車のシート汚れや破れは【査定DOWN】タバコの穴は買取額がマイナスに!

シート汚れと破れ

車査定の項目で見るところはこちら

車を査定に出す際は、シートの状態が評価項目の一つとして扱われます。汚れや破れ、タバコの焦げ跡、臭いなどは査定時に確認され、車両の内装評価に影響します。

日本自動車査定協会(JAAI)でも、内装項目の中に「シートの汚れ」「破れ」「臭い」などが減点対象として規定されており、シートの状態は査定額に反映される仕組みになっています。(参照:日本自動車査定協会

洗車と車内外の掃除を欠かさずにやっている。
トランクの隅々まで掃除機をかけ、シートの汚れも徹底的に落とす。
中古車の状態が良ければ良いほど、高く売れると聞いてるからね。— ひろと@ランボルギーニに乗りたい男 (@hiroto19880926) April 28, 2024

GS編集部

実際に口コミでは、シートをキレイにしていてよかったという方もいれば、汚れのせいで査定額が下がったという方もいました。

ここでは、そのJAAIの査定基準をもとに、どのようなシート状態が減額対象になるのかを詳しく解説します。さらに、自分でできるクリーニング方法や、やってはいけない対処法も紹介します。

目次

車査定でシート汚れや破れは減額対象になる

シート_減額

車査定において、シートに付いた汚れはマイナス評価となるのですが、その汚れについてもある程度の基準があります。

食べ物などをこぼした一般的な汚れに加えて、薬品や水濡れなどによるシミもチェックされます。さらには、タバコによって焦げた跡も減点対象となります。

それぞれにおいて大きさなども基準があり、一般的な汚れやシミについては、カードサイズ以上あるかどうかで評価が分かれます。

焦げ跡は1センチ以上かどうかです。さらに、何か所あるかもポイントです。

具体的には、小さいシミであっても2個以上あると減点となります。焦げ跡も1センチ未満であっても、3個以上あると減点されることになります。

JAAIの評価基準に基づくシートの減額ポイント

良質車+20点(+2万円)
内装部分の傷-10点(-1万円)
シール、テープ、接着剤等の跡-10点(-1万円)
ハンガーパイプの付いているもの-10点(-1万円)
異臭(タバコ、ペット、芳香剤等)-40点(-4万円)
ペット等の毛が付着-40点(-4万円)
天井、内張り等にタバコのヤニが付着-40点(-4万円)

車の査定においてシートの状態は、一般社団法人自動車査定協会(JAAI)の査定基準に基づいて減点対象として評価されます。

JAAIでは「内装」の評価項目の中にシートの項目があり、汚れや破れの程度、範囲、場所によって細かく減点が設定されています。たとえば、染みや汚れが軽度で目立たない範囲に収まっていれば小さな減点に留まりますが、広範囲にわたる変色や破れがある場合は減点幅が大きくなり、査定額にも直結します。

また、タバコの焼け焦げや強い臭いが残っている場合も、状態によっては「要修理」と判断され、通常の減点よりも査定が不利になる可能性があります。

こうした査定の基準は、査定士による主観ではなく、あくまで統一されたルールに基づくものです。

GS編集部

布のような一般的な素材よりも、本革のような高級な素材の方が汚れが付いていると減点が大きくなるという傾向もあります。

ベンチシートにおける減点と査定への影響

布シート40点(-4.0万円)
ビニールレザー30点(-3.0万円)

ベンチシートは、前席が一体型になっているタイプのシートで、軽自動車や一部の普通車に多く採用されています。このタイプのシートは座面が広いため、飲みこぼしや汚れが付きやすく、使用年数が長いとシート全体に染みや変色が広がってしまうこともあります。

査定時には、JAAIの基準に沿って汚れの範囲や濃さ、破れやへたり具合がチェックされ、見た目の印象に大きく影響する状態であれば、減点幅も大きくなります。

特にタバコの焦げ跡やペットによる引っかき傷など、修理や清掃が困難なダメージがある場合は、想像以上に査定額に響くこともあります。

筆者が実際に売却した軽自動車でも、運転席側のベンチシートにシミが広がっていたことで10点以上の減点となり、査定額が1万円以上下がった経験があります。ベンチシートは構造上シート全体の印象が査定結果に反映されやすいため、部分的な汚れでも油断せず、査定前に丁寧に手入れしておくことが大切です。

セパレートシートにおける減点と査定への影響

布シートのクッション25点(-2.5万円)
布シートのバック部分35点(-3.5万円)
ビニールレザーのクッション20点(-2.0万円)
ビニールレザーのバック部分30点(-3.0万円)

