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車の高価買取を実現させるコツ!選び方から交渉術までプロが徹底解説

車 買取 コツ(リライト)

「車をなるべく高値で売却したいけど、具体的な方法が分からない」「車を高く売るコツを知りたい」このような悩みを抱いている方も多いのではないでしょうか。

具体的な方法はそれぞれの状況によって異なりますが、いくつかのコツを押さえておくことで高値での売却が実現できる可能性も高まります。

そこで本記事では、車の高価買取を実現させる19のコツと題して、損しないためのポイントや交渉術を紹介しています。

電話による交渉のコツも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

車買取の基礎的な知識

売却のタイミングは早いほうが良い
中古車市場での人気も買取価格に影響する
下取りは査定価格が下がる傾向にある

査定額に差がつく!買取先の選び方のコツ

ディーラー下取りよりも「買取専門店」を優先する
「一括査定サービス」を活用して競争原理を働かせる
車種特化型(SUV・輸入車など)の専門店も検討する
JPUC加盟店など信頼できる業者を見極める

車の買取で損しないためのコツ

自車の買取相場を理解しておく
決算時期を狙う
年末は避ける
軽自動車の場合は3月末までに売却する
年式・走行距離による査定額の変わり目に注意する
モデルチェンジの時期を想定しておく
わざわざ車検を通さない
1cm未満のキズは補修しない

高額査定を出すためのコツ

複数の買取業者に連絡して相見積もりを行う
販売経路を持つ買取業者を選ぶ
純正部品があるなら取り付ける
メンテナンスノートを用意しておく
洗車と車内清掃を念入りに行う
査定士との綿密なコミュニケーションをとる

査定額アップを狙う!具体的な交渉テクニック

「金額次第で即売却する」という強い意思(本気度)を見せる
査定士を味方につける「誠実な対応」で信頼を得る
具体的な「引き渡し可能日」を明確に伝えて加点を狙う
「今決めてくれたら」の即決営業は一度持ち帰って比較する
「概算相場」を調べておく

これだけはNG!やってはいけない交渉術

希望金額(リミット)を先に伝えてしまう
修復歴や不具合を隠して嘘をつく
他社の査定額を過大に盛って伝える

まとめ

車買取の基礎的な知識

具体的なコツを紹介する前に、車を買取に出す際の基礎的な知識から解説していきます。

最低限押さえておきたい内容をピックアップしているので、しっかりチェックしておきましょう。

売却のタイミングは早いほうが良い

車を少しでも高く売りたいなら、「思い立ったその日」が最も高く売れるタイミングです。

中古車の価値は、時間が経つほど下がっていくのが基本原則だからです。

一般的に、年式が古くなり走行距離が増えるほど、市場価値は下落します。

例えば、1ヶ月売却が遅れるだけで、数万円単位で査定額が変わるケースも珍しくありません。

「もう少し待てば相場が上がるかも」と期待して先延ばしにするよりも、価値が残っているうちに素早く行動することが、結果として最大利益につながります。

中古車市場での人気も買取価格に影響する

買取価格は車の状態だけでなく、「中古車市場での需要(人気)」に大きく左右されます。

人気のある車種や装備であれば、業者はすぐに売れると判断し、強気の価格を提示できるからです。

以下の要素はプラス査定になりやすいポイントです。

・人気のボディカラー:白(パールホワイト)や黒などの定番色は需要が安定しています。
・安全・快適装備:自動ブレーキ、全周囲カメラ、純正ナビ、サンルーフなどは高評価につながります。
・トレンド:SUVやハイブリッドカーなど、その時々の流行も価格に反映されます。

