カーナビは中古車査定において、装着状況や動作が評価対象となる装備のひとつです。
GS編集部これらの状態によって査定額が変動するため、カーナビの有無よりも「種類とコンディション」が評価や加点の中心になります。
日本自動車査定協会の基準でも、ナビの動作状況・装着タイプ・故障の有無が査定項目として明記されており、正常に稼働していればプラス評価になる一方、故障や破損がある場合は減額につながるとされています。
実際に、カーナビの付属品をどう扱ったかに関する投稿も見られます。
捨てた
車とカーナビ等の冊子
リモコン
乗ってた人が大事に全部取ってくれてたみたいだけどこれ取ってて車の査定にさほど響かないだろうから処分
リモコンも使わないしなんならカーナビのマイクは邪魔だから切った pic.twitter.com/HkFjV9ltWN— ぴぴ@断捨離 (@___py3o) June 26, 2021
この記事では、カーナビの種類ごとの評価傾向、取り外しによるリスク、査定前に確認すべきポイントなどを解説します。
カーナビの有無より機能性が査定では重視

車査定では、「どのようなカーナビが装備されているのか」が評価を左右します。
GS編集部とくにJAAI(日本自動車査定協会)の基準では、査定で重視されるのはナビの有無ではなく、搭載されているナビの機能性や状態です。
たとえば、古いナビで地図が更新されていなかったり、画面が小さい・操作性が悪いといった場合は、思ったほどのプラス評価にはなりません。
反対に、最新型の大画面ナビや、バックモニターやテレビ・音楽再生機能付きの多機能モデルであれば、高く評価される傾向があります。
「とりあえずカーナビがある」というだけでは評価されにくく、どのようなナビか・どれだけ使いやすいかがポイントになります。
査定時にはこうした細かな違いが金額に表れるため、ナビの機能や状態を事前に確認しておくことが大切です。
カーナビ付きは最大10万円の査定になることも
| タイプ | 機種/年もの | 当・1年 | 2・3年 | 4・5年 | 6年~ |
|---|---|---|---|---|---|
| インダッシュ | HDD | 100点(+10万円) | 80点(+8万円) | 60点(+6万円) | 40点(+4万円) |
| DVD | 70点(+7万円) | 50点(+5万円) | 30点(+3万円) | 20点(+2万円) | |
| メモリー | 40点(+4万円) | 30点(+3万円) | 20点(+2万円) | 10点(+1万円) | |
| 外付け | HDD | 80点(+8万円) | 50点(+5万円) | 30点(+3万円) | 10点(+1万円) |
| DVD | 50点(+5万円) | 30点(+3万円) | 10点(+1万円) | 0点(+0円) | |
| 地デジ加点 | 20点(+2万円) | 20点(+2万円) | 10点(+1万円) | 10点(+1万円) | |
| ツインモニター加点(1台分) | 40点(+4万円) | 30点(+3万円) | 20点(+2万円) | 10点(+1万円) | |
| カメラ類 (フロント・サイド・バック)各1個 | 10点(+1万円) | ||||
カーナビが搭載されている車は、査定で加点を受ける可能性があります。
特に評価されやすいのは、純正ナビや高性能なディーラーオプションナビなどです。
操作性がよく、地図データが新しく、バックカメラやTV視聴機能が備わっているタイプであれば、査定額が5万円前後、場合によっては最大10万円程度アップすることもあります。
とはいえ、ナビが古かったり不具合がある場合は、評価されにくくなるため注意が必要です。
買取業者によって評価基準に差が出やすいポイントでもあるため、1社だけの査定では判断がつきません。複数業者に見てもらうことで、ナビの価値を正当に評価してくれる買取先と出会いやすくなります。
カーナビのタイプによって査定評価は変わる

カーナビとひと口に言っても、実は「純正ナビ、ディーラーオプションナビ、社外ナビ(ポータブル含む)」の3種類があり、査定での評価もそれぞれ異なります。
評価が安定しやすいのはメーカー装着の純正ナビですが、それ以外のタイプでも条件によってはプラスに働くことがあります。ここでは、ナビのタイプごとに査定への影響をくわしく解説していきます。
カーナビのタイプによって査定評価は変わる
1. 純正ナビは評価が安定しやすい
メーカー純正ナビは、車種ごとに専用設計されており、車両との一体感や操作性が高く評価されやすい傾向にあります。
とくに新車購入時に装着されていた純正ナビは、査定時にも「標準装備の一部」として見なされやすく、減額の対象になりにくいのが特徴です。
GS編集部また、ナビ機能だけでなく、バックモニターや車両情報表示などと連動しているタイプも多く、こうした連携機能もプラス評価につながります。
ただし、年式が古く地図が更新されていない場合は、最新モデルと比べて評価が下がることもあるため、あくまで「状態の良さ」も評価の前提になります。
2. ディーラーオプションナビは機能次第で評価される
ディーラーオプションナビは、新車購入時に販売店で取り付けられるタイプで、純正品よりも選べる機種の幅が広いのが特徴です。
評価されるかどうかは、ナビ自体の性能や使いやすさによって大きく変わります。
GS編集部たとえば、大型モニター・地デジ対応・Bluetooth連携・最新地図搭載など、実用性が高い機種はプラス評価されるケースもあります。
一方で、動作が遅い・画面が小さい・地図が古いといった機種は、社外ナビと同じ扱いになり、評価がつきにくくなります。
査定時には「車に見合った機能性があるか」がチェックされるため、ハイグレードなモデルであっても、型落ちの場合は価格に反映されにくい点に注意が必要です。
3. 社外ナビや外付けナビは査定に響きにくい
社外ナビ(後付けのカーナビ)や外付けナビ(ポータブルタイプ)は、車査定では評価されにくい傾向があります。
理由は主に2つあります。
- 車との一体感がないため見た目の印象が落ちること
- 取り外しが前提と見なされるため、資産価値として評価されないこと
とくにシガーソケットから給電するような簡易タイプのナビは、実質的に買取額には反映されません。査定士によっては「あとで外されるもの」と判断し、査定対象から外す場合もあります。
高価な社外ナビを取り付けていても、車自体の価値には直結しないことが多いため、あくまで「プラスになればラッキー」くらいに捉えておくのが安心です。
カーナビは売却前に取り外すべきか

