買取情報

長年乗ってきた愛車が買取できるのか、それとも廃車にした方が良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 選択を誤ると、売却金額で損をする可能性があるため、慎重に判断することが大切です。 とはいえ、どう決めれば良いか迷う方も多いと思います。 そこで今回は、買取と廃車の違いや判断のポイントを中心に解説し、廃車買取業者に関する疑問や噂についても触れています。 ぜひ参考にして、適切な判断を下しましょう。
目次
買取と廃車の違いとは?
買取とは?
廃車とは?
買取のメリットとデメリット
買取のメリット
売却後の自由度が高い
高額買取が期待できる場合がある
名義変更手続きをしてもらえる
買取のデメリット
業者を探す手間がかかる
車両状態によっては断られる
廃車のメリットとデメリット
廃車のメリット
一時抹消は未使用期間の税金発生を止められる
場合によっては還付金が入る
売却金が入る場合がある
手続きを業者に代行してもらえる
廃車買取は買取不可な車も買い取ってもらえる
廃車のデメリット
手続きが複雑
高値はつきにくい
買取の流れ
査定の申し込みと日程調整
実車査定を受ける
契約と必要書類の提出
引き渡し準備と名義変更
代金の受け取り
廃車にする流れ
永久抹消登録の場合
必要書類を準備する
解体業者を探して車の引き取りと解体処理を依頼する
運輸支局で必要書類を入手・記入する
ナンバープレートを返納し、手続きを完了する
税申告窓口で税金還付の手続きを行う
一時抹消登録の場合
必要書類を準備する
運輸支局で手続きを行う
「登録識別情報等通知書」が交付される
買取・廃車に必要書類
買取に必要な書類 廃車に必要書類
買取と廃車どっちか迷ったときの判断ポイント
買取がおすすめの人 廃車がおすすめの人
車の廃車買取業者は怪しい?業者の選び方とは
起こりうるトラブルの内容
価値があるにも関わらず廃車扱いとなる
還付金の返金が無い
高い手数料やキャンセル料を請求される
廃車手続きが進まず車が放置される
廃車買取業者の選び方
細かく説明をしてくれる
キャンセル料や手数料がサイトに明記されている
レッカー・引取り料金が無料
解体する認可を受けた業者である
まとめ
買取と廃車の違いとは?
車の手放し方を間違えると損するリスクがあるため、双方の特徴やメリット・デメリットを知る必要があります。
そのためここでは、買取と廃車の違いを解説します。
買取とは?
車の買取とは、愛車を業者に引き渡して買い取ってもらうことを指します。
売却とほぼ同じ意味ですが、状況や立場によって使い分けられます。
車を買い取ってもらう際には、まず査定を受けて車の価値を確認することが必要です。
査定時には、車の外観や内装の状態がチェックされます。
具体的には、傷や凹みがないか、汚れや臭いが気にならないか、純正仕様かカスタマイズされているかなどが見られます。
機能面では、タイヤや足回りの消耗具合、エンジンの調子、ライトの状態、アライメントの確認などが行われます。
また、車体全体の劣化具合を測るために、走行距離や年式も考慮されます。
査定額に納得できれば、必要書類を整え、手続きを済ませて車を引き渡します。
その後、買取金額は即日現金で支払われるか、指定口座に後日振り込まれます。
廃車とは?
