タントを高く売るには？買取相場やリセールが良いグレードもご紹介

「タントを買取りに出したらどのくらいの価格になるだろう？」と疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。
タントは初代発売から20年が経ち、今もモデルチェンジやマイナーチェンジが行われ改良が続いている車種です。
常に一定数のユーザーを獲得している人気の軽自動車です。
そこで本記事ではタントの買取相場についてご紹介していきます。
リセールの良いグレードやオプション・装備についても解説していきますので是非参考にしてください。

目次

タントについて　

タントとは？
新車価格・中古車相場
特徴やどういった方におすすめの車種か
魅力はなに？

ダイハツタントの人気モデルやグレード

人気モデル
人気のグレードや装備

ダイハツタントの買取市場での評価

海外人気はあるのか
需要が高い車種か
あまりリセールが期待できないグレードorモデル

年式・グレード別に買取相場をご紹介

グレード別の買取相場
年式別の買取相場

ダイハツタントを高額査定してもらうためには

高額査定を狙えるグレード
オプションや装備・モデリスタなどでプラスに査定してもらうことは可能か

まとめ

タントについて

ここからはタントの買取相場や車種の特徴と魅力、そして新車・中古車相場について解説していきます。
以下の記事は売却を考えている方だけでなく、これからタントの新規購入を予定している方にも役立つ内容となっています。

タントとは

タントはダイハツ工業が生産・販売している軽スーパーハイトワゴン（軽トールワゴン）です。
2003年に「親子にピッタント」のキャッチフレーズで初代モデルが発売されてから複数回にわたる改良が行われ、現在は4代目が現行モデルとして生産・販売されています。
「タント」に加え2005年にはフロントフェイスにエアロパーツを装着したスポーツモデルの「タントカスタム」が登場しました。

新車価格・中古車相場

タントの新車価格は現行モデルで135万円～200万円程となっています。
「タントL（2WD）」は最もリーズナブルな価格となっていますが、ターボ仕様の「タントカスタムRS（4WD）」では約200万円と新車価格に大きな幅があります。
このクラスだと車体サイズ・排気量が共にワンランク上のコンパクトカーの価格と同程度となります。
一方、中古車の平均価格は、110万円となっています。中古車の場合には走行距離やオプション･装備などが価格に大きく影響する場合が多いです。

特徴やどういった方におすすめの車種か

ダイハツのタントで特筆すべきは助手席のある左側部分であり、ほとんどのモデルに採用されているのが「ミラクルオープンドア」です。
左側部分はセンターピラーレスになっていて、助手席側の開口を大きくして乗降性を高めています。
本来センターピラーはキャビンを支え、車体を衝撃から守る重要なパーツです。
タントでは、柱をフロントドア内部に超高張力鋼板のパイプとして配置することで安全を確保しながら大開口部分を作り出しています。
そのため2人同時に乗降することも可能な大きさとなっています。床面も低く設計されているので、乗り降りもサポートしてくれます。
そのため、小さなお子さんや介助の必要な方がいる家庭にもおすすめの車種といえます。
また、大きな荷物を積むことの多い方にも荷物の出し入れがしやすく便利な装備です。

魅力はなに？

タントは「軽自動車は狭い」という概念を忘れる程の室内空間を確保しています。
2003年の初代登場時より室内長が2000mmという広さであり、全高1725mmの車高は「軽スーパーハイトワゴン」と呼ばれ、現在の流れを先取りする形となりました。
また現行モデルでは室内長2125ｍｍ、全高1755ｍｍとさらに広々した空間になっています。
よってベビーカーを折りたたむことなく積み込むことも可能です。
安全面では自動ブレーキ・車線逸脱警報の予防安全機能・駐車支援等のアシスト機能も装備されているため安心して運転することができます。

ダイハツタントの人気モデルやグレード

タントは、天井を高くしてセンターピラーを排除し、乗降口を広く低くしていることでも需要の高い軽スーパーハイトワゴンですが、その中で特に人気のモデルやグレードはなにでしょうか。
人気や需要が高ければ高いリセールバリューも期待ができます。
以下でご紹介していきます。

人気モデル

ダイハツタントは2003年の初代発売以来、新たなモデルやグレードを追加し改良を行ってきました。
その中でも特に人気モデルとなっているのは、上質で迫力のある立体的なデザインが魅力の「タントカスタム」です。
特にフロント部分はスポーティーでスタイリッシュ、そしてパワフルな印象に。
また、左側だけでなく右側にもスライドドアが標準装備されていることも人気の理由です。
もちろんピラーレス構造のミラクルオープンドアも完備されています。