下取りは査定価格が下がる傾向にある

車を買い替える際、「ディーラー下取り」と「専門店への買取」で迷うかもしれませんが、金額を優先するなら「買取」が圧倒的に有利です。

ディーラーの下取りは、あくまで「新車販売のサービス」の一環であり、高値で買い取ることが目的ではありません。

また、他メーカーの車やカスタムカーの評価が苦手な傾向があります。

一方、買取専門店は「車を仕入れること」が本業であり、最新のオークション相場を反映した限界価格を提示できます。

手間はかかっても、買取店を選ぶ価値は十分にあります。

査定額に差がつく!買取先の選び方のコツ

車を高く売るためには、「誰に売るか」の選択が非常に重要です。

同じ車でも、売却先によって査定額に10万円以上の差がつくことも珍しくありません。

ここでは、失敗しない買取先の選び方を解説します。

ディーラー下取りよりも「買取専門店」を優先する

前述の通り、高価買取を狙うなら「買取専門店」の利用が鉄則です。

どちらも車を引き取ってもらう点は同じですが、目的や評価基準には以下のような大きな違いがあります。

比較項目 ディーラー下取り 買取専門店
主な目的 新車への乗り換えサービス 車の仕入れ(転売・販売)
査定額 安くなりやすい(基準が固定) 高くなりやすい(市場価格を反映)
メリット 納車ギリギリまで乗っていられる
手続きの手間が少ない
オプションや希少性が評価される
独自の販売ルートで高値が出る
デメリット 他社メーカーやカスタム車の
評価が低い傾向がある
引き渡し時期の調整が必要な場合がある

【買取専門店をおすすめする理由】
・独自の販売ルート:オークションや海外輸出など多彩なルートを持つため、ディーラーよりも高く買い取れる仕組みがあります。
・加点方式の査定:社外オプションパーツや、市場での希少価値などを細かくチェックし、プラス査定してくれます。

まずは買取専門店で査定を受けて「愛車の本当の価値(基準額)」を知り、その上でディーラーと比較検討するのが賢い進め方です。

「一括査定サービス」を活用して競争原理を働かせる

手軽かつ確実に査定額をアップさせる方法は、「一括査定サービス」を利用することです。

一度の申し込みで複数の業者に査定依頼ができるため、業者間の競争(オークション状態)を自然に生み出せます。

比較項目 単独査定(1社のみ) 一括査定(複数社)
競争 なし(言い値になりやすい) あり(価格競争が起きる)
手間 少ない 電話対応などの手間がある
査定額 相場〜低め 相場上限〜最高値

ライバルがいると分かれば、どの業者も自社で買い取るために限界ギリギリの価格を出さざるを得なくなります。

車種特化型(SUV・輸入車など)の専門店も検討する

もし売却する車がSUVや輸入車、スポーツカーなどの特徴的な車種であれば、そのジャンルに特化した「専門店」も候補に入れましょう。

一般的な買取店では評価されにくい価値を正当に判断してもらえるからです。

例えば、輸入車専門店なら独自の整備工場や販売ルートを持っているため、故障リスクを恐れて安く査定する一般店よりも高値を付けられます。

カスタムカーの場合も、改造費をプラス査定してくれる専門店の方が有利です。

「餅は餅屋」の発想で、自分の車に合った専門店を探してみるのが得策です。

JPUC加盟店など信頼できる業者を見極める

業者選びで最も大切なのは「安心感」です。

トラブルを避けるために、「JPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)」に加盟している業者を選ぶことをおすすめします。

