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車の買取基準を完全解説!査定士が見る減点ポイントや相場の調べ方

車 買取 基準(リライト)

愛車を手放す際、「できるだけ高く売りたい」と考えるのは当然のことです。

しかし、買取価格は一体どのような基準で決まるのでしょうか。

本記事では、車を買取する際の基準や、価格を左右する要素、さらに高く売るための具体的なポイントをわかりやすく解説します。

愛車を買取する際に後悔しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。

目次

車の買取金額はどう決まる?査定基準の仕組み

基準のベースは「JAAI(日本自動車査定協会)」
「標準状態」からの加点・減点方式とは

査定士はここを見る!具体的なチェックポイント6選

【外装・内装】傷・へこみや車内の臭い
【走行距離・年式】「1年1万km」が標準目安
【エンジン・足回り】異音やタイヤの溝
【修復歴】骨格(フレーム)損傷の影響度
【装備品】純正オプションや付属品の有無
【書類・車検】点検記録簿や車検残存期間

自分の車の買取相場を調べる3つの方法

匿名OKのシミュレーションサイトを活用する
中古車販売サイトの価格から逆算する
一括査定サービスの実績データを見る

査定額アップを目指す!高く売るためのコツ

売却時期を見極める(1〜3月・9〜10月)
査定直前の洗車と車内清掃で印象アップ
傷やへこみは「修理せず」そのまま出す
複数の業者で比較する(一括査定の活用)

車を買取に出す際に必要な書類リスト

普通自動車の売却に必要な書類
軽自動車の売却に必要な書類
書類を紛失した場合の対処法

査定で損をしないための注意点とNG行動

修復歴や不具合は正直に申告する(告知義務)
契約書はキャンセル条項まで確認する
引き渡しまで車のコンディションを維持する

まとめ

車の買取金額はどう決まる?査定基準の仕組み

買取価格は査定士の感覚ではなく、公正な「統一ルール」に基づいて算出されます。

査定の土台となるJAAI(日本自動車査定協会)の基準や、基本点数から増減される計算の仕組みについて解説します。

基準のベースは「JAAI(日本自動車査定協会)」

多くの買取業者は、JAAI(日本自動車査定協会)が定めたガイドラインを基準に査定を行います。

査定士ごとの判断にばらつきが出ないよう、公平な取引環境を維持するためです。

実際に査定現場で使用される「中古車査定基準」というハンドブックには、車種やグレードごとの評価点が細かく記載されています。

独自の基準を持つ業者も存在しますが、ベースとなる考え方はこのJAAIの基準に準拠しているケースがほとんどです。

「標準状態」からの加点・減点方式とは

車の査定は新車時を満点とするのではなく、一定の使用感がある「標準状態」を基準点として計算します。

年式相応の状態をゼロ地点とし、そこから良し悪しを判断するためです。

【標準状態と加点・減点のイメージ】
・標準(0点):タイヤの溝1.6mm以上、無傷、年式相応の走行距離
・加点(+):走行距離が少ない、人気装備あり、車検残期間が長い
・減点(ー):傷・へこみあり、車内の異臭、タイヤのスリップサイン

最終的に算出された点数に、1点あたりの単価(市場状況により変動)を掛けて金額が決定されるのです。

査定士はここを見る!具体的なチェックポイント6選

査定士は短時間で車の状態を見極めるために、見るべき箇所を定めています。

ボディの傷からエンジンの調子まで、査定額に直結しやすく特に厳しくチェックされる6つの重要項目を詳しく紹介します。

【外装・内装】傷・へこみや車内の臭い

外装や内装の状態は、査定額に大きく影響する要素の一つです。

再販する際に補修コストがかかるため、シビアに見られます。

・1cm以上の爪が引っかかる傷: 減点対象になりやすい
・カードサイズ(名刺大)以上のへこみ: 板金が必要なため大幅減点
・タバコ・ペット・カビの臭い: 消臭作業が必要なためマイナス評価

日頃から車内を清潔に保つことが大切です。

【走行距離・年式】「1年1万km」が標準目安

走行距離は、車の寿命や部品の劣化具合を測る重要な指標として扱われます。

一般的に「1年あたり10,000km」を標準走行距離とし、これより多いか少ないかで評価が変わります。

年式 走行距離 評価の目安
5年落ち 3万km未満 プラス査定(低走行)
5年落ち 5万km前後 標準
5年落ち 8万km以上 マイナス査定(過走行)

