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車の買取基準とは?査定前に確認したいポイントや価格を上げるためのコツを紹介

車 買取 基準

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛車を手放す際、「できるだけ高く売りたい」と考えるのは当然のことです。
しかし、買取価格は一体どのような基準で決まるのでしょうか。
本記事では、車を買取する際の基準や、価格を左右する要素、さらに高く売るための具体的なポイントをわかりやすく解説します。
愛車を買取する際に後悔しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。

目次

車の買取基準とは?

日本自動車査定協会(JAAI)が定めた基準で決まる
車の査定・買取方法

車の買取価格が決まる基準・査定ポイント

内装と外装
年式と走行距離
車種・グレード・カラー
エンジン・足回り
装備品と付属品
修復歴や改造歴の有無
車検や自賠責の残り期間
買取店によっても価格は大きく変わる

車の買取価格を上げるためのコツ

事前に買取相場を把握しておく
高く売れる時期を考慮する
査定前は外装と内装をできるだけ綺麗にしておく
修理せずに買取に出す
できるだけ早く買取に出す
車の状態に合った買取店に売る

車の査定・買取する際の注意点

ウソの申告は絶対にしない
契約書は必ず目を通す
買取が決まった後は使用を避ける

まとめ

車の買取基準とは?

車の買取基準は業者によって異なってきますが、単に年式や走行距離だけで決まるわけではありません。
実はどの業者にも定められた基準があり、その基準に沿って正しく車が評価され買取価格が決まります。
ここでは、具体的にどのような基準が用いられ、どのように査定・買取が行われるのかを紹介していきます。

日本自動車査定協会(JAAI)が定めた基準で決まる

車の買取価格は決められた基準に沿って査定されますが、これは日本自動車査定協会(JAAI)が定めた基準です。
車の買取は、この定められた基準に沿って評価され、業者間での買取価格にブレが発生しないようにしているのです。
JAAIが定める基準は、大きく分けて以下の5つのポイントに基づいて査定・評価が行われます。

    • 外装と内装の状態
    • エンジン周りの状態
    • 年式と走行距離
    • 修復歴や改造歴の有無
    • 市場価値

これら5つのポイントを査定員が正しく評価し、買取価格が決定します。

車の査定・買取方法

車の査定や買取方法にはいくつか種類があります。

【査定方法】

      • 持ち込み査定:店舗に車を持ち込んで査定
      • 出張査定:査定員が自宅や指定場所に訪問して査定
      • 一括査定:複数の業者に一度に査定依頼できるサービス

【買取方法】

      • ディーラーでの下取り:車の買い替え時に利用される
      • 中古車買取業者:市場価格に基づいた高値買取が期待できる
      • 廃車買取業者:動かない車や古い車も対象になる場合がある

3つの査定方法の中でも、一括査定は複数業者にまとめて査定依頼できる手軽さが特徴です。
反対に、持ち込み査定や出張査定は、査定員が細かくチェックしてくれるので、正確な金額を確認できます。
買取方法に関しては、3つそれぞれに特徴が異なります。
新車に乗り換えるのか、状態の悪い車を買取してもらいたいかなど、車の状態によって異なりますので、最適な方法を選びましょう。

車の買取価格が決まる基準・査定ポイント

ここでは、車の買取価格が決まる基準・査定ポイントを細かく見ていきましょう。

内装と外装

内装と外装は、査定する際に特にチェックされるポイントの1つです。
内装では、シートのシミや汚れはもちろん、タバコやペットなどのニオイがあるかが確認されます。
また、外装はボディ全体に傷がないか、ある場合の傷はどの程度かなどがチェックされます。
清潔感やニオイの有無、ボディの傷やへこみは、査定額に影響しやすく、あると減額対象になることが多いです。

年式と走行距離

年式と走行距離といった基本情報も、特にチェックされます。
もちろん年式が新しく、走行距離が少ないほうが買取価格は高額となりますが、年式と走行距離のバランスも大切です。
基準としては、「経過年数×10,000km」を目安にすると良いでしょう。
こちらの目安程度であれば、エンジンが良好に使用されていると評価されます。