JPUCは、強引な勧誘の禁止や契約後の減額防止など、適正な取引のための厳しいガイドラインを設けています。

加盟店であれば、一定のコンプライアンス基準を満たしていると判断できるため、二重査定(契約後の減額請求)などのトラブルリスクを減らせます。

会社の規模だけでなく、こうした第三者機関への加盟状況もチェックしましょう。

車の買取で損しないためのコツ

車の買取に関する基礎的な知識を押さえたところで、高価買取を実現させるためのコツを紹介していきましょう。

具体的な価格の上積みよりも、車の買取で損しないためのコツから解説していきます。

自車の買取相場を理解しておく

交渉の席に着く前に、自分の車の「買取相場」を調べておくことは必須です。

相場を知らなければ、業者が提示した金額が「高いのか安いのか」判断できず、安値で買い叩かれてしまうリスクがあるからです。

相場は、中古車検索サイトで同じ車種・年式・走行距離の車がいくらで売られているかを確認し、そこから販売利益(約10〜20%)を引くことで概算できます。

メーカー公式サイトの下取りシミュレーションや、一括査定サイトの相場表を活用しましょう。

「このくらいの金額が基準」という物差しを持って交渉に臨むことが大切です。

決算時期を狙う

車を売る時期を選べるなら、買取業者の「決算期(1月〜3月)」や「中間決算期(9月)」を狙うのがおすすめです。

この時期、業者は目標達成のために1台でも多く買い取りたいと考えており、普段より査定額がアップしやすいからです。

特に3月は、4月からの新生活に向けて中古車の需要が年間で最も高まるピークシーズンです。

在庫確保のために多少無理をしてでも高値を出す業者が増えるため、売り手にとっては絶好のチャンスです。

年末は避ける

逆に、年末(12月)の売却はできるだけ避けるべきです。

年末はクリスマスや帰省などで出費がかさみ、車の購入需要が落ち込むため、買取相場も下落傾向にあるからです。

また、年が明けて1月になると、車の年式が一つ古くなってしまう(例:2023年式→2024年になると「1年落ち」扱い)ため、12月中に無理に売るよりも、需要が高まる1月後半〜3月まで待った方が有利なケースもあります。

