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走行距離15万キロの車も買取可能?高く売るコツも紹介!

車 買取 15万キロ
車の走行距離が15万キロを超えた車を買取に出しても、価格がつかないのではないかと考えている方もいるでしょう。
走行距離は一般的に10万キロを超えたあたりから価値が下がるという話もありますが、査定額が0円になることはほとんどありません。
今回は走行距離が15万キロを超えた車でも買い取ってもらえる理由や高く売るコツなどを詳しく解説します。

目次

走行距離が15万キロの車でも買取可能な理由

年式が新しい
部品の再利用が可能
国産車は海外からの需要が高い

走行距離が15万キロの車を高く売るコツ

交換できるものは新しくする
海外輸出ルートがある業者に買い取ってもらう
ディーラー下取りには出さない
買取相場を確認しておく
純正パーツに戻す

走行距離が15万キロの車が買い取ってもらえなかった場合は廃車も検討

買取価格が0円の場合は廃車買取業者に依頼
廃車手続きはどうする?
廃車買取で注意すること

まとめ

走行距離が15万キロの車でも買取可能な理由

なぜ、走行距離が長いにもかかわらず買い取ってもらえるのか、その理由からお伝えします。

年式が新しい

年式が新しい車両は15万キロの走行車であっても、以下の理由から売却できる場合があります。

  • パーツの消耗が少ないため
  • 修理箇所が少ないため
  • 大きな修理を必要としないため
  • 市場価値が高いため
  • 海外で需要があるため

走行距離が長くても、年式が古い車両に比べるとパーツの劣化が少ない傾向にあります。
それに伴い、修理箇所が少なかったり、大規模なメンテナンスを必要としなかったりする場合が多くなります。
さらに、年式が新しい車両は市場でのニーズも高く、買い手が見つかりやすいのが特徴です。
販売後すぐに売却できる見込みが立つため、買取業者にとっても在庫リスクや維持費コストを抑えやすいので、積極的に買取を行うケースが多いです。

部品の再利用が可能

車を買い取ったあと、スクラップして部品を再利用する業者であれば、走行距離が15万キロを超えている車でも買取対象となることがほとんどです。
車は鉄や非鉄金属、プラスチックなど、さまざまな素材で構成されています。
特に鉄は、国内では貴重な資源とされており、スクラップ車両から得られる鉄素材には高い需要があります。
また、車両を解体して使用可能なパーツを取り出し、中古部品として再販する業者も少なくありません。
取り出されたパーツは、リサイクルパーツやリビルドパーツとして流通し、修理やメンテナンス市場で活用されます。
このような業者にとっては、車そのものではなく部品や素材が利益源となるため、たとえ走行距離が長くても買い取るメリットはあります。

国産車は海外からの需要が高い

走行距離が15万キロを超えている国産車でも海外では高いニーズがあり、海外輸出ルートを持つ業者であれば、問題なく買い取ってもらえるケースが多いです。
国産車が海外で人気となっている理由は、次のとおりです。

  • 車検制度による高い信頼性があるため
  • 車種ラインナップが豊富なため
  • 外装や内装が比較的きれいに保たれているため
  • 価格がリーズナブルなため

日本では厳格な車検制度があり、定期的にメンテナンスを受けるため、車の安全性が高く保たれています。
この点が海外でも高く評価され、信頼される理由となっています。
また、国産車はSUV、スポーツタイプ、ファミリー向けのミニバン(BOXカー)など、さまざまな車種が揃っており、用途に応じた選択肢が豊富です。
車種の選択肢が少ない国では、特に日本の国産車が重宝され、人気を集めています。

走行距離が15万キロの車を高く売るコツ

ここでは、15万キロ走った車でも高く売るためのコツをご紹介します。

交換できるものは新しくする

走行距離が長い車でも、できる限り高く売却するためには、交換できる部品はあらかじめ新しくしておくと良いでしょう。
特に劣化しやすい以下の部品は、査定時にチェックされやすいため注意が必要です。

  • タイミングベルト
  • タイミングチェーン
  • 緩衝材(ブッシュ類)
  • エンジンオイル

タイミングベルトやタイミングチェーンは、エンジン内部の重要部品です。
これらが劣化していると、交換費用が高額になるため、査定時に大きく減額されるリスクがあります。
ただし、交換費用と査定額アップ分のバランスを考慮し、慎重に判断しましょう。

また、緩衝材とは、車体のきしみ音や振動を吸収するためのゴム製パーツで、走行距離や経年劣化により硬化・ひび割れが進みます。
交換費用は1万円〜3万円程度が相場です。
エンジンオイルはエンジン内部を保護するために不可欠なオイルで、劣化を放置すると酸化が進み、エンジン故障のリスクが高まります。
エンジンオイルの交換費用は3,000円〜5,000円程度と比較的安価なため、交換しておくと安心でしょう。

海外輸出ルートがある業者に買い取ってもらう

過走行車でも高値で売却を狙うなら、海外輸出ルートを持つ買取業者を選ぶのがおすすめです。
前述のとおり、海外では日本車は人気があり、走行距離が多い車でも需要があるため、高額買取が期待できます。
特に、商用車、スポーツカー、4WD車は海外市場でも人気が高く、高値がつきやすい傾向にあります。
海外輸出に強い業者を探すには、インターネットで「車 海外輸出業者」と検索するか、一括査定サイトを利用するのが良いでしょう。