年式に対して極端に走行距離が少ない場合は、エンジンの状態が良いとみなされ加点評価を得られる可能性があります。

【エンジン・足回り】異音やタイヤの溝

エンジンや足回りの不具合は修理費用が高額になるため、厳格にチェックされます。

車としての走行機能に直結する部分だからです。

エンジン始動時の異音や振動、マフラーからの排気ガスの色などが確認されます。

足回りではタイヤの溝が重要視され、スリップサインが出る1.6mm未満の場合はマイナス査定です。

スタッドレスタイヤなど、溝が十分に残っているタイヤが付いている場合は、プラス評価につながることもあります。

【修復歴】骨格(フレーム)損傷の影響度

修復歴の有無は、買取価格を大幅に下げる要因です。

車の骨格部分(フレーム)に損傷があり、修理または交換した履歴がある車を指します。

【修復歴となる主な部位】
・フレーム(サイドメンバー)
・クロスメンバー
・ピラー(柱部分)
・ルーフパネル

単にバンパーやドアを交換しただけでは修復歴にはなりません。

上記のような骨格部分を修理していると、走行安全性に関わると判断され、相場よりも3割から5割ほど安くなるケースも珍しくありません。

【装備品】純正オプションや付属品の有無

純正のオプション装備や付属品が揃っていると、査定額アップが期待できます。

後付けが難しい純正品は、中古車市場でも需要が高い傾向にあります。

【プラス査定になりやすい装備】
・純正ナビゲーションシステム
・本革シート
・サンルーフ
・先進安全装備(衝突軽減ブレーキなど)

社外品のパーツを取り付けている場合でも、保管してある純正部品を一緒に提出することで評価が上がります。

取扱説明書やスペアキーなどの付属品も忘れずに用意しましょう。

【書類・車検】点検記録簿や車検残存期間

定期点検記録簿(メンテナンスノート)の有無は、車の信頼性を証明するために欠かせません。

過去の整備履歴が明確であれば、次のオーナーも購入しやすくなるからです。

記録簿にはオイル交換や部品交換の履歴が記載されており、適切にメンテナンスされてきた証拠となります。

また、車検の残り期間も評価対象です。

一般的に残り期間が4ヶ月以上ある場合は、再販までのコストが浮くため、加点評価されるケースが多くなります。

自分の車の買取相場を調べる3つの方法

実際の査定に出す前に概算価格を知っておくことは、安く買い叩かれないようにするために役立ちます。

個人情報を入れずに相場を知るシミュレーションや、市場価格から逆算するなどのおすすめの方法を提示します。

【相場の調べ方比較表】

方法 手軽さ 精度の高さ 匿名性 特徴
①シミュレーションサイト 個人情報不要で大まかな目安がわかる
②販売価格からの逆算 市場価格の7〜8割を目安に計算する
③一括査定の実績データ 実際の買取実績を見るため信頼性が高い

匿名OKのシミュレーションサイトを活用する

個人情報を入力せずに、概算の相場を知りたい場合はシミュレーションサイトが役立ちます。

営業電話を避けつつ、大まかな金額感を把握できるからです。

自動車メーカーの公式サイトにある「下取り参考価格シミュレーション」や、一部の買取情報サイトでは、車種と年式を入力するだけで目安が表示されます。

ただし、これらはあくまで簡易的なデータであり、実際の車の状態やオプション装備は考慮されない点に注意が必要です。

中古車販売サイトの価格から逆算する

中古車販売サイトで、自分の車と似た条件の車両価格を調べるのも一つの手です。

市場で売られている価格から、業者の利益や経費を差し引くことで買取相場を予測できます。

一般的に、販売価格の約70%から80%が買取価格の目安といわれています。

たとえば、同じ車種・年式・走行距離の車が100万円で販売されている場合、買取相場は70万円から80万円程度と推測できるのです。

より現実的な数値をつかむのに適しています。

一括査定サービスの実績データを見る

より精度の高い情報を得るには、一括査定サービスなどが公開している過去の買取実績データを参照する方法があります。

実際に取引された金額に基づいているため、信憑性が高い情報源です。

サイトによっては、車種ごとに直近の買取実績や、走行距離別の価格推移グラフを公開しています。

これらを確認することで、自分の車が現在どのくらいの価格帯で取引されているのか、具体的なイメージを持つことができるようになります。

査定額アップを目指す!高く売るためのコツ

査定基準そのものは変えられませんが、売却のタイミングや事前準備を工夫するだけで査定額アップは十分に狙えます。

今日から実践できる洗車のポイントや、需要が高まり最も高く売れる時期について具体的なノウハウを説明します。

売却時期を見極める(1〜3月・9〜10月)

