スペアキーがなくても車の下取りや買取は可能であり、査定額への影響は大きくありません。
GS編集部一般的には、鍵の種類や車種を踏まえても、減額幅は数千円〜数万円程度に収まります。
根拠として、日本自動車査定協会(JAAI)の査定基準では、スペアキーの欠品は補助的な評価項目に位置づけられており、重大なマイナス要因とはされていません。
付属品の有無は査定において一定の影響はあるものの、車両価値を大きく左右する項目ではないためです。
車の付属品(整備手帳・説明書・スペアキー・保証書)が揃っていると、それだけで査定額が上がりますよ(^_^)v— かいとり村の村長 (@kaitorimura) January 18, 2017
ここでは、スペアキーの欠品が査定に及ぼす具体的な影響、鍵を作り直すべきかどうかの判断基準、そしてスペアキーがない場合でも買取額を下げずに売却するためのポイントを解説します。
車のスペアキーは紛失しても買取可能

冒頭でもお伝えしましたが、スペアキーがない状態でも車は問題なく下取り・買取に出すことができます。
実際の査定現場では、スペアキーの有無だけで取引自体が断られることはまずありません。
ただし、注意すべきは査定額への影響です。スペアキーがそろっている方が査定評価はプラスになりやすく、ない場合は減額されることもあります。
とはいえ、その減額額は数千円〜数万円ほどが一般的であり、買取価格全体に大きく響くケースは多くありません。
スペアキーがないと査定額は減額される
スペアキーがまったく手元にない状態でも売却は可能ですが、査定額に一定の減額が発生することは避けられません。
減額の理由は、主に2つあります。
- 再販後のユーザーが不便を感じる可能性がある
- 業者側がスペアキーを再発行する費用を見込むため
とくにスマートキーやイモビライザー付きの車種では、再発行に数万円かかるケースもあり、その分が査定価格に反映される形になります。
GS編集部実際の減額幅は車種や業者によって差がありますが、目安としては3,000円〜15,000円程度が一般的です。
査定額全体に対して大きな影響を与える金額ではありませんが、車種によっては例外的に2万円以上の減額となることもあります。
とはいえ、スペアキーがないからといって急いで再作成する必要はありません。再作成にかかる費用の方が高いからです。
スペアキーがあればマスターキーなしでも売却可
一部の車種では、マスターキー(メインキー)とスペアキーの2本が揃っていることが「本来の状態」とされていますが、実際の車査定においては、マスターキーがないだけで売却不可になることはありません。
スペアキーが残っていれば、買取業者は通常どおり査定を行い、そのまま売却手続きを進めることができます。
とくに近年の車では、スペアキーでもリモコン操作やエンジン始動に必要な機能が備わっていることが多く、「サブ」としての役割にとどまらないケースも増えています。
そのため、たとえマスターキーが手元になくても、スペアキーがしっかり作動していれば、実用面での問題はほぼありません。
ただし、ディーラー系の下取りでは、マスターキーの有無を厳密にチェックされることもあります。将来的に再販する際の整備性やセキュリティ面を重視する傾向があるためです。
その点で、より柔軟な対応をしてくれる買取専門店のほうが、スペアキーのみでも納得のいく価格で売却しやすい傾向にあります。
スマートキーやイモビライザー付きは減額幅が大きくなりやすい
スペアキーの有無による減額は、車種や年式だけでなく、鍵の種類によっても差があります。とくに注意したいのが、スマートキーやイモビライザー機能が付いた車です。
イモビライザーは、車両盗難を防ぐために搭載されている電子的なセキュリティ機能で、キーに内蔵されたICチップと車両側の認証が一致しないとエンジンがかからない仕組みになっています。
スマートキーも同様に、高度な電子制御が組み込まれており、再発行や登録には専用の設備やプログラミングが必要です。
GS編集部こうした鍵を紛失している場合、業者側はスペアキーの再作成に高い費用がかかると判断します。そのため、査定時には1万円〜2万円以上の減額が発生するケースも珍しくありません。
とくに輸入車や高年式車では、1本のキーに対して3万円前後の減額が適用された事例もあります。
ただし、すべての業者が一律に減額するわけではなく、買取専門店の中には「鍵の種類による査定差」をあまり重視しないところもあります。
スペアキーをなくしても再作成は基本不要