車種・グレード・カラー

人気の車種やグレードは、中古車市場において需要が高く、再販できる可能性が高い傾向です。
そのため、査定時にも優遇されることが多く、高額買取に繋がりやすいでしょう。
また、ボディーカラーも査定額に影響を与える1つです。
特に白や黒、シルバーといったカラーは中古車市場において需要が高くなりますので、査定額アップに期待できます。

エンジン・足回り

エンジンや足回りといった車の内部も査定ポイントの1つです。
特にエンジンは、車を動かすための主要なパーツとなりますので、異常がある場合は査定額に大きく影響しますので注意が必要です。
具体的には、異音の有無、オイル漏れ、始動のスムーズさなどが確認されます。
また、エンジン内部の汚れや、排気ガスの色も査定基準に含まれ、異常が見られると評価は下がります。
足回りでは、サスペンションの状態やタイヤのすり減りなどがチェックされます。
走行性能に関わる部分なので、安全面の観点からも細かく確認される箇所です。

装備品と付属品

装備品や付属品の有無も、査定時のポイントとなります。
装備品は、純正品と社外品に分けられますが、純正品のほうが市場価値が高いことから良い評価を得られます。
特に最新のナビや高性能オーディオ、サンルーフなどは、査定額がアップしやすいでしょう。
また、付属品には車検証や自賠責保険証のほかに、メンテナンスノートや取扱説明書の有無も査定に大きく関係してきます。

修復歴や改造歴の有無

一般的に修復歴や改造歴がある車は、査定額が下がる傾向です。
特に修復歴車は、きれいに修理されていても安全性や耐久性に大きな影響がある可能性が高くなるため、中古車市場においても売れ残りやすいです。
そのため、査定額がついても価格は期待できないでしょう。

車検や自賠責の残り期間

車検や自賠責の残り期間の有無にも少なからず査定に影響してきます。
一般的に、車検や自賠責保険が4ヶ月以上残っている車は、買取額が高くなります。
その理由は、中古車として売り出す際に、買い手が車検費用を負担せずに済むため、売れやすくなるからです。
また、買取から実際に販売されるまでには、整備や清掃、書類手続きなどで1ヶ月程度の期間がかかるため、その間に車検が切れてしまう車は商品価値が下がってしまいます。
そのため、車検や自賠責が有効なうちに売却すれば、業者にとって再販しやすい車となり、査定額がプラス評価されやすくなるのです。

買取店によっても価格は大きく変わる

基本的に車の買取価格は、JAAIが定めた基準に沿って決められますが、買取店によっても価格は大きく変わります。
たとえば、特定のメーカーや車種を多く取り扱っている店舗であれば、車の修理に必要なパーツや専門のスタッフ、再販ルートが確保できているため、他店と比べて高く買取してくれる可能性が高いです。
また、地域によっても人気のある車種は変わってくるので、同じ車でも売るエリアによって評価が変わることもあります。

車の買取価格を上げるためのコツ

ここまで車の買取価格が決まる基準や査定ポイントを紹介してきましたが、基準や査定ポイントだけで査定額は高くなりません。
そこで、ここでは車の買取価格をアップさせる具体的なコツを紹介していきます。

事前に買取相場を把握しておく

どのくらいの価格で取引されているかを把握しておくことは、妥当な相場を知るだけでなく、業者同士を競わせるためにも重要なポイントです。
一括査定サイトや中古車販売サイト、下取りシミュレーションなどを使用すると、相場が確認できますので積極的に活用していきましょう。
ただし、一括査定の場合は営業電話がしつこくかかってきたり、キャンセルのペナルティが発生したりする可能性もあるため注意が必要です。
また、より詳しい金額が知りたい方は、複数の業者に査定を依頼して、比較検討すると良いでしょう。

高く売れる時期を考慮する

車の買取は時期によって、価格が異なります。
具体的には、1〜3月や9〜10月といった決算期や新生活が始まる時期をねらうのがおすすめです。
この時期は、通常よりも車の需要が高くなる時期と言われており、その分査定額もアップしやすいです。

査定前は外装と内装をできるだけ綺麗にしておく

車を綺麗な状態にしておくことは、査定員から「大切に扱ってきた」と高評価を得やすく、買取額アップが期待できます。
大きな傷を修理する必要はありませんが、洗車や掃除機がけなどの簡単な清掃をやっておくことをおすすめします。

