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トヨタ ヤリスクロスとダイハツ ロッキーはどっちを選ぶ?違いを徹底比較

ヤリスクロス ダイハツ
トヨタ ヤリスクロスとダイハツ ロッキーは、どちらもコンパクトSUVとして人気の高いモデルです。

デザインや価格帯が似ているため「どちらを購入するか迷っている」という方もいるのではないでしょうか。

両車をよく比較してみると燃費や走行性能などに違いがあるため、自分のライフスタイルや重視したいポイントに合うほうを選ぶことが大切です。

本記事では、両車の特徴を徹底比較し、それぞれの魅力や違いを紹介します。

目次

ヤリスクロスとロッキーの基本情報

トヨタ ヤリスクロスとは

ダイハツ ロッキーとは

それぞれの現行モデルについて

ヤリスクロスとロッキーを徹底比較

エクステリアとボディサイズ

インテリアと広さ

燃費性能

走行性能

安全性能

ラゲッジスペース

タイヤサイズ

グレード展開と価格

ポイント別!おすすめグレードを紹介

走破性

価格

快適性

まとめ

ヤリスクロスとロッキーの基本情報

ヤリスクロスとロッキーは、それぞれトヨタとダイハツの人気コンパクトSUVです。

両車を比較する前に、まずはヤリスクロスとロッキーがどのような車なのか紹介します。

トヨタ ヤリスクロスとは

ヤリスクロス

ヤリスクロスは、トヨタが2020年に発売したコンパクトサイズのクロスオーバーSUVで、もともと人気だったトヨタのコンパクトカー ヤリスの兄弟車として登場しました。

SUVのなかではコンパクトであるものの、ヤリスと比較するとボディがひと回り拡大しています。

とはいえ、ヤリスの軽快な走りや低燃費、安全性などを受け継いでおり、幅広い年代から人気を集めています。

ヤリスクロスの中古車一覧はこちら

ダイハツ ロッキーとは

ロッキー

ロッキーは、ダイハツが1990年に発売を開始したコンパクトSUVです。

コンパクトながらも無骨でワイルドなデザインと、比較的安価で実用性の高いコストパフォーマンスのよさで注目されています。

車名の由来は「岩石」を意味する英語から来ており、岩が川を流れるにつれて洗練されるように、力強さを内包しながらも洗練された様子を表現しているそうです。

ロッキーの中古車一覧はこちら

それぞれの現行モデルについて

ヤリスクロスは、2020年に発売されて以来1度もフルモデルチェンジが実施されていません。

ですが、マイナーチェンジが定期的に行われており、2025年2月にメーカーオプションだった装備を一部標準化した一部改良車の発売を開始しました。

また、このタイミングで特別仕様車Z“URBANO”を新設定しています。

ロッキーの現行モデルは、2019年に発売された2代目です。

1990年に初代モデルが登場してから1997年に販売を終了して、約22年ぶりのフルモデルチェンジが行われました。

2023年5月にポール側面衝突試験での認証不正が発覚し、しばらく生産や販売を中止していましたが、現在は試験が完了して出荷を再開しています。

ヤリスクロスとロッキーを徹底比較

ヤリスクロスとロッキーは、どちらもコンパクトSUVという点で共通していますが、それぞれに特徴や魅力があります。

そこで、ここではヤリスクロスとロッキーを各項目で比較し、その違いを解説していきます。

エクステリアとボディサイズ

ヤリスクロスのボディサイズが全長4,180~4,200mm×全幅1,765mm×全高1,590mmに対して、ロッキーのボディサイズは全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmです。

サイズを比較すると、それほど大きな違いはありませんが、ヤリスクロスのほうがやや大きいことが分かります。

しかし、よりコンパクトなロッキーは小さいぶん小回りがきくため、運転しやすいというメリットがあります。

インテリアと広さ

まずは、それぞれの室内サイズを比較しましょう。

車種

室内サイズ

ヤリスクロス

1,845mm×1,430mm×1,205mm

ロッキー

1,955mm×1,420mm×1,250mm

ボディサイズはロッキーのほうがやや小さめでしたが、室内サイズに関してはロッキーのほうが若干広いようです。

その分ロッキーは前後席の間隔も広く、前後乗員間は900mmを確保しています。

後部座席でも足が組めるほどの広さがあるため、大柄な方や身長の高い方でも快適な乗り心地を体感できるでしょう。

燃費性能

ヤリスクロスのWLTCモードにおける燃料消費率は、以下のようになっています。

グレード(ハイブリッド車)

燃費(WLTCモード)

GR SPORT 

25.0km/L

Z

Z“Adventure”

27.8km/L

[26.0km/L]

G・U

30.2km/L

[28.1km/L]

X

30.8km/L

[28.7km/L]

