軽トラは農業や林業で酷使されることが多く、「廃車寸前じゃ売れない」と思っていませんか？
実は、古くてボロボロの軽トラでも買取されるケースは多く存在します。
しかし、業者によっては処分費用を請求され、損をすることもあるため、業者選びは慎重に行う必要があります。
本記事では、廃車同然の軽トラでもなぜ売れるのか、その理由とおすすめの買取業者を紹介します。
買取相場や価格をアップするためのポイントも紹介するので、お得に処分したい方はぜひ最後までご覧ください。
目次
廃車になるような軽トラでも買取できる！
パーツごとに再販できる可能性がある 海外へ再販できる 鉄くずとして販売できる
軽トラの廃車買取方法とおすすめ業者
軽トラの廃車買取方法 廃車買取業者なら廃車費用ゼロでお得に売却できる 走行できるなら中古車買取業者がおすすめ
軽トラを廃車買取する際の価格相場
修理や自走ができない場合の価格相場 車検切れや簡単な修理で済む場合の価格相場 状態が良い車両の価格相場
軽トラを廃車買取する手順と必要書類
業者に依頼する場合 自分で行う場合
軽トラの廃車買取価格をアップさせるポイント
複数の業者から相見積もりをとる 状態や年式などを正しく伝える できるだけ早く決断する 還付金は必ず確認する
まとめ
廃車になるような軽トラでも買取できる！
軽トラは、一般的な乗用車と比べて「買取できない」と思われがちですが、実は廃車になるような軽トラでも買取可能です。
また、軽トラは近距離運転が主な使い道で、乗用車のように長距離運転する機会が少ないため、車両の状態が良い車が多い傾向です。
そのため、買取価格が下がりにくく、ケースによっては高額買取も期待できます。 では、なぜ廃車になるような軽トラでも買取できるのでしょうか。
パーツごとに再販できる可能性がある
冒頭で紹介したように、軽トラは近距離運転が主な使い道となるため、各パーツが故障する頻度も少ない傾向です。
そのため、再利用される部品が多く、パーツごとに再販できる可能性も高くなっています。
事故車であっても使用できるパーツがあれば買取できるので、たとえ動かなくなった車であっても、価値ある部品はしっかり評価されます。
海外へ再販できる
軽トラは、小回りがきき、荷物をたくさん積み込めることから、海外でも需要の高い車として人気があります。
また、日本では「10年・10万km」を超えると価値が下がる傾向がありますが、海外では「20年・20万km」を超えてもまだまだ現役として使われることが多く、中古車の評価基準に大きな違いがあります。
そのため、状態が悪い軽トラであっても、走行できれば買い取ってくれるケースも多い傾向です。
鉄くずとして販売できる
軽トラは、一般的な乗用車と同様に多くの鉄やアルミといった素材が使用されています。
鉄やアルミといった素材は、スクラップにして再利用できることから、資源として販売することが可能です。
そのため、再販できない車両やパーツであっても、鉄くずとしての価値があるため、買取価格がつくことがあります。
軽トラの廃車買取方法とおすすめ業者
軽トラは、廃車になるような車両であっても買取できますが、業者によっては値段を付けてくれないケースもあります。
そのため、買取依頼する業者の選び方には注意が必要です。
ここでは、軽トラの廃車買取方法と、おすすめの業者を紹介していきます。
軽トラの廃車買取方法
軽トラの廃車買取方法は、主に以下の3つがあります。
中古車買取業者や廃車買取業者を利用すれば、必要書類をそろえるだけで、面倒な手続きはすべて業者側に任せることができます。
一方、自分で廃車を進める場合は、書類の準備だけでなく、解体や廃車手続きなどをすべて自力で行う必要があり、手間と時間がかかります。
スムーズかつ負担なく廃車を進めたい場合は、業者への依頼がおすすめです。
廃車買取業者なら廃車費用ゼロでお得に売却できる
費用をかけずに軽トラを手放したい方には、廃車買取専門業者の利用がおすすめです。
廃車買取業者に依頼すれば、レッカー代や各種手続きにかかる費用は一切かからず、必要書類を準備するだけで、引き取りから廃車手続きまで代行してくれます。
また、解体パーツの再利用や海外輸出、鉄資源としての価値など、さまざまなルートで再利用されるため、0円以上の買取価格が付くケースがほとんどです。
少しでもお得に廃車したい方は、一度無料査定を依頼してみることをおすすめします。
走行できるなら中古車買取業者がおすすめ
走行できる軽トラを売却したい場合は、中古車買取業者がおすすめです。
基本的には、走行できない車両よりも走行できる車両の方が高額買取でき、軽トラの場合は状態が良ければ10万円以上での買取も期待できます。
また、海外への販路を持っている業者なら、国内だけでなく幅広いマーケットで再販できるため、相場以上の価格で買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
軽トラを廃車買取する際の価格相場
軽トラの廃車買取方法がわかったところで次に気になるのが、軽トラを廃車買取する際の価格相場だと思います。
価格相場は、状態によって異なりますので、ここで確認しておきましょう。
修理や自走ができない場合の価格相場
修理や自走できない場合は鉄くずとしての買取となるため、価格相場は約5,000円〜11,000円となります。
なお、鉄の買取価格は、その時の需要や地域によって異なります。
詳しく知りたい方は「一般社団法人 日本鉄リサイクル工業会」のホームページに価格が記載されていますので、確認してみてください。
また、手数料などがかかる場合がありますので、記載されてる金額よりも下がる可能性があることを覚えておきましょう。
車検切れや簡単な修理で済む場合の価格相場
車検切れや簡単な修理で済む場合の価格相場は、15,000円〜20,000円程度となります。