高価なナビを後付けした場合、「別で売ればお金になるのでは」と考えるのも自然です。
ただし、査定の現場では“取り外し済み”という状態がかえって減額の要因になるケースがあります。
取り外す際にかかる費用やリスクを踏まえても、よほど明確な目的がない限り、基本的にはカーナビは付けたまま売るほうが安心です。
ここでは、業者に依頼する場合と自分で外す場合の注意点、そして取り外しにともなう具体的なリスクを整理して紹介します。
カーナビは車の売却前に取り外すべきか
1. 業者にカーナビを取り外してもらう場合の流れ
業者にカーナビの取り外しを依頼する場合は、まずは取り扱い実績のあるカー用品店や整備工場に相談するのが一般的です。
事前に車種やナビの型番を伝えることで、対応の可否やおおよその費用、所要時間を案内してもらえます。作業は専門的な知識と工具が必要なため、無理に自分で外すよりも安全です。
とくに純正ナビやディーラーオプションのナビは、車両側の配線と一体化していることが多く、慎重な作業が求められます。
なお、取り外したナビを再利用したい場合や別で売却したい場合は、動作確認・配線の保存・リモコンや付属品の管理も忘れずに行いましょう。
2. 自分でカーナビを取り外す場合の注意点
自分でカーナビを取り外すことも可能ですが、いくつかの注意点があります。まず、車内のパネルや配線は非常にデリケートで、無理に外すと破損や故障の原因になります。
とくに純正ナビやディーラーオプションナビは配線が複雑で、オーディオや車内機能と連動している場合もあるため、慎重な対応が必要です。
また、取り外しに使う専用工具がなければ作業が難しくなることも。仮にうまく取り外せたとしても、配線の一部を断線させてしまえば、再利用や販売に支障が出る可能性もあります。
さらに、作業ミスで車両に傷がつけば、査定評価にも悪影響を及ぼすため、少しでも不安がある場合は専門業者への依頼を検討した方が安心です。
3. 車査定前にカーナビを取り外すリスク
車の査定前にカーナビを取り外すと、かえって査定額が下がるおそれがあります。
とくに純正ナビやディーラーオプションナビは、装備されていること自体が評価の対象となるため、外してしまうとマイナス評価になるケースもあります。
また、ナビを取り外した痕跡(ネジ穴や配線の残り)が内装に残ると、見た目の印象が悪くなり「装備欠品」とみなされて減額されることもあります。
GS編集部では具体的に、査定前にカーナビを取り外すリスクを紹介します。
車査定前にカーナビを外す4つのリスク
1. 取り外しの工賃や費用がかかる
カーナビを売却前に取り外す場合は、取り外し作業にかかる工賃や諸費用も無視できません。専門業者に依頼すると、ナビの種類や車種によっては数千円〜数万円の費用が発生します。
とくに純正ナビやディーラーオプションナビは、配線が複雑で車両と一体化していることが多く、取り外しには時間と技術が必要です。
また、自分で取り外す場合でも専用工具が必要だったり、配線処理を誤って故障を招くリスクもあります。
「あとで売ればお金になる」と考えて外す方もいますが、実際には取り外し費用と手間の方が大きく、結果的に損をするケースも少なくありません。
2. ナビを外すと傷がつくリスクがある
カーナビを無理に取り外すと、ダッシュボードや内装に傷がついてしまうおそれがあります。
特に純正ナビやディーラーオプションナビは、内装と一体化している構造のため、パネルを外す際にツメが折れたり、表面にキズが入るケースが少なくありません。
査定士はこうした内装の状態もしっかり確認しており、「ナビがないうえに傷もある」と判断されると、査定額にマイナスの影響が出てしまいます。
見た目の印象だけでなく、次のオーナーが快適に使えるかという観点でもチェックされるため、不要な取り外し作業で状態を悪化させるのは避けた方が安全です。
3. 外したナビが他で売却できないケースも
カーナビを取り外しても、必ずしも単体で売却できるとは限りません。とくに純正ナビやディーラーオプションのナビは、その車種専用に設計されていることが多く、他の車では使い回せないケースがほとんどです。
さらに、取り外しの過程で配線や取り付け部品が欠損してしまうと、リユース品としての価値も大きく下がってしまいます。
売却できないうえに査定も下がるといった二重損を避けるためにも、基本的にはカーナビは付けたままの方が安心です。
4. 燃えないゴミなどで処分できない
カーナビは精密機器であるため、家庭の「燃えないゴミ」として簡単に捨てることはできません。
とくにモニターや配線、バッテリーなどを含むカーナビは、自治体の回収ルールで「小型家電リサイクル品」や「粗大ごみ」として扱われることが多く、勝手に処分すると不法投棄になる恐れもあります。
しかも、状態が中途半端に悪いナビはリユース業者でも引き取りを断られるケースがあります。売却目的で取り外したものの、結局は処分にも手間と費用がかかるというのはよくある話です。
GS編集部このような様々なリスクを避ける意味でも、査定時はカーナビをそのまま付けておく方が無難です。
カーナビ付きの車は売却前に初期化して個人情報を消す

