中古車の下取りの流れを完全解説！店選びから引き渡しまでの手順と高く売る... | SUVといえばグッドスピードGOOD SPEED

車を買い替える際によく利用される下取りですが、「具体的な流れがわからない」「どのタイミングで依頼すればいいのか」と悩む方は多いでしょう。

下取りは新しい車の購入と同時に今の車を引き取ってもらえる便利な方法ですが、手順や必要書類、注意点を理解しておかないと査定額が低くなる可能性もあります。

本記事では、中古車下取りの仕組みやメリット・デメリット、実際の流れをわかりやすく解説します。

さらに、愛車を少しでも高く下取りしてもらうためのコツも紹介しますので、これから買い替えを検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

中古車の下取りとは

中古車下取りの特徴
中古車下取りの仕組み
中古車下取りのメリット・デメリット
メリット
デメリット

中古車の下取りの流れ

購入したい車と販売店を選ぶ
購入時に下取りを依頼する
書類を準備する
契約する
支払いをする
車の引き渡しを行う

愛車を高く売るためのコツ！

まとめ

中古車の下取りとは

まずは、中古車下取りの特徴や仕組み、メリット・デメリットを詳しく解説します。

中古車下取りの特徴

車の下取りは、ディーラーで新車を購入するタイミングに合わせ、今まで乗っていた車をそのまま引き取ってもらえる制度です。

下取り額は新しい車の購入代金に差し引かれる形で反映されるため、実質的な値引きとして活用できます。

これにより、買取業者へ一旦売却してから改めて購入する手間がなく、購入と売却を一度に済ませられます。

ただし、下取り価格は現金で自由に受け取ることはできず、新車購入資金に充当されるのが前提となります。

そのため、利便性を優先したい人には向いていますが、価格を重視する場合は別途比較が必要です。

中古車下取りの仕組み

下取りは新車だけでなく、中古車で購入した車も対象となります。

手続きの流れはどちらの場合もほぼ同じで、走行距離や年式、車の状態などを基準に査定が行われます。

ただし、中古車の場合は劣化の程度が大きいため、査定額が数万円以下、時には1万円未満にとどまることも珍しくありません。

また、基本的にディーラーでは他社メーカーの車も下取り可能です。

したがって、現在乗っているメーカーにこだわらず、自分の希望に合った車種を選ぶことができます。

中古車下取りのメリット・デメリット

中古車の下取りには、売却と購入を同時に進められる便利さがある一方で、価格面では買取専門店に劣ることもあります。

ここでは、下取りを利用する際の代表的なメリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット

下取りの最大のメリットは「面倒な手間を大幅に省ける」ことです。

車の売却と新車購入を同じ店舗で完結できるため、複数の業者と交渉したり、別々に契約を結んだりする必要がありません。

名義変更や税金、リサイクル料金などの処理も販売店が一括で対応してくれるため、車に詳しくない方でも安心です。

また、不人気車や走行距離の多い車でも、下取りなら一定の金額を提示してもらえることが多く、処分費用をかけずに乗り換えられるのも大きな魅力です。

デメリット

一方で、中古車下取りの大きなデメリットは「査定額が低くなりやすい」点にあります。

ディーラーは再販や在庫リスクを考慮して金額を設定するため、同じ車でも買取専門店に比べて数万円から十数万円安く評価されるケースが少なくありません。

また、査定の内訳が明確に提示されない場合もあり、「なぜこの金額になったのか」が不透明に感じられることもあります。

さらに、下取り額は現金で受け取るのではなく、新車購入費用に充当されるのが前提のため、資金の自由度が低い点も注意が必要です。

価格を最優先する方にとっては、下取りだけに頼るのは不利になる可能性があります。

中古車の下取りの流れ

中古車の下取りは、以下の流れで行います。

1.購入したい車と販売店を選ぶ
