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ヤリスクロスとライズはどちらも人気の高いコンパクトSUVであるため、購入した後、後悔しないか悩みどころ。
よく似た車と思う方もいるかもしれませんが、詳細を見ていくと大きな違いがあり、向いている人の特徴も異なります。
そこで本記事では、ヤリスクロスとライズを7項目で比較し、その結果を紹介していきます。
どちらを買うべきか悩んでいる方は、参考にしてください。
目次
ヤリスクロス・ライズはどんなクルマ?
ヤリスクロスの基本情報・特徴
ライズの基本・特徴
ヤリスクロス・ライズの違いを7項目で比較!
比較ポイント1:外観・内装インテリア
比較ポイント2:室内・荷室
比較ポイント3:燃費性能
比較ポイント4:安全装備
比較ポイント5:エンジン
比較ポイント6:オプション・カスタマイズ
比較ポイント7:リセールバリュー
どっちがおすすめ?ヤリスクロス・ライズを購入するべき人の特徴
まとめ
ヤリスクロス・ライズはどんなクルマ?
ここでは、ヤリスクロスとライズの特徴やグレード・カラーバリエーションをご紹介します。
ヤリスクロスの基本情報・特徴
ヤリスクロスは、2020年8月に発売されたコンパクトSUVです。
コンパクトSUVとは思えない広い荷室で、ファミリーカーとしても有能です。
燃費性能にも優れ、長距離をドライブする方、お財布に優しい乗用車を探している方に向いています。
【ボディーカラー:10色】
シルバーメタリック:0円
マッシブグレー:0円
ブラックマイカ:0円
ベージュ:0円
グレイッシュブルー:0円
プラチナホワイトパールマイカ:33,000円
センシュアルレッドマイカ:33,000円
ブラックマイカ×ベージュ:55,000円
ブラックマイカ×マッシブグレー:55,000円
ブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ:77,000円
ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ:77,000円
【グレード】
シリーズ |
グレード・価格 |
X |
【ガソリン】 ・CVT・2WD 2,046,000円 ・CVT・4WD 2,277,000円 【ハイブリッド】 ・2WD 2,433,200円 ・E-Four 2,664,200円 |
G |
【ガソリン】 ・CVT・2WD 2,172,500円 ・CVT・4WD 2,403,500円 【ハイブリッド】 ・2WD 2,546,500円 ・E-Four 2,777,500円 |
Z |
【ガソリン】 ・CVT・2WD 2,513,500円 ・CVT・4WD 2,744,500円 【ハイブリッド】 ・2WD 2,887,500円 ・E-Four 3,118,500円 |
Z “URBANO” |
【ガソリン】 ・CVT・2WD 2,623,500円 ・CVT・4WD 2,854,500円 【ハイブリッド】 ・2WD 2,997,500円 ・E-Four 3,228,500円 |
Z “Adventure” |
【ガソリン】 ・CVT・2WD 2,629,000円 ・CVT・4WD 2,860,000円 【ハイブリッド】 ・2WD 3,003,000円 ・E-Four 3,234,000円 |
GR SPORT |
【ガソリン】 ・CVT・2WD 2,648,800円 【ハイブリッド】 ・2WD 3,031,600円 |
※すべて税込表示です
ライズの基本・特徴
ライズは、2019年11月に発売されたコンパクトSUVです。
小回りが効き、曲がり角でもストレスフリーなドライビングを実現しています。
狭い路地でも運転できるほどのコンパクトさですが、車内は広々とした空間でゆったりとできます。
もちろん、荷室も広く荷物もしっかりと積載できます。
【ボディーカラー:10色】
ブラックマイカメタリック:0円
スムースグレーマイカメタリック:0円
ファイアークォーツレッドメタリック:0円
ナチュラルベージュマイカメタリック:0円
ターコイズブルーマイカメタリック:0円
シャイニングホワイトパール:33,000円
レーザーブルークリスタルシャイン:33,000円
ブラックマイカメタリック× スムースグレーマイカメタリック:55,000円
ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリック:
55,000円
ブラックマイカメタリック× シャイニングホワイトパール:77,000円
【シリーズ・グレード】
シリーズ |
グレード・価格 |
X |
【ガソリン】 ・2WD 1,800,700円 ・4WD 2,079,000円 |
G |
【ガソリン】 ・2WD 1,958,000円 ・4WD 2,235,200円 【ハイブリッド】 ・2WD2,263,800円 |
Z |
【ガソリン】 ・2WD 2,152,700円 ・4WD 2,413,400円 【ハイブリッド】 ・2WD 2,442,000円 |
※すべて税込表示です
ヤリスクロス・ライズの違いを7項目で比較!