※[   ]はE-Fourまたは4WD

グレード(ガソリン車)

燃費(WLTCモード)

GR SPORT 

17.6km/L

Z

Z“Adventure”

18.3km/L

[17.1km/L]

G

19.4km/L

[18.1km/L]

X

19.8km/L

[18.4km/L]

※[   ]はE-Fourまたは4WD

ロッキーのWLTCモードにおける燃料消費率は、以下の通りです。

グレード(2WD)

燃費(WLTCモード)

Premium G HEV

X HEV

28.0km/L

Premium G・X・L

20.7km/L

[17.4km/L]

※[   ]は4WD

ヤリスクロスとロッキーのハイブリッド車の燃費を比較すると、基本的にヤリスクロスの燃費がいいことが分かります。

走行性能

ヤリスクロスには、ガソリン車にもハイブリッド車にも1.5L直列3気筒エンジンが搭載されているのに対して、ロッキーには2WDで1.2L水冷直列3気筒エンジン、4WDで1.0L水冷直列3気筒ターボエンジンが搭載されています。

総排気量が多いのはヤリスクロスのため、ロッキーよりパワフルな走行が楽しめますが、その分自動車税がかかってしまいます。

安全性能

ヤリスクロスに搭載されているのは「Toyota Safety Sense」です。

これはカメラとセンサーで運転をサポートする機能で、通常走行はもちろん高速道路や夜間の運転などにも対応できます。

ロッキーに搭載されているのは「スマートアシスト」です。

カメラを通じて駐車だけでなく、夜間の運転やロングドライブでの疲労を軽減するようサポートします。

ラゲッジスペース

両車の荷室サイズは以下のようになっています。

車種

荷室サイズ

ヤリスクロス

820mm×1,400mm×732mm

ロッキー

755mm×1,000mm×740mm

荷室サイズは、ボディサイズが大きいヤリスクロスのほうが大きいため、レジャーやドライブを楽しみたい方にはヤリスクロスがおすすめです。

タイヤサイズ

ヤリスクロスには16・18インチ、ロッキーには16・17インチのタイヤが用意されており、グレードによってサイズが異なります。

より大きなタイヤのほうが車の存在感を際立たせられるため、デザインを重視したい方にはヤリスクロスのGR SPORTやロッキーのPremium Gグレードがおすすめです。

グレード展開と価格

ヤリスクロスとロッキーのグレード展開や価格は以下のようになっています。

ヤリスクロス

価格(税込)

GR SPORT

264万8,800~303万1,600円

Z“Adventure”

262万9,000~323万4,000円

Z

251万3,500~311万8,500円

G

217万2,500~277万7,500円

X

204万6,000~266万4,200円

ロッキー

価格(税込)

Premium G HEV

246万700円~

X HEV

221万6,500円~

Premium G

217万1,400円~

X

191万700円~

L

176万1,100円~

 

ポイント別!おすすめグレードを紹介

ヤリスクロスとロッキーにはそれぞれ強みと弱みがあるため、どちらを購入するか迷っているという方もいるかもしれません。

ここでは、重視したいポイントごとにおすすめの車種とグレードを紹介します。

走破性

走破性を重視したい方には、ヤリスクロスのGR SPORTグレードがおすすめです。

特にガソリン車は最高出力88kW(120PS) / 6,600r.p.mを発揮するため、SUVならではの力強い走りが楽しめます。

また、ガソリン車4WDにはマルチテレインセレクトが搭載されているため、路面に合った性能を最大限に引き出せるでしょう。

価格

両車の全グレードのなかで最もリーズナブルなのは、ロッキーのLグレードです。

エントリーグレードながら十分な装備が備わっており、ボディカラーも7色から選択できます。

200万円以下で購入できるため、できるだけリーズナブルな車に乗りたいという方にはおすすめの1台です。

快適性

毎日乗る車にこだわりを詰め込みたいという方は、快適装備をチェックするのがよいでしょう。

特にヤリスクロスのZ“Adventure”とロッキーのPremium G HEVには、専用インテリアや多機能の運転支援システムが採用されているため、使い勝手が抜群です。

まとめ

ヤリスクロスとロッキーは、どちらもコンパクトSUVとして人気の高いモデルです。

デザインや走行性能、燃費などそれぞれに特徴と強みがあります。

購入を迷う際は、自分のライフスタイルや重視したいポイントを基準に選びましょう。

よくある質問

Q1.維持費が安いのはどちらですか?

自動車税が低いのはロッキーですが、燃費がいいのはヤリスクロスです。

しかし大差はないため、長距離運転の機会が多い方にはヤリスクロスをおすすめします。

Q2.ロッキーとトヨタ ライズは同じ車ですか?

ロッキーとライズは同じプラットフォームから誕生した兄弟車ですが、デザインや安全装備などには違いがあります。

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