買取情報
今持っている車の状態が悪く、買い取ってもらえるか不安に思っていませんか?
「どのような車も買い取る」といった業者も見かけます。
しかし、実際にどの程度までなら買い取ってもらえるのか気になっている方もいるでしょう。
本記事では、どのような車でも買い取ってもらえる業者の種類をご紹介します。
業者選びに失敗しないための3つのコツや買取可能な業者の理由・からくりなども解説しています。
ぜひ参考にしてください。
目次
どんな車でも10万円で買取してくれるという噂の真相
本当に10万円で買い取りされる?
最低買取価格はいくら?
どんな車も買取可能な業者の理由・からくり
【理由1】中古車としての価値があるため
【理由2】使えるパーツを売却できるため
【理由3】海外への輸出ルートがあるため
【理由4】金属資源として活用できるため
どんな車も買取OKの可能性がある業者
【業者1】ディーラー
【業者2】廃車買取業者
【業者3】中古車買取業者
状況によっては買取が難しい場合もある
【ケース1】必要書類に不備がある
【ケース2】車のローンが残っている
【ケース3】自動車キーがない
まとめ
どんな車でも10万円で買い取りしてくれるという噂の真相
「どのような車も10万円で買い取りしてくれる」という噂がありますが、実際どうなのでしょうか。
ここでは、真相と最低買取価格の目安をお伝えします。
本当に10万円で買い取りされる?
どのような車でも最低10万円は難しいでしょう。
年式は古いが走行可能で、なおかつ走行距離は100,000km以下、車種も人気があるといった条件であれば、10万円で買い取ってもらえるかもしれません。
しかし、エンジントラブルがあり走行が不能な車両状態であれば中古車として再販できないため価値は大きく下がります。
最低買取価格はいくら?
車の最低買取価格は、買取業者によって異なります。
理由は、業者によって最低買取価格保証が異なるためです。
たとえば「1万円以上を保証」という業者もあれば「3万円以上を保証」という業者もあります。
実際に、大手の買取店で不動車も買い取りしているところでは、0円以上を保証しているところも見受けられます。
0円の場合は手元にお金は入りませんが、廃車車両を無料で引き取りしてくれた状態と同じであり、損することはありません。
どんな車も買取可能な業者の理由・からくり
どのような車も買い取りしてもらえる理由が、気になっている方もいるでしょう。
結論をお伝えすると、不動車でも車には価値があるため、買い取りしている業者がいます。
どのような車も買取可能な業者の理由やからくりは以下のとおりです。
・中古車としての価値があるため
・使えるパーツを売却できるため
・海外への輸出ルートがあるため
・金属資源として活用できるため
では、一つずつ解説します。
【理由1】中古車としての価値があるため
一般的に車の価値がないと思われる状態でも買取をする理由は「中古車としての価値があるため」です。
「年式が古いため価値がない」「傷があり見た目が良くない」といった車両でも、中古車としての価値があるケースもあるのです。
年式が古かったり見た目がきれいでなかったりしても、走行機能に問題がなく購入価格を抑えられる車両はニーズがあります。
「買い取ってもらえないかもしれない」と諦めず、一度査定してもらいましょう。
【理由2】使えるパーツを売却できるため
廃車買取業者が不動車や事故車を買い取る理由は「使えるパーツを売却できるため」です。
車自体は走行できなかったとしても、機能するパーツがあれば別の車にカスタムで装着するなどして使い道があります。
パーツのみで販売するのであれば、車両本体が車としての機能を果たさなくても影響はありません。
有名メーカーのパーツが付いていれば、査定額アップが期待できるでしょう。
【理由3】海外への輸出ルートがあるため
年式が古くボロボロな車でも買い取る業者があるのは「海外への輸出ルートがあるため」です。
海外の業者と取引きしている業者は、積極的にどのような車も買い取る傾向にあります。
とはいえ、すべての業者が海外への販売ルートを持っているわけではないため、海外輸出ルートを希望する方は海外輸出専門店を選ぶと良いでしょう。
日本車は走行距離が長かったり年式が古かったりしても、外国車と比べて状態が良いため海外で人気です。
品質が良い理由は、高温多湿な環境に負けない車の製造を目指している、車検制度があるなどがあります。
海外で車検制度がある国はそれほど多くありません。
そのため、車検で定期的にメンテナンスされている日本車は、安全性が高いと評価され人気があるのでしょう。
