買取情報
「事故歴ありの車でも買い取ってもらえるの?」と不安に思っている方はいませんか?
一般的に、一度でも交通事故を起こした車は買い手がみつかりにくいため、断られると考える方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、買取が可能かどうかや査定額に及ぼす影響を中心に解説します。
本記事を読むことで、どのように売却すれば良いのかわかるようになるため、ぜひ参考にしてください。
目次
事故歴ありでも買取は可能?
事故歴がある車は買取可能!
事故車と修復歴車の違い
事故歴がある車の買取先
事故歴が査定額に及ぼす影響とは?
査定額が下がる傾向にある
査定額が下がる理由
事故歴がある車の買取で注意するべきこと
事故歴・修復歴を隠してはならない
ローン残債を完済させなければならない
事故車をなるべく高く売るコツ
売却期間を寝かさない
綺麗に清掃してから査定に出す
事故車買取シミュレーションであらかじめ相場を知っておく
輸入車・カスタムカー・クラッシックカーは専門業者に依頼する
過失がなければ事故減価額証明書を渡す
メンテナンスノートを渡す
高く売れやすい時期に査定してもらう
まとめ
事故歴ありでも買取は可能?
ここでは、事故歴のある車を買い取ってもらえるのかを解説します。
事故歴がある車は買取可能!
結論を伝えれば、事故歴がある車でも、業者によっては買い取ってもらえます。
ただし、告知義務があるため、事故車であることを必ず伝えた上で買い取ってもらう必要があります。
価値がないように思える車両でも買い取りしてもらえる理由は以下の3つです。
・買取後にパーツとして販売する業者がある
・金属資源として再利用する業者がある
・修理すれば十分に走行可能な車両である
事故を起こしたとしても、パーツが無事であれば使い道があるため、買い取ってもらえることがあります。
そもそも車を構成する大部分は金属であるため、万一走行不能であっても解体して金属資源として売却可能です。
加えて、事故歴があったとしても、修理をして十分に走行できる状態であれば買い手が見つかる可能性があるため、中古車として再販できます。
これらの理由により、事故歴がある車両においても業者にとって価値があると判断されれば、買取が可能です。
事故車と修復歴車の違い
事故車とは、交通事故などにより損傷を受けた車を指します。
ただし、車業界では「事故車」という定義は曖昧であり、車の骨格部分に損傷がない場合は修復歴車に該当しません。
一方、修復歴車とは、車の骨格(フレームやピラー、クロスメンバーなど)を修復した車のことを指します。
修復の原因は交通事故だけでなく、単独事故や災害によるものも含まれます。
中古車市場では、事故歴の有無よりも修復歴の有無が重視されます。
なぜなら、たとえ軽微な擦り傷でも事故が原因であれば「事故歴あり」とされる可能性がある一方、修復歴がなければ車の価値に大きな影響を与えないためです。
そのため、中古車としての価値判断は修復歴の有無を基準に行われます。
事故歴がある車の買取先
次に、具体的に買取可能な業者をご紹介します。
売却を検討中の方は、参考にしてください。
中古車買取店
中古車買取店では、事故歴があっても買取を行っているケースが多くあります。
特に、すでに修理が完了している車両であれば、大きな問題とは見なされない傾向にあります。
修理が完了していなくても、擦り傷やバンパー・サイドスポイラーの凹み程度であれば買取可能な場合が多いでしょう。
さらに、人気モデルや需要の高い車種であれば、より引き取ってもらいやすくなります。
また、海外輸出ルートを持つ業者もあり、日本産の車は事故車であっても需要が高いため、積極的に買取を行うことがあります。
ただし、トランクやフロント部分、大きなドアやルーフの凹みがある場合、買取が難しくなる可能性があります。
特に、フレーム部分に損傷がある車両は修復コストが高くなるため、買取価格にはほとんど期待できないでしょう。
事故車・廃車買取専門店
中古車買取店では引き取ってもらえなかった車両も、事故車・廃車買取専門店なら引き取ってくれます。
なぜなら、中古車として再販するのではなく、スクラップしてパーツのみの販売や金属として売却したりするためです。
よって、廃車レベルの車両であっても、0円以上で引き取る業者が存在します。
通常、廃車には処分費用がかかるため、価格がつかなくとも依頼するメリットはあるでしょう。
事故歴が査定額に及ぼす影響とは?
