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2017年以降に発売されたトヨタのハリアーには、サイドブレーキがありません。
代わりに電動パーキングブレーキが装備されていますが、どのような特徴を持つブレーキなのでしょうか。
本記事では、ハリアーのサイドブレーキの特徴について解説しています。
操作方法や、メンテナンスについても解説しているので、参考にしてください。
目次
ハリアーのサイドブレーキの特徴
自動でサイドブレーキがかかる
自動で速度調整をして停車できる
ブレーキの自動解除が可能
ハリアーの電動パーキングブレーキの操作方法
マニュアルモード
オートモード
自動解除
自動パーキングブレーキのメンテナンス
5万km走ったらブレーキパッドを交換する
寒冷時はオートモードをオフにする
故障時は販売店でメンテナンスを受ける
まとめ
ハリアーのサイドブレーキの特徴
ハリアーに従来のサイドブレーキの代わりとして採用されているのが、電動パーキングブレーキです。
電動パーキングブレーキの特徴や、メリットについて解説します。
自動でサイドブレーキがかかる
電動パーキングブレーキは、電気モーターの力でサイドブレーキをかける装置です。
駐車時にスイッチを押したり、シフトレバーをPに入れたりすると、自動でサイドブレーキがかかるのが特徴です。
レバーや足踏み操作が必要なサイドブレーキはかけ忘れの欠点がありますが、電動パーキングブレーキにはかけ忘れを防げるメリットがあります。
自動で速度調整をして停車できる
ハリアーには、前の車との車間距離を検知し、自動で減速する追従ドライブ支援機能がついています。
電動パーキングブレーキにより自動で速度が調整されるため、信号待ちをしているときの操作負担を軽減することが可能です。
一方電動パーキングブレーキが搭載されていない車の場合は、追従ドライブ支援機能がついていても、ドライバー自身がブレーキをかける必要があります。
ブレーキの自動解除が可能
ハリアーの電動パーキングブレーキには、自動解除機能がついています。
パーキングブレーキを作動させたまま走り出してしまうと故障の恐れがありますが、ハリアーはアクセルを踏むと自動で解除されるため、操作ミスによるトラブルを防ぎやすくなるでしょう。
ハリアーの電動パーキングブレーキの操作方法
ハリアーに搭載されている、電動パーキングブレーキの操作方法を解説します。
マニュアルモード
マニュアルモード(手動モード)では、自身の操作でパーキングブレーキをかけたり、解除したりできます。
パーキングブレーキスイッチを引くとパーキングブレーキがかかるので、パーキングブレーキ表示灯が点灯するかを確認してください。
パーキングブレーキスイッチを押すと、パーキングブレーキが解除されます。
スイッチ操作に連動して、パーキングブレーキ表示灯が消灯される仕組みです。
注意事項として、パーキングブレーキスイッチの周辺には、ものを置かないでください。
ものとスイッチが干渉して、思わぬパーキングブレーキの作動につながる恐れがあります。
オートモード
シフトレバーの操作に応じて自動で作動する、オートモードも選択できます。
オートモードをオンにするためには、停車中にブザーが鳴り、マルチインフォメーションディスプレイに「EPBシフト連動機能ON」とメッセージが出るまで、パーキングブレーキスイッチを引き続けてください。
オートモードがオンになると、パーキングブレーキが次のように作動します。
- シフトレバーをPからP以外にすると、パーキングブレーキが解除され、パーキングブレーキ表示灯が消灯する
- シフトレバーをP以外からPにすると、パーキングブレーキがかかり、パーキングブレーキ表示灯が点灯する
シフトレバーは、停車した状態でブレーキペダルを踏みながら操作してください。
急なシフト操作を行うと、オートモードが作動しない場合があります。
その場合は、手動でパーキングブレーキを操作しましょう。
自動解除
次のすべての条件を満たしたときに、アクセルペダルを踏むことで、パーキングブレーキの自動解除ができます。