エンジンに問題がなければ、ボロボロの車であっても諦めず海外輸出ルートがある業者を探してみてはいかがでしょうか。
【理由4】金属資源として活用できるため
事故車でも買取している業者があるのは「金属資源として活用できるため」です。
車は金属資源がほとんどであるため、スクラップすれば金属資源として再利用して再販売できます。
車としての価値はゼロになっても、金属価値は残り数万円の利益は得られます。
そのため、物理的な全損状態の車両でも、金属資源として買取ってもらえる業者が見つかれば売却は可能です。
どんな車も買取OKの可能性がある業者
どのような車も買取してもらえるかもしれない業者は以下のとおりです。
・ディーラー
・廃車買取業者
・中古車買取業者
では、一つずつ解説します。
【業者1】ディーラー
ディーラーで買い取りしてもらえるのは、買い替えを検討している場合です。
走行距離が長く古い車でも、下取りとして引き取ってもらえます。
手元に売却金は入りませんが、新車購入時の費用を差し引いてもらえるメリットがあります。
ただし、数千円での下取りや、大きく劣化・破損している車は下取りを断られるケースもあるデメリットもあるのです。
【業者2】廃車買取業者
不動車・事故車・水没車を買お取りしてもらいたい場合は、廃車買取業者がおすすめです。
パーツや金属として再利用するルートを持っているため、一般的な買取業者では断れる状態でも買い取りしてもらえます。
加えて、過走行車で査定額がほとんどつかないような車も、廃車買取業者は積極的に買い取りしています。
廃車にしたいけれど、できることなら手元にお金を入れたいと考えている方は検討する価値があるでしょう。
【業者3】中古車買取業者
見た目はボロボロでも車としての価値は十分にあるような状態であれば、中古車買取業者がおすすめです。
人気車種や中古車市場でニーズが高い軽自動車、福祉車両であれば、高値で買い取りしてもらえるケースがあります。
車の買い替え費用のために下取りよりも高い価格で買い取りしてもらいたい方、売却金を生活費に充てたい方は、査定を受けてみても良いでしょう。
状況によっては買取が難しい場合もある
買い取りしてもらいにくい理由は、車両だけでなく状況的な要素もあります。
断られないよう、以下の内容に該当しないよう状況の改善を行いましょう。
【ケース1】必要書類に不備がある
必要書類に不備がある場合は、どれだけ買取価値が高い車両でも買取を断られます。
車検証を紛失している場合は、運輸支局で再発行しましょう。
自賠責保険証明書は、加入先の保険会社で再発行を依頼できます。
リサイクル券については再発行が不可能となっていますが「自動車リサイクルシステム」のホームページで印刷可能です。
【ケース2】車のローンが残っている
車のローンが残っていても基本的に査定を受けられますが、売却は断られることがあります。
ローンが残っている車を売却できる条件は以下のとおりです。
・所有権が自分である
・ローンの完済・組み替えが可能である
金融機関のマイカーローンは所有権が自分となっています。
そのため、ローンの一括完済もしくは組み替えで新しい車の購入費用と合算できれば売却は可能です。
ただし、ディーラーローンは所有権が自分にありません。
ディーラーが提携しているローン会社になっているため、完済して所有権を自分に移す必要があります。
【ケース3】自動車キーがない
スペアキーがあれば買い取りしてもらえる可能性はありますが、基本的にキーがなければ買取ってもらえません。
キーがなければ走行できないためです。
もし、すべてのキーを紛失している場合は、再度作成してからの売却となります。
再作成費は3万円前後が一般的な相場ですが、10万円を超えるケースもあるようです。
まとめ
どのような車でも車を買い取りしてもらえる可能性はあります。
しかし、査定額は0円以上であり、10万円で買い取りされる噂はあくまで噂です。
エンジンの不調による不動車、全損状態の車といった場合は、無料で引き取りしてもらえている状態になることもあります。
利益は得られなかったとしても、引き取り料として費用を支払うことはありませんので、買い取りに出しても損はしないでしょう。
よくある質問
Q1.20年落ちの車の買取価格の相場は?
数千円〜数万円程度まで下がります。
Q2.廃車でお金はもらえる?
自動車税、自賠責保険、自動車重量税が還付されます。

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