ここからは、ヤリスクロス・ライズの違いを7項目で比較します。
今回比較する項目は以下のとおりです。
外観・内装インテリア
室内・荷室
燃費性能
安全装備
エンジン
オプション・カスタマイズ
リセールバリュー
では、さっそくみていきましょう。
比較ポイント1:外観・内装インテリア
まずは、外装をみていきましょう。
ヤリスクロスの外装は、アウトドアなアクティブさとスタイリッシュさを兼ね備えたデザインです。
クールでワイルドな車をお探しの方に向いています。
一方のライズは、迫力を感じるフェンダーと馬力の強さを感じさせるフロントグリルが印象的なデザインです。
自信を持たせてくれるパワフルで存在感のある車をお探しの方に向いています。
次に内装をみてみましょう。
ヤリスクロスは、快適なドライビングができるよう、内装インテリアが工夫されています。
ナビはワイドな8インチを採用し、すぐに求めている画面を見つけ操作できるようになっています。
一方のライズは、黒をベースにした高級感のある車内の雰囲気が魅力的です。
ステアリングの左右にオーディオ・ナビの操作ができるボタンを搭載しており、ドライビングに集中できます。
比較ポイント2:室内・荷室
ヤリスクロスは、見通しがよく広いレイアウトになっているコックピットが特徴です。
視野が広く、歩行者や自転車に気づきやすい工夫が施されていることがわかります。
また、Z“Adventure”、Z、Gの2WD、GR SPORTには、6:4の左右分割が可能なデッキボードが標準装備されている点が大きな特徴です。
上下左右に使い分けたり、荷室床面の高さを2段階調節できたりするため、荷物のサイズに柔軟に対応できます。
一方のライズは、小物、ドリンクホルダー、スマホを置けるオープントレイなど収納アイテムが6つ搭載されており、収納に困りません。
ヤリスクロスは5つですので、ライズのほうが1つ多く設置されています。
また、コンパクトSUVのなかでもトップクラスを誇るほどの広いラゲージも特長です。
デッキボードが2段仕様でデッキボード下までサイズを広げることも可能で、たっぷりと荷物を詰められます。
比較ポイント3:燃費性能
次に、燃費性能を比較してみましょう。
ヤリスクロスとライズそれぞれの性能は、以下のとおりです。
ヤリスクロス |
ライズ |
ハイブリッド車(1.5L+モーター) ■ Z/G/X(2WD) 燃費:27.8 km/L ■ Z/G/X(E-Four/電動4WD) 燃費:26.0 km/L ガソリン車(1.5L 直列3気筒) ■ Z/G/X(2WD) 燃費(最良値):20.8 km/L ■ Z/G/X(4WD) 燃費(最良値):19.1 km/L |
ハイブリッド車(1.2L+モーター/2WD) 燃費(WLTCモード):28.0 km/L ガソリン車(1.2L/2WD) 燃費(WLTCモード):20.7 km/L ガソリン車(1.0Lターボ/4WD) 燃費(WLTCモード):17.4 km/L |
ハイブリッドで比較すると、わずかにライズの方が燃費が良い(0.2km/L差)ことがわかります。
ただし実走では差が出にくいレベルです。
ガソリンで比較すると、2WDならヤリスクロス、4WDならヤリスクロスのほうが優位です。
トータル的に評価すると、燃費を重視するなら「ライズ ハイブリッド(2WD)」が最も燃費性能が高いといえます。
参照元:
トヨタ ヤリス クロス 主要諸元表
トヨタ ライズ 主要諸元表
比較ポイント4:安全装備
次は、搭載されている安全装備の内容です。
今回、違いをわかりやすく比較できるよう、それぞれにしかない機能をまとめました。
ヤリスクロスのみにある機能 |
ライズのみにある機能 |
・ドライバー異常時対応システム ・レーントレーシングアシスト(LTA) ・ロードサインアシスト(RSA) ・パーキングサポートブレーキ(静止物対応) ・パノラミックビューモニター(全周囲カメラ) ※ライズはオプション設定 ※ヤリスクロスは標準化 |