車検切れや簡単な修理で済む車両は、低価格で再販できることからリスクが少なく、業者側も引き取りや再整備のコストを抑えられるため、比較的安定した価格での買取が期待できるでしょう。
車の状態によっては、10万円程度で売却できるケースもあります。
状態が良い車両の価格相場
状態の良い軽トラの場合は、10万円以上での買取相場となっています。
軽トラは、一般的な乗用車と同様に年式や走行距離などによって買取価格が決まるため、新しく走行距離が少ない車両の方が高額買取が期待できるでしょう。
およそ10年以内であれば、10万円〜50万円前後での買取が可能です。
軽トラを廃車買取する手順と必要書類
軽トラを廃車買取する際は、必要書類の準備や手続きといった手順を踏む必要があります。
事前に準備しておくことでスムーズに手続きできますので、ここで確認しておきましょう。
業者に依頼する場合
業者に依頼する場合の手順と必要書類は以下の通りです。
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必要書類
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- 自動車検査証
- 所有者の認印
- ナンバープレート前後それぞれ1枚ずつ
- リサイクル券
- 自賠責保険証
- 申請依頼書（ダウンロードもしくは現地で入手）
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手順
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- 1.廃車できる業者を選び依頼する
- 2.査定してもらい納得すれば契約する
- 3.車を引き渡す
- 4.入金を待つ
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業者に依頼する場合は、必要書類を提出すれば、そのほかの手続きはすべて任せられます。
自分で行う場合
自分で行う場合の手順と必要書類は以下の通りです。
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必要書類
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- 自動車検査証
- 所有者の認印
- ナンバープレート前後それぞれ1枚ずつ
- リサイクル券
- 自賠責保険証
- 移動報告書と解体報告記録日（スクラップ工場で受け取る）
- 解体届出書（現地で入手）
- 自動車税申告書（現地で入手）
- 申請依頼書（ダウンロードもしくは現地で入手）
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手順
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- 1.スクラップ工場に解体の予約をする
- 2.スクラップ工場に車を持っていく
- 3.軽自動車検査協会にて一時抹消登録を行う
- 4.車を解体してもらう
- 5.軽自動車検査協会にて永久抹消登録を行う
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自分で行う場合は、解体や廃車の手続きに加えて費用もかかってきます。
場合によってはマイナスとなる可能性が高いため、時間や費用をかけたくない方は、業者に依頼しましょう。
軽トラの廃車買取価格をアップさせるポイント
軽トラの廃車買取価格は、業者選びの他に気をつけるべきポイントがあります。
以下に4つ紹介しますので、参考にしてください。
複数の業者から相見積もりをとる
軽トラの廃車買取価格は、業者によって選定基準が異なるため、いくつかの業者から相見積もりをとることが大切です。
相見積もりすれば、およその買取相場がわかることに加えて、業者同士を競わせることもできます。
最低でも3業者は見積もりを依頼し、口コミや条件などを考慮して選びましょう。
状態や年式などを正しく伝える
見積もり依頼する際、電話やネットを使って行う方もいますが、その場合は車両の状態や年式を正しく伝えることが大切です。
状態や年式が正しく伝えられない場合、業者は最低価格しか提示できません。
車両情報は車検証に記載されていますので、手元に準備してから依頼するようにしましょう。
できるだけ早く決断する
車は日が経つごとに価値が下がっていくため、できるだけ早く決断したほうが買取価格も上がりやすくなります。
また、自賠責保険や自動車重量税は、残存期間によって払い戻しされますので、早めに売却した方が還付も大きくなります。
悩む時間が長いほど、もらえる金額も少なくなりますので、できるだけ早めに決断しましょう。
還付金は必ず確認する
1つ前でも紹介したように、車を廃車・売却した際は自賠責保険や自動車重量税といった税金や保険料の還付が受けられます。
基本的には、これらの税金や保険料は必ず受け取れることになっているため、依頼の際は業者に確認しましょう。
業者によっては廃車費用として還付金を支払わない悪徳業者もいますので、その場合は違うところへ依頼するようにしましょう。
まとめ
本記では、廃車になるような軽トラでも買取できる理由から買取方法や手順などを紹介しました。
走行不能な車両でも、パーツ単位や金属資源として価値があるため、軽トラックの買取は十分に期待できます。
しかし、選ぶ業者によっては買取価格が低くなるため、業者選びは慎重に行うことが大切です。
紹介したポイントを考慮しながら、損のない売却を目指しましょう。
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