車査定で見られるところは?プラスにつながる13項目をプロが解説!

車査定のプラス評価

車を売るとき、「査定ではいったい何を見られるのか」が気になる人は多いはずです。

GS編集部

結論から言えば、査定では外装や内装の状態はもちろん、エンジンや足回り、走行距離、装備品、事故歴、書類の有無まで細かくチェックされます。

とくにJAAI(日本自動車査定協会)が定める基準に沿って評価が行われるため、見た目だけでなく中身のコンディションも重要です。(参照:日本自動車査定協会

中古車買取に出すときはノーマル戻しが1番値段つくし、最近だとパーツはパーツでプラス査定してくれるけど二束三文だからね— ネックン (@nekkun) May 23, 2017

この記事では、査定でチェックされる具体的な13項目を整理し、どんな点がプラス評価につながるのかをわかりやすく解説しています。

あわせて、事前にできる対策や「車一括査定」を活用した損しない売り方についても紹介しているので、納得のいく取引をしたい方はぜひ参考にしてください。

目次

車査定で見られる13のチェック項目と評価の傾向

査定項目

査定では、車の見た目だけでなく、状態や装備、書類まで細かくチェックされます。どれも評価に直結する重要なポイントで、減点や加点の対象になります。

とくにJAAI(日本自動車査定協会)の基準に沿って評価が行われるため、「どこをどう見られているのか」を把握しておくことで、事前に準備できる部分も少なくありません。

ここでは、実際に査定士がチェックしている13項目を具体的に取り上げ、どのような状態ならプラス評価されやすいか、また減点につながるのはどのようなケースかをわかりやすく整理します。

外装や内装にキズや凹みがない

車査定では、まず目に見える「外装」「内装」の状態が最初にチェックされます。ボディに大きなへこみや目立つキズがある場合は、それだけで減額対象になります。また、内装でもシートの破れや汚れ、天井のしみやたるみなどがあると、マイナス評価につながることが多いです。

JAAI(日本自動車査定協会)の基準でも、外装・内装の損傷や汚れは査定減点の主要項目とされており、修復にかかる費用が査定額から差し引かれる仕組みです。ただし、洗車や掃除などで改善できる汚れについては、事前に手入れしておくだけで印象が良くなり、マイナスを防げることがあります。

GS編集部

とくに中古車市場では「見た目の印象」が大きく影響するため、査定当日までにボディの水洗いや室内の清掃を済ませておくことが大切です。

細かなキズや汚れでも、積み重なると大きな差になるため、可能な範囲で整えておくと安心です。

エンジンや足回りの状態が良好

車査定では、見た目以上に重視されるのがエンジンや足回りなど“走行機能”の状態です。

とくに異音やオイル漏れがあると、重大な不具合の可能性があると判断され、大きな減点につながります。また、足回りのガタつきやブレーキの効き具合なども細かくチェックされ、必要な修理費がそのまま査定額に反映されるのが基本です。

JAAI(日本自動車査定協会)の査定基準でも、エンジンの始動性・異音の有無・オイルの状態などは重要な確認項目に位置づけられており、整備履歴や定期点検記録簿があるかどうかも評価の分かれ目になります。

日常的に点検・整備をしていた車は、それだけで「安心して乗れる車」としてプラス評価になりやすく、故障リスクが低い分だけ高く売れる傾向があります。とくに高年式・高走行車ほど、整備状況の差が価格に表れやすいため、事前にオイル交換やチェックを済ませておくと有利です。

事故歴や修復歴・交換の有無

車の査定で大きく影響する項目のひとつが「事故歴」「修復歴」「主要パーツの交換歴」です。

とくにフレーム(骨格)部分まで損傷が及んでいたかどうかは、JAAI(日本自動車査定協会)でも厳しくチェックされるポイントで、事故歴や修復歴がある場合は減額対象になります。

外装の傷や交換歴だけでは「事故車」とは見なされませんが、骨格部位を含む修理歴がある場合は、再販時の安全性や需要の低下を理由に査定額が大きく下がる傾向があります。

また、ドアやボンネットなどの交換履歴が残っている車は「事故の可能性がある」と判断されることもあるため、整備記録簿などで交換理由を明確にしておくとマイナス評価を回避しやすくなります。

査定を受ける前には、自身の車に事故歴があるかどうかを再確認し、説明できる準備をしておくことが重要です。

走行距離は年1万キロが基準

車の査定では、走行距離が「年間1万キロ」を目安として評価されるのが一般的です。

たとえば新車登録から5年経過している車であれば、走行距離は5万キロ前後が標準とされ、それより少なければプラス評価、多ければ減額対象になる傾向があります。走行距離が短いほど車体やエンジンに負担が少ないと判断されやすく、実際のコンディションが良好であれば、より高い査定額につながることもあります。

