フロアマットの欠品や著しい汚れは、下取り査定で減額要因になります。
日本自動車査定協会(JAAI)の査定基準でも、内装状態や付属品の欠品が評価項目に含まれており、フロアマットも例外ではありません。(参照:日本自動車査定協会「査定のしくみ」)
実際の取引ではフロアマットの扱いに関する疑問が見られます。
フロアマットってプラス査定になりますか?
同じ車種を乗り継ぐ人はフロアマット買い直してるのか気になります🥺— くまり@s15 シルビア納車済み (@kumarixxxx) January 17, 2023
純正・社外品の違いや状態の良し悪しによって評価は変わりますが、適切な対処をしておけば不要な減額は避けられます。
GS編集部ここでは、査定基準における評価ポイントから、マットの種類による違い、減額を抑えるための準備まで整理して解説します。
フロアマットがない・汚れていると下取りで減額

車を下取りに出すとき、意外と見落とされがちなのが「フロアマット」の有無や状態です。
たとえばマットが欠品していたり、汚れがひどかったりすると、JAAI(日本自動車査定協会)の査定基準に沿って減額されるケースがあります。
とくに純正マットがない場合は「欠品扱い」となり、社外品よりもマイナス評価されやすいため注意が必要です。
こうした査定基準をきちんと理解しておくことで、不要な損を防ぎ、納得のいく価格で売却する判断がしやすくなります。
フロアマットの欠品や汚れが減額になる基準と金額
車の下取り査定では、フロアマットが「あるかどうか」「どの程度汚れているか」が明確な評価ポイントになっています。
査定の現場では、JAAI(日本自動車査定協会)の定める基準をもとに、フロアマットの状態が内装評価の一部として見られます。
具体的には、純正のマットが欠品していると5点満点中で減点され、減額の対象になります。
金額としては、おおむね3,000円~1万円程度のマイナスになることが多く、マットの種類や車種、店舗によって差はあるものの、純正品が揃っているかどうかで印象が変わるのは確かです。
また、ひどい汚れやにおいがある場合も減点対象となり、クリーニングが必要な状態だとさらに評価が下がります。
逆に、純正マットが揃っていて目立つ汚れがない状態であれば、減額を避けられるだけでなく、他の部分との相乗効果で査定額に良い影響を与えることもあります。
GS編集部下取りの直前にできるだけきれいに掃除し、純正マットがあれば必ず装着しておくことがポイントです。
フロアマット以外の査定で見られる内装
フロアマットだけでなく、内装全体の状態は下取り査定において重要な判断材料となります。
GS編集部とくにチェックされやすいのが、シートの汚れ・破れ・へたり具合、天井や内張りのしみやヤニ汚れ、ペット臭などのにおい、そして室内の清掃状況です。
これらは、車内の快適さや手入れのされ方を示す要素として評価に反映されます。
たとえば、シートにたばこの焼け跡があれば明確なマイナス査定につながり、クリーニングでも落ちない染みや臭いも減額の対象です。
また、フロアマットと同様に純正状態が保たれているかどうかも見られるため、社外品への交換や内装の加工があると減点されるケースもあります。
内装の手入れは、簡単な掃除だけでも印象が大きく変わります。
日頃からこまめに清掃しておくことが理想ですが、下取り前にでも車内を丁寧に掃除し、シートカバーや消臭剤を使って状態を整えておくことで、少なくとも減額は避けられる可能性が高まります。

