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日産キックスの燃費はどれくらい?実際に計算してみた!

キックス 燃費 画像

日産キックスの燃費はどれくらい?実際に計算してみた!

日産キックスは、2020年に日本で販売されるようになったコンパクトSUVです。
「キックス」という名前は、1995年にコンセプトカーとして登場してから続いているもので、時代によってアルファベット表記が変化しています。
グレードは、2WDの「X」と、4WDの「X FOUR」の2つがあり、それぞれエディションを選べます。
さらに、先進技術e-POWERによる運転の快適さも魅力です。
魅力ある日産キックスですが、燃費はいいのか、調べてみました。

目次

日産キックスの燃費はどれくらい?

キックスのカタログ燃費は、2WD車が23.0km/L、4WD車が19.2km/L
キックスの実燃費は18km/L~22km/L
キックスのパワートレインの特徴

実際にかかる燃料費を計算してみた!

1か月あたりの燃料費
1年間あたりの燃料費

実際のキックスに対する燃費レビュー

良いレビュー
悪いレビュー

キックスの魅力をご紹介

e-POWERで走行性上昇
回生ブレーキで燃費を抑える
セーフティアシスト機能で最高評価の安全性

ライバル車と燃費性能について比較

ホンダ ヴェゼル
トヨタ ヤリスクロス

まとめ

日産キックスの燃費はどれくらい?

キックスのカタログ燃費は、2WD車が23.0km/L、4WD車が19.2km/L

キックスのカタログ燃費は、国土交通省審査値のWLTCモードで、2WD車が23.0km/L、4WD車が19.2km/Lです。
使用燃料はレギュラーガソリンとなっています。
他のSUVと比べて、飛び抜けて燃費が良いとは言えませんが、まずまずの数字です。

キックスの実燃費は18km/L~22km/L

キックスの実燃費は18km/L〜22km/Lくらいと言われています。
燃費は、車両の性能だけでなく、運転操作の仕方やエアコンの使用状況にも左右されるため、カタログ燃費よりも低い数字が出やすいです。
18km/L〜22km/Lは妥当な数字と言えるでしょう。

キックスのパワートレインの特徴

キックスのパワートレインは、日産が開発したe-POWERを使用しています。
e-POWERとは、ガソリンで発電し、発電した電気で車両を動かす仕組みのことです。
ガソリンの使い方が、エンジンを動かすために使うのではなく、発電するために使うところが特徴です。
e-POWERの良い点は主に2つあります。
ガソリンでエンジンを動かして車両を動かすより燃費が良くなる点と、発電した電気で動くモーターは加速性能も上昇させることができる点です。

実際にかかる燃料費を計算してみた!

はじめに、キックスの燃費をカタログ燃費「23.0km/L(2WD)」「19.2km/L(4WD)」と仮定します。
ガソリン価格は、2023年3月19日時点の東京のレギュラーガソリン価格「160円/L」と仮定し、計算します。
燃料費は、車の利用用途によって費用が大きく左右されます。また、単純計算で割り出しているため、あくまで参考値としてご覧ください。
十の位を切り上げて表示します。

1か月あたりの燃料費

まず、2WD車から計算します。
・1か月で100km走るなら、月の燃料費は100km÷23.0km/L×160円/Lで700円
・1か月で500km走るなら、月の燃料費は500km÷23.0km/L×160円/Lで3,500円
・1か月で1,000km走るなら、月の燃料費は1,000km÷23.0km/L×160円/Lで7,000円
続いて、4WD車の計算をします。
・1か月で100km走るなら、月の燃料費は100km÷19.2km/L×160円/Lで900円
・1か月で500km走るなら、月の燃料費は500km÷19.2km/L×160円/Lで4,200円
・1か月で1,000km走るなら、月の燃料費は1,000km÷19.2km/L×160円/Lで8,400円

1年間あたりの燃料費

上記の条件で出た数字を、単純に12倍して計算します。
まず2WD車から計算します。
・1か月で100km走るなら、年間の燃料費は700円×12か月で8,400円
・1か月で500km走るなら、年間の燃料費は3,500円×12か月で42,000円
・1か月で1,000km走るなら、年間の燃料費は7,000円×12か月で84,000円
続いて、4WD車の計算をします。
・1か月で100km走るなら、年間の燃料費は900円×12か月で10,800円
・1か月で500km走るなら、年間の燃料費は4,200円×12か月で50,400円
・1か月で1,000km走るなら、年間の燃料費は8,400円×12か月で100,800円

実際のキックスに対する燃費レビュー

良いレビュー

・e-POWER車が初めての人には意外と燃費が良いと感じる。
・20km/L前後で安定している。
・高速道路で速度が安定していれば、25km/Lくらいになる。
以上のレビューがありました。

悪いレビュー

・エアコンを使用すると燃費が悪くなる。
・他車のハイブリッド車と比べると燃費は良くない。
・夏より冬の方が燃費が悪く、冬場は17km/Lくらいになる。
以上のレビューがありました。

キックスの魅力をご紹介

e-POWERで走行性上昇

日産独自の技術であるe-POWERを使用しています。
発電した電気で車両を動かすため、ガソリン車よりも動作のロスが少なく、より直感的な走りをすることが可能です。
さらに、マナーモードを使用すれば、従来のe-POWERよりも静かに走行することができます。

回生ブレーキで燃費を抑える

アクセルペダルから足を離すと減速する回生ブレーキを使用すると、燃費を抑えることができます。
これを利用して、ワンペダルで車両を動かすことも可能です。
口コミによると、発進・停止で回生ブレーキが使える街乗りの方が、燃費が良くなります。

セーフティアシスト機能で最高評価の安全性

日産キックスは、自動車安全性能2021で最高評価の「ファイブスター賞」を受賞しています。
衝突が避けられないときに被害を最小限に抑える機能、障害物にぶつかりそうなときにそれを回避する機能の評価が最高クラスとなっています。
坂道でのブレーキを補助する機能もついており、坂道での運転操作が苦手な方でも安心して乗ることが可能です。

ライバル車と燃費性能について比較

ホンダ ヴェゼル

2023 ヴェゼル

ホンダのヴェゼルの実燃費は、12km〜16km/Lくらいです。
ヴェゼルの燃料はレギュラーガソリンなので、キックスの方が燃費は良いといえます。

トヨタ ヤリスクロス

2023 ヤリスクロス

トヨタのヤリスクロスの実燃費は14km〜18km/Lくらいです。
ヤリスクロスの燃料はレギュラーガソリンなので、キックスの方が燃費は良いといえます。

まとめ

日産キックスの燃費は、国土交通省審査値のWLTCモードで、2WD車が23.0km/L、4WD車が19.2km/Lでした。
最高水準の安全性でe-POWERの伸びやかな走りを体験したい方は、日産キックスも候補に入れてみてはいかがでしょうか。

よくある質問

Q1.年間の維持費はいくらくらいになりますか?

キックスの年間の維持費は30万円くらいです。
車の維持費は、自動車税、自動車重量税、自賠責保険、任意保険、車検費、燃料費、駐車場代を含めて計算します。
維持費を安くするには、乗り方によって大きく変動する燃料費を抑えることが手っ取り早いです。

Q2.燃料を満タンに入れて何キロ走りますか?

キックスの燃料タンク容量は、2WDで41L、4WDで35Lです。
レギュラーガソリンを満タンに入れて走行すると、単純計算で2WDは23.0km/L×41L=943km、4WDだと23.0km/L×35L=805km走ります。
東京から仙台までの往復であれば、運転状況次第で給油せずに行ける可能性があります。
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