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中古車をローンで購入する際の流れと借入が難しい場合の対処法

中古車 ローン

中古車をローンで購入する際の流れと借入が難しい場合の対処法

車の購入は大きな買い物になるため、自動車ローンを検討する方も少なくありません。
自動車ローンにはいくつかの種類があるため、どれを選んでいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。
ローンを組むには、各種ローンの特徴やメリットなどを把握し、車の購入価格や経済状況に応じて慎重に選ぶ必要があります。
そこでこの記事では、自動車ローンの種類と特徴、後悔しない自動車ローンの選び方について解説します。
目的や予算に応じたローンを選択できるよう、ぜひ参考にしてください。

目次

中古車をローンで購入する際の流れ】その1:借入方法を知る

銀行ローン
ディーラーローン
自社ローン 

【中古車をローンで購入する際の流れ】その2:返済の見通しを立てる

金利と保証料を確認する
無理のない返済計画を立てる
主な審査内容を確かめる

【中古車をローンで購入する際の流れ】その3:審査基準を確認する

収入が安定している職業か
勤続年数が長いか
滞納の経歴がないか
クレジットカードを所有しているか

【中古車をローンで購入する際の流れ】その4:必要書類と手続き

申し込み・審査
必要書類
本審査

ローンに通らない場合はカーリースの利用も

カーリースとは?その特徴を解説

カーリースの審査・申し込みの流れ

まとめ

 

中古車をローンで購入する際の流れ】その1:借入方法を知る

まずはじめに、中古車を購入する場合のローンについて解説します。
中古車をローンで買う場合の方法は、主に3つです。
ここでは、各ローンの特徴とメリット、デメリットと、毎月の返済額をできるだけ安く抑えたい場合に使える「残価設定ローン」について紹介します。

銀行ローン

銀行ローンとは、金融機関が提供する自動車ローンです。
銀行ローンは金利が低く安定しているため、返済計画を立てやすい点がメリットです。
また車の所有権も所有者本人に帰属します。
一方で銀行ローンのデメリットは、審査が厳しく、書類手続きに時間と労力がかかる点です。
所有者の経済状況によってはローン審査に通らないかもしれません。

ディーラーローン

ディーラーローンとは、中古車販売店と提携関係にある信販会社が取り扱うローンをさします。
ディーラーローンは銀行ローンと比べて金利が高く、ディーラー(またはローン会社)が所有者になる仕組みです。
しかし、審査基準が低めで車の購入時にすぐ申し込めるため、スムーズに手続きが行える点がメリットといえます。
 
ディーラーローンの一つに「残価クレジット型ローン」があります。
残価クレジット型ローンとは、一定期間乗車したのち、ディーラーでの買い取りを前提にしたローンで、車の購入時に残価(予想下取り価格)を設定し、買取価格を差し引いた額でローンを組むことができます。
ディーラーローンよりも低い金利でローンを組むことができますが、走行距離や車の状態に制約があるため、カーライフを十分楽しめない可能性があるのがデメリットです。
 

自社ローン 

自社ローンとは、信販会社を通さず、中古車販売店でローンを組む返済方法です。
銀行やディーラーローンの審査に通らなかった方でも金利が高めに設定されている自社ローン審査には通りやすい傾向があります。
金利が低めの(あるいは金利がない)場合でも、保険料として車体価格に上乗せされてしまうかもしれません。
自社ローンを申し込む前に、上乗せ分を念頭におく必要があります。

【中古車をローンで購入する際の流れ】その2:返済の見通しを立てる

銀行、ディーラー、自社ローンのそれぞれにメリットやデメリットがあります。
自分や家族の経済状況を確認したうえで、無理のない返済方法を考えましょう。
ここでは、ローンの金利や保証料、返済の仕方、審査内容について解説します。
ローンを組む場合に知っておくべき情報をまとめたので、しっかり確かめましょう。

金利と保証料を確認する

中古車ローンの金利相場は、銀行ローンの場合は1%~4.5%、ディーラー提携の信販系ローンは3.5%~10%です。
自社ローンでは、金利は低めかゼロの場合でも車体価格の10%が課せられます。
保証料(保証代理人を通す際に生じる手数料)を含む金利設定の場合は追加で保証料を支払わなくていいため、とくに問題はないでしょう。
保証料が含まれていない場合は別途支払いが必要な場合があるため、金利に保証料が含まれているかどうかを販売店に確認しましょう。

中古車ローンの金利相場についてはこちら

無理のない返済計画を立てる

ローンを考える際も住宅ローンと同様に、無理のない返済計画を立てる必要があります。
ローンの支払い期間が長ければ支払う金利は高くなる傾向があるため、資金がまとまれば繰り上げ返済した方が支払う金利も少なく抑えられるでしょう。
しかし一括返済しかできない場合や、繰り上げ返済することで手数料が割高になる場合もあります。
ローンを組む前にどのような返済方法が可能なのか、担当者に確認しましょう。