内装以外で査定額に影響する5つのチェックポイント

車の下取り価格は、内装の状態だけで決まるものではありません。見た目や機能、これまでの使用状況など、複数の要素が総合的に評価されます。
とくに下取り時に重視されやすいのが以下の5つです。
これらは車の価値を判断するうえで、どの店舗でも必ずチェックされる項目です。
1. 年式と走行距離は査定額に直結する
車の下取り価格を決めるうえで、最も重視される要素のひとつが年式と走行距離です。
年式はその車が初度登録された年を指し、走行距離はこれまでにどれだけ使用されたかの目安になります。どちらも車の劣化度や寿命を判断するうえで非常にわかりやすい指標のため、店舗側も必ず確認します。
たとえば、同じ車種・グレードであっても、年式が1年違うだけで査定額に数万円の差がつくこともあります。
また、一般的な相場としては、1年あたり1万km前後の走行距離が「標準的」とされており、それを大きく上回ると「走りすぎ」として減額対象になります。
逆に、年式が古くても走行距離が極端に少ない車は「大切に乗られていた」と評価され、査定アップにつながるケースもあります。
下取り前に、車検証を見て年式を確認し、走行距離もチェックしておくとよいでしょう。
とくに年式が古く、走行距離が10万kmを超えている場合は、下取り価格が大幅に下がる傾向があるため、他のプラス要素(内装のきれいさやオプション装備)をアピールする工夫が重要になります。
2. 外装のキズやへこみも減額の対象に
下取り時の査定では、車の外装も重要なチェックポイントです。とくに目立つキズやへこみ、塗装の剥がれなどは、そのまま減額の理由になります。
たとえ走行性能に影響がないとしても、見た目の印象が悪ければ再販時にマイナス要素と見なされるため、業者側も慎重に確認します。
GS編集部査定では「軽度のキズ・へこみ(修理費用1万円未満程度)」で数千円〜1万円、「中程度(修理費用2〜5万円)」で2〜3万円以上の減額がされるケースが多く見られます。
ドアやバンパー、フェンダーなど人目につきやすい部位にダメージがあると、とくに査定額に響きやすくなります。ただし、軽度な擦り傷程度であれば、必ずしも直してから下取りに出す必要はありません。

修理費用の方が査定アップ額を上回ってしまう可能性もあるため、判断が難しいと感じたときは、まず複数業者に車一括査定を申し込んで比較してみるのがおすすめです。
実際の査定金額を見てから修理するかどうかを検討すれば、ムダな出費を避けられます。
3. エンジンの状態やメンテナンス歴も評価に影響
車の下取り査定では、エンジンまわりの状態も大きな評価ポイントのひとつです。
エンジンの始動性やアイドリングの安定性、異音の有無などがチェックされ、状態に問題がある場合は減額の対象となります。
オイル漏れや警告ランプの点灯なども見逃されないため、日頃からの整備が査定金額を左右します。
また、過去の整備履歴がしっかり残っているかどうかも重要です。点検記録簿や整備明細がきちんと保管されていれば、車を大切に使っていた証拠として査定担当者の信頼を得やすくなります。
とくにディーラーや整備工場で定期的にメンテナンスされていた車は、エンジンの内部状態が良好と判断され、プラス評価につながりやすい傾向にあります。
逆に、メンテナンス履歴がまったく残っていなかったり、オイル交換を長く怠っていた場合は、たとえ見た目に異常がなくても「内部の劣化が進んでいる可能性がある」として評価を下げられるおそれもあります。
GS編集部下取り前にエンジンまわりのチェックを受け、最低限の整備を済ませておくと安心です。
4. 修復歴や改造歴があるとマイナス査定になる
車の下取りでは、過去の修復歴や改造歴があるかどうかも、査定額に大きく影響します。
GS編集部とくに修復歴については、たとえ見た目がきれいでも「骨格部分(フレーム)」に損傷があった車両と判定されると、大幅な減額対象になるのが一般的です。
中古車市場では、事故歴がある車は購入を避けられやすく、再販が難しくなるため、下取り査定でもリスクを見込んだ低評価になりやすいのです。
一方で、エアロパーツや車高調、マフラー交換などの改造が施されている車も、純正の状態より評価が下がることが多くあります。
これは、改造車は好みが分かれやすく、再販先が限定されること、さらには構造変更による整備リスクが懸念されるからです。とくにエンジンまわりの改造や、灯火類のカスタムは厳しく見られがちです。
ただし、外観のドレスアップ程度の軽微なカスタムであれば、大きく減額されないケースもあります。
心配な場合は、査定前に取り外せる改造パーツを純正に戻すことで、評価ダウンを避けやすくなります。過去の修理歴や改造内容は査定時に正直に申告することが、トラブル回避にもつながります。
5. 付属品やオプションがあると評価アップにつながる
下取り査定では、車本体の状態だけでなく「付属品やオプションの有無」も評価の対象になります。
たとえば、スペアキー・取扱説明書・整備記録簿などがそろっていれば、再販時の信頼性が高まるため、査定額がアップしやすくなります。
とくに整備記録簿は、過去の点検・整備がしっかり行われていた証明になり、エンジン状態の評価にも間接的にプラスに働くことがあります。
GS編集部また、メーカーオプションとして取り付けられたサンルーフ・本革シート・純正ナビなども、装備の充実度として評価対象となります。
こうしたオプションは中古車市場でも需要があり、再販価値が高くなるため、標準仕様の同型車よりも高く評価されやすいのが特徴です。
ただし、オプション装備があっても故障していたり動作しなかったりする場合は逆効果になることもあるため、査定前には簡単な動作確認をしておくのがおすすめです。
特にETCやナビ、電動スライドドアなどは使用頻度が高く、査定担当者もしっかりチェックする部分です。オプションや付属品が揃っていることは「大切に乗られていた車」という印象にもつながり、全体評価を底上げしてくれます。
下取りでプラス査定になりやすいパーツとオプション