ただし、急ぎで現金化が必要な場合は、早めに動くに越したことはありません。

軽自動車の場合は3月末までに売却する

軽自動車の場合は、3月末までに売却することも損しないためのコツです。

4月1日を過ぎた時点で自動車税が課せられるため、売却予定にもかかわらず1年分をまとめて納める必要があります。

普通自動車であれば廃車買取の場合のみ還付が受けられますが、軽自動車には適用されないので注意しておきましょう。

年式・走行距離による査定額の変わり目に注意する

中古車市場では、「走行距離の大台」を超えると査定額がガクンと下がる傾向があります。

特に意識すべき節目は「3万km」「5万km」「10万km」です。

例えば、4.9万kmの車と5.1万kmの車では、実質的な状態に大差はありませんが、買い手からの印象は大きく異なり、査定額に差が出ます。

同様に、年式も「3年落ち(初回車検)」「5年落ち(2回目車検)」「10年落ち」が区切りとなります。

もし現在の走行距離がこれらの節目に近いなら、大台に乗る前に売却することをおすすめします。

モデルチェンジの時期を想定しておく

車の売却を考えているなら、モデルチェンジの時期も想定しておきましょう。

モデルチェンジすると、旧モデルの車はニーズが落ち込んでしまう傾向です。

買取相場も下がってしまうため、モデルチェンジ前の売却と比較すると損をしてしまう恐れがあります。

モデルチェンジの時期は5年〜10年が一般的とされていますが、日頃から情報収集しておくことも大切です。

わざわざ車検を通さない

買取に出す車の車検が迫っていても、わざわざ通す必要はありません。

もちろん車検を通しても構わないのですが、査定額に大きく影響することはない点を理解しておきましょう。

車検にかかる費用を回収できるほどのプラス査定は見込めないので、そのまま売却するほうが得策です。

1cm未満のキズは補修しない

査定前に小さなキズを直そうとするのもNG行動です。

1cm未満の爪にかからない程度のキズであれば、査定基準では減点対象にならない(無傷扱い)ため、補修する必要は全くありません。

また、慣れない素人がコンパウンドなどで補修すると、逆に塗装ムラができて目立ってしまい、マイナス査定になるリスクもあります。

修理業者に依頼しても、修理代以上に査定額が上がることはまずありません。キズはそのままで、ありのままの状態を見てもらうのがベストです。

高額査定を出すためのコツ

ここでは、事前の準備やちょっとした工夫で査定額を底上げする「プラス査定のアクション」を紹介します。

お金をかけずにできることばかりなので、ぜひ実践してください。

複数の買取業者に連絡して相見積もりを行う

高額査定を狙うための基本にして最強の戦術は、「相見積もり(あいみつもり)」をとることです。

1社だけの査定で決めてしまうと、その金額が適正かどうか比較できず、安く買われてしまう可能性が高くなります。

最低でも3社以上に査定を依頼し、「A社は〇〇円でした」と伝えることで、業者間の価格競争を煽りましょう。

実際に、相見積もりをするだけで数十万円アップした事例は数多くあります。

面倒くさがらずに複数の業者に見てもらうことが、高価買取への方法です。

販売経路を持つ買取業者を選ぶ

高額査定を出したいのなら、販売経路を持つ買取業者を選びましょう。

自社で販売経路を持つ買取業者ならば、中間マージンを取られることもないため買取価格のアップに期待できます。

買取専門店であってもオークションを利用しているケースはあるので、販売までの仕組みも精査して売却先を選ぶのがひとつのコツです。

純正部品があるなら取り付ける

もし社外品のアルミホイールやマフラー、ナビなどに交換している場合、保管してある「純正部品」を必ず用意してください。

中古車市場では、カスタム車よりも誰でも乗りやすい「純正状態」の方が評価が高い傾向にあるからです。

無理に取り付け直す必要はありませんが、査定時に「純正パーツも車載しています」と伝えるだけでプラス査定になります。

逆に、純正部品がないと「欠品」扱いとなり、マイナス査定になる場合もあるため注意が必要です。

取扱説明書やスペアキーなどの付属品も忘れずに揃えておきましょう。

メンテナンスノートを用意しておく

「メンテナンスノート(定期点検整備記録簿)」は、車の履歴書とも言える重要書類です。

これを用意しておくことで、過去にどのような整備を受けてきたかが証明でき、査定士に安心感を与えられます。

しっかりとメンテナンスされてきた車は、購入後の故障リスクが低いと判断され、プラス査定につながります。

ダッシュボードの中に入っていることが多いので、査定前に有無を確認しておきましょう。

もし紛失している場合でも、再発行は難しいですが、整備工場で履歴が残っていないか確認してみる価値はあります。

洗車と車内清掃を念入りに行う

査定前の「洗車」と「車内清掃」は、マナーであると同時に立派な査定対策です。

キレイな車は「大切に乗られてきた車」という第一印象を与え、査定士の心証を良くします。

【査定前の清掃チェックリスト】
・洗車:ボディの泥や汚れを落とす(ワックスまでは不要)
・車内清掃:ゴミを捨て、掃除機をかける
・ニオイ対策:タバコやペット臭は消臭スプレーで対策し、換気を行う

