買取情報
長年乗ってきた愛車が買取できるのか、それとも廃車にした方が良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
選択を誤ると、売却金額で損をする可能性があるため、慎重に判断することが大切です。
とはいえ、どう決めれば良いか迷う方も多いと思います。
そこで今回は、買取と廃車の違いや判断のポイントを中心に解説し、廃車買取業者に関する疑問や噂についても触れています。
ぜひ参考にして、適切な判断を下しましょう。
目次
買取と廃車の違いとは?
買取とは?
廃車とは?
買取と廃車どっちか迷ったときの判断ポイント
買取がおすすめの人
廃車がおすすめの人
車の廃車買取業者は怪しい?業者の選び方とは
起こりうるトラブルの内容
廃車買取業者の選び方
まとめ
買取と廃車の違いとは?
車の手放し方を間違えると損するリスクがあるため、双方の特徴やメリット・デメリットを知る必要があります。
そのためここでは、買取と廃車の違いを解説します。
買取とは?
車の買取とは、愛車を業者に引き渡して買い取ってもらうことを指します。
売却とほぼ同じ意味ですが、状況や立場によって使い分けられます。
車を買い取ってもらう際には、まず査定を受けて車の価値を確認することが必要です。
査定時には、車の外観や内装の状態がチェックされます。
具体的には、傷や凹みがないか、汚れや臭いが気にならないか、純正仕様かカスタマイズされているかなどが見られます。
機能面では、タイヤや足回りの消耗具合、エンジンの調子、ライトの状態、アライメントの確認などが行われます。 また、車体全体の劣化具合を測るために、走行距離や年式も考慮されます。
査定額に納得できれば、必要書類を整え、手続きを済ませて車を引き渡します。
その後、買取金額は即日現金で支払われるか、指定口座に後日振り込まれます。
買取を選ぶ際のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット |
デメリット |
・売却後の自由度が高い ・高額買取が期待できる場合がある ・名義変更手続きをしてもらえる |
・業者を探す手間がかかる ・車両状態によっては断られる |
廃車とは?
廃車とは、車を公道で使用できない状態にする手続きのことです。車が使えない状態になったり、しばらく車を使用しない場合に行う手続きで、主に「一時抹消」と「永久抹消」の2種類があります。
一時抹消: 車の登録を一時的に休止し、所有権を維持しつつ、税金が発生しないようにする手続きです。
車を保有したまま、使用を一時的に停止することができます。
永久抹消: 車を解体して使用不能にし、所有権を完全に放棄する手続きです。事故で修理不可能になった車や水没した車などが対象になります。
廃車には、無料または有料で引き取ってもらう方法と、無料または少額で廃車買取を受ける方法があります。
廃車手続きを行うと、自賠責保険の還付金やリサイクル料が受け取れる場合があります。
さらに、廃車買取を依頼すれば、売却金を得ることもできます。
廃車にするメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット |
デメリット |
・一時抹消は未使用期間の税金発生を止められる ・場合によっては還付金が入る ・売却金が入る場合がある ・手続きを業者に代行してもらえる ・廃車買取は買取不可な車も買い取ってもらえる |
・手続きが複雑 ・高値はつきにくい |
買取と廃車どっちか迷ったときの判断ポイント
ここでは、愛車の手放し方を買取にするか廃車にするか迷っている方に向けて、判断ポイントをお伝えします。
ぜひ参考にしてください。
買取がおすすめの人
愛車を手放す方法として、買取を選ぶことをおすすめする方は以下の通りです。
・走行可能な状態の車を所有している方
・できる限り高額で売却したい方
・買い換え費用や生活費などの資金調達を希望する方
中古車買取業者に車を売却する場合、車が走行可能な状態であることが基本です。
不動車や事故車は買取を断られることが多いため、他の方法を検討する必要があります。
また、買取業者での査定では、車の魅力を反映させた査定額が提示されることがあります。
これにより、高額査定が期待できるため、できる限り高く売りたい方にはおすすめの方法です。
さらに、売却金が手元に入るため、車の買い換え費用や生活費などの資金作りをしたい方にも最適な選択肢となります。
廃車がおすすめの人
愛車を手放す方法として、廃車を選ぶことをおすすめする方は以下のとおりです。
・買取を断られてしまった方
・不動車を手放したい方
・事故車を手放したい方
・車の所有権を一時的に抹消したい方
廃車は、不動車や事故車であることを理由に買取を断られた場合の最終手段です。
解体業者に持っていくと処分代が発生する可能性があるため、廃車買取業者に依頼するのがおすすめです。