セパレートシートは運転席と助手席が独立している構造で、多くの普通車に採用されています。独立構造のため、ベンチシートよりも一席ごとの使用状況が明確にわかり、査定では「どの席にどの程度の汚れや傷があるか」が個別に評価されます。

とくに運転席側は使用頻度が高いため、座面のへたりや背もたれの型崩れが目立ちやすく、減点の対象になるケースが多くあります。

JAAIの査定基準でも、シートの破れやタバコの焦げ、ペットの毛や臭いなどは査定にマイナスとして反映される要素です。

このようにセパレートシートは、一部の汚れであっても車内全体の印象に直結しやすく、査定額にも影響します。

本革シートにおける減点と査定への影響

フロントシート50点(-5.0万円)
リアシート100点(-10.0万円)

本革シートは高級感がある反面、細かなキズや擦れ、変色が目立ちやすく、査定時にはとくに注意してチェックされるポイントです。

合皮と違って天然素材ならではの繊細さがあり、メンテナンスを怠ると早期に劣化が進んでしまうこともあります。

JAAIの査定基準でも、本革シートに傷やひび割れ、変色がある場合は、一般的なファブリックシートよりも減点幅が大きくなる傾向があります。

例えば本革の場合だと、特有の素材感や色のムラが「使い込まれた印象」に見えるため、見た目以上に評価がシビアになるのが実情です。

シート汚れや臭いを落とす具体的な方法

シート汚れの対処法

シートの汚れや臭いが査定に影響することは避けられませんが、事前にきちんと対処しておけば減額を防げる場合もあります。

とくに食べこぼしや汗ジミ、タバコ・ペットの臭いなどは、クリーニングによってある程度改善できます。重要なのは「査定前にどこまできれいにしておくべきか」を見極めることです。

ここでは、シートの状態別におすすめの対処法を紹介します。汚れの種類ごとに対処法が異なるため、自分の車の状態をよく観察したうえで取り入れてみてください。

専門業者に依頼する前にできることも多く、費用をかけずに査定額アップにつなげられる可能性もあります。

1. 飲みこぼしや染み汚れを落としたいときの対処法

飲み物をこぼしてできた染み汚れは、シートに深く染み込むことが多く、見た目だけでなく臭いの原因にもなります。

とくにジュースやコーヒー、乳製品などは変色や雑菌の繁殖につながるため、放置しておくとマイナス査定につながりやすくなります。以下のような手順で掃除しましょう。

  1. タオルに多めの水を含ませて、染みの部分を何回も叩くようにする。
  2. 中性洗剤を薄めてウエスに含ませて軽く絞る。そのウエスで、染みの部分を叩いて洗い出す。
  3. きれいな水を含ませたタオルで再び繰り返し叩いて、洗剤と汚れを取る。
  4. 乾燥したタオルで水分を吸い取る。

対処法としては、まず固く絞ったタオルで汚れを押し当てて水分を吸い取ったあと、中性洗剤を薄めて布に含ませ、やさしく叩くように汚れを落とすのが効果的です。

その後は乾いた布で洗剤分をしっかり拭き取り、可能であればドライヤーなどで乾燥させて仕上げます。

もし、布素材にも使えるスチームクリーナーや、専用のシートクリーナーがあるなら使用しましょう。

GS編集部

表面だけでなく内部まで染み込んでいる場合は、カークリーニング専門店のスチーム洗浄なども検討するとよいでしょう。

2. ゴミやホコリなど軽い汚れをきれいにする方法

ゴミやホコリなどの軽度な汚れであっても、車内の清潔感に大きく影響します。とくに白やベージュ系のシートは細かな汚れが目立ちやすく、印象を損なうことで査定時にマイナス評価となるケースもあります。

日常的な汚れ対策としてまず効果的なのが、掃除機によるこまめな吸引です。座面と背もたれの隙間や縫い目部分に溜まりやすいため、ノズルを使って丁寧に吸い取るのがポイントです。

また、細かいホコリにはマイクロファイバークロスの乾拭きや、静電気除去タイプのシート用ワイパーが便利です。

3. 汗ジミや変色したシートの汚れを落とす方法

汗ジミや変色汚れは、シートの使用感が強く出やすく、査定時に「手入れが行き届いていない」と判断される原因になります。とくに夏場に車に乗る機会が多い方や、薄色のシートを使っている車では、思った以上に目立つことがあります。

これらの汚れに対しては、水拭きだけでは不十分です。中性洗剤をぬるま湯に溶かし、固く絞った布で優しく拭き取るのが基本です。

洗剤の成分が残ると逆に汚れや臭いの原因になるため、仕上げは必ず水拭きで成分を取り除くことが大切です。布では落ちない場合は、市販の布シート専用クリーナーや、家庭用スチームクリーナーを使うと汚れが浮きやすくなります。