主な審査内容を確かめる

銀行とディーラーローンの審査内容は異なり、ディーラーローンの方が銀行よりも審査に通りやすいため、はじめからディーラーローンに申し込む方もいます。
それでも「まずは低金利の銀行ローンを」と考える方も多いでしょう。
主な審査内容は、勤務先や勤務状況、資産や収入などです。
銀行側は「今後滞りなく確実に返済できるかどうか」を重視して審査をしています。

【中古車をローンで購入する際の流れ】その3:審査基準を確認する

ローン申請の順番としてはじめに銀行ローン、通らなかったらディーラーローンで契約する流れが一般的です。
ここでは、銀行ローンの審査基準について確認します。

収入が安定している職業か

職業に関する情報は厳密に審査されます。
公務員や勤務先の規模が大きいなど、安定した職業に従事している方は審査に通りやすく、非正規雇用者より正社員の方が審査において有利です。

勤続年数が長いか

勤続年数の長さも審査基準の一つです。
たとえば公務員であっても働いて数年の方よりも20年以上のキャリアをもつ方が審査に通りやすいでしょう。
これは勤務状況の安定は収入の安定、つまり返済能力があるとみなされるためです。

滞納の経歴がないか

クレジットの返済遅延履歴があると、銀行の審査に通りにくくなります。
実際に返済するのが難しい経済状況であれば、車のローンの返済も容易ではないと判断されるためです。
また、年収に対する年間返済率の割合である「返済負担率」が審査対象になるため、返済負担率は20%~25%以内に収めるようにしましょう。

クレジットカードを所有しているか

クレジットカードを所有していない場合は、信用度の面で低く評価される場合があります。
そもそもクレジットカードは、信用がなければ作ることができないためです。
銀行の立場からすれば、収入と信用の両面に不安を抱える方にはお金を貸すことは難しいでしょう。
クレジットカードの有無は信用度を図るうえでのポイントになります。

【中古車をローンで購入する際の流れ】その4:必要書類と手続き

銀行ローンは、各種ローンのなかでも一番手続きに時間がかかります。
しかしローン金利を低く抑えるには、まずは銀行と考えるでしょう。
銀行でローンを組む際の手続きや必要書類を準備できれば、万が一ほかのローンを組む場合でも労力を感じなくなるかもしれません。
ここで銀行ローンの手続きや必要書類ついて確認しましょう。

申し込み・審査

銀行の場合、インターネットや銀行の窓口などでローンの申込をします。
説明に従って申込の際に必要な情報を先方に伝えます。
銀行の場合、まずは仮審査があります。
購入車種が決まる前でも申し込める場合もあるため、銀行にあらかじめ確認しましょう。
仮審査は、通常1日~3日ほど時間を要しますが、仮審査に通れば必要書類の詳細を連絡してくれます。

必要書類

銀行の場合は、次のような書類が必要です。
 
・本人確認ができるもの(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
・健康保険証など勤務先の勤務年数を確認できるもの
・年収を確認できる書類
 ※給与所得者の場合は源泉徴収票あるいは住民税決定通知書
 ※個人事業主の場合は確定申告書あるいは納税証明書
・見積書や契約書など資金使途が確認できる書類
・銀行印
 

本審査

銀行が独自の審査基準に基づき、審査を行います。
仮審査が承認されたとしても本審査に通らないかもしれません。
特に仮申し込みの記載内容と相違している場合、審査を最初からやり直したり通らなかったりする可能性があるため、注意しましょう。

ローンに通らない場合はカーリースの利用も

万が一銀行ローンに通らなかったとしても、借り入れがしやすいディーラーローンや自社ローンがあります。
ただ、高金利のローンを組むことに抵抗のある方は、カーリースの利用が可能です。
ここではカーリースの仕組みや特徴、申込の流れなどについて解説します。

カーリースとは?その特徴を解説

カーリースとは、リース会社が車を購入し、利用者に貸し出すサービスです。
金利がネックとなり車の購入をあきらめなくてはいけなくなった方はカーリースを検討しましょう。
リース料金は次のような仕組みになっています。

・総額(車体価格+税金+保険料+車検代+メンテナンス代など)
・契約満了時の残価(予想下取り価格)
・(総額ー残価)÷契約月数=月額リース代
 ※車検代とメンテナンスはオプションプランにした場合

カーリースなら車にかかる出費を月額で把握しやすく、しかも一定であるため家計にやさしい手段といえます。

カーリースの審査・申し込みの流れ

カーリースの契約前に利用者が月々のリース代を払えるかどうかの審査があります。
大手カーリース会社ではネット審査を導入しており、自宅から簡単に申し込むことが可能です。
審査内容は、安定した職業についているか、年収は200万円以上か(あるいは連帯保証人付き)、クレジットの滞納はないかなどです。
審査には2日から7日ほどかかるケースが多いようです。

まとめ

中古車を購入する際にローンを利用する方は各種ローンの特徴を理解して、無理のない返済計画を立てる必要があります。
金利の低い銀行ローンの審査に通らなかった場合は、ディーラーや自社ローンを検討しましょう。
ただ、銀行以外のローンは高金利のため車の購入を諦めそうなときは、カーリースという選択肢もあります。
楽しいカーライフを送るためにも、無理のない購入方法を選択しましょう。

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