修理せずに買取に出す

外装に傷やへこみがある車を買取に出す際に修理して出す方もいますが、あまりおすすめしません。
なぜなら、修理した場合と修理せずに査定に出した場合では、結果的に修理した場合のほうが損するケースが多いからです。
また、費用を抑えるために自分で修理される方もいますが、逆に傷やへこみが広がる可能性があるので、そのまま買取に出すほうが結果的に得するでしょう。

できるだけ早く買取に出す

車は経過年数が増えるごとに価値が下がってくるため、買取を決断したらすぐに行動に移すことをおすすめします。
特に注意したいのが、年式と走行距離です。
毎年1月1日になると車の年式は1年下がり、その分買取額も下がります。
また、走行距離も50,000kmや100,000kmといった大台になるときも評価が大きく下がる傾向です。
そのため、少しでも高く買い取ってもらいたい方は早めに行動しましょう。

車の状態に合った買取店に売る

車の状態によって買取してもらう業者は違ってきます。
たとえば、すでに動かない車や修理費が高額になるような車であれば、「廃車買取業者」に依頼するのがおすすめです。
通常の買取店では値がつかない場合でも、鉄や部品としての価値を評価して引き取ってくれるため、処分費用がかからず、むしろお金がもらえるケースもあります。
また、旧車や限定モデルなどの希少車であれば、その車種を専門に取り扱っている業者に査定してもらうことで、プレミア価値が加味され、高く売れる可能性が高まります。

車の査定・買取する際の注意点

車の査定や買取をする際はいくつか気をつける点があり、場合によっては買取価格が低くなったり、損害賠償を科せられたりする可能性があります。
損しないためにも、最後までチェックしてください。

ウソの申告は絶対にしない

修復歴や事故車の場合、伝えなければ良いと思い、その事実を報告しないことは絶対にやめてください。
買取してもらったあとにウソをついたことがバレると、損害賠償を科せられる可能性があるため、結果的に損する可能性が高いです。
また、買取を拒否されることもあるので、査定時には必ず報告しましょう。

契約書は必ず目を通す

買取の契約をむすぶときに渡される契約書には、取引に関する非常に大切なことが記載されていますので、必ず目を通しましょう。
たとえば、契約後のキャンセルに関する条件や、入金日、名義変更の時期、車両の引き渡し方法などが記載されています。
トラブルに発展する場合もありますので、少しでも不明点があれば、その場で担当者に確認し、納得したうえで契約を進めるようにしましょう。

買取が決まった後は使用を避ける

買取が決まった後は、トラブルを避けるためにも使用は控えるようにしましょう。
査定後に新たな傷やへこみができたり、走行距離が増えたりすると、再査定が必要になる場合や、買取額が下がる可能性があります。
また、契約内容によっては、査定時の状態を維持することが前提とされていることもあります。
そのため、契約が成立した時点で、車の使用は最小限にとどめ、引き渡し日まで丁寧に保管しましょう。

まとめ

本記事では、車の買取基準を細かく解説し、価格を上げるコツや注意点を紹介しました。
車の買取価格は、年式や走行距離だけでなく、内外装の状態やエンジンの調子、車検の残り期間など多くの要素によって決まります。
また、買取業者の選び方や売却のタイミングによっても、大きな差が生まれる場合があります。
少しでも高く売るためには、車を丁寧に扱い、早めに行動し、複数の業者を比較することが大切です。
契約時の注意点にも気を配り、納得のいく形で売却を進めましょう。

よくある質問

Q1. 査定の際に洗車や清掃をしておくと、本当に買取価格が上がるの?

A. はい、実際に買取価格に多少のプラス影響を与える可能性があります。

車の第一印象は査定士の評価に影響しやすく、清潔で手入れの行き届いた車は「大切に乗られていた」と判断されやすいためです。

ただし、大幅な価格アップにはつながらないため、簡単な洗車や掃除程度にとどめておきましょう。

Q2. 修復歴がある車は必ず査定額が下がるの?

A. 基本的に、修復歴がある車は買取価格が下がる傾向にあります。

特にフレーム(骨格)部分の修復は走行安全性に関わるため、マイナス評価が大きくなります。

ただし、修復内容が軽微であったり、人気車種で需要が高かったりする場合は、大きな減額にはつながらないケースもあります。

正直に申告し、事前に複数社に査定を依頼するのが安心です。

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