また、車の所有権のみを一時的に放棄したい場合は、車を売ることなく一時抹消登録の手続きをすれば税金は発生しません。
何らかの理由で長期間車を使用せず、自動車税の納税が発生しないようにしたい方は、一時抹消による廃車がおすすめです。
車の廃車買取業者は怪しい?業者の選び方とは
「廃車買取業者は怪しい」と感じる方もいるかもしれませんが、それは本当なのでしょうか。
結論としては、悪徳業者が存在するのは事実ですが、信頼できる業者も多くあります。
ここでは、発生し得るトラブルと業者選びのポイントを解説します。
起こりうるトラブルの内容
ここでは、廃車買取業者で起こりうるトラブルをご紹介します。
対策を考える参考にしてください。
価値があるにも関わらず廃車扱いとなる
古くて壊れた車でも、実は価値がある場合があります。
しかし、そのような車を0円で廃車扱いにする悪徳業者も存在します。
もし、査定額が0円といわれた場合は、別の業者の査定も受けてみると良いでしょう。
還付金の返金が無い
これは悪徳業者に遭遇した場合の一例です。
本来、リサイクル料としての還付金や、自賠責保険の契約期間が残っていればその差額も返金されるべきです。
しかし、これらの還付金を業者が受け取ったにもかかわらず、返金しないケースも報告されています。
高い手数料やキャンセル料を請求される
これも悪徳業者にありがちな特徴です。
後から高額な代行手数料やレッカー料金を請求したり、契約をキャンセルした際に不当に高いキャンセル料を求めたりする事例があります。
信頼できる業者は、このようなことは通常行いませんので、契約前に手数料やキャンセル料の金額について確認しておくことが重要です。
廃車手続きが進まず車が放置される
このようなケースでは、悪質業者の可能性もありますが、単に業者の対応が遅れていたり、手続きが進んでいない場合もあります。
車がスクラップされずに放置されている場合、廃車手続きが完了しておらず、まだ所有権が自分にある可能性があります。
手続きの進捗が気になる場合は、普通車の場合は運輸局、軽自動車の場合は軽自動車検査協会に問い合わせて確認できます。
普通車は交付申請の手続きが必要ですが、軽自動車の場合は電話で確認することができます。
廃車買取業者の選び方
先ほど伝えたようなトラブルが発生しないためには、業者選びが肝となります。
どの業者にするか判断する際は、以下のポイントに着目しましょう。
・細かく説明をしてくれる
・キャンセル料や手数料がサイトに明記されている
・レッカー・引取り料金が無料
・解体する認可を受けた業者である
では、一つずつ解説します。
細かく説明をしてくれる
査定の内訳や車両の状態、手数料や還付金など重要な項目について詳細に説明してくれる業者は、信頼できるといえます。
もし質問しても回答を避けたり、話をそらしたりするような業者には注意が必要です。
そのような場合は、契約をその場で結ばず、持ち帰って冷静に検討することをおすすめします。
キャンセル料や手数料がサイトに明記されている
キャンセル料や手数料が明確にサイトに記載されている業者は、安心して利用できると言えるでしょう。
業者によって手数料は異なるため、料金が事前に明示されている業者なら、後から追加で手数料を請求されるようなトラブルを避けることができます。
レッカー・引取り料金が無料
レッカーや引き取り料金が無料の業者を選べば、余分な費用は発生しません。
売却金が入ったとしても、手数料が発生するとその分が引かれるため損をします。
業者によって対応が異なるため、公式サイトで記載があるか確認してみましょう。
解体する認可を受けた業者である
解体する認可を受けていない業者に車を任せるのはトラブルの原因です。
解体されなかったり、廃車手続きがされなかったりといった状態になる可能性があります。
手続きをきちんとしてくれなければ税金の支払い義務が発生するリスクがあるため、認可を受けた業者を探しましょう。
まとめ
大切に乗ってきた愛車を手放す方法として、買取と廃車どちらにするか迷った場合は、車の状態で決めましょう。
買取不可とされた状態であったり、事故車や不動車であったりする場合は、廃車買取のほうが良い場合があります。
しかし、買取業者に依頼すれば高額査定が狙えるチャンスがあるため、一度買取業者に査定依頼するのが良いです。
廃車はあくまで最終手段として残しておきましょう。
よくある質問
Q1.車を買うならお得なのは買取と下取りどちら?
買取のほうが高値で売れやすく、購入費用の負担を軽減しやすいでしょう。
Q2.廃車手続きするとどのくらいの金額が戻ってくる?
金額は一概にいえませんが、保険の契約残存期間や車検の残存期間などによって変わります。

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