スペアキーがないからといって、必ずしも再作成する必要はありません。なぜなら、スペアキーの再発行には費用がかかり、業者によっては納期もかかります。
繰り返しになりますが、スマートキーやイモビライザー付きの車種では、専用の登録手続きや部品が必要なため、1本の鍵で2〜3万円ほどかかることもあります。
一方で、スペアキーがなくても車の売却は十分可能であり、査定額の減額も軽微にとどまるケースがほとんどです。
むしろ、無理に作り直すことで費用がかさみ、結果的に損をしてしまうこともあります。
さらに、車検証や本人確認書類が必要になるなど、手続きにも一定の手間がかかります。納期も数日〜1週間程度かかることがあり、売却を急いでいる場合には現実的ではありません。
このように、スペアキーの作り直しにはそれなりの費用と手間が発生するため、「減額されるから」といって安易に作るべきではありません。
スペアキーより査定に影響する8つのポイント

スペアキーの有無はたしかに査定額に影響しますが、それ以上に大きく評価を左右するポイントがいくつもあります。
実際の査定現場では、「車の状態」や「市場での需要」のほうが査定額に与える影響ははるかに大きいというのが事実です。
たとえば、修復歴の有無や車体フレームの状態、走行距離、外装・内装のきれいさといった点は、スペアキーの有無以上に厳しく見られます。
また、車種そのものの人気や、年式・モデルチェンジのタイミングなど、市場動向も価格を左右する要素です。
これらの条件によっては、スペアキーがないことによる減額(数千円~1万円程度)を、十分にカバーできるだけのプラス評価を得られることもあります。
つまり、スペアキーだけにとらわれるのではなく、車全体の状態を見直しておくことが高値売却への近道です。
1. 修復歴がある車は評価が下がりやすい
車の査定において、もっとも評価に大きく影響する要素のひとつが「修復歴」です。
修復歴とは、交通事故や衝突などによって車の骨格(フレーム)部分にダメージが生じ、それを修理した履歴を指します。軽微なキズや部品交換ではなく、構造部分の修理が対象となります。
修復歴がある場合、車の安全性や走行性能に不安が残ると判断され、査定額は大きく下がります。
たとえ見た目に問題がなくても、買取業者は将来的な再販のしやすさを重視するため、修復歴のある車は中古市場でも価値が低く見積もられがちです。
実際の減額幅は車種や年式によって異なりますが、相場より10万円以上低く査定されるケースも珍しくありません。また、事故の程度や修理箇所によっては「買取不可」と判断されることもあるため注意が必要です。
GS編集部売却前に「修復歴があるかどうかがわからない」という方は、過去の修理履歴や車検記録を確認しておくと安心です。万が一修復歴がある場合でも、あらかじめ正直に申告しておくことで、業者との信頼関係を築きやすくなります。

