買取情報
「車の買取をやっぱりキャンセルしたい」 「この業者には売りたくない」
そんな時、しっかりとした断り方を知っておくことは、自分を守るためにも重要です。
もし断れずに契約してしまうと、キャンセルができなかったり、違約金が発生したりするリスクがあります。
本記事では、買取を断る方法やポイント、悪徳業者への適切な対応方法をご紹介します。
納得のいく取引ができるよう、ぜひ参考にしてください。
目次
車の買取査定後に断る方法
査定の予約段階で断る方法
持ち込み査定で断る方法
出張査定で断る方法
後日に断る場合のポイント
しつこく電話をかけてくる場合は着信拒否もあり
車の買取における断り方のポイント
断ることが苦手なら後日メール・電話で断る
納得する理由で断る
優柔不断な姿勢を見せない
感情的にならない
状況によっては車の買取が断れないことも
契約書に印鑑を押してしまっている
契約後に車の買取をキャンセルすると違約金がかかるおそれがある
契約後に減額された場合はキャンセル可
悪徳業者に注意!対処法を解説
悪徳業者の特徴1:勝手に車を引き取る
悪徳業者の特徴2:出張査定でクーリングオフができると言ってくる
悪徳業者の特徴3:強引に契約を進める
まとめ
車の買取査定後に断る方法
ここでは、どのようにして査定後に断れば良いのか悩んでいる方に向けて、シーン別に方法をお伝えします。
今回ご紹介しているのは、以下のシーンでの断り方です。
・査定の予約段階で断る方法
・持ち込み査定で断る方法
・出張査定で断る方法
では、一つずつ解説します。
査定の予約段階で断る方法
査定の予約段階で断る場合は、査定が不要だと伝えるだけで問題ありません。
店舗に足を運ぶ必要はなく、電話やメールで簡単に伝えることができます。
買取店はまだ車の価値を把握していないので、しつこく営業されることは少なく、スムーズに断れるはずです。
ただし、一括査定を利用した場合、見積もり金額の連絡は通常、申請から1時間以内、長くても24時間以内に来ます。
そのため、断る際は「別の売却先が決まった」と伝えると、よりスムーズに対応してもらえます。
持ち込み査定で断る方法
持ち込みで査定を受けた後で断りたい場合は、一度車を持ち帰り、検討する時間が欲しいと伝えましょう。
契約を結んでいない限り、いつでもキャンセルできますので、後日「別の売却先が決まった」や「買取を辞めた」と伝えれば問題ありません。
ただし、その場で断るのはあまりおすすめしません。
相手は交渉のプロですので、営業トークでなかなか帰らせてもらえない場合があります。
時間をおいて、冷静に判断してから断るのが賢明です。
出張査定で断る方法
出張査定を受けた後で断りたい場合も、持ち込み査定と同様に、一度時間をおいて検討することを伝えましょう。
その際、査定をしてもらったことへの感謝を述べ、査定額を家族と話し合いたいと伝えると、スムーズに帰ってもらいやすくなります。
2日ほど時間を置いてから、電話やメールで連絡するのが良いでしょう。
しつこく電話をかけてくる場合は着信拒否もあり
断った買取店から何度もかかってくる場合は、着信拒否で対応するのも一つの方法でしょう。
断った後でも何度も電話をかけられると、対応に疲弊してストレスが溜まってしまいます。
着信拒否をすることで、自然に電話が止まることが多いでしょう。
もし、電話だけでなく自宅に押しかけてくるようなことがあれば、それは悪質な対応です。
その場合、警察に相談するなど、適切な対応を取ることが大切です。
車の買取における断り方のポイント
ここでは、断ることが苦手な方や慣れていない方に向けて、スムーズに断るポイントを4つご紹介します。
・断ることが苦手なら後日メール・電話で断る
・納得する理由で断る
・優柔不断な姿勢を見せない
・感情的にならない
では、一つずつ解説します。
断ることが苦手なら後日メール・電話で断る
優しい性格の方や押しに弱い方にとって、その場での断りは難しい場合があります。
そのため、もししっかりと断れるか不安な方は、後日にメールや電話で断る方が賢明です。
実際に対面で話していると、営業トークやプレッシャーに押されて契約を結んでしまう可能性もありますが、メールや電話なら、会話が続かないと判断した際にスムーズにやり取りを切ることができます。
この方法なら、不安を感じずに自分のペースで断ることができるでしょう。
納得する理由で断る
契約を断るのであれば、相手が納得できる理由を伝えることも重要なポイントです。
なぜなら、相手は仕事で買取を行っており、経営が立ち行かなくなれば閉店してしまうためです。
そのため、赤字にしないためにどの店舗も必死です。
