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「保証なし」の中古車のリスクは?保証の種類と重要性について解説

保証なし 中古車

「保証なし」の中古車のリスクは?保証の種類と重要性について解説

新車購入時には当たり前にある「保証」ですが、中古車には必ずついているものではありません。
とはいえ、購入する中古車によっては保証がつかない、つける必要がないものがあります。
しかし、保証をつける必要がない中古車に「念のため保証をつけておきたい」と考える方は少なくありません。
中古車の保証は購入者の判断でつけるのかつけないのかを選択できます。
この記事では、保証がない中古車を購入するリスクと保証の重要性について解説します。
これから中古車を購入する予定がある方は、是非参考にしてみて下さい。

目次

中古車の保証とは?

中古車の保証とは
保険や補償との違い
中古車の保証の種類は?

中古車の保証範囲や期間は?

保証なしの中古車を購入するリスク

故障した際の修理費用が自費になる
品質が低い場合がある
販売店とのトラブルの原因になる
保証なしのメリットは?

中古車保証の重要性

故障が少ない・整備がきちんとされている
故障した際の修理費用がかからない

中古車販売店の保証は必要?

中古車の保証についてよく知って後悔のない中古車選びをしよう

 

中古車の保証とは?

そもそも車の保証とは、どのようなものなのでしょうか。
次の3項目に分けて解説します。

•保証とは
•保険や補償との違い
•保証の種類

それぞれ見ていきましょう。

中古車の保証とは

中古車は新古車や製造から10年経過した車など、状態はさまざまです。
高年式車など新車同様の手厚い保証が受けられますが、過走行車や、製造から10年以上経過した中古車
には保証内容にも制限があります。
中古車の保証は販売店によって保証内容も異なるため、購入時は車の状態だけでなく保証内容を精査するようにしましょう。

保険や補償との違い

基本的に車を購入した際は、強制加入である自賠責保険のほか、任意保険に加入する必要があります。
これらの保険は、事故を起こした際に「修理費用」や「賠償金」を支払うために加入しなければなりません。
また、保険の中でも「補償」「保証」など類似するものがあります。
基本的に「補償」は、事故の費用を償うために支払うものです。
一方の「保証」は、車を販売するディーラーなどの販売する側が、製品に問題のないことを「保証」するものです。
類似する言葉ではありますが、それぞれの内容は違いますのでよく理解しておきましょう。

中古車の保証の種類は?

保証にはさまざまな種類があります。

•メーカー・ディーラー保証
•販売店保証
•情報サイトの保証

メーカー・ディーラー保証とは、車のメーカーやディーラーで販売されている車に付けられるもので、状態の良い車に付けられるものです。
メーカーやディーラーが自信を持って販売している車であるため、保証内容が充実しています。
逆に保証がついていないものは、状態があまりよくないものだといえるでしょう。
メーカー(ディーラーを含む)以外の中古車販売店で購入した中古車にも保証はついています。
走行距離などの制限がある場合や期間が短めな場合もありますが、有料にはなりますがオプション次第で充実したものにすることができます。
情報サイトなどの「アフター保証」と呼ばれるものは、情報サイトによってばらつきがありますが、ほかに比べて安く済ませることができる点が特徴です。

中古車購入時の保障についてはこちら

 

中古車の保証範囲や期間は?

中古車は新車と比べると保証対象となる部品や有効期間が短くなる傾向にあります。
なぜなら走行距離が多かったり、年式が古かったりするため、さまざまな部品が劣化している可能性があるからです。
中古車のコンディションは、前所有者のメンテナンスによるところも多いため、すべての車に同等の保証を行うことは難しいのです。
結果的に、保証内容が最低限のものとなっているケースも珍しくありません。
基本的に「エンジンオイル」や「ワイパーゴム」などの消耗品と呼ばれるものは保証の適用外であることがほとんどです。
一方「エンジン系」や「ブレーキ系」は保証の適用範囲内に設定されています。
また保証内容に走行距離が含まれ、納車後「1年間」または「1万km走るまで」が有効期間と定めているケースも多くあります。
このように、中古車の保証は新車と比較すると限定的であるケースが多く、同じ車種でも異なった保証内容になることもあります。
こうした中古車独特の保証範囲の違いに関して理解しておきましょう。

