスクロス タイヤサイズ
2023年に国内SUV販売台数No.1を記録したヤリスクロスは、洗練されたデザインと機能性を兼ね備え、多くのドライバーに選ばれています。

タイヤやホイールを変えて、自分らしくドレスアップしたいという方も多いですが、実際に合うタイヤサイズが分からず悩む方も少なくありません。

本記事では、ヤリスクロスの純正サイズからインチアップ時の注意点まで丁寧に解説します。

安心してカスタムを楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ヤリスクロスの純正タイヤサイズ

ヤリスクロスのタイヤサイズはグレードによって異なる

2024年1月発売モデル

2022年8月発売(一部改良)モデル

2020年8月発売モデル

ヤリスクロスの純正ホイールサイズ

ヤリスクロスのタイヤサイズ・ホイールサイズの確認方法

タイヤサイズの確認方法

ホイールサイズの確認方法

インチアップする際のタイヤサイズ

17インチ

18インチ

19インチ

20インチは装着できるがおすすめしない

ヤリスクロスのタイヤサイズを変更する際に注意すべきポイント

無理なサイズアップ・ダウンは避ける

大きすぎるタイヤは車検に通らない

荷重指数に気をつける

空気圧は適切にしておく

タイヤを交換する際に必要な費用と交換時期

タイヤ交換に必要な費用

タイヤの交換時期

まとめ

ヤリスクロスの純正タイヤサイズ

ヤリスクロスに標準装備されているタイヤは、「215/50R18」と「205/65R16」の2種類が用意され、年式やグレードによってサイズが異なります。

以下では、年式ごとのグレード別に装着されているタイヤサイズを詳しくご紹介します。

ヤリスクロスのタイヤサイズはグレードによって異なる

ヤリスクロスのタイヤサイズは、年式や選ぶグレードによって異なってきており、具体的には3つのモデルに分けられます。

以下で、それぞれ詳しく紹介していきます。

2024年1月発売モデル

2024年1月に発売されたヤリスクロスのモデルは、6種類から選択可能です。

グレード

タイヤサイズ

X・U

205/65R16

G

205/65R16

Z・Z”Adventure”

215/50R18

GR SPORT

215/50R18

基本的には上位グレードになるほど、サイズも大きくなります。

なお、UグレードとGグレードはメーカーオプションで「215/50R18」に変更可能です。

2022年8月発売(一部改良)モデル

2022年8月発売のモデルは、5種類のグレードから選択可能です。

グレード

タイヤサイズ

X

205/65R16

G

205/65R16

Z・Z”Adventure”

215/50R18

GR SPORT

215/50R18

こちらのモデルに関しても、上位グレードになるほどサイズも大きくなります。

また、Gグレードに関してはメーカーオプションにてサイズを変更できます。

2020年8月発売モデル

2020年8月発売のモデルは、7種類のグレードがラインナップされています。

グレード

タイヤサイズ

X”Bパッケージ”

205/65R16

X・HYBRID X

205/65R16

G・HYBRID G

205/65R16

Z・HYBRID Z

215/50R18

こちらのモデルは、ZとHYBRID Zのみ18インチとなり、そのほかに関しては16インチとなります。

また、XとHYBRID X、GとHYBRID Gに関してはメーカーオプションにてサイズを変更できます。

ヤリスクロスの純正ホイールサイズ

ヤリスクロスの純正ホイールサイズについても確認していきましょう。

タイヤサイズ

205/65R16

215/50R18

ホイールサイズ

16×6.5J

18×7.0J(7.5J)

ホール数

5

5

PCD

114

114

インセット

+45(38~53)

+50(48~55)

ホイールサイズは、16インチで「16×6.5J」、18インチで「18×7.0J(7.5J)」を装着可能です。

ヤリスクロスのタイヤサイズ・ホイールサイズの確認方法

ヤリスクロスのタイヤサイズを調べている方の中には、自分の車にどのサイズが装着されているのか分からない方もいるのではないでしょうか。

実は車のタイヤやホイールのサイズは、本体や車に貼り付けられているシールを確認すればわかるようになっています。

以下でそれぞれの確認方法と、記載された数字やアルファベットの意味を含めて紹介していきます。

タイヤサイズの確認方法

タイヤサイズの確認方法は、本体もしくは運転席を開けたところに貼ってあるシールを見ればわかります。

本体であれば「205/65R16 95H」のように記載されてあり、シールであれば適正空気圧とともに記載されています。

なお、表記されている数字とアルファベットの意味は以下のとおりです。

表記

意味

205

タイヤの幅

65

扁平率

R

タイヤの構造(Rはラジアルタイヤ)

16

ホイールリムの径(インチ)

95

ロードインデックス(タイヤの不可の最大質量)

H

速度記号(走行可能な最高速度の記号)

表記されている数字やアルファベットには、それぞれに意味や性能が記載されています。

ホイールサイズの確認方法

ホイールサイズの確認方法は、本体に記載されてある刻印やシールを見れば、「18×7.0J」などと記載されています。

しかし、記載されている場所がリム(タイヤをはめ込む外周部分)の裏側にあることから、基本的に業者にホイールを着脱してもらわなければ確認できません。

そのため、正確なサイズを確認したい場合は、カーショップや自動車整備工場などに持ち込む必要があります。

なお、個人でホイールを購入した場合は、購入時にもらえる書類に記載されていますので、そちらを確認しましょう。

ホイール表記されている数字とアルファベットの意味は以下のとおりです。

表記

意味

18

リムの径(インチ)

7.0

リムの幅(インチ)

J

タイヤがはまる部分の形状

インチアップする際のタイヤサイズ

ヤリスクロスを所有する方の中には、ドレスアップのためにインチアップする方も多いと思います。

ここでは、インチアップした際のサイズを紹介していきます。

17インチ

17インチの場合は、次のとおりです。

タイヤサイズ

215/55R17

ホイールサイズ

17×7.0J 5/114 +38(~48)

