納車半年後の車買取はどう進める？買い替えタイミングを解説 | SUVといえばグッドスピードGOOD SPEED

新車を購入できたものの、納車日が半年後で車をどうするのか悩んでいませんか？
売却タイミングが早すぎると車がなくなり移動に不便になりますし、かといってギリギリに手続きするのも心配という方もいるでしょう。
しかし、納車の半年前に査定を受けてそのまま待つのはおすすめしません。
本記事では、その理由を詳しく解説し、最適な買い替えタイミングをお伝えします。

目次

納車が半年後の車買取タイミングとは？

半年前に査定を受けるのはおすすめできない
一般的には納車日の1週間前
先に車を売却した時の移動手段

不安なら下取りを選ぶ方法もある

下取りのメリット
下取りのデメリット

車の買取・下取りの流れ

車の買取の流れ
車の下取りの流れ

まとめ

納車が半年後の車買取タイミングとは？

ここでは、納車日まで半年間ある場合の最適な車の買取タイミングをお伝えします。

半年前に査定を受けるのはおすすめできない

納車まで半年の期間がある状態であれば、ギリギリまで査定を受けるのを待つ必要があります。
なぜなら、以下のような理由があるためです。

・査定額に有効期限がある
・査定額が下がりやすい

では、一つずつ解説します。

査定額に有効期限がある

買取店によって異なりますが、提示した査定額には有効期限があります。
以下のような理由があるためです。

・中古車市場・中古車オークション市場で価格変動があるため
・劣化が進むため

中古車や中古車オークション市場は、車の価値が大きく変動しやすい特徴があります。
特に、オークションは落札額の影響を受けるため、毎週変動する上に金額差も大きくなる傾向です。

加えて、車は使用すればするほど劣化します。
よって、使用する頻度が高いほどパーツの消耗が進むため、半年前と半年後では査定額が異なるのです。

これらの理由により、有効期限を設けられています。

査定額が下がりやすい

たとえ査定額に有効期限がなかったとしても、半年前に査定を受けたまま買取を待つのはおすすめできません。
なぜなら、半年後の買取を前提に査定を依頼すると、最初から低めの査定額を提示される可能性が高いためです。

車の価値は日々変動しており、半年後にどれくらい下がるのか、あるいは本当に下がるのかは予測が難しいものです。
しかし、一般的に時間が経つほど市場価値が下がると考えられているため、買取業者はそれを見越して査定額を低く設定する傾向があります。

その結果、実際の車の価値よりも低い金額での査定となり、損をする可能性があるのです。
少しでも高く売りたい場合は、査定を受けたらできるだけ早く売却するのがベストな選択といえるでしょう。

一般的には納車日の1週間前

納車日まで期間がある場合は、一般的に1週間前に動き出して査定を受け、納車日まで待つか売却を選びます。
もし、査定先を探すのに時間がかかりそうな方は、2週間前に動き出すと良いでしょう。
査定先さえ決まれば、基本的に手続きや査定に多くの時間はかからないでしょう。

先に車を売却した時の移動手段

査定を早めに受けて売却契約を結んだ後、納車日まで待つか売却するかを選べます。
売却すれば、納車日まで車がなくなるため、不安になる方もいるでしょう。
ここでは、先に現在乗っている愛車を売却した場