廃車とは、車を公道で使用できない状態にする手続きのことです。
車が使えない状態になったり、しばらく車を使用しない場合に行う手続きで、主に「一時抹消」と「永久抹消」の2種類があります。
一時抹消:車の登録を一時的に休止し、所有権を維持しつつ、税金が発生しないようにする手続きです。
車を保有したまま、使用を一時的に停止することができます。
永久抹消:車を解体して使用不能にし、所有権を完全に放棄する手続きです。
事故で修理不可能になった車や水没した車などが対象になります。
廃車には、無料または有料で引き取ってもらう方法と、無料または少額で廃車買取を受ける方法があります。
廃車手続きを行うと、自賠責保険の還付金やリサイクル料が受け取れる場合があります。
さらに、廃車買取を依頼すれば、売却金を得ることもできます。
買取のメリットとデメリット
車を手放す際に、買取という方法を選ぶと「高値で売れる可能性がある」という大きなメリットがあります。
しかしその一方で、業者選びや車両の状態によっては思い通りの結果にならないケースもあります。
ここでは、買取のメリットとデメリットを具体的にみていきましょう。
買取のメリット
買取には、以下のようなメリットがあります。
・売却後の自由度が高い
・高額買取が期待できる場合がある
・名義変更手続きをしてもらえる
それぞれのメリットを詳しく解説します。
売却後の自由度が高い
車を買取に出す最大のメリットは、売却後の自由度が非常に高いことです。
ディーラーでの下取りと違い、次の車を必ず同じ店舗で購入する必要がないため、売却金を自由に使えます。
現金を生活費や貯金に充てたり、他の販売店で納得のいく車を購入したりと、自分のライフスタイルに合わせた選択が可能です。
柔軟に選べる点は、買取ならではの大きな強みといえるでしょう。
高額買取が期待できる場合がある
買取市場は需要と供給で価格が決まるため、人気車種や状態の良い車であれば想定以上の高額査定がつくことがあります。
特に新しい年式のモデル、走行距離が少ない車、海外で需要の高い車種は査定額が伸びやすい傾向にあります。
さらに、円安傾向などの市場環境によっては、輸出向けの需要が増えて価格が押し上げられるケースも少なくありません。
下取りよりも高値がつくことが多いため、少しでも高く売りたい人にとっては、買取を選ぶ大きなメリットといえるでしょう。
名義変更手続きをしてもらえる
買取業者に依頼すれば、面倒な名義変更の手続きをすべて代行してもらえる点も大きなメリットです。
車検証や印鑑証明など必要書類をそろえれば、以降の手続きは業者が代わりに進めてくれるため、売却後にトラブルを心配する必要がありません。
特に初めて車を売却する人や手続きに慣れていない人にとっては心強く、余計な時間や労力を使わずに済みます。
多くの業者は実績が豊富で、書類不備があっても柔軟にサポートしてくれるため、安心して任せられるのもメリットです。
買取のデメリット
車の買取では、以下のようなデメリットもあります。
・業者を探す手間がかかる
・車両状態によっては断られる
それぞれ詳しく解説します。
業者を探す手間がかかる
デメリットとして挙げられるのは、売却先の業者探しに手間がかかる点です。
ディーラーの下取りであれば新車購入と同時に手続きが済みますが、買取は売却先と購入先が別になるのが一般的です。
そのため複数の業者に査定を依頼し、日程調整や見積もり比較を行う必要があります。
多忙な人にとってはスケジュール管理が煩雑になることもあり、買い替えの際に車が手元にない期間が生じるリスクもあります。
効率的に進めるためには、一括査定サービスを活用するなど工夫が必要です。
車両状態によっては断られる
すべての車が必ず買取可能というわけではなく、事故歴がある車や走行距離が極端に多い車は「買取不可」とされることもあります。
また、査定自体は可能でも金額が極端に低く、10万円以下の査定額しかつかないケースも少なくありません。
業者ごとに評価基準は異なるため、ある業者で断られても別の業者では査定がつく場合もあります。
もし複数の業者で断られた場合は、廃車買取業者を利用するなど別の手段を検討する必要があるでしょう。
廃車のメリットとデメリット
続いて、廃車のメリットとデメリットについて詳しくみていきましょう。
廃車のメリット
廃車には、以下のようなメリットがあります。
・一時抹消は未使用期間の税金発生を止められる
・場合によっては還付金が入る
・売却金が入る場合がある
・手続きを業者に代行してもらえる
・廃車買取は買取不可な車も買い取ってもらえる
一時抹消は未使用期間の税金発生を止められる
使わなくなった車を廃車登録することで、その後の自動車税の負担を止められるのは大きなメリットです。
