SUVオープンカーの特徴とは?メリットや気になる点など徹底解説! | SUVといえばグッドスピードGOOD SPEED
BLOG

おすすめ記事

グッドスピード

SUVオープンカーの特徴とは?メリットや気になる点など徹底解説!

suvオープンカー

SUVオープンカーとは、「SUVの力強さ」と「オープンカーの開放感」を両立した個性的で魅力あふれる車のことです。

日本においてSUVオープンカーを見かける機会は少ないですが、どのような車なのか知りたいという方もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、SUVオープンカーのメリットや気になる点など、実用性に関わる部分も含めて徹底解説していきます。

SUVオープンカーを探す方法も紹介しているので、すでに購入を検討しているという方もぜひ最後までご覧ください。

目次

SUVオープンカーとはどんな車?

SUVとオープンカーを融合

注目度は?

オープンカーと呼ぶのは日本だけ

代表的なSUVオープンカー

ランドローバー イヴォーク コンバーチブル

フォルクスワーゲン T-Roc カブリオレ

ジープ ラングラー

日産ムラーノ クロスカブリオレ

スズキX-90

SUVオープンカーの魅力

圧倒的な開放感

ドライビングの楽しさ

高い視認性

オフロードへの適性

他車よりも目立つ

SUVオープンカーの気になる点

日本の天候と相性が悪い

後部座席は狭くなる傾向

車体重量がある

SUVオープンカーを探す方法

ネットで探す

中古輸入車の専門業者に探してもらう

オークション代行で買う

まとめ

SUVオープンカーとはどんな車?

冒頭でも述べたとおり、SUVオープンカーはSUVとオープンカーの魅力を一台に凝縮した車です。

まだ市場では珍しい、SUVオープンカーというジャンルについて解説していきます。

SUVとオープンカーを融合

SUVオープンカーは、SUVが持つ高い悪路走破性と、オープンカーならではの風や光を感じる開放感を両立させた車です。

唯一無二のドライビング感で、街乗りからアウトドアまでほかにはない特別な体験を提供してくれます。

SUVとオープンカーを融合し、両者の「いいとこ取り」を実現した一台と言えるでしょう。

注目度は?