 

保証なしの中古車を購入するリスク

保証なしの中古車を購入するときには、さまざまなリスクが伴います。

次の3つに分けて解説します。

•故障した場合の修理費用が自費になる
•品質が低い場合がある
•販売店とのトラブルの原因になる

それぞれ確認していきましょう。

故障した際の修理費用が自費になる

故障した際に保証がついていないと、修理費用はすべて自己負担となってしまいます。
とくにエンジン故障といった大きな故障や不良は自分で整備できないため、修理店に渡すしか直す方法がありません。
保証がついていれば、故障の度合いによらず全額負担してもらえる場合があります。
自分では対応できない修理にかかる費用をフォローしてくれることが、保証が大切な理由の一つといえます。

品質が低い場合がある

保証がついていない中古車は、言い換えれば「保証がつけられない」ことを指します。
品質が低い中古車は、故障や劣化による破損につながることも多いので、メンテナンス代などの維持費が多く掛かってしまう傾向にあります。
保証がついていない理由を、販売店に良く確認しましょう。

販売店とのトラブルの原因になる

証がついていない中古車が故障した場合、故障の原因が初期不良によるものかどうかで、販売店とトラブルになることがあります。
保証がついていれば、初期不良か購入後の不良かは関係なく修理費用を負担してもらえるので、結果的にトラブルを防ぐことができるのです。
内容を確認していないと、故障や不良が適用範囲外だった場合にトラブルになってしまうケースもあるので、保証の有無だけではなく内容ももれなく確認しましょう。

保証なしのメリットは?

一方で保証なしの中古車のメリットとしては、低価格で購入ができるという事があります。
とにかく安く購入したい方にはおすすめです。
次の車が決まっており、それまでの間で車が必要な方などは保障なしでも問題無いかと思います。
また、保証なしの中古車でもすぐに故障せず長期間乗り続けられる場合もあります。
保証なしの中古車は必ずすぐに故障すると言うものでもありません。
保証ありなしに関わらず中古車はいつ故障してもおかしくない車にはなりますので、自分の予算など条件にあった適切な車を見つける事が大切です。

 

中古車保証の重要性

中古車では保証があって助かった!といった場面に遭遇することも珍しくありません。
ここでは保証がある車とはどんな車なのかについて解説していきます。

故障が少ない・整備がきちんとされている

ディーラーなどメーカーによって販売されている中古車は「認定中古車」として取り扱われ、消耗品などが交換されるため、メンテナンスが十分に行き届いています。
中古車として価値が高く、販売店も自信を持って販売している車です。
保証内容も手厚く、全国のディーラーで対応してもらえるだけでなく、さまざまな項目(ナビやエアコン)など、新車と変わらない保証を受けられます。
今後のメンテナンス費用などを考慮すると「認定中古車」の購入を検討してみましょう。

故障した際の修理費用がかからない

保証がついている車は、故障した際の修理費用がかかりません。
保証範囲内であることや有効期間内であることが無償修理の条件ですが、軽微な故障であれば修理費用がかかることは少ないでしょう。
修理費用は車を持つうえで大きな出費になる部分ですので、修理費用を抑えられると安心して車に乗れるでしょう。

 

中古車販売店の保証は必要?

中古車販売店が設定する保証は結論から述べるとあったほうがよいでしょう。
なぜなら状態によっては認定中古車になっているため、販売店側もメンテナンスをしっかりと行った状態で販売しているからです。
購入後のメンテナンス費用を抑えられるなどのメリットもあります。
保証内容も含めて購入の可否を判断するようにしましょう。

 

中古車の保証についてよく知って後悔のない中古車選びをしよう

車は予期せぬ故障などがあり、修理費用も高額になりがちです。
保証で修理できるのであれば修理したいと思うでしょう。
中古車で販売されているすべての車はコンディションが異なるため、保証内容も違うケースがあることを知っておきましょう。
また、保証がない中古車は部品の調達が難しい旧型車や、コンディションが悪い車だといえます。
保証の有無は購入の判断基準にもなるため、購入時は保証の適用範囲などよく確認し購入してください。

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