2. フレームの損傷があると大きく減額される
車の骨格部分である「フレーム」は、車体全体の強度や安全性を支えるもっとも重要な構造です。このフレームに損傷がある場合、たとえきれいに修理されていても、査定時には大きなマイナス評価となります。
フレームの損傷がある車は、走行中の安定性や衝突時の衝撃吸収性に問題があると見なされるため、再販時の需要が著しく低くなります。査定業者は、こうしたリスクを考慮し、事故歴ありの車以上に慎重に評価を下します。
そのため、フレーム損傷がある車は、相場から10万円〜30万円程度の減額になることもあります。
場合によっては、買い取り自体を断られるケースもあるほどです。とくに年式が新しい車や人気車種であっても、フレームにダメージがあるだけで評価は一気に下がります。
事前に車検証や整備記録簿を確認し、過去の事故歴や修理内容を把握しておくことは重要です。査定時に正直に申告することで、トラブルを避け、スムーズに手続きを進めることができます。
3. 車種や需要によって査定額に差が出る
同じ年式・走行距離の車であっても、車種によって査定額には大きな差が出ます。その背景にあるのが「中古車市場での需要」です。
つまり、どれだけその車が「売れやすいか」「人気があるか」によって、業者の買取意欲が変わるということです。
たとえば、ファミリー層に人気のミニバンや、維持費の安さで支持されるコンパクトカーは、国内外を問わず需要が高く、比較的高値で査定されやすい傾向にあります。
逆に、販売台数が少ない特殊なモデルやスポーツカー、大型セダンなどは需要が限られており、査定額も控えめになる場合があります。
また、同じ車種でもグレードや装備内容によっても評価が変わります。たとえば、安全装備が充実しているグレードや、ナビ・バックカメラ付きのモデルは評価が高まりやすくなります。
GS編集部車を売るタイミングや市場の動きによっても、査定価格は変動します。
相場が上がっている時期に売却すれば、スペアキーの減額分を十分に取り返せる可能性もあるため、需要の高い時期を見極めることも大切です。
4. 年式が古いほど買取価格は低くなりやすい
車の査定では、年式が新しいほど高く評価され、古くなるほど価格は下がるのが一般的です。
これは、年式が車の「使用年数」を示しており、機能や安全性、外観の劣化リスクなどが時間とともに増すと判断されるためです。
とくに国内の中古車市場では、初度登録から5年以内の車がもっとも高く売れやすく、10年を超えると査定額が一気に下がる傾向があります。
たとえば、同じ車種でも5年落ちなら数十万円で買い取られることがありますが、10年落ちになると査定価格が数万円まで落ち込むことも珍しくありません。
また、年式が古いと、将来的なメンテナンス費用がかかることも懸念され、買い手がつきにくくなる要因になります。業者側もその点を考慮して、価格を控えめに設定せざるを得なくなるのです。
ただし、人気のある車種や走行距離が少ない車であれば、年式が古くても一定の需要があります。買い替えを検討している場合は、少しでも早めに動くことで、より高い査定を引き出しやすくなります。
5. 走行距離が多いと査定にマイナス影響がある
車の価値を判断するうえで、「走行距離」はもっとも重視される要素のひとつです。
一般的に、走行距離が多い車はエンジンや足回りなどの消耗が進んでいると見なされ、査定額は下がる傾向にあります。
GS編集部査定では「年式に対してどれくらい走っているか」を目安にされることが多く、年間1万キロ前後が標準的な走行距離とされています。
たとえば、5年落ちで5万キロなら「標準的」、10万キロを超えていれば「過走行」と評価される可能性があります。
走行距離が多いと、今後の修理や整備の負担が大きくなると判断されやすく、再販時のニーズも限られるため、査定では大きなマイナスになります。
目安として、10万キロを超えると査定額は数万円〜十数万円単位で減額されることもあります。
ただし、定期的にメンテナンスがされていた車や、整備記録簿がしっかり残っている車は、走行距離が多くてもある程度の評価を得られることがあります。
6. 外装のキズやへこみは価格ダウンの原因に
車の外装に目立つキズやへこみがあると、査定額が下がる原因になります。
とくにバンパーやドア、ボンネットなどの大きなパネル部分にキズや凹みがあると、「修理や板金が必要」と判断され、そのぶんを差し引いた査定価格となります。
見た目の印象は中古車販売において非常に重要であり、第一印象が悪い車は買い手がつきにくいため、業者側もリスクを避けるために価格を調整します。
たとえ小さなキズでも、複数箇所にわたる場合や再塗装が必要と見なされた場合は、1万円〜数万円の減額につながるケースもあります。
とはいえ、すべてのキズやへこみが即修理対象となるわけではありません。業者によっては「軽微な傷は再販前に自社で対応できる」として、あまり厳しく減額しないところもあります。
売却前にご自身で修理すべきか迷う場合は、あえてそのまま査定に出し、減額額と修理費用を比べてから判断する方法もあります。ムダな出費を避けるためにも、無理に修理せず、まずは現状のまま査定してみるのが得策です。
7. エンジンルームの状態が悪いと減額されやすい
車の査定では、外観だけでなく「エンジンルームの状態」もしっかり確認されます。
エンジンは車の心臓ともいえる部分であり、オイル漏れや異音、サビ、配線の劣化などが見つかると、査定価格は確実に下がります。
とくに査定士は、エンジンオイルの汚れや減り具合、冷却水の量、バッテリーの状態などをチェックしており、日頃のメンテナンスが行き届いているかを判断します。
エンジンまわりが極端に汚れていたり、長期間放置されたような印象があると、再販後のトラブルリスクと見なされ、減額対象となる可能性が高くなります。
GS編集部査定前には、オイルやウォッシャー液の補充、バッテリー端子の清掃、エンジンカバーまわりの軽い拭き取りなど、最低限の手入れをしておくことがおすすめです。
エンジン自体に大きな不具合がない場合でも、見た目の清潔感や整備状況が印象を左右することがあるため、売却前にはボンネットの中までしっかりチェックしておきましょう。
内装の汚れや傷みもマイナス評価に
車の査定では、外装だけでなく内装の状態も評価対象となります。
シートの汚れや破れ、タバコやペットのにおい、天井のしみなどがあると「次のオーナーが気持ちよく乗れない」と判断され、マイナス評価につながります。
GS編集部とくに減額の対象になりやすいのが、焦げ跡やひどいシミ、アンモニア臭など落としにくい汚れ・においです。
再販前にクリーニングや補修が必要と判断されると、1万円~数万円の減額になることもあります。また、インパネや操作パネルのベタつき、ドリンクホルダーの汚れなど、細かい部分も査定士は見逃しません。
一方で、内装のダメージはちょっとした掃除や消臭で印象が大きく変わるポイントでもあります。日常的な使用感はある程度仕方ないと見なされますが、「丁寧に乗られていたかどうか」は意外と内装に表れるものです。
査定前には、掃除機をかけてゴミを取り除き、ダッシュボードや内窓の拭き上げ、簡単な脱臭対策を行うだけでも、減額リスクを抑える効果が期待できます。