2.購入時に下取りを依頼する
3.書類を準備する
4.契約する
5.支払いをする
6.車の引き渡しを行う

ここでは、各下取りの流れを詳しく解説します。

購入したい車と販売店を選ぶ

下取りを利用する際には、まず次に乗りたい車種と購入先の販売店を選びましょう。

ディーラーによって下取り条件や査定基準が異なるため、複数店舗で比較することが重要です。

人気車種は値引き額が小さくなる一方で、下取り車の評価が高くなる場合もあります。

反対に不人気車種では下取り額が低くなる傾向があるため、全体の支払い総額を見比べて判断しましょう。

購入時に下取りを依頼する

購入したい車の候補が決まったら、商談のタイミングで下取り査定を依頼します。

通常は新車の見積もりと並行して提示されるため、支払うべき実質金額を確認しやすいのが特徴です。

ただし、下取り価格は買取専門店に比べて低めに設定されることが多いため、事前に市場相場を把握しておくと安心です。

また、新車の見積明細には必ず目を通し、不明な点があれば早めに確認しておくことが大切です。

書類を準備する

下取りに出すためには、車検証や自賠責保険証、リサイクル券、納税証明書、実印など複数の書類が必要です。

紛失している場合は事前に再発行しておかなければ、契約や引き渡しが遅れてしまいます。

特にローン残債がある車の場合、所有者がディーラーや信販会社になっているケースがあるため、名義確認も欠かせません。

必要書類を早めに揃えておくことで、手続きはスムーズに進みます。

契約する

査定額と新車購入条件に納得できたら、下取りを含めた契約を結びます。

契約書には下取り価格や値引き内容が明記されているかを必ず確認しましょう。

曖昧な記載のまま契約してしまうと、後になってトラブルにつながる恐れがあります。

契約の段階で残債処理や納車日程なども調整されるため、細かい条件まできちんと把握しておくことが安心につながります。

支払いをする

下取り額は新車の購入資金にそのまま充てられるため、支払い時には差し引かれた残額を納めることになります。

基本的には納車前に全額を支払う必要がありますが、まとまった資金が用意できない場合はローンを組むことも可能です。

旧車の価値が新車より高いケースは稀で、多くの場合は追加支払いが必要になります。

資金計画を立て、余裕を持って準備しておくと安心です。

車の引き渡しを行う

新車が納車されるまでは、現在の車をそのまま利用できることが多く、生活に支障が出にくい点は大きなメリットです。

ただし、納期が長引く場合は代車が用意されるケースもありますが、必ずしも代車サービスがあるとは限らないため、契約時に確認が必要です。

また、引き渡しまでに事故や故障があると査定額が減額される可能性があるため、注意して使用することが求められます。

愛車を高く売るためのコツ！

愛車を少しでも高く下取りしてもらうためには、日頃からの管理と売却のタイミングが大切です。

まず、外装や内装を清潔に保ち、下取り前には洗車や簡単な清掃を行うことが効果的です。

特に車内の臭いは評価を下げやすく、タバコやペットの臭いは普段から除去に努めると良いでしょう。

次に、下取り時期にも注意が必要で、走行距離が大台に達する前や車検残存期間が短くなる前に手放すと査定に有利です。

さらに、カスタム車は純正仕様より評価が下がる傾向にあるため、可能であれば元に戻し、純正パーツを揃えておくことが望ましいです。

こうした準備をしておくことで、下取り価格が上がりやすくなるでしょう。

まとめ

本記事では、中古車下取りの仕組みやメリット・デメリット、実際の流れを解説しました。

中古車の下取りは、新しい車の購入と同時に現在の車を引き取ってもらえる便利な仕組みです。

面倒な手続きをまとめて販売店に任せられる一方で、査定額は買取専門店より低くなることが多いため、利便性と価格のどちらを優先するかを見極めることが重要です。

下取りの流れを把握し、必要書類を整えておけば手続きもスムーズに進みます。

本記事を参考に、愛車をより良い条件で手放し、新しいカーライフをスタートさせてください。