- 運転席ドアが閉まっているとき
- 運転席シートベルトを着用しているとき
- シフトレバーが前進もしくは後退の位置にある
- エンジン警告灯やブレーキ警告灯が消灯している
アクセルペダルを踏むときは、ゆっくり踏むことを心がけてください。
パーキングブレーキが解除されない場合は、手動での解除が必要です。
オートモードではシフトレバーをPからP以外にすると、パーキングブレーキが自動的に解除されます。
自動パーキングブレーキのメンテナンス
自動パーキングブレーキのメンテナンスや、故障時の対処法について解説します。
5万km走ったらブレーキパッドを交換する
電動パーキングブレーキが正しく作動するためには、ブレーキパッドの状態が良好でなければなりません。
ブレーキパッドは走行距離が長くなるほど摩耗してくるため、3mm以下の厚さになったら交換が必要になります。
交換時期は走行距離から割り出すことも可能で、1万km走行するごとに1mm減るとされているため、5万km走ったときが交換の目安です。
交換時期は車種や走り方によっても変わってきます。
坂道や街中を走行する機会が多い場合は減りやすいですが、高速道路をよく走行する場合は減りにくいです。
カラカラと異音がする場合は、早めに点検を受けましょう。
寒冷時はオートモードをオフにする
寒冷時は、電動パーキングブレーキのオートモードをオフにしてください。
オフにしなければ駐車中にパーキングブレーキが自動的に作動し、水分を含んだブレーキ装置が凍結して解除できなくなってしまう恐れがあります。
極寒の環境ではパーキングブレーキはかけずに、シフトレバーをPに入れて駐車し、必ず対角線上のタイヤに輪止めをしてください。
輪止めを怠ると、路面の凍結や傾斜によって車が自然に動き出し、思わぬ事故につながる恐れがあるため危険です。
また、雪道を走行した後や洗車後など、ブレーキ部品が濡れた状態で車を駐車する場合も、短時間で凍結し固着する可能性があるため細心の注意を払いましょう。
万が一凍結して動かなくなった際は無理に発進せず、お湯をかけるなどの適切な処置やロードサービスへの相談を検討してください。
故障時は販売店でメンテナンスを受ける
パーキングブレーキに異常が生じた場合は警告メッセージが表示されるので、すみやかに確認してください。
パーキングブレーキが故障して解除できなくなった場合は、そのまま走行することができません。
ブレーキがかかった状態で走行してしまうとブレーキ部品が過熱し、フェード現象などでブレーキの効きが悪くなったり、早期の摩耗を招いたりする可能性があります。
最悪の場合は火災の原因にもなりかねないため、決して無理に動かそうとせず安全な場所に停車させてください。
できるだけ早くトヨタ販売店や最寄りの整備工場へ連絡し、プロによる適切な点検と修理を受けましょう。
自走が困難な場合は、JAFや自動車保険のロードサービスを活用してレッカー移動を依頼するのが安全です。
まとめ
今回は、ハリアーのサイドブレーキについて解説しました。
現行モデルのハリアーに搭載されているのは、電動パーキングブレーキです。
自動でパーキングブレーキをかけたり、解除したりしてくれるので、ブレーキのかけ忘れや解除忘れを回避できます。
運転支援システムとの組み合わせで、ドライバーの操作負担を軽減することも可能です。
オートモードとマニュアルモードの切り替えも簡単で、使い分けができるので、運転状況に合わせて使い分けましょう。
よくある質問
Q1.トヨタでサイドブレーキがない車種は?
トヨタ車で電動パーキングブレーキを採用している車種は、ルーミーやライズ、ヤリスクロスやカローラシリーズなどが挙げられます。
Q2.サイドブレーキが装備されたハリアーはある?
ハリアーは60型の後期モデルより電動パーキングブレーキを採用しているため、60型後期以前に販売されたモデルには、サイドブレーキが搭載されています。
サイドブレーキが好みの場合は、中古のハリアーを探してみましょう。
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