汚れた車は「メンテナンスも雑かもしれない」と疑われ、厳しくチェックされる原因になります。

できるだけ清潔な状態にしておきましょう。

査定士との綿密なコミュニケーションをとる

買取に出した車を実際に査定するのは査定士で、相対したときの良い印象が高額査定に繋がる可能性は否定できません。

よって査定士と綿密なコミュニケーションをとることも、押さえておきたいコツだといえます。

客だからといって横柄な態度で接していると、期待するような結果は得られない恐れもあるので注意しましょう。

高価買取を実現させるためのコツとして、査定士との交渉術も次項で紹介します。

査定額アップを狙う!具体的な交渉テクニック

準備が整ったら、いよいよ査定士との直接交渉です。

ここでは、プロの査定士と対等に渡り合い、限界価格を引き出すための具体的な交渉テクニックを伝授します。

「金額次第で即売却する」という強い意思(本気度)を見せる

査定士が一番欲しいのは「今日契約してくれるお客さん」です。

そのため、「希望額に届くなら、今日にでも車を引き渡して契約する」という強い売却意思(本気度)を見せることが最大の武器になります。

「とりあえず値段を知りたいだけ」というスタンスでは、査定士も本気の金額(限界価格)を出してきません。

「条件さえ合えばすぐに売る準備ができている」と伝えることで、査定士に「上司に掛け合ってでも決裁を取りたい」と思わせることができます。

査定士を味方につける「誠実な対応」で信頼を得る

交渉ごとは心理戦ですが、敵対する必要はありません。

むしろ査定士を「パートナー」として味方につける意識を持ちましょう。

・丁寧な言葉遣いで接する
・「無理を言ってすみませんが、あと少し頑張ってもらえませんか?」とお願いする

高圧的な客よりも、感じの良い客の要望を通したいと考えるのが人間です。

信頼関係を築き、「あなただから高く買い取りたい」という状況を作り出しましょう。

具体的な「引き渡し可能日」を明確に伝えて加点を狙う

交渉の終盤で効果的なのが、「〇月〇日には車を引き渡せます」と具体的な日程を提示することです。

中古車は在庫期間が短いほど利益が出るため、すぐに入庫の目処が立つ車は高く評価されます。

・必要書類(印鑑証明書など)が既に揃っている
・「今日契約すれば、明後日には入庫できる」と伝える

このカードを切ることで、最後のひと押し(数万円の上乗せ)を引き出せる可能性があります。

「今決めてくれたら」の即決営業は一度持ち帰って比較する

査定の現場で必ずと言っていいほど言われるのが、「今ここで決めてくれたら〇〇万円にします」という即決トークです。

かし、この言葉に焦って契約するのは禁物です。

これは他社と比較させないための営業テクニックであり、提示額が本当に最高値とは限りません。

「魅力的な提案ですが、妻と相談しないと決められない約束なので」などと理由をつけて、必ず一度持ち帰りましょう。

その金額を他社に伝えて交渉することで、さらに高い金額を引き出せます。

「概算相場」を調べておく

交渉の席に着く前に、あらかじめ「自分の車の買取相場」を調べておくことは必須のテクニックです。

相場を知らないと、提示された金額が妥当かどうかの判断ができず、安く買い叩かれてしまうリスクがあるからです。

・ネット検索:一括査定サイトの買取実績や、メーカーの下取りシミュレーションを確認する
・電話で聞く:アポ取りの際に「この車種の今の相場感はどのくらいですか?」と聞いてみる

「相場はこのくらいですよね?」と伝えることができれば、業者は足元を見た安すぎる金額を出しにくくなります。

事前の情報収集が、交渉を有利に進めるうえで大切です。

これだけはNG!やってはいけない交渉術

交渉には「やってはいけないタブー」も存在します。

良かれと思ってやったことが逆効果になったり、最悪の場合はトラブルに発展したりすることもあります。

以下の3点は絶対に避けましょう。

希望金額(リミット)を先に伝えてしまう

査定士から「希望額はいくらですか?」と聞かれても、自分から具体的な金額を言ってはいけません。

・相場より安く言った場合:その金額で買い叩かれてしまう(損をする)
・相場より高く言った場合:「無理です」と交渉が終わってしまう

正解は「相場が分からないので、プロの適正な査定をお願いします」と返すか、「一番高い金額を出してくれたところに売ります」と伝えることです。

金額の提示は常に業者から先にさせましょう。

修復歴や不具合を隠して嘘をつく

「事故歴があると安くなるから」といって、修復歴や故障箇所を隠して売るのは絶対にNGです。

これは契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)に問われ、売却後に減額請求や損害賠償を求められる重大なトラブルになります。

プロの査定士は車の状態を見れば嘘を見抜きますし、後から発覚した場合のリスクの方が遥かに大きいです。不具合がある場合は正直に申告しましょう。

他社の査定額を過大に盛って伝える

相見積もりをする際、他社の査定額を「嘘をついて高く伝える」のもやめましょう。

査定士は横のつながりやリアルタイムの相場データを持っているため、相場からかけ離れた嘘はすぐにバレます。

嘘がバレると「信用できない客」と見なされ、交渉が決裂したり、逆に低い金額を提示されたりする可能性があります。

「他社は〇〇万円でした」と伝えるときは、正直な金額(または証拠となる見積書)を提示して、正々堂々と価格競争をさせましょう。

まとめ

車買取に関するトラブルは増加傾向にあり、特に「契約後の減額(二重査定)」や「キャンセル料請求」には注意が必要です。

しかし、これらは以下のポイントを押さえることで未然に防げます。

・相場を知る:自分の車の適正価格を把握し、極端な高値提示に騙されない
・即決しない:その場の雰囲気に流されず、冷静に他社と比較検討する。
・契約書を確認する:キャンセル条項や入金日を必ずチェックする
・JPUC加盟店を選ぶ:適正な取引を行う信頼できる業者に依頼する

もしトラブルに巻き込まれた際は、一人で抱え込まず、すぐに「消費者ホットライン(局番なし188)」や「JPUC車売却消費者相談室」へ相談してください。

正しい知識を武器に、安全な車売却を行いましょう。

よくある質問

Q.買取の希望額を聞かれた場合、そのまま答えても良いのでしょうか?

すぐに希望額を言ってしまうと、買取価格の上積みが難しくなるのでおすすめできません。

他店でも査定を受けていることを伝えて、先に買取価格を聞きましょう。

Q.契約後に減額を要求された場合、どう対処したら良いですか?

まずは減額となる理由、根拠を示した書面、現車の確認を求めましょう。
売り手が虚偽の情報を伝えていなければ、基本的に応じる必要はありません。

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