海外メーカーが中心で生産されたモデルも少なく、希少さも相まって非常に高い注目度を誇ります。

街中や観光地を走れば、多くの人が振り返るほどの強いインパクトを与えられるでしょう。

SUVオープンカーは、まだまだこれからの状態ですが、市場の期待値は十分と言えるでしょう。

オープンカーと呼ぶのは日本だけ

「オープンカー」という言葉は和製英語であり、海外、特に英語圏では通じません。

海外では、屋根が開く乗用車全般を「コンバーチブル(Convertible)」と呼びます。

また、欧州では「カブリオレ(Cabriolet)」と呼ぶのが一般的です。

海外モデルのSUVオープンカーを探す際は、これらの名称で検索すると見つけやすくなります。

代表的なSUVオープンカー

これまでいくつかのメーカーから独創的なスタイルのSUVオープンカーが登場し、それぞれが強い印象を残してきました。

ここでは、その中でも特に記憶に残る代表的なモデルを紹介していきます。

ランドローバー イヴォーク コンバーチブル

洗練されたデザインで人気を博したコンパクトSUV「イヴォーク」をベースにした、ラグジュアリーSUVオープンカーの代表格です。

レンジローバーブランドならではの上質な内外装が魅力で、電動開閉式のソフトトップを備えています。

販売期間が短く2代目イヴォークにはコンバーチブルモデルがなかったこともあって、新車で手に入れるのは難しい傾向です。

スタイリッシュに自然を満喫したい人は要チェックの車なので、中古車で探してみると良いでしょう。

フォルクスワーゲン T-Roc カブリオレ

フォルクスワーゲンによるコンパクトSUV「T-Roc」をベースにした、日本未導入の2ドアコンバーチブルモデルです。

T-Rocの魅力であるクーペ的なシルエットを維持したまま、約9秒という速さで開閉できる電動ソフトトップを備えています。

コンバーチブル化に伴いボディの剛性も見直されたため、安全性能も充実しているモデルです。

2022年には改良新型モデルが欧州で発売されています。

ジープ ラングラー

ジープからラインナップされているラングラーは、本格オフローダーの代名詞でありながら、脱着可能なルーフを持ちます。

運転席と助手席のみであれば脱着にそれほど手間はかからず、手軽にオープン化して圧倒的な開放感を味わうことが可能です。

多少難易度が上がりますが、後部座席の屋根まで外してフルオープン化することもできます。

SUVオープンカーに、高い悪路走破性とワイルドなドライビングを求めるなら、ジープ ラングラーは最適な選択肢のひとつでしょう。

日産 ムラーノ クロスカブリオレ

ムラーノ クロスカブリオレは、日本の日産が北米市場向けに開発した、非常に大胆で斬新なデザインのSUVオープンカーです。

クーペSUVの「ムラーノ」をベースに2ドア化し、流麗なサイドビューが特徴的なモデルです。

先に紹介したイヴォークやT-Rocよりも早くオープン化した事例として、極めて個性的な存在と言えます。

日本では正規販売されていませんが、輸入業者や中古車サイトなどを使って探すことが可能です。

スズキ X-90

X-90は、1990年代にスズキが発売した、遊び心あふれるコンパクトな2シーターSUVです。

ガラスルーフが左右で分割して取り外せる「Tバールーフ」構造を採用していて、気軽にオープンカーの開放感を味わえます。

ガラスルーフであることから、ルーフを取り外さなくても開放感が得られるのがポイントです。

本格的なSUV仕様に4WDシステムを組み合わせているため、優れた悪路走破性も備えています。

時代を先取りしすぎた個性派モデルで、2年間で千数百台のみが販売されました。

SUVオープンカーの魅力

ここからは、SUVオープンカーに共通する魅力を解説していきましょう。

圧倒的な開放感はもちろん、SUVならではのメリットまで、さまざまな要素を深掘りします。

圧倒的な開放感

普通の車では決して味わえない、圧倒的な開放感を得られるのがSUVオープンカーの魅力です。

遮るものがない空の下で、風や太陽の光、そして周囲の景色を全身で感じながらのドライブは格別と言えるでしょう。

SUVが得意とする自然豊かな道を走れば、唯一無二の体験が得られます。

ドライビングの楽しさ

開放的な空間は、運転そのものの楽しさをよりダイレクトに感じさせてくれます。

エンジン音や風の音といった周囲の音が直接耳に届き、運転への没入感が高くなる傾向です。

視界が広がることでスピード感をよりリアルに体感でき、日常の運転が刺激的な体験に変わります。

高い視認性

SUV本来の高いアイポイントと、オープン状態の広い視界が組み合わさることで、安全性の上昇に期待できるのも見逃せないメリットです。

もともと見晴らしが良いSUVですが、車種によってはルーフを開けることでピラー(柱)による死角が減り、周囲の状況をさらに把握しやすくなります。

オフロードへの適性

ベースがSUVであるため、一般的なオープンカーより悪路走破性に優れている点も強みです。

高い車高と4WDシステムを備えた事例が多く、舗装されていない道や山間部のキャンプ場へも安心してアクセスできます。

ルーフを開けてオフロードを走れば、自然をより間近に感じられるでしょう。

他車よりも目立つ

その希少性とユニークなスタイルから、SUVオープンカーはどこにいても強い存在感を放ちます。

SUVとオープンカーの要素を融合させたスタイリングは、どのモデルであっても非常に個性的と言えるでしょう。

人と違う車に乗りたいという場合には、もっとも大きな魅力と感じられるポイントです。

SUVオープンカーの気になる点

SUVオープンカーにはさまざまな魅力がある一方で、知っておきたい気になる点もあります。

ここからは、購入を検討する前に把握しておくべきポイントについて見ていきましょう。

日本の天候と相性が悪い

雨が多く、夏は高温多湿、冬は寒さが厳しい日本の気候では、オープンにして快適に走れる期間が限られるので注意が必要です。

ソフトトップのモデルだと、紫外線や雨風による劣化・雨漏りのリスクも考慮する必要があります。

保管場所・保管方法にも、できるだけ気を配らなければなりません。

後部座席は狭くなる傾向

SUVオープンカーにはルーフを格納するためのスペースが必要になるため、後部座席が狭くなる傾向にあります。

実用性を重視する場合は、後部座席の居住性や荷室の積載性を確認しておきましょう。

車体重量がある

SUVオープンカーは、屋根部分を切り取ったことによるボディ剛性の低下を補うため、各部に補強が施されています。

さらにルーフの格納装置も搭載する必要があるため、ベース車両よりも車体重量は重くなる傾向です。

車重の増加は、車両購入価格や維持費、燃費などにも影響するため、慎重に検討する必要があります。

SUVオープンカーを探す方法

SUVオープンカーは、過去の海外モデルが多い傾向にあるため、手に入れるには少し工夫が必要です。

希少な一台を見つけ出すための、具体的な探し方について解説します。

ネットで探す

インターネット上の中古車検索サイトを利用するのが、もっとも手軽で一般的な探し方です。

具体的な車種名や、「SUV カブリオレ」といったキーワードで検索してみましょう。

流通台数が極めて少ない傾向にあるため、根気強く探し続ける必要があります。

中古輸入車の専門業者に探してもらう

希少車や日本未導入モデルを扱っている、輸入車専門の販売業者に依頼するのも有効な手段です。

独自のネットワークで車両を探し出してくれるため、個人で探すよりも効率がアップします。

手数料はかかりますが、現実的な方法と言えるでしょう。

オークション代行で買う

業者しか参加できないオークションで、購入を代行してもらう方法もあります。

希少性の高いモデルが出品されることもあるため、見つかる可能性が少ない車両の場合は比較的おすすめな選択肢です。

信頼できる代行業者を選ぶことが、この買い方の重要なポイントです。

まとめ

SUVオープンカーは、SUVの実用性とオープンカーの非日常感を両立した贅沢な一台です。
高い走破性と圧倒的な開放感を同時に味わえる点が、ほかの車では得られない魅力と言えるでしょう。

後部座席の狭さや車重といった注意点はありますが、それを補って余りある独自の要素をいくつも持っています。

流通台数は少ない傾向にありますが、気になる方は記事を参考に、最高の一台を探してみてください。

よくある質問

Q1. SUVオープンカーの維持費は普通のSUVと比べて高いですか?

一般的に、SUVオープンカーの維持費はやや高めな傾向にあります。

多くは輸入車であることからパーツ代や整備工賃が高く、場合によって電動ルーフの修理費用も必要になるからです。

Q2. 中古でSUVオープンカーを買うときの注意点は?

電動ルーフの動作確認や、幌の破れ・色あせ・防水性能の劣化チェックはしっかり行いましょう。

記事一覧はこちら

関連記事