ただし、距離が少なすぎる場合でも「長期間動かしていない車」と見なされることがあり、エンジンの劣化やバッテリーの消耗などが懸念されるケースも。

評価のバランスは「年式との兼ね合い」が大切なので、年数に対して走行距離が標準範囲にあるかどうかをあらかじめ把握しておくと安心です。

白・黒・シルバーの人気カラー

ボディカラーは、車査定で意外と見落とされがちなポイントですが、実は査定額にしっかり影響します。

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なかでも「白(パールホワイト)」「黒(ソリッド・メタリック)」「シルバー」は、国内中古車市場で安定した人気を持ち、再販しやすい色としてプラス評価されやすい傾向にあります。

JAAI(日本自動車査定協会)でも、ボディカラーが市場ニーズと合っているかをチェック項目のひとつとしています。

反対に、個性的すぎる色や限定カラーは、購入希望者が限られるため評価が伸びにくいこともあります。「定番色であること」が、リセールの観点から有利に働くというのは査定現場でもよく知られた判断基準です。

ただし、人気色であってもボディにキズや色あせがあるとマイナスになるため、塗装の状態も含めて丁寧にチェックされます。売却前には外装の状態を整えておくことで、人気カラーの強みをしっかり活かせます。

サンルーフやカーナビなど装備が充実

車査定では、サンルーフや純正カーナビ、バックモニター、ETCなどの便利な装備がプラス評価につながります。

こうした装備は買い手からの人気が高く、とくに純正品で故障や不具合がなければ評価は上がりやすい傾向があります。

なかでもサンルーフ付き車は一定の需要があり、オプション装備としても価値が認められやすいため、同じ車種・年式でも装備の有無で査定額に差が出ることがあります。

ただし、後付けの社外品はプラス評価されにくく、取り付け状態によっては減額対象になるケースも。

純正装備がしっかり機能しているか、使いやすい状態であるかが査定時の判断ポイントになります。事前に動作確認をしておくと、当日の印象もよくなります。

本革シートの有無とコンディション

本革シートは高級感や上質な印象を与える装備のひとつとして、車査定でもプラス評価になりやすいポイントです。ただし「本革であること」よりも、「状態が良好であること」のほうが重視されます。

ひび割れや色ムラ、擦れ、タバコの焦げ跡などがあると減額の対象になるため、手入れされているかどうかが重要です。

とくに中古車市場では、綺麗な内装は購入者の印象にも直結するため、本革シートが良好な状態で保たれていれば、高価買取につながることがあります。

査定前には軽く拭き掃除をしておくだけでも印象が変わります。状態が良ければ、ファブリックシートに比べて明確にプラス評価を得やすい要素です。

アルミホイールの有無

アルミホイールの装着有無も、査定額に影響するチェックポイントのひとつです。とくにメーカー純正のアルミホイールが装着されている場合、見た目の印象が良くなるうえ、購入時の価格も高めなため「プラス評価」になりやすくなります。

一方で、社外品のホイールを装着している場合は注意が必要です。デザインやグレードが車種と合っていない、傷や歪みが目立つ、といった状態では逆に減額対象になることもあります。また、インチアップなどのカスタムが過度な場合には、純正に戻して査定を受けた方が有利になるケースも少なくありません。

売却前にホイールの傷やガリ傷を簡易補修しておくだけでも印象が変わるため、細かな部分にも気を配ると、査定でのプラス評価につながりやすくなります。

車検が3か月以上残っている

車検の残り期間も、査定時に確認される重要なポイントのひとつです。

GS編集部

とくに車検が3か月以上残っている場合は、再整備や再登録にかかる費用を抑えられるため、プラス評価につながる傾向があります。

中古車として再販する際、車検付きであれば販売店側も手間を減らせるため、その分を査定額に反映してくれることがあるのです。反対に、車検がほぼ切れている車や、すでに有効期限が過ぎている車は、業者側の再整備負担が増すため、減額の対象になりやすくなります。

もし車検の期限が近い場合でも、無理に更新する必要はありません。ただし、「あと数か月残っているかどうか」で評価が分かれることがあるため、査定前には一度、車検証を確認しておくと安心です。

必要書類がすべて揃っている

査定時点では目に見えない部分ですが、必要書類がきちんと揃っているかどうかも評価に関わるポイントです。売却に必要な書類が不足していると、名義変更や手続きに時間がかかり、業者側の負担が増えるため、減額や保留の対象になることがあります。

たとえば、自動車検査証(車検証)、自賠責保険証明書、リサイクル券、印鑑登録証明書などが代表的な必要書類です。書類がスムーズに揃えば、即日買取や迅速な入金にもつながりやすく、業者側からの評価も高くなります。

とくに「車検証の住所と現住所が違う」「印鑑証明の有効期限が切れている」といった細かい点で手続きが滞ることもあるため、査定前にあらかじめチェックしておくと安心です。

ワンオーナー車である

ワンオーナー車とは、新車登録から売却までのあいだに名義変更が一度もない車のことです。このような車は、使用歴やメンテナンス状況が明確であることから、買取業者にとっても安心材料となります。