ここでは、事故歴が査定額にどのような影響を及ぼすのかについて解説します。
査定額が下がる傾向にある
修復歴の有無にかかわらず、査定額は下がる傾向にあります。
特に、修復歴がある車両は、査定額の下落幅がより大きくなります。
修復歴がある場合、車種や状態によって買取価格が大きく変わります。
また、修理を行っていない場合は、損傷の大きさによって査定額への影響がさらに大きくなる可能性があります。
特に、エンジンルームにまでダメージが及んでいる場合は、修復歴車以上に大幅な価格の低下が避けられないでしょう。
査定額が下がる理由
事故歴がある車の中でも、特にフレームに損傷がある車両は、安全性が大きく低下しています。
中古車市場では、安全性が重要視されるため、そうした車両は敬遠されがちです。
安全性の低い車両は買い手がつきにくく、買取業者も在庫を長期間抱えるリスクがあります。
そのため、維持コストを抑えるために買取価格を低く設定せざるを得ません。
このような理由から、フレームにダメージがある車両や販売が難しい車両は、査定額が大きく下がる傾向にあります。
事故歴がある車の買取で注意するべきこと
事故歴がある愛車を売却する際は、以下の点に注意しましょう。
事故歴・修復歴を隠してはならない
事故歴や修復歴は安全性に左右する重要な要素であるため、告知義務があります。
もし、わかっていながら伝えなかったり、嘘をついて後からバレたりすると、虚偽報告として訴えられる可能性があります。
そうなれば、告知義務違反として賠償金を求められる可能性が高いため、わかっている場合はきちんと伝えましょう。
ローン残債を完済させなければならない
事故によって車が廃車になった場合でも、ローンの返済義務は継続します。
そのため、車を買い取ってもらうには、残債を完済する必要があります。
所有名義がディーラーやローン会社になっている場合は、まずディーラーへ連絡し、手続きを確認しましょう。
自分名義の場合は、一括返済するか、次の車のローンに組み込むなどの対応が必要になります。
事故車をなるべく高く売るコツ
ここでは、事故車をできるだけ高く売るためのポイントをご紹介します。
少しでも多くの金額を手元に残したい方は、実践できるものから試してみましょう。
売却期間を寝かさない
高く売りたい場合、売却を先延ばしにするのは避けたほうがよいでしょう。
時間が経つほど車両の劣化が進み、価値が下がる可能性があるためです。
また、新しいモデルが登場すると、現在のモデルの市場価値が下がることもあります。
そのため、できるだけ早く売却したほうが高値で売れる可能性が高くなります。
特に、すでに年式が古い車両は、スピード感を持って売却を進めるのが賢明です。
綺麗に清掃してから査定に出す
車を綺麗にしておくと、購入希望者が現れやすくなります。
洗車の際は、ボディだけでなくホイールやタイヤもしっかり洗い、車内の消臭ケアも行うと査定の印象が良くなります。
事故車買取シミュレーションであらかじめ相場を知っておく
事故車買取シミュレーションであらかじめ相場を知っておくことも大切です。
提示された査定額が妥当かどうかを判断できるようになるためです。
納得できなければより高額で買い取ってくれる業者を探しましょう。
輸入車・カスタムカー・クラッシックカーは専門業者に依頼する
輸入車・カスタムカー・クラッシックカーに乗っていて高く売りたいのであれば、専門業者に依頼しましょう。
万人受けされにくい車両であっても、それぞれの車の価値を深く理解しているためです。
一般的な中古車買取店は、マニュアルに沿って査定するため、深くまで価値を汲み取ることは困難です。
価値がわかってくれる専門店に査定してもらうほうが高く買い取ってもらえるでしょう。
過失がなければ事故減価額証明書を渡す
もらい事故で自分に過失のない事故であれば、事故減価額証明書を渡せばその分を補填できるでしょう。
この証明書は、事故の原因である加害者の保険会社へ評価に損があることを伝え、その差額分を請求できるものです。
提出しなければ買取額が損になってしまうので、忘れずに用意しましょう。
メンテナンスノートを渡す
メンテナンスノートには、オイル交換や整備の履歴が記載されています。
査定時に提示することで、車が適切に管理されていたことをアピールでき、評価が上がる可能性があります。
高く売れやすい時期に査定してもらう
7月・12月のボーナス時期や、新生活が始まる3月は中古車の需要が高まるため、高値で売れるチャンスです。
この時期を狙って査定を依頼すると、より良い条件で売却できる可能性があります。
まとめ
交通事故を起こしたことのない車は価値が高く、買い取ってもらえる可能性が高くあります。
だからといって、事故歴がある車は買い取りを拒否されることもあまりありません。
損傷具合や修復しているかどうかで買取先を選択すれば、0円以上で引き取ってもらえます。
あきらめずに、一度査定を申し込んでみましょう。
よくある質問
Q1.事故歴がある場合は査定額はどのくらい下がる?
状況によっては50%以下まで下がることがあります。
Q2.車の修理歴はバレる?
ほぼ確実に修復歴はばれます。査定士は修理の跡や汚れ方、匂いなどで修復歴がわかることがほとんどです。

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