・ふらつき警報 ・路側逸脱警報 ・ブレーキ制御付 誤発進抑制機能(前後対応) ・サイドビューランプ ・スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援) ※一部グレードのみオプション |
上記の結果、より先進的な自動運転補助や異常時対応を求めるなら「ヤリスクロス」がおすすめです。
一方、運転初心者や高齢者に嬉しい補助機能が充実しているのは「ライズ」です。
比較ポイント5:エンジン
次に比較するのは、エンジンとその特徴です。
【ヤリスクロス】
エンジン |
特徴 |
1.5L ハイブリッド(M15A-FXE)直列3気筒 1.5L |
高効率なハイブリッドシステムにより、優れた燃費性能とスムーズな加速を実現 |
1.5L ガソリン(M15A-FKS) 直列3気筒 1.5L |
高効率な燃焼と軽量化により、力強い走行性能と低燃費を両立 |
【ライズ】
エンジン |
特徴 |
e-SMART ハイブリッド 直列3気筒 1.2L(WA-VEX) |
エンジンで発電しモーターで駆動する方式により、スムーズな加速と高い燃費性能を実現 |
1.2L ガソリン(WA-VE) 直列3気筒 1.2L |
軽量コンパクトなエンジンで、優れた燃費性能と扱いやすさを提供 |
1.0L ターボ(1KR-VET) 直列3気筒 1.0Lターボ |
コンパクトながらも高トルクを発揮し、高速道路での走行も快適 |
ヤリスクロスは1.5Lの自然吸気エンジンのみに対し、ライズは1.2Lの自然吸気エンジンと1.0Lのターボエンジンがあります。
また、ヤリスクロスはハイブリッドとガソリンともに2WDと4WDを用意していますが、ライズはハイブリッドは2WDのみ、ガソリンは2WDと4WDの2つとなっています。
比較ポイント6:オプション・カスタマイズ
ヤリスクロスのカスタマイズカーは2種類であるのに対し、ライズは7種類と豊富です。
ヤリスクロス |
ライズ |
・MODELLISTA ADVANCE ROBUST STYLE ・MODELLISTA ELEGANT ICE STYLE |
・POWERFUL STYLE ・SPORTY STYLE ・PREMIUM STYLE ・MODELLISTA ADVANCE BLAST STYLE ・MODELLISTA ELEGANT ICE STYLE ・MODELLISTA PARTS ・TRD Aggressive Style |
ヤリスクロスのカスタマイズは、外観を重視したカスタマイズカーをメインとしています。
一方のライズは、走行性を重視したカスタマイズカーがメインです。
比較ポイント7:リセールバリュー
最後に比較するのは、リセールバリューです。
ヤリスクロスの3年落ちの最大値が86%超え、ライズの3年落ちも84%超えと高い水準を誇っています。
ヤリスクロスのほうがリセールバリューは優勢ですが、ほとんど変わりません。
とはいえ、リセールバリューは変動するため、今後変わる可能性もあります。
リーセールバリューが気になる方は、購入前にチェックしておきましょう。
まとめ
ヤリスクロスとライズはどちらも異なる良さを持っています。
今回7つの項目で比較した結果、双方のおすすめの人の特徴は以下であることがわかりました。
ヤリスクロスがおすすめの人 |
ライズがおすすめの人 |
・トータル的に見た目にこだわりたい方 ・荷物のサイズに柔軟に対応できるラゲージが欲しい方 ・先進的な安全機能が欲しい方 ・ハイブリッド・ガソリンともに2WDと4WDが選べるほうがいい方 |
・走行性や機能性を重視したい方 ・ラゲージの広さを重視したい方 ・カスタマイズをしたい方 ・運転初心者や高齢者に適した安全機能が欲しい方 ・ターボエンジン車が欲しい方 |
今回ご紹介した比較内容をもとに、どちらが自分の理想に近いか検討しましょう。
よくある質問
Q1.ヤリスやライズが生産停止になった理由は?
認証不正が発覚したため、一時期生産を停止させました。
Q2.ヤリスクロスで一番人気のカラーは?
Aホワイトパールクリスタルシャインが最も人気があります。

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