複数オーナーを経た車両と比べて、使用状況が安定している可能性が高く、過去の整備記録も一貫性があるため、査定額にプラス評価がつきやすくなります。また、オークションなどの再販市場でも人気があり、売れ行きがよい傾向にある点も評価につながる理由です。

なお、名義が家族内で変わっていた場合も「実質ワンオーナー」として扱ってくれるケースがあります。査定前にその点を伝えることで、正しく評価される可能性が高まります。

室内のニオイや腐食もマイナス評価につながる

車の室内環境も査定ではしっかり見られます。

とくに「タバコのニオイが残っている」「小さな子どもの食べこぼしやシートの汚れがある」「ペットの毛やニオイが強い」「車内にサビや腐食がある」など、見た目だけでなく臭いや使用感までチェックされるポイントです。

これらの要素は、次のオーナーへの再販に影響が出るため、マイナス評価につながりやすくなります。とくに内装の汚れやニオイは、いくら外装がきれいでも印象を大きく下げてしまうため注意が必要です。

査定前に車内のニオイ取りや消臭、掃除を丁寧に行っておくだけでも、減額を防ぐ効果があります。普段から清潔な状態を保っている車は、それだけで「大切に乗られていた車」として見られやすくなります。

タイヤの溝が1.6mm以上あるかもチェックされる

タイヤの残り溝も査定時の重要なチェック項目です。基本的に溝が1.6mm未満だと車検に通らず、交換前提となるため、査定額の減額対象になります。タイヤの状態は「スリップサイン」で確認でき、これが露出していれば即減点と見なされます。

GS編集部

また、溝の深さだけでなく、タイヤの片減りや劣化、製造年などもチェックされるため、走行距離が少なくても古いタイヤは評価が下がることがあります。

買い手にとっては交換費用の負担になるため、査定額から差し引かれるのです。

もしタイヤの状態が良くない場合は、減額を避けるために安価な中古タイヤへの交換を検討するのも一つの方法です。とはいえ、残り溝がしっかりある場合はそのままアピール材料として活用できます。

車査定で評価される3つの工夫

高く売る工夫

車を高く売るためには、ただ査定を受けるだけでなく、ちょっとした工夫が大きな差を生むこともあります。ここでは、査定士の印象を良くし、プラス評価を引き出すためにできるアピール方法を3つ紹介します。

どれも特別な技術や準備は不要で、査定前のひと手間で差が出る内容ばかりです。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

車内清掃や洗車で第一印象を整える

車査定では、車の状態だけでなく「見た目の印象」も意外と大きなポイントになります。

とくに最初に目に入る外装や車内の清潔感は、査定士の評価に直接影響することがあります。洗車でボディの汚れを落とし、車内のゴミやホコリを取り除くだけでも、「丁寧に使ってきた車」という印象を持たれやすくなります。

また、フロアマットを掃除機で吸い、ダッシュボードを拭くだけでも車内の印象は大きく変わります。

芳香剤の使いすぎには注意が必要ですが、嫌なニオイを取り除くための消臭対策は効果的です。こうした簡単なメンテナンスは、査定額に直結しないとしても、減点を防ぐ意味ではとても有効です。

純正オプションをしっかりアピールする

純正オプションの装備は、査定額アップにつながる代表的な要素のひとつです。

とくにメーカー製ナビ、サンルーフ、本革シート、スマートキーなどの純正装備は「車の基本性能+α」の価値として評価されやすく、後付けの社外品よりも信頼性や安定性があると見なされます。

また、純正オプションは車種専用に設計されているため、デザインや機能性が車全体の完成度にマッチしており、買い手からの評価も高くなりがちです。こうした装備がある場合は、査定士にしっかり伝えることが大切です。装備の存在を見落とされると、評価に反映されないケースもあるからです。

パンフレットやオプション表が手元にある場合は、査定時に一緒に提示しておくとスムーズにアピールできます。

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まとめ|車査定で見られるポイントと高く売るコツ

車査定では、単に年式や走行距離だけでなく、内外装の状態や装備、修復歴、書類の有無まで多くの項目が細かくチェックされます。

なかでも、JAAI(日本自動車査定協会)の査定基準に沿った「13のチェックポイント」は、実際の査定結果に大きく関わる重要な要素です。

特にプラス評価につながりやすい項目は以下の通りです。

項目カテゴリ具体的なポイント
外装・内装キズ・凹み、清潔感、禁煙車など
エンジン系異音の有無、足回りの状態
走行履歴走行距離(年1万km以内が目安)
過去の状態事故歴・修復歴・交換履歴
装備・仕様カーナビ、サンルーフ、本革シートなど
タイヤ・ホイール溝の残り、アルミ有無
書類・車歴車検残、必要書類、ワンオーナー情報
GS編集部

また、複数の買取業者にまとめて依頼できる「車一括査定」を活用すれば、業者同士の競争によって価格が自然に上がりやすくなります。

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