納得できない理由や曖昧な理由では、営業トークを再びかけられることもあります。そのため、「売却先が別のところに決まった」「いざ手放すとなると愛車が恋しくなり、買取を辞めることにした」といった理由を伝えると、スムーズに断ることができるでしょう。
優柔不断な姿勢を見せない
断る際に迷う素ぶりや優柔不断な態度を見せると、うまく断ることが難しくなります。
はっきりとした態度を示すためには、ハキハキと大きな声で「持ち帰りを検討する」「買取を辞める」と、端的に伝えることが重要です。
反対に、言葉を濁したり、小さな声で伝えたりすると、自信がないように見え、相手に隙を与えてしまうので注意しましょう。
感情的にならない
車の買取を断る際に感情的になってしまうと、トラブルに発展するリスクが高くなります。
感情的な対応をすると、つい強い言葉を使ったり、相手を非難してしまうことがあり、これが営業側との衝突を生む原因となります。
また、感情的になればなるほど、相手の営業トークに乗せられやすくなり、最終的に納得できない契約を結んでしまう恐れがあります。
冷静に、理論的に「買取を辞める」「別の業者に決めた」と伝えることで、無駄なやり取りを避け、スムーズに事が進みます。
状況によっては車の買取が断れないことも
契約後はキャンセルできない事、キャンセルすると違約金がかかってしまったりすることがあります。
そこで今回は、キャンセル不可能な状況や、キャンセルした場合の違約金の可能性などをお伝えします。
契約書に印鑑を押してしまっている
契約書に印鑑を押している状況だと、キャンセルできない可能性が大いにあります。
買取店によって異なりますが、契約後のキャンセルは不可能と記されていることが一般的であるためです。
なお、車の買取は訪問販売ではないため、クーリングオフの対象にはなりません。
印鑑を押す前に、契約をしても良いかよく検討しましょう。
契約後に車の買取をキャンセルすると違約金がかかるおそれがある
契約後でもキャンセルを可能としている買取店も存在しています。
しかしこのような場合、多くは違約金の請求が契約書に組み込まれているため、注意しなければなりません。
違約金の金額には規制がないため、業者によって異なります。
印鑑を押す前に違約金の有無をしっかりと確認しておきましょう。
契約後に減額された場合はキャンセル可
契約後に査定額よりも下回った金額を再提示された場合、基本的にキャンセルは可能です。
買取業者との交渉をしても話が進まないようであれば、消費者センターに相談することをおすすめします。
ただしこれは、修復歴など減額要素も申告している場合です。
隠ぺいしたことがバレてしまい減額された場合は、虚偽申告にあたり違反です。
キャンセルはもちろん不可能であり、加えて賠償金を請求される可能性があります。
悪徳業者に注意!対処法を解説
査定をしてもらう際に注意しなければならないのが、悪徳業者の存在です。
ここでは、悪徳業者に該当する特徴と断り方や対処法を解説します。
悪徳業者の特徴1:勝手に車を引き取る
出張査定にきた悪徳業者の中には、契約前に勝手に車を引き取る事案が発生しています。
このような場合は、警察を速やかに呼び、また逃げた時のために業者が乗ってきた車両のナンバープレートの番号を控えておきましょう。
悪徳業者の特徴2:出張査定でクーリングオフができると言ってくる
「出張査定ならクーリングオフができるからサインしてほしい」と言ってくる事案もあるそうです。
なお、出張買取であっても、クーリングオフは適用されません。
このような言葉をかける業者は悪徳業者と判断し、刻然として態度で断りましょう。
悪徳業者の特徴3:強引に契約を進める
強引に契約を進めてくるような場合は、悪徳業者である可能性が大いにあります。
断るスキを作らずひたすらに話続けて契約を進めてくるような場合は、断ることすら難しいでしょう。
このような場合も、警察に頼って問題ありません。
警察も悪徳業者に出会った場合の通報を呼びかけていますので、110番に連絡して構いません。
まとめ
買取店に車の買取を断るタイミングは、基本的に契約を結ぶ前の段階がマナーであり、トラブルを防止でき安全です。
しかし、悪徳業者に出会ってしまった場合、強引に契約を進めてくるようなケースや、勝手に車を積載して引き取ろうとしたりすることもあるようです。
もし、少しでも異変を感じたら110番で通報し、仲介してもらうか追い払うかしましょう。
よくある質問
Q1.買取を断りたい場合どうすればいい?
売る気がないことをはっきりと伝えましょう。
Q2.車買取の電話を無視しても止まらない?
電話が止まる可能性はありますが、1ヶ月近くかかるかもしれません。すぐに止めたい場合は、無視せず対応するほうが良いでしょう。

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