車には高く売れやすい時期があり、そこを狙って売却するのが賢い方法です。特に以下の時期は需要が高まります。

・1月〜3月:新生活に向けた需要増・決算期
・9月〜10月:半期決算・秋の行楽シーズン前

業者は在庫を確保するために買取を強化し、普段よりも高い査定額を提示する傾向があります。

急ぎでなければ、この需要期に合わせて売却スケジュールを組むことで、数万円単位の価格アップにつながる可能性も十分に考えられます。

査定直前の洗車と車内清掃で印象アップ

査定を受ける前には、洗車と車内清掃を行い、車をきれいな状態にしておくことが大切です。

車の第一印象が良くなり、査定士に「大切に乗られてきた車」という好印象を与えられるからです。

直接的な査定基準に「洗車の有無」はありませんが、ボディの汚れが落ちていると傷の確認もしやすくなり、スムーズな査定につながります。

フロアマットのゴミを取り除き、ダッシュボードを拭くといった簡単な掃除だけでも、心証は大きく変わります。

傷やへこみは「修理せず」そのまま出す

ボディにある傷やへこみは、修理せずにそのまま査定に出すのが鉄則です。

自分で修理に出しても、修理費用以上に査定額がアップすることはほとんどないからです。

たとえば、3万円かけて傷を直しても、査定額が1万円しか上がらなければ、結果的に2万円の損をしてしまいます。

また、慣れないDIYで補修しようとすると、かえって見栄えが悪くなり評価を下げてしまうリスクもあります。

傷はマイナス査定として受け入れるほうが得策です。

複数の業者で比較する(一括査定の活用)

車を高く売るために効果的なのは、複数の買取業者に査定を依頼し、価格を競わせることです。

1社だけの査定では、その金額が適正かどうか判断できず、安く買い取られてしまう可能性があります。

A社が50万円、B社が55万円といったように、業者によって在庫状況や得意車種が異なるため、提示額には差が出ます。

一括査定サービスなどを活用して複数社の見積もりを取り、最高値を提示してくれた業者に売却しましょう。

車を買取に出す際に必要な書類リスト

スムーズに売却手続きを進めるためには、普通自動車と軽自動車で異なる必要書類の事前準備が重要です。

役所で取得が必要な書類の一覧に加え、万が一紛失してしまった場合の再発行手順についても案内します。

【必要書類チェックリスト】

書類名 普通自動車 軽自動車
自動車検査証(車検証)
自賠責保険証明書
自動車税納税証明書
リサイクル券
実印 必要 不要(認印)
印鑑登録証明書 必要(2通) 不要
譲渡証明書 必要 不要

普通自動車の売却に必要な書類

普通自動車を売却する際には、国土交通省の管轄となるため、実印や印鑑登録証明書が必要です。

具体的には、自動車検査証(車検証)、自賠責保険証明書、自動車税納税証明書に加え、発行から3ヶ月以内の印鑑登録証明書を2通用意します。

また、譲渡証明書や委任状には実印を押印します。

車検証の住所と現住所が異なる場合は、住民票などの追加書類も求められるため、事前に確認しておくと手続きがスムーズです。

軽自動車の売却に必要な書類

軽自動車の売却手続きは普通自動車よりも簡素化されており、実印や印鑑登録証明書は原則として不要です。

必要なものは、自動車検査証(車検証)、自賠責保険証明書、軽自動車税納税証明書の3点に加え、認印があれば手続き可能です。

買取店が用意する「自動車検査証記入申請書」に認印を押すだけで名義変更が行えます。

ただし、これから車を購入する際の資金計画に関わるため、必要書類は早めに揃えておくことをおすすめします。

書類を紛失した場合の対処法

万が一、車検証などの重要書類を紛失してしまった場合でも、所定の手続きを行えば再発行が可能です。

・車検証:運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会)
・自賠責保険証明書:加入している保険会社
・納税証明書:都道府県税事務所または市区町村の窓口