下取り査定では、標準装備だけでなく追加されているパーツやオプションも重要な評価ポイントになります。
特に純正オプションや人気の装備は、中古車市場での需要が高く、再販価格に大きく影響するため、プラス査定につながりやすい傾向があります。
ここでは、プラス査定につながりやすい代表的なオプションやパーツを6つ紹介します。それぞれの装備がなぜ評価されるのか、どんなポイントに注意すべきかもあわせて解説していきます。
1. キーレスエントリーはプラス評価されやすい
キーレスエントリーは、中古車市場でも人気のある装備のひとつです。
ボタンひとつでドアの施錠・解錠ができるこの機能は、日常の使い勝手を大きく高めてくれるため、査定時にもプラスの評価につながりやすい特徴があります。
特に、スマートキー対応タイプ(ポケットに入れたままでドアの開閉やエンジン始動ができるタイプ)は、利便性が高く、多くの中古車ユーザーが求める装備とされています。
一方で、故障している、電池切れのまま放置されている、予備キーがないといった状態では減額の対象になることもあるため注意が必要です。
また、査定の際には純正のキーレスエントリーであるかも重要なポイントです。後付けや社外品の場合、セキュリティ面で不安が残ると判断される可能性があるため、評価が下がる傾向があります。機能がしっかり使える状態で、かつ純正品であることを確認しておくことで、プラス査定につながりやすくなります。

2. 先進安全機能は需要が高く査定に有利
自動ブレーキや車線逸脱警報、誤発進抑制機能などの先進安全機能が搭載されている車は、下取りでも高く評価される傾向があります。
これらの装備は、事故のリスクを減らしてくれるという安心感につながるため、年齢を問わず幅広い層から支持されています。
GS編集部とくに最近では、高齢ドライバーの安全運転を支援する機能としても注目されており、中古車市場でも「安全性能の高い車」を求める声が年々増えています。
そのため、先進安全機能を備えた車は下取り時でも査定額が上がりやすくなります。また、装備があるだけでなく、実際に機能する状態かどうかも査定ではチェックされます。
たとえばセンサー部分に故障や不具合がある場合、評価が下がることもあるため、点検や確認は事前に済ませておくのが安心です。
3. 電動スライドドアはファミリー層に人気
電動スライドドアが付いている車は、ファミリー層を中心に高い人気があり、下取りの査定でもプラス評価されやすい装備のひとつです。
子どもを抱いたままでもワンタッチで開け閉めできる利便性や、狭い駐車場でも隣の車にドアが当たりにくい構造は、日常使いでの快適さにつながります。
とくにミニバンや軽ハイトワゴンなど、ファミリーカーとして選ばれることの多い車種では、電動スライドドアの有無が中古車市場での人気を大きく左右します。
需要の高い装備として扱われているため、下取り価格にもその分がしっかり反映される傾向があります。
GS編集部ただし、モーターの動きが悪い、リモコンで動作しないといった不具合がある場合はマイナス評価になることもあるため、売却前に動作確認をしておくことが大切です。
4. バックモニターやサイドモニターの有無で評価が変わる
バックモニターやサイドモニターは、車庫入れや狭い道での運転をサポートしてくれる便利な装備です。
とくに運転に慣れていない方や高齢者からの需要が高く、中古車市場でも注目されやすいポイントのひとつです。
こうした視界補助機能が搭載されている車は、下取り時にも安全性や利便性の高さが評価され、査定額が上がるケースが多く見られます。
最近では標準装備の車種も増えてきましたが、古めの車やグレードによっては非搭載の場合もあるため、装備されていることで優位に立てることがあります。
ただし、モニターの映像が乱れていたり、センサー類が正常に作動しない場合は減額の対象になる可能性があるため、事前に動作確認をしておくと安心です。
5. レザーシートは高級感がありプラス評価されやすい
レザーシートは見た目の高級感にくわえ、耐久性やメンテナンス性の高さから、下取り査定でプラス評価されやすい装備です。
とくに上位グレードの車種や高級セダン・SUVなどでは、レザー内装の有無が査定額に明確な差を生むことがあります。
中古車を探している人のなかには「せっかく買うならレザー仕様がいい」と考える方も多く、再販しやすい車と見なされるため、店舗側としても積極的に評価しやすいポイントです。
ただし、ひび割れやシートの破れ、ひどい色あせなどがある場合は減額対象になることもあります。日頃から丁寧に使い、軽い汚れは拭き取っておくだけでも評価が変わってくるため、売却前のひと手間が差につながります。

