車の買取で4月はベストな時期？おすすめのタイミングや注意点を解説！ | SUVといえばグッドスピードGOOD SPEED

車の買取を検討する際、「4月は売却に適した時期なの？」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。

4月は自動車税の納付タイミングと重なるほか、買取価格が下がりやすいとされる時期でもあります。

そこで本記事では、4月が車買取に向いている時期かどうかをはじめとして、車を売却するベストなタイミングや4月に売却を予定している場合の注意点などを解説します。

タイミングを見極めて、損のない車の売却を目指しましょう。

目次

車の買取で4月はベストな時期？

4月は買取価格が下がりやすい時期
4月は自動車税の納付義務が発生する時期

車買取におけるベストなタイミングは？

1～2月
7～8月
車検前
走行距離が大台になる前
税金が発生する前

4月にクルマの売却を予定している場合の注意点

モデルチェンジ前に売却する
3月上旬には売却するための行動をしておく
自動車税の納付タイミングに注意する

4月に車を売却する際によくある質問

4月以外で、車の買取を避けた方がよい時期はある？
4月に車を手放した場合、自動車税の扱いはどうなる？

まとめ

車の買取で4月はベストな時期？

車を売ろうと考えている方にとって、買取タイミングは重要なポイントです。ここでは、4月の買取事情について詳しく見ていきましょう。

4月は買取価格が下がりやすい時期

中古車の買取価格は需要と供給のバランスに左右されますが、4月はそのバランスが崩れやすい時期です。

3月は決算セールや新生活シーズンと重なり、車の売買が活発に行われるため、業者は多くの車を仕入れることになります。

その結果、4月には市場に在庫が溢れ、買取需要が一気に冷え込む傾向が見られます。

また、需要が落ち込む一方で供給が多いため、相対的に買取価格も下がりやすくなります。

このような流れから、4月は車を高く売るには不利な時期といえるでしょう。

4月は自動車税の納付義務が発生する時期

4月1日は自動車税の課税基準日となっており、この日に車を所有していると、その年の自動車税を納める義務が生じます。

たとえ4月2日以降に車を売却したとしても、4月1日時点で名義が自分のままであれば、税金は全額支払わなければなりません。

普通自動車であれば後日還付される場合もありますが、軽自動車には還付制度がないため、注意が必要です。

こうした税制のタイミングも考慮に入れ、可能であれば3月中に売却を完了させておくことが良いです。

車買取におけるベストなタイミングは？

車の買取タイミングでは、市場の動きや季節的な需要を把握することで、より高い査定額を引き出すことができます。

ここでは、車の買取に適した時期を具体的に紹介します。

1～2月

1～2月は中古車市場が活発になる直前の時期で、車を高く売却しやすいタイミングです。

特に3月は新生活を迎える人が多くなるため販売台数が伸び、それに備えて中古車業者が在庫を強化しようとします。

そのため、1〜2月は多少高い金額でも積極的に買取を進める傾向が見られます。

加えて、3月は決算期にあたる企業も多く、販売店は数字を伸ばすために在庫確保を急ぎます。

つまり、1〜2月は買取側の需要が高まる「仕入れのチャンス」であり、売却希望者にとっても有利な時期と言えるのです。

7～8月

7月から8月も中古車買取にとっては好機です。

なぜなら、夏のボーナスや9月の人事異動シーズンに備えて、中古車販売店が仕入れを強化する時期にあたるためです。

9月は転職・転勤などによる車の買い替えニーズが高まることから、その1〜2ヶ月前の夏には多くの車が市場で求められます。

また、9月は半期決算期を迎える企業も多く、3月同様に販売台数を伸ばすため在庫確保が重要になります。

1～2月には売却できなかった方は、次に7月から8月を狙うと良いでしょう。

車検前

車検直前のタイミングも、車を売却するうえで検討すべき重要な時期です。

車検を通してから売却した方が高く売れると考える方もいますが、実際には車検費用を差し引くと損をするケースが多く見られます。

査定額に車検の有無が大きく反映されることは少なく、むしろ業者側で車検整備を行う方がコストを抑えられるため、車検直後の車に高い価値をつけるとは限りません。

また、車検切れが近い車は名義変更や引き取りにも手間がかかることがあるため、ある程度余裕を持ったタイミングで売却することが望ましいです。

走行距離が大台になる前

車を売る際は、走行距離にも十分注意が必要です。特に10万kmという節目を超えるかどうかは査定価格に大きく影響します。

というのも、多くの買い手が「10万km超え＝寿命が近い」というイメージを持っており、それに伴い市場価値が大幅に下がるからです。

たとえコンディションが良くても、走行距離だけで判断されてしまうことも少なくありません。

また、5万km・7万kmといった区切りの数字を超えるときも同様に価格が下がる傾向があるため、買取時期は走行距離の「節目」を目安に計画すると良いでしょう。

税金が発生する前

先述の通り。4月1日は自動車税の課税基準日であり、この日に車を所有していると1年分の税金が発生します。

したがって、たとえ4月中に売却しても、税金の納付義務は残ったままとなります。

普通自動車であれば、抹消登録や名義変更によって未経過分の税金が還付されるケースもありますが、軽自動車には還付制度がありません。

結果として、売却した車に対して税金を払うという事態も起こり得ます。

そのため、3月中に手続きを完了させることが、余計な出費を避けるためにも大切なのです。

4月にクルマの売却を予定している場合の注意点

4月に車を売る場合には、見落としがちなポイントがいくつか存在します。

ここでは、4月売却を成功させるために注意しておきたい具体的なポイントをご紹介します。

モデルチェンジ前に売却する

車を高く売るためには、新型モデルが市場に出回る前に手放すのが鉄則です。

新モデルの情報が公表されると、旧モデルの価値は急激に下がる傾向があります。

特にフルモデルチェンジの場合は、デザインや機能が一新されるため、旧型車の需要が大きく落ち込みやすくなります。

また、中古車市場に旧モデルの在庫が急増することで、買取価格がさらに下がる可能性も高いです。

そのため、次期モデルの発表タイミングをチェックし、少しでも早く売却手続きを進めることが高値売却のコツになります。

3月上旬には売却するための行動をしておく

4月中に車を売却したいと考えていても、実際の売却完了まではある程度の時間が必要です。

業者選定から査定依頼、価格交渉、名義変更の手続きに至るまで、一般的に2〜3週間は見込んでおくべきでしょう。

特に3月末は新生活の準備と重なってスケジュールが立て込みやすいため、売却を希望する場合は3月の第1週には動き出すのが良いです。

自動車税の納付タイミングに注意する

車を4月に売却する際、見落とされがちなのが自動車税の課税タイミングです。

自動車税は毎年4月1日時点の所有者に対して課税されるため、たとえ4月2日以降に売却しても、その年の税金は全額支払わなければなりません。

無駄な出費を避けるためにも、3月中に売却手続きを完了させておくことが、もっとも賢明な判断といえるでしょう。

まとめ

4月は自動車税の課税や中古車市場の落ち着きなど、買取価格が下がりやすい要素が重なる時期です。

しかし、売却タイミングや準備の進め方を工夫すれば、納得のいく金額で手放すことも可能です。

なるべく早く行動を開始し、モデルチェンジ情報や走行距離の節目なども考慮すれば、査定額への悪影響を避けることができます。

4月に売却を検討している方は、本記事で紹介したポイントや注意点を参考にしながら、損をしないよう計画的に進めていきましょう。