普通車であれば年度途中に廃車を行えば、翌月以降の自動車税が課されず、すでに納めた分は月割りで還付されます。
特に自動車税は排気量に応じて金額が高額になるため、廃車手続きを早めに進めることで余分な負担を回避できます。
軽自動車の場合は還付制度はありませんが、翌年度以降の税負担を防ぐ効果は同じです。
不要な車を持ち続けるより、早めに抹消手続きを行うことが経済的といえるでしょう。
場合によっては還付金が入る
廃車をすると、税金や保険料が払い戻されるケースがあります。
永久抹消をすれば自動車税だけでなく重量税の一部も戻り、一時抹消でも自動車税の還付が可能です。
還付は自動的に通知が届き、案内に従って受け取れるので難しい手続きは不要です。
加えて、自賠責保険や任意保険を解約すれば、残存期間に応じて保険料が返還されます。
特に任意保険は契約会社ごとに計算方法が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
月をまたがないうちに手続きを終えれば還付額が増えるので、タイミングを工夫すればよりお得になります。
売却金が入る場合がある
「廃車=お金にならない」と思われがちですが、廃車専門の業者を利用すれば思わぬ金額で買い取ってもらえることがあります。
特に鉄スクラップやパーツとして需要のある車は、動かなくても査定がつくケースも多いです。
例えば、海外で人気のある車種や希少な部品を持つ車は、部品取りや輸出用として高値がつくこともあります。
自走できない車でも、レッカーでの引き取りサービスを無料で行う業者もあり、処分費用がかからないどころか現金が受け取れる可能性もあります。
廃車と決めつけず、一度業者に査定を依頼してみるのがおすすめです。
手続きを業者に代行してもらえる
廃車には運輸支局での抹消登録や解体証明書の取得など、複雑な手続きが必要です。
しかし、廃車買取業者や中古車買取業者を通じて依頼すれば、面倒な手続きをすべて代行してくれる場合がほとんどです。
多くの業者は無料で対応してくれるほか、レッカー費用も負担してくれるところもあります。
個人で平日に休みを取り、運輸支局に出向く必要がないため、仕事が忙しい人や手続きに不安がある人にとっては大きなメリットです。
時間や労力を削減でき、スムーズに廃車処理を終えられる点が、業者を利用する大きな強みといえるでしょう。
廃車買取は買取不可な車も買い取ってもらえる
一般的な買取業者では断られるような事故車や不動車であっても、廃車買取業者なら引き取ってもらえるケースが多いです。
これは、車を再販目的で扱う買取業者と違い、廃車専門業者はスクラップや部品販売を前提としているためです。
そのため市場価値がない車でも0円以上で処分できる可能性があります。
特にエンジンや足回りの部品、アルミホイールなどは再利用価値が高く、査定にプラスされる場合があります。
「どんな車でも引き取ります」と掲げる業者もあるため、売却先が見つからない車を処分したい方にとって心強い選択肢となるでしょう。
廃車のデメリット
廃車には、メリットだけではなく以下のようなデメリットもあります。
・手続きが複雑
・高値はつきにくい
ここでは、各デメリットを詳しく解説します。
手続きが複雑
廃車の大きなデメリットは、自分で行う場合の手続きの複雑さです。
必要な書類を用意し、運輸支局での抹消登録を行う必要があり、平日昼間に時間を確保しなければなりません。
さらに、永久抹消か一時抹消かによって準備する書類も異なり、知識がないと迷うこともあるでしょう。
加えて、ナンバープレートの返納や解体業者の手配なども必要になり、初めての人にとっては負担が大きいと感じるかもしれません。
手間を省くためには業者に依頼するのが一般的ですが、代行費用が発生する場合もあるため事前確認が必要です。
高値はつきにくい
廃車は再販を前提とした買取と異なり、車両価値そのものが低いため高値はつきにくい傾向があります。
たとえ人気車種であっても、走行距離が長かったり故障が多い車は大幅に減額される可能性が高いです。
さらに、自走できない車は解体工場までのレッカー搬送が必要となり、業者によっては有料となる場合もあります。
あくまでも「処分費用をかけずに片付けられる」と割り切る必要があり、高く売りたいのであれば買取を検討した方が良いでしょう。
買取の流れ
車を売却する際の一連の流れを理解しておくことで、スムーズかつ安心して手続きを進めることができます。
1.査定の申し込みと日程調整
2.実車査定を受ける
3.契約と必要書類の提出
4.引き渡し準備と名義変更
5.代金の受け取り
ここでは、具体的な車の買取の流れについて詳しく解説します。
査定の申し込みと日程調整
買取に出す際にはまず、査定を申し込むことから始まります。