6. 純正カーナビやETCの搭載も査定アップに有利
純正カーナビやETC車載器が装備されている車は、下取り査定でプラス評価されやすくなります。
とくに純正カーナビは、車種ごとに内装と一体化したデザインになっているため、後付けの社外品よりも見た目の完成度が高く、人気があります。
また、ETC車載器は高速道路の利用が当たり前となっている今では、あって当然という感覚が根づいており、搭載していない場合は“マイナス印象”になることも。
とくにアンテナ分離型や音声案内機能付きなどの高性能モデルなら、より高評価を得やすくなります。
GS編集部ただし、取り外して次の車に使い回す予定がある場合は、再セットアップが必要になる点や、個人情報の消去も忘れず行う必要があります。
こうした手間を考えると、車に付けたまま下取りに出すほうがスムーズなケースも少なくありません。

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たとえフロアマットが汚れていたり、外装に小キズがあったりしても、業者ごとに評価のポイントや基準が異なるため、比較するだけで価格に大きな差が出ます。
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まとめ|フロアマットの有無や状態は査定に影響する
フロアマットが汚れていたり、そもそも付いていなかったとしても、下取りそのものができなくなるわけではありません。
ただし、JAAI(一般財団法人 日本自動車査定協会)の査定基準では、フロアマットの欠品や著しい汚れは減額対象とされており、減額幅は数千円から1万円前後に及ぶこともあります。
| 状態 | 減額の可能性 | 備考 |
|---|---|---|
| 純正フロアマットが欠品 | 高い (5,000円~) | 純正重視の業者が多く、マイナス評価に |
| 社外品マットを使用 | 中程度 | 状態が良ければ評価されることもある |
| マットに汚れ・シミ・破れあり | 中程度 | 見た目の印象が悪くなる |
| マットをクリーニングしていない | 軽微 | 簡単な掃除でも印象アップにつながる |
特に、純正品がそろっているかどうかは内装評価に大きく影響します。
逆にいえば、フロアマットを適切にクリーニングしたり、状態に応じて市販のマットを補うだけでも、減額を抑えられる可能性があります。
- 純正マットが残っていれば装着しておく
- 汚れやシミはクリーナーなどで落としておく
- 破損がひどい場合は市販マットで補うのも有効
GS編集部フロアマットだけにとどまらず、車全体を「より高く売る」ためには複数の業者で比較することが必須です。
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納得のいく価格で売るためには、「車一括査定」を活用して、フロアマットの状態も含めて総合的に評価してくれる業者を見つけることがいちばんの近道です。
以下の記事では車一括査定を体験した内容を掲載しています。サービス内容をイメージするのに参考にしてください。