ヤリスクロスに標準で装備されているタイヤは16と18インチなので、17インチの装着も問題なく行えます。

17インチへのインチアップであれば、乗り心地や運転感覚の変化は大きく変わらないので、初めてインチアップされる方におすすめです。

18インチ

18インチの場合は、次のとおりです。

タイヤサイズ

215/50R18

ホイールサイズ

18×7.0J(7.5J) 5/114 +50(48~55)

18インチは「Z」や「Z”Adventure”」、「GR SPORT」といった上位グレードの純正サイズとなります。

純正サイズが16インチの「X」「U」「G」グレードの場合は、こちらのサイズを装着すると良いでしょう。

19インチ

19インチの場合は、次のとおりです。

タイヤサイズ

225/40R19

ホイールサイズ

19×7.5J(8.0J) 5/114 +42(40~48)

純正が16インチであれば、19インチの場合は3インチアップとなりますが、なんとか装着可能です。

また、純正が18インチの場合でも問題なく装着できます。

20インチは装着できるがおすすめしない

20インチの場合は、次のとおりです。

タイヤサイズ

225/35R20

ホイールサイズ

20×8.0J(45~48)5/114.3

上記のように数値上は、20インチでも装着可能です。

しかし、20インチは扁平率が35と非常に低くなるため、荷重指数が足りない可能性が出てきます。

荷重指数とは「ロードインデックス」とも呼ばれ、タイヤ1本が支えられる最大負荷能力のことを言います。

荷重指数が足りない場合は、車検や走行への影響が出てくるため、あまりおすすめしません。

ヤリスクロスのタイヤサイズを変更する際に注意すべきポイント

ヤリスクロスのタイヤサイズを変更する際は、いくつかの点に注意する必要があります。

走行や車検に影響することもあるため、ここで確認しておきましょう。

無理なサイズアップ・ダウンは避ける

タイヤサイズを無理にアップ・ダウンさせると、車体やブレーキに干渉する恐れがあります。

場合によっては、走行時の不備や大きな事故に発展する可能性が出てくるため、無理のない範囲に止めておきましょう。

大きすぎるタイヤは車検に通らない

タイヤを大きくしすぎると、スピードメーターに誤差が生じ、車検に通らなくなる可能性があります。

また、車体からはみ出している場合も、保安基準に違反すると判断されるため注意が必要です。

特に、外径が大きく変わると影響が大きくなるため、外径の誤差は「−3%〜+2%」の範囲内に収めるのが安全です。

荷重指数に気をつける

20インチのインチアップのところでも紹介しましたが、荷重指数が低すぎるタイヤは走行や車検に影響してきます。

荷重指数が低すぎると、車体を支えられなくなり、バーストや損傷に繋がる可能性があります。

そのため、純正サイズで指定された荷重指数を下回らない商品を選んでください。

空気圧は適切にしておく

タイヤのサイズを変更する場合は空気圧の調整も重要であり、使用するタイヤごとに入れる空気量も変わります。

空気圧のチェック方法は、純正であれば運転席のドア付近に貼ってあるシールで確認すれば適正数値がわかります。

しかし、サイズを変更した際は空気圧を業者に確認する必要があるため注意が必要です。

タイヤを交換する際に必要な費用と交換時期

ここからは、ヤリスクロスのタイヤを交換する際にかかる費用と、交換時期について紹介していきます。

タイヤ交換に必要な費用

タイヤ交換に必要な費用は、以下のとおりです。

項目

価格

タイヤ本体の価格

1本あたり2,000〜30,000円

交換にかかる工賃

6,000〜22,000円

そのほか(処分費用やバランス調整)

2,500〜3,500円

本体の価格や作業工賃は、購入場所や業者によって大きく異なります。

依頼する際は複数の業者の費用を比較し、事前にかかる費用を確認しておきましょう。

タイヤの交換時期

タイヤの交換時期は製造から10年と言われています。

とはいえ、使用方法や環境によって消耗は変わってきますので、製造から5年程度経過したものは、1度業者に確認することをおすすめします。

なお、交換時期は自分でも確認できますので、以下に見分け方を記載しておきます。

・溝の深さが1.6mmになると現れるスリップサインが出ている
・溝の深さが4mm以下になっている
・傷やヒビが発生している
・ピンチカットが発生している

上記に当てはまる場合は交換することをおすすめします。

まとめ

本記事では、ヤリスクロスに標準装備されているタイヤおよびホイールの寸法について解説し、インチアップ可能範囲や注意点を解説しました。

ヤリスクロスはグレードによって純正タイヤ・ホイールサイズが異なります。

インチアップやインチダウンする際には、見た目や走行性能だけでなく、車検や安全面にも配慮する必要があります。

交換を検討する際は、外径の誤差を「−3%〜+2%」以内に収めることや、保安基準を満たすことを忘れずに、安心・安全なカスタマイズを心がけましょう。

よくある質問

Q1.純正ホイールに社外タイヤを装着しても問題ありませんか?

基本的には装着可能ですが、幅や扁平率が純正サイズと大きく異なる場合、干渉や走行安定性の低下が生じる可能性があります。タイヤサイズを変更する際は、純正ホイールのリム幅とインセットに適合するかを必ず確認してください。

Q2.タイヤサイズ変更で燃費に影響は出ますか?

影響は出ます。一般的に、タイヤサイズを大きくすると重さや転がり抵抗が増え、燃費は悪化する傾向があります。

逆に、あまりに小さなタイヤはエンジン回転数が上がりすぎて効率が悪くなる場合も。デザインと性能のバランスを見て選ぶことが大切です。

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