インターネットの一括査定サービスを利用すれば複数の業者に同時依頼でき、効率よく相場を把握できます。
また、電話や店舗に直接持ち込む方法も選択可能です。
申し込みの際には、車種・年式・走行距離・修復歴などを正確に伝えることが大切です。
査定方法には出張査定と持ち込み査定があり、希望に応じて日程を調整しましょう。
忙しい人や動かせない車を売却したい場合には、自宅まで来てもらえる出張査定が便利です。
実車査定を受ける
査定当日には、業者の査定士が実際に車を確認し、外装・内装・エンジン・走行距離などを細かくチェックします。
洗車や車内清掃を済ませておくと第一印象が良くなり、査定額にプラスの影響を与える可能性があります。
車検証や整備記録簿などを提示して整備状況を説明すれば、適切な評価につながりやすいでしょう。
査定額は市場の需要や車両状態によって変動するため、提示された金額をすぐに決めず、複数社を比較することが重要です。
契約と必要書類の提出
査定額に納得できたら、いよいよ契約手続きに進みます。
契約には車検証、自賠責保険証明書、納税証明書、リサイクル券、印鑑証明書など複数の書類が必要です。
軽自動車と普通車で必要な書類が異なるため、事前に確認して準備しておきましょう。
契約時には、買取額の内訳や減額条件、入金時期などをきちんと確認することも忘れてはいけません。
書面で契約を交わすことでトラブルを防げます。
名義変更の手続きは業者が代行してくれるので、売却者は必要書類を揃えるだけで安心して任せられます。
引き渡し準備と名義変更
契約が済んだら、車両の引き渡し準備を行います。
カーナビに残った個人情報やETCカードなどを削除・取り外し、車内の私物をすべて整理しておきましょう。
車を引き渡すと同時に、業者が名義変更を行ってくれます。
名義変更が完了しないと、売却後も自動車税の請求が届く可能性があるため、手続き完了の通知を確認することが重要です。
信頼できる業者なら、名義変更後の通知コピーを送付してくれるため安心です。
代金の受け取り
最後に代金を受け取れば、買取手続きは完了です。
支払い方法は業者によって異なりますが、銀行振込が一般的で、契約後数日から1週間以内に入金されることが多いです。
まれに当日現金払いに対応している業者もありますが、振込の方が安全性が高いといえます。
期日を過ぎても入金が確認できない場合はすぐに業者へ連絡しましょう。
入金を確認できれば、車の売却は正式に完了です。
廃車にする流れ
車を廃車にする場合、手続きは「永久抹消登録」と「一時抹消登録」で異なります。
ここでは、各手続きの方法を詳しく解説します。
永久抹消登録の場合
永久抹消登録の場合は、以下のとおりです。
1.必要書類を準備する
2.解体業者を探して車の引き取りと解体処理を依頼する
3.運輸支局で必要書類を入手・記入する
4.ナンバープレートを返納し、手続きを完了する
5.税申告窓口で税金還付の手続きを行う
それぞれ詳しく解説します。
必要書類を準備する
永久抹消登録を行う際は、車検証やリサイクル券などが必要となります。
普通車と軽自動車で準備すべき書類が異なるため、事前に確認して揃えておきましょう。
書類に不備があると手続きが中断してしまうため、スムーズに進めるためには早めの準備が欠かせません。
解体業者を探して車の引き取りと解体処理を依頼する
永久抹消の際には車を解体業者に引き渡し、正式に解体処理を行う必要があります。
業者によってはレッカー代や引き取り費用が無料の場合もあるので、複数業者を比較すると良いでしょう。
解体が完了すると、業者から「解体証明書(使用済自動車引取証明書)」が発行されます。
この証明書がないと抹消手続きは進められないため、必ず受け取りましょう。
運輸支局で必要書類を入手・記入する
解体処理が終わったら、運輸支局に出向いて抹消登録のための書類を入手し、必要事項を記入して運輸支局に提出します。
受付時間は平日の日中に限られるため、時間に余裕を持って訪れることが大切です。
書類に不備がなければ、抹消登録はその場で完了します。
ナンバープレートを返納し、手続きを完了する
永久抹消手続きでは、ナンバープレートの返納が必須です。
運輸支局で書類提出と同時に返納を行い、処理が済めば廃車の手続きは正式に完了します。
ナンバープレートを外す際にはドライバーが必要になるため、事前に準備しておくと安心です。
税申告窓口で税金還付の手続きを行う
永久抹消を終えたら、税申告窓口で自動車税や重量税の還付手続きを行います。
登録を抹消した翌月から年度末までの期間分が月割りで返金される仕組みです。
自賠責保険も解約手続きをすれば返戻金を受け取れる場合がありますので、忘れずに手続きを済ませましょう。
一時抹消登録の場合
一時抹消登録の場合は、以下のとおりです。