ディーラー下取りには出さない

走行距離が長い車をディーラーに下取りに出すことは、基本的にはおすすめできません。
ディーラーにとって下取り車は大きな利益につながりにくく、高額査定が期待できないことが多くなります。
一方、買取専門業者であれば、市場価値に応じた適正価格で買い取ってもらえる可能性が高いです。

さらに、走行距離が多い車両の場合、ディーラーでは下取りに手数料が発生するケースもあります。
この手数料は、廃車処分にかかる費用を理由に請求されることがあり、結果的に受け取る金額がさらに少なくなってしまいます。
高く売却したい場合は、ディーラー下取りではなく、専門の買取業者への売却を検討しましょう。

買取相場を確認しておく

車を売却する前に、買取相場を調べておくことをおすすめします。
相場を把握しておけば、査定時に提示された金額が妥当かどうかを冷静に判断でき、交渉もしやすくなるからです。
15万キロ以上走行しているからといって、必ずしも買取金額が極端に安くなるわけではありません。

例えば、年式が比較的新しい車や、定期的なメンテナンスによって良好なコンディションが保たれており人気車種であれば、高値で売却できる可能性も十分にあります。
買取相場を調べるには、次のような方法があります。

  • 買取業者の公式サイトで公開されている買取実績を確認する
  • ディーラーの下取り参考価格サイトを利用する
  • 車一括査定サイトで見積もりを取る

複数の情報を比較し、客観的な相場感をつかんでおきましょう。

純正パーツに戻す

売却前に、社外品パーツを取り付けている場合は、できる限り純正パーツに戻しておくことをおすすめします。
純正パーツやメーカーオプションは、車の設計に合わせた仕様になっているため、社外品よりも中古車市場で高く評価される傾向にあるからです。
特に、メーカーオプションパーツは後から追加することができないため、希少価値が高く、査定額アップにつながりやすいです。
純正パーツが手元に残っている場合は、事前に交換してから査定に出すことで、より高値での売却が期待できるでしょう。

走行距離が15万キロの車が買い取ってもらえなかった場合は廃車も検討

もし、一般的な中古車買取店で「買取は不可能」と判断されてしまった場合は、廃車を検討しなければなりません。
ここでは、おすすめである廃車買取について解説します。

買取価格が0円の場合は廃車買取業者に依頼

一般的な買取業者で査定を受け、買取価格が0円と評価された場合は、廃車買取業者に相談してみましょう。
廃車買取業者は過走行車や事故車、災害による損傷車や不動車など、状態が悪い車でも積極的に買い取っています。
そのため、通常の買取では価値がないと判断された車でも、金額がつくかもしれません。

廃車手続きはどうする?

自分で廃車手続きを行う場合は、陸運局に出向いて手続きを進める必要があります。
ただし、廃車買取業者や自動車解体工場、ディーラーなどを利用する場合は、業者側が手続きを代行してくれるのが一般的で、自分自身で陸運局に行く必要はありません。
しかし、手続きに必要な下記の書類はあらかじめ準備しておく必要があります。

  • 印鑑証明書
  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • 業者指定の契約書類(免許証コピーなど)

必要書類を一式揃えて業者に渡せば、その後の廃車手続きはスムーズに進めてもらえます。

廃車買取で注意すること

廃車買取を依頼する際、業者によっては手数料が発生する場合があるため注意が必要です。
特に発生しやすい手数料として、以下が挙げられます。

  • レッカー代
  • 廃車手続きの代行手数料
  • 車両引き取り料金

走行不能の車両は自走できないため、業者がレッカー車を使って引き取りに来る必要がありますが、レッカー代を別途請求されることがあります。
また、廃車手続きを業者が代行する場合や車両の引き取りにかかるコストも、手数料として請求される場合もあるため確認が必要です。
一方でこれらの手数料を一切取らず、完全無料で引き取りから廃車手続きまで対応してくれる業者も存在します。
費用をかけずに廃車したい場合は、契約前に「すべて無料かどうか」をしっかり確認しておきましょう。

まとめ

走行距離が15万キロを超えていても「どうせ価値はない」と諦めるのはまだ早いでしょう。
年式が新しい車両であれば市場価値があり、部品の再利用や海外での需要によって、意外と高値がつくケースもあります。
また、エンジンオイルの交換や純正パーツへの戻しといった、ちょっとした工夫によって、査定額アップを狙うことも可能です。
仮に一般的な買取が難しい場合でも、廃車買取業者を利用すれば、値段がつく可能性は十分にあります。
複数の業者から見積もりを取り、少しでも納得のいく価格で愛車を手放しましょう。

よくある質問

Q1.20万キロ以上乗ることは可能?

丁寧にメンテナンスを定期的に行えば、20万キロ以上乗ることも可能です。

Q2.15年落ちを売却すると買取相場はどのくらい?

買取価格の相場は、数万〜20万円です。
車体の状態によって大きく金額が異なるため、正確な査定額は現車査定が必要です。

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