スペアキーがなくても高く売るための工夫とコツ

正直なところ、スペアキーの有無よりも、買取業者の選び方ひとつで査定額が大きく変わるケースは多くあります。
GS編集部というのも、業者によってスペアキーの減額基準や車の価値に対する評価がまったく異なるためです。
ある業者では1万円の減額がされるような内容でも、別の業者では減額なしで評価してくれることもあります。
とくに車種によっては、「スペアキーがなくても販売に影響が出にくい」と判断され、査定額にほとんど響かない場合もあります。
そこで有効なのが、複数の買取業者に査定依頼して比較する方法です。
とはいえ、各買取店をまわって比較するのはかなり大変ですし、現実的ではありません。
そこでおすすめなのが車一括査定の「カーセンサー」です。

カーセンサーは、カーセブンやネクステージ、ガリバー、アップル、オートバックスなど、全国約700社以上の買取業者と提携。
たった1回の申し込みで、複数の業者から自宅で出張査定が受けられます。

車一括査定の仕組みを利用することで、買取業者同士が自然とライバル意識を持つため、足元を見たような査定になりにくく、査定額も吊り上がっていきます。
実際、車一括査定を利用した295人へのアンケートでは、「最も多く利用されていたのがカーセンサー」という結果に。

GS編集部さらに実体験では、ディーラー下取りよりも96万円高い査定額がついた実績もあります。

カーセンサーは全国どこでも対応しているため、自宅にいながら査定が受けられ、店舗に行く必要もありません。
- 愛車を高く売りたい
- リアルな査定額を知りたい
- 交渉が面倒・苦手
- 時間と手間を費やしくない
まずは、カーセンサーであなたの愛車の買取相場を調べてみてください。経験上、カーセンサーなら間違いありません。
\愛車の最高額が下がる前にチェック/
まとめ|スペアキーなしでも車を高く売るために
スペアキーが手元にない状態でも、車の下取りや買取は問題なく行えます。
たしかに、鍵の種類や車種によっては数千円〜数万円の減額になる可能性はありますが、買取そのものが断られるようなことはありません。
以下にこの記事のポイントを改めて整理しました。
| スペアキーなしで売却できるのか | 問題なく可能 (ほとんどの業者が対応) |
|---|---|
| 査定額への影響 | 減額されるケースあり (※3,000〜15,000円程度が目安) |
| 再作成は必要なのか | 基本的には不要 (作り直すより比較した方が得) |
| 鍵の種類による影響 | スマートキー・イモビキーは減額幅がやや大きい傾向 |
| 減額をカバーする方法 | 複数業者に査定を出して比較することが重要 |
修復歴・走行距離・年式・車種など、査定に大きく影響する要素は他にも多数あります。スペアキーだけにとらわれず、車全体の状態や市場の需要を踏まえて判断することが、高く売るための近道です。
また、スペアキーの有無による評価基準は業者ごとに異なるため、複数の業者を比較することが非常に重要です。
- スペアキーが手元になくてもそのまま査定
- 修復歴や年式・走行距離など他の評価ポイントを意識する
- 複数業者を比較して最も高く評価してくれる業者を見つける
複数の買取業者にまとめて査定依頼できる「車一括査定」を使えば、スペアキーの有無に関わらず、比較検討したうえで高い査定額の業者に売ることができます。
以下の記事では車一括査定を体験した内容を掲載しています。サービス内容をイメージするのに参考にしてください。