1.必要書類を準備する
2.運輸支局で手続きを行う
3.「登録識別情報等通知書」が交付される
それぞれ詳しくみていきましょう。
必要書類を準備する
一時抹消登録の手続きを行う際には、車検証やナンバープレート、印鑑証明書といった基本的な書類が必要です。
永久抹消と違い、解体証明書やリサイクル券は不要なため準備が簡単なのも特徴です。
再登録を前提とした制度なので、長期の海外赴任や転勤、車を一時的に使わない期間がある方に適しています。
運輸支局で手続きを行う
書類が揃ったら、管轄の運輸支局で一時抹消の申請を行います。
永久抹消と異なり解体処理を伴わないため、ナンバープレートを返納すれば短時間で完了します。
受付は平日の日中のみで、混雑することもあるため、事前にスケジュールを調整し、余裕を持って訪れるのが安心です。
「登録識別情報等通知書」が交付される
一時抹消登録が完了すると、「登録識別情報等通知書」が交付されます。
この書類は再登録時に必須となるため、紛失すると再発行の手間がかかります。
そのため、保管する際には細心の注意が必要です。
将来また車を使用する予定がある方は、廃車ではなく一時抹消を選ぶことで維持費を抑えながら再度利用できます。
買取・廃車に必要書類
車を手放す際には、買取と廃車で必要になる書類が異なります。
どちらも手続きをスムーズに進めるために欠かせないものであり、不備があると取引が遅れたり、手続き自体が進められなくなることもあります。
ここでは、それぞれのケースで必要となる書類を具体的にみていきましょう。
買取に必要な書類
買取に必要な書類は以下のとおりです。
・車検証
・自賠責保険証明書
・自動車納税証明書
・リサイクル券
・印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)
・実印
・身分証明書
・譲渡証明書
・委任状
・住民票(必要に応じて)
買取では、名義変更や所有権の移転を確実に行うため、これらの書類が必須です。
印鑑証明書と実印は本人確認のために欠かせず、住所変更をしている場合は住民票も必要になることがあります。
ローンが残っており所有者が販売会社や信販会社になっている場合には、所有権解除の手続きも同時に進める必要があります。
譲渡証明書や委任状は買取業者が準備してくれるケースが多いですが、事前に確認しておくと安心です。
廃車に必要書類
廃車に必要な書類は以下のとおりです。
・車検証(原本)
・印鑑証明書(発行から3か月以内)
・実印
・ナンバープレート(前後2枚)
・身分
・永久抹消登録申請書
・手数料納付書
・移動報告番号の控え
・解体報告記録日の控え
・自動車重量税還付申請書(還付を受ける場合)
廃車の場合は、抹消登録を行うために必要な書類が多く、運輸支局で用意する申請書類に加えて、解体業者から発行される証明書も欠かせません。
特に永久抹消登録では「移動報告番号」や「解体報告記録日」といった解体証明関連の控えが必要で、これがなければ登録が完了しません。
また、自動車重量税の還付を希望する場合には専用の申請書や振込先口座情報も求められます。
住所変更や氏名変更をしている場合には住民票や戸籍謄本も追加で必要になる場合があり、事前に確認しておくことが重要です。
買取と廃車どっちか迷ったときの判断ポイント
ここでは、愛車の手放し方を買取にするか廃車にするか迷っている方に向けて、判断ポイントをお伝えします。
ぜひ参考にしてください。
買取がおすすめの人
愛車を手放す方法として、買取を選ぶことをおすすめする方は以下の通りです。
・走行可能な状態の車を所有している方
・できる限り高額で売却したい方
・買い換え費用や生活費などの資金調達を希望する方
中古車買取業者に車を売却する場合、車が走行可能な状態であることが基本です。
不動車や事故車は買取を断られることが多いため、他の方法を検討する必要があります。
また、買取業者での査定では、車の魅力を反映させた査定額が提示されることがあります。
これにより、高額査定が期待できるため、できる限り高く売りたい方にはおすすめの方法です。
さらに、売却金が手元に入るため、車の買い換え費用や生活費などの資金作りをしたい方にも最適な選択肢となります。
廃車がおすすめの人
愛車を手放す方法として、廃車を選ぶことをおすすめする方は以下のとおりです。
・買取を断られてしまった方
・不動車を手放したい方
・事故車を手放したい方
・車の所有権を一時的に抹消したい方
廃車は、不動車や事故車であることを理由に買取を断られた場合の最終手段です。
解体業者に持っていくと処分代が発生する可能性があるため、廃車買取業者に依頼するのがおすすめです。
