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ジムニーに搭載のアダプティブクルーズコントロール(ACC)とは?活用方法や注意点を解説

ジムニー クルーズコントロール
スズキ ジムニーは悪路走破性が高く、特にアウトドアシーンで活躍する軽SUVとして人気を集めています。

そんなジムニーに搭載されている便利な機能が「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」です。

これは運転速度を一定に保ってくれる機能で、長距離運転での疲労軽減や燃費向上など多くのメリットがあります。

しかし、正しく使わなければ事故につながることもあるため、適切なシーンで活用することが大切です。

本記事では、ジムニーのアダプティブクルーズコントロールについて詳しく解説します。

目次

ジムニーとはどんな車?

ジムニーとは

グレード展開

ジムニーのアダプティブクルーズコントロールについて

アダプティブクルーズコントロールとは

アダプティブクルーズコントロールの特徴

使い方

搭載グレード

燃費とアダプティブクルーズコントロールの関係性

ジムニーでアダプティブクルーズコントロールを活用するメリット

高速道路での運転の負担が軽減される

燃費がよくなる

速度を安定させられる

ジムニーでアダプティブクルーズコントロールを使用する際の注意点

道路状況に合わせて操作が必要

ドライバーの集中力が低下しやすい

条件によっては適切に作動しないことも

まとめ

ジムニーはどんな車?

ジムニー

スズキ ジムニーは、初代モデルが1970年に発売された歴史のある軽自動車です。

悪路走破性が高く、かつては建築業者や林業関係者に支持されたオフロードカーでしたが、現在ではその唯一無二のシルエットとコンパクトなサイズ感も注目され、スズキの代表車となっています。

ここでは、そんなジムニーの概要について解説します。

ジムニーとは

ジムニーは、スズキを代表するオフロード車です。

ジープ ラングラーやトヨタ ランドクルーザーなど、悪路走破性の高い車が大型車に多いなか、ジムニーは軽自動車でありながら本格的な悪路走破性を備えています。

また、個性的なエクステリアデザインも魅力の一つです。

頑丈で角張ったボディに丸目のヘッドライトが冒険心をくすぐり、アウトドアを好む女性にもおすすめの車種となっています。

ジムニーの中古車一覧はこちら

グレード展開

ジムニーのグレード展開は、以下のようになっています。

グレード

価格(税込)

XG

191万8,400円~

XL

204万6,000円~

XC

216万0,400円~

ジムニーのグレード展開は、XG、XL、XCの3種類です。

全グレードで駆動が4WDとなっており、トランスミッションは5MTと4ATから選べます。

また、1993年に登場した派生モデルの「ジムニーシエラ」「ジムニーノマド」のグレード展開は以下の通りです。

グレード

価格(税込)

ジムニーシエラJL

227万1,500円~

ジムニーシエラJC

238万5,900円~

ジムニーノマドFC

265万1,000円〜

※ジムニーノマドは現在注文を停止しております。

ジムニーのアダプティブクルーズコントロールについて

ジムニーには、アダプティブクルーズコントロールという機能が付いていますが、一体どのような機能なのでしょうか。

ここでは、アダプティブクルーズコントロールの概要や特徴、ジムニーでの使用方法などについて紹介します。

アダプティブクルーズコントロールとは

アダプティブクルーズコントロールとは、ドライバーが設定した速度を保つ機能で、ジムニーに搭載されている運転支援システムの一つです。

1958年にオランダの自動車ブランドであるクライスラーによって導入された仕組みで、車速センサーとスロットバルブを電子抑制することで、一定の速度を維持できます。

自分でアクセルを踏まずとも走行をサポートしてもらえるため、高速道路を使用した長時間のドライブなどにぴったりです。

アダプティブクルーズコントロールの特徴

メーカーによって機能が異なる場合もありますが、一般的にクルーズコントロールの特徴は、設定した速度を保ちながら走行できることです。

ドライバーが操作しなくても速度を固定できるため、疲労軽減につながります。

とはいえ、前方の車両に合わせて速度を調節できる機能はないため、道路状況に合わせて操作が必要になる場合もあるでしょう。

一方のジムニーに搭載されているのは「アダプティブクルーズコントロール」というシステムです。

これは、前方車両との距離を測定しながら速度を調節できる機能で、全車速追従機能が付いているものであれば、前方車両の停止にも対応できます。

使い方

ジムニーのアダプティブクルーズコントロールの使用方法を紹介します。

まずは、ハンドルの右側にある以下の3つのスイッチを探してください。

  • クルーズスイッチ
  • 車速設定スイッチ
  • キャンセルスイッチ

アダプティブクルーズコントロールを使用するときは、クルーズスイッチを押します。

このとき、ディスプレイにスイッチと同じマークが表示されていることを確認しましょう。

表示が確認できたら車速を設定しますが、現在の走行速度に設定したいときは車速スイッチの「SET-」に動かしましょう。

アダプティブクルーズコントロールの使用をやめるときは、以下のいずれかの操作を行うことで解除できます。

  • キャンセルスイッチを押す
  • ブレーキを踏む
  • クラッチを踏む

搭載グレード

ジムニーには、全グレードでアダプティブクルーズコントロールが搭載されていますが、搭載状況はトランスミッションによって異なります。

トランスミッションと機能の違いは以下のとおりです。

トランスミッション

搭載状況

5MT

アダプティブアダプティブクルーズコントロール

4AT

アダプティブアダプティブクルーズコントロール

[全車速追従機能付]