カーナビには、これまでに訪れた場所の履歴や自宅・職場の住所、電話帳データ、Bluetoothの接続情報など、個人情報が多数残っています。
そのまま車を売却してしまうと、次の所有者にこれらの情報が見られてしまう恐れがあります。
万が一の情報漏洩を防ぐためにも、売却前には必ずナビの設定メニューから「工場出荷状態にリセット」または「全データ削除」を実行してください。
方法がわからない場合は、車の取扱説明書やナビのメーカーサイトを参照すれば、具体的な手順が掲載されています。
カーナビ有無に関わらず高く売るなら車一括査定

カーナビの有無や種類によって査定評価に差が出るのは事実ですが、それ以上に大きな差が出るのが「どの業者に売るか」です。
同じ車でも、買取業者によって数万円〜十万円単位で提示額が変わることは珍しくありません。
とくに、業者によってカーナビの評価方針は異なります。
「純正ナビなら評価します」と明言する業者もいれば、「ナビの有無は価格に反映しない」という業者もあるため、1社だけに依頼すると本来の価値を見落とされてしまうことがあります。
GS編集部こうした価格差や評価のズレを防ぐには、複数業者に査定依頼するのは必須です。
とはいえ、各買取店をまわって比較するのはかなり大変ですし、現実的ではありません。
そこでおすすめなのが車一括査定の「カーセンサー」です。

カーセンサーは、カーセブンやネクステージ、ガリバー、アップル、オートバックスなど、全国約700社以上の買取業者と提携。
たった1回の申し込みで、複数の業者から自宅で出張査定が受けられます。

車一括査定の仕組みを利用することで、買取業者同士が自然とライバル意識を持つため、足元を見たような査定になりにくく、査定額も吊り上がっていきます。
実際、車一括査定を利用した295人へのアンケートでは、「最も多く利用されていたのがカーセンサー」という結果に。

GS編集部さらに実体験では、ディーラー下取りよりも96万円高い査定額がついた実績もあります。

カーセンサーは全国どこでも対応しているため、自宅にいながら査定が受けられ、店舗に行く必要もありません。
- 愛車を高く売りたい
- リアルな査定額を知りたい
- 交渉が面倒・苦手
- 時間と手間を費やしくない
まずは、カーセンサーであなたの愛車の買取相場を調べてみてください。経験上、カーセンサーなら間違いありません。
\愛車の最高額が下がる前にチェック/
まとめ|カーナビ付きの査定で損しないために
カーナビが付いているかどうかはもちろんですが、実際には「ナビの状態やタイプ」のほうが査定で重視されます。
ポイントを整理すると以下のとおりです。
| 評価対象 | 内容 |
|---|---|
| 機能性・動作 | 正常に使えるかどうか |
| タイプ別の評価傾向 | 純正ナビ > ディーラーオプション > 社外・ポータブルナビ |
| 取り外しのリスク | 傷や工賃の問題、他で売却できない可能性も |
| プライバシー対策(初期化) | 売却前にナビ内の個人情報は必ず消去 |
ナビを取り外して他で売ろうと考える人もいますが、多くの場合は取り外し費用の方が高くつき、キズや配線トラブルの原因にもなります。「付けたまま売る」のが基本です。
正常に動作し、純正タイプなら査定上プラスになりやすい
工賃がかかったり、傷がつくリスクがあるため基本は「付けたまま」が安全
個人情報の残存はトラブルにつながる可能性も
GS編集部ナビの状態に不安があっても、業者によって評価は分かれます。より正確な査定を受けるためには、複数業者に依頼できる「車一括査定」の活用が効果的です。
カーナビの価値もしっかり見てくれる業者に出会える可能性が高まります。納得のいく売却につなげたい方は、まずは車一括査定を試してみてください。
以下の記事では車一括査定を体験した内容を掲載しています。サービス内容をイメージするのに参考にしてください。