また、車の所有権のみを一時的に放棄したい場合は、車を売ることなく一時抹消登録の手続きをすれば税金は発生しません。
何らかの理由で長期間車を使用せず、自動車税の納税が発生しないようにしたい方は、一時抹消による廃車がおすすめです。
車の廃車買取業者は怪しい?業者の選び方とは
「廃車買取業者は怪しい」と感じる方もいるかもしれませんが、それは本当なのでしょうか。
結論としては、悪徳業者が存在するのは事実ですが、信頼できる業者も多くあります。
ここでは、発生し得るトラブルと業者選びのポイントを解説します。
起こりうるトラブルの内容
ここでは、廃車買取業者で起こりうるトラブルをご紹介します。
対策を考える参考にしてください。
価値があるにも関わらず廃車扱いとなる
古くて壊れた車でも、実は価値がある場合があります。
しかし、そのような車を0円で廃車扱いにする悪徳業者も存在します。
もし、査定額が0円といわれた場合は、別の業者の査定も受けてみると良いでしょう。
還付金の返金が無い
これは悪徳業者に遭遇した場合の一例です。
本来、リサイクル料としての還付金や、自賠責保険の契約期間が残っていればその差額も返金されるべきです。
しかし、これらの還付金を業者が受け取ったにもかかわらず、返金しないケースも報告されています。
高い手数料やキャンセル料を請求される
これも悪徳業者にありがちな特徴です。
後から高額な代行手数料やレッカー料金を請求したり、契約をキャンセルした際に不当に高いキャンセル料を求めたりする事例があります。
信頼できる業者は、このようなことは通常行いませんので、契約前に手数料やキャンセル料の金額について確認しておくことが重要です。
廃車手続きが進まず車が放置される
このようなケースでは、悪質業者の可能性もありますが、単に業者の対応が遅れていたり、手続きが進んでいない場合もあります。
車がスクラップされずに放置されている場合、廃車手続きが完了しておらず、まだ所有権が自分にある可能性があります。
手続きの進捗が気になる場合は、普通車の場合は運輸局、軽自動車の場合は軽自動車検査協会に問い合わせて確認できます。
普通車は交付申請の手続きが必要ですが、軽自動車の場合は電話で確認することができます。
廃車買取業者の選び方
先ほど伝えたようなトラブルが発生しないためには、業者選びが肝となります。
どの業者にするか判断する際は、以下のポイントに着目しましょう。
・細かく説明をしてくれる
・キャンセル料や手数料がサイトに明記されている
・レッカー
・引取り料金が無料
・解体する認可を受けた業者である
では、一つずつ解説します。
細かく説明をしてくれる
査定の内訳や車両の状態、手数料や還付金など重要な項目について詳細に説明してくれる業者は、信頼できるといえます。
もし質問しても回答を避けたり、話をそらしたりするような業者には注意が必要です。
そのような場合は、契約をその場で結ばず、持ち帰って冷静に検討することをおすすめします。
キャンセル料や手数料がサイトに明記されている
キャンセル料や手数料が明確にサイトに記載されている業者は、安心して利用できると言えるでしょう。
業者によって手数料は異なるため、料金が事前に明示されている業者なら、後から追加で手数料を請求されるようなトラブルを避けることができます。
レッカー・引取り料金が無料
レッカーや引き取り料金が無料の業者を選べば、余分な費用は発生しません。
売却金が入ったとしても、手数料が発生するとその分が引かれるため損をします。
業者によって対応が異なるため、公式サイトで記載があるか確認してみましょう。
解体する認可を受けた業者である
解体する認可を受けていない業者に車を任せるのはトラブルの原因です。
解体されなかったり、廃車手続きがされなかったりといった状態になる可能性があります。
手続きをきちんとしてくれなければ税金の支払い義務が発生するリスクがあるため、認可を受けた業者を探しましょう。
まとめ
大切に乗ってきた愛車を手放す方法として、買取と廃車どちらにするか迷った場合は、車の状態で決めましょう。
買取不可とされた状態であったり、事故車や不動車であったりする場合は、廃車買取のほうが良い場合があります。
しかし、買取業者に依頼すれば高額査定が狙えるチャンスがあるため、一度買取業者に査定依頼するのが良いです。
廃車はあくまで最終手段として残しておきましょう。
よくある質問
Q1.車を買うならお得なのは買取と下取りどちら?
買取のほうが高値で売れやすく、購入費用の負担を軽減しやすいでしょう。
Q2.廃車手続きするとどのくらいの金額が戻ってくる?
金額は一概にいえませんが、保険の契約残存期間や車検の残存期間などによって変わります。
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