燃費とアダプティブクルーズコントロールの関係性

アダプティブクルーズコントロールを活用することで、安定した速度を保ち、燃費を改善できる可能性があります。

ドライバーが操作していると無意識にアクセルを踏み込みすぎたり緩めたりしてしまい、燃料を余分に消費してしまうためです。

アダプティブクルーズコントロールを使用すれば速度を一定に保てるため、アクセル操作によるムラが減り、無駄な燃料消費を防げるでしょう。

ジムニーでアダプティブクルーズコントロールを活用するメリット

運転をサポートしてくれるアダプティブクルーズコントロール機能ですが、なかには「あまり使いどころがなさそう」と感じている方もいるかもしれません。

そこで、ジムニーでアダプティブクルーズコントロールを使用するメリットを3つ紹介します。

高速道路での運転の負担が軽減される

アダプティブクルーズコントロールの活用シーンは、高速道路や自動車専用道路などの一定の車間距離を維持して運転したいときです。

通常これらの環境では、一般車道よりもスピードを出すことが多く信号などもほとんどないため、長時間アクセルを踏み続けなくてはいけません。

しかし、アダプティブクルーズコントロールを使えばアクセルを踏むことなく一定の速度を保ってくれるので、ドライバーの疲労軽減につながります。

燃費がよくなる

アダプティブクルーズコントロールを使うと必要以上に加速したり減速したりしなくなるため、エンジンに負担がかかりにくくなり、燃費向上につながります。

一定の車間距離を保って走行し続ける高速道路や自動車専用道路では、使用するとよいでしょう。

速度を安定させられる

アダプティブクルーズコントロールでは走行速度を設定して走るため、スピードの出しすぎを防止できるというメリットがあります。

例えば、緩やかな坂道や高速道路では、気をつけていてもスピードが出やすいものです。

そこでアダプティブクルーズコントロールを活用すると速度を一定に保ってくれるため、安全運転の維持に役立ちます。

ジムニーでアダプティブクルーズコントロールを使用する際の注意点

アダプティブクルーズコントロールは、アクセルを踏まなくても一定の速度で走行できるとても便利な機能です。

しかし、あくまでも運転サポートですので、過信しすぎないようにしましょう。

ここでは、アダプティブクルーズコントロールを使用する際の注意点を3つ解説します。

道路状況に合わせて操作が必要

ドライバーの負担を軽減できるアダプティブクルーズコントロールですが、道路の状況によって操作が必要になることもあるでしょう。

例えば、カーブがきつい場所では前方車両がいないと判断されて急加速する可能性があります。

また、高速道路であっても、渋滞に巻き込まれたり合流したりするときには使用できません。

適切なタイミングを見極めて使用することが大切です。

ドライバーの集中力が低下しやすい

アダプティブクルーズコントロールを使うと勝手に走行してくれるため、前方不注意や脇見運転の恐れがあります。

システムのなかには、前方車両に近づいていても警告が出ないものもあるので、過信しすぎず、常に自分が操作しているつもりで慎重に運転しましょう。

条件によっては適切に作動しないことも

ジムニーに搭載されているアダプティブアダプティブクルーズコントロールは、ミリ波レーダーやカメラセンサーで前方車両を確認して走行するタイプです。

そのため、ゲリラ豪雨などの悪天候や大雪で白線が見えなくなった場合などには、正常に作動しないことがあります。

高速道路であっても、視界が悪いときはアダプティブクルーズコントロールの使用を控えましょう。

まとめ

ジムニーで長距離走行をするなら、アダプティブクルーズコントロールの活用がおすすめです。

速度を一定に保って走行でき、ドライバーの負担を軽減したり燃費を改善したりとさまざまなメリットがあります。

アダプティブクルーズコントロールの特徴を理解して、安全で快適なドライブを楽しみましょう。

よくある質問

Q1.クルーズコントロールとの違いは何ですか?

主な違いは、前方車両との距離を維持してくれるかどうかです。

通常のクルーズコントロールは速度を保つのみですが、ACCは前方車両に合わせて速度や距離を調節してくれます。

Q2.ジムニーのアダプティブクルーズコントロールはどのようなときに便利ですか?

旅行やレジャーなどで、高速道路や自動車専用道路を利用するときに便利です。

ただし、悪天候時やカーブなどでは安全に走行するために、自分で操作するようにしましょう。

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