人気のグレードや装備

軽スーパーハイトワゴンとして注目を集めているタントですが、現行モデルのグレードで特に人気なのが「RS」グレードです。
カスタムモデルの中で最も高価ですが、外観の見栄えの良さとターボエンジン・15インチアルミホイール・ドライブアシストイルミネーションなどの装備が充実している点でも人気を集めています。
カスタムモデルは標準モデルの新車価格よりも高いですが、スタイリッシュな外観からもリセールバリューは最も高くなっています。

ダイハツタントの買取市場での評価

ダイハツタントは、買取市場でどれほどの需要があるのでしょうか。
中古車の買取査定には、国内はもちろんのこと、海外での需要の高さも重要となってきます。
そこで、ここからはタントの買取市場での評価について解説します。

海外人気はあるのか

日本で製造された軽自動車を輸出しているケースはまだ少ないため、タントの海外における需要はまだ未知数といえます。
石油が高騰している昨今、海外でも燃費の良い車を求める傾向にあります。
そのため、タントが海外で製造されるような状況になれば、現行モデルよりも大きな規格として発売されて一定数の需要を獲得できることでしょう。

需要が高い車種か

タントは、それぞれの方のニーズに合ったモデルを用意しています。
購入価格や燃費を抑えて、子供からお年寄りがスムーズに乗り降りできる車、おしゃれでスポーティーな車、力強い走りと装備でアウトドアに特化した車、福祉車両仕様の車と、どんな方の需要にも対応できるのがタントなのです。
また、助手席側のピラーを排除した大開口のドアを採用している車種は極わずかであることも人気の要因の一つです。
重要性の高さから、中古車市場での人気も高く安定した価格を保っています。

あまりリセールが期待できないグレード orモデル

タントモデルの中で、最も高いリセールを期待できるのが「タントカスタム」です。
ただし、リセールについてもモデルに大きな差がある訳ではありません。
あまりリセールが期待できないとなると、新車購入から10年を過ぎると残価率が極端に下がり始めるため、2007年まで販売されていた初代モデルはリセールがほとんど期待できない可能性があります。

年式・グレード別に買取相場をご紹介

「ダイハツ　タント」の買取相場を年式とグレードの2つの点を紹介します。
※下記買取相場は、
赤字：グッドスピードの買取実績
黒字：WEB上の外部サイトより参照しております。

グレード別の買取相場

年式別の買取相場

ダイハツタントを高額査定してもらうためには

ダイハツタントの高額査定を狙うのであれば、以下のようなことに注意しておくと良いでしょう。 例えば、所有しているタントが人気グレードであるか、装備やオプションは査定にプラスされるのかなどです。 タントで高額査定が期待できるのはどんなグレードでしょうか。 また、どんなオプションや装備があれば買取りで有利になるのでしょうか。 以下で解説していきます。

高額査定を狙えるグレード

タントの中で高額査定が狙えるのは、グレードに関係なく高年式・低走行の現行モデルということになります。
それであれば経過年数が短く、人気や購入価格の高いグレードが最も高額査定となるため、「カスタムRS」・「カスタムX」が高額査定の圏内に入ると言えるでしょう。

オプションや装備などでプラスに査定してもらうことは可能か

タントは標準装備でも十分に便利に使用できる車種ですが、両側パワースライドドアをオプションにつけておくと買取りで査定額をアップしてもらえる可能性があります。
タントの場合、助手席側の後部ドアはミラクルオープンドアの肝となるパワースライドドアが標準装備となっていますが、運転席側の後部ドアは通常の車と同様のつくりとなっています。
また、メーカーオプションとして「9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ」が選べるナビも査定に有利に動く可能性があります。
スマホのナビであれば使い慣れていることに加えて性能も良くなっています。
9万円弱のリーズナブルな価格であるため、高額なナビを設置しなくても十分に使えるコスパの良さはおすすめです。
中古車を高く売るためのコツについても詳しくご紹介していますので、合わせてご確認ください。

まとめ

タントは、車内空間の広さから軽スーパーハイトワゴンと呼ばれ、その草分け的な位置にいる車です。
全高の高さは小さな子供が車内で立てるほどであり、ピラーレスによる車体左側の開口部分は人が2人並んで乗車できるほどの広さとなっています。
さらに、低床のステップは子供もお年寄りも楽に乗り降りができる親切設計です。
タントは買取り市場での人気は高く安定した価格をキープ、リセールバリューの高い車種の一つとなっています。