4. 車内にこもったシートの臭いを消す方法

車内の臭いは、乗る人にとって気になりやすい要素であり、査定士にとっても「手入れの丁寧さ」や「これまでの使われ方」を判断する重要なポイントです。

とくにシートは布地の素材が多く、臭いを吸収しやすい特徴があります。日常生活で蓄積された汗や食べ物、湿気などが原因で、知らないうちに車内にこもった臭いとして定着してしまうことも少なくありません。

まずは窓を全開にして風通しを良くし、しっかりと車内を換気しましょう。その上で、布シートであれば中性洗剤や専用のクリーナーを使って、汗や皮脂の汚れを丁寧にふき取ることが大切です。

臭いが強い場合は、スチームクリーナーや消臭スプレーの併用も効果的です。とくに活性炭フィルターや脱臭機能付きの車内空気清浄機は、こもった臭いを効率よく除去してくれます。

5. タバコの臭いが染みついたシートを消臭する方法

車内で喫煙していた場合、タバコの臭いは想像以上にシートや内装に染みついています。

とくに布製のシートは煙を吸いやすく、長年吸っていた場合は「消臭スプレーだけでは取れない」というケースも珍しくありません。

査定士にとってもタバコ臭はマイナス評価の対象であり、場合によっては査定額に大きな差が出ることもあります。

まず試すべきは、シート表面のクリーニングです。消臭効果のある中性洗剤や専用の車内クリーナーで、表面に付着したヤニ汚れや臭い成分を丁寧に拭き取ります。

その後、ファブリック用の消臭スプレーを全体に噴霧したうえで換気します。においが強く残る場合は、スチームクリーナーや業者の本格的なルームクリーニングを検討するのも有効です。

6. ペットの臭いが残るシートをきれいにする方法

犬や猫などのペットを車に乗せる習慣があると、シートには独特の体臭や被毛、時にはおしっこのにおいが染みついてしまうことがあります。こうした臭いは、査定時にすぐに気づかれる要素のひとつであり、減額の対象になるケースも少なくありません。

まず取り組みたいのは、掃除機による徹底的な毛の除去と、シート全体の乾拭き・水拭きです。市販のペット専用消臭スプレーや中性洗剤を使い、気になる箇所を重点的にケアします。

特に布製シートの場合は、におい成分が奥まで染み込んでいることがあるため、拭き取り後に換気を十分に行うことが大切です。また、消臭ビーズや炭を活用して車内の空間ごとリフレッシュするのも効果的です。

シートの汚れや破れをカバーで隠すのはNG行為

シートの汚れ_隠す

シートの破れや汚れが気になると、ついカバーをかけて隠したくなるものですが、これは査定時にはかえってマイナス評価につながる可能性があります。

というのも、カバーを取り外して状態を確認するのは査定士にとって基本の作業であり、隠していた痕跡があると「修復を隠そうとしている」と見なされることがあるからです。

とくに破れやタバコの焦げ跡がある場合、シートカバーで覆っても隠しきれず、逆に「何かあるのでは?」という疑念を持たれてしまいます。

結果的に、実際の状態以上に厳しく評価されることもあるため、無理に隠すよりも、あらかじめ正直に申告し、清潔に整えておくほうが納得のいく査定につながります。

まとめ|査定前にシートの汚れを正しく対処

車のシートは査定時にしっかりチェックされるポイントの一つです。

JAAI(一般財団法人日本自動車査定協会)の査定基準でも、シートの破れ・汚れ・臭いなどは減点対象として明記されており、放置していると買取価格が下がってしまいます。

シートの状態減額の可能性
飲みこぼしやシミ小~中程度の減額
ゴミやホコリ原則影響なし(掃除推奨)
汗ジミ・変色状況により減額の対象に
タバコの臭いや焦げ跡明確な減額要因になる
ペットの臭い・毛減額されるケースが多い
破れ・切れ程度次第で大きく減額

まずは、自分で対応できる範囲を見極めることが大切です。飲みこぼしや軽いホコリ汚れなら、市販のクリーナーや掃除機で十分対処できます。

汗ジミや臭い、タバコやペットのニオイが残る場合は、専用の消臭剤を使うか、必要に応じてプロのクリーニングを検討するのが安心です。

なお、破れをシートカバーで隠すのはかえって減額対象になるため、正直に申告する姿勢が大切です。

GS編集部

同じシート状態でも、店舗によって査定の判断基準は異なります。そのため、できるだけ複数の業者から見積もりを取ることが相場を知るために重要です。

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以下の記事では車一括査定を体験した内容を掲載しています。サービス内容をイメージするのに参考にしてください。

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