再発行には数日から1週間程度かかる場合があるため、査定を依頼する前に書類が手元にあるかを確認し、なければ早急に対応しましょう。

査定で損をしないための注意点とNG行動

買取契約後の減額トラブルや損害賠償請求を避けるためには、絶対にやってはいけないNG行動を理解しておく必要があります。

修復歴の告知義務や契約書のチェックポイントなど、損をしないために守るべきルールを解説します。

修復歴や不具合は正直に申告する(告知義務)

過去の事故歴や車の不具合については、査定時に正直に申告する義務があります。

これを「告知義務」といいます。

もし修復歴を隠して売却し、後から発覚した場合は、契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)を問われ、損害賠償請求や契約解除になるリスクがあります。

「バレないだろう」と隠しても、プロの査定士やその後の点検で必ず発覚します。

トラブルを避けるためにも、知っている不具合は包み隠さず伝えることが重要です。

契約書はキャンセル条項まで確認する

買取契約を結ぶ前には、契約書の内容を隅々まで確認する必要があります。

特に注意すべきなのは「キャンセル条項」です。

・いつまでキャンセルが可能か
・キャンセル料は発生するのか

これら条件は業者によって異なります。

中には契約直後から高額なキャンセル料を請求する業者も存在するため注意が必要です。

口頭での約束は証拠に残らないため、重要な取り決めは必ず書面に記載されているかを確認してから署名捺印しましょう。

引き渡しまで車のコンディションを維持する

売買契約が成立してから実際に車を引き渡すまでは、車の使用を極力控えるのがおすすめです。

この期間に事故を起こしたり、新たな傷をつけてしまったりすると、再査定となり買取価格が減額される可能性があります。

最悪の場合、契約自体が破棄されることも考えられます。

引き渡し日までは、安全な場所に保管し、現状のコンディションを維持することに努めましょう。

どうしても乗る必要がある場合は、細心の注意を払って運転してください。

まとめ

車の買取価格は査定士の感覚ではなく、「JAAI(日本自動車査定協会)」の基準や明確な減点方式によって決まります。

知識不足のまま売却すると、相場より安く手放してしまったり、契約後のトラブルを招いたりするリスクがあります。

しかし、これらは以下のポイントを押さえることで、適正価格かつスムーズに売却することが可能です。

・基準と相場を知る:査定の減点ポイント(傷・走行距離・修復歴)を理解し、事前に相場を把握しておく。
・修理せずに出す:傷やへこみは修理費の方が高くなることが多いため、そのまま査定に出す。
・複数社で競わせる:1社だけで即決せず、一括査定などを活用して価格競争を起こす。
・きれいにしておく:査定直前の洗車や車内清掃で、大切に乗っていたという好印象を与える。

また、売却時のトラブルを防ぐためには、修復歴などの不具合を隠さず正直に申告する(告知義務)ことが不可欠です。

契約書にサインする際は、後々の紛争を避けるためにも「キャンセル条項」を必ずチェックしてください。

仕組みを理解し、正しい準備を行うことで、愛車の価値を最大限に引き出しましょう。

よくある質問

Q1. 査定の際に洗車や清掃をしておくと、本当に買取価格が上がるの?

実際に買取価格に多少のプラス影響を与える可能性があります。

車の第一印象は査定士の評価に影響しやすく、清潔で手入れの行き届いた車は「大切に乗られていた」と判断されやすいためです。

ただし、大幅な価格アップにはつながらないため、簡単な洗車や掃除程度にとどめておきましょう。

Q2. 修復歴がある車は必ず査定額が下がるの?

基本的に、修復歴がある車は買取価格が下がる傾向にあります。

特にフレーム(骨格)部分の修復は走行安全性に関わるため、マイナス評価が大きくなります。

ただし、修復内容が軽微であったり、人気車種で需要が高かったりする場合は、大きな減額にはつながらないケースもあります。

正直に申告し、事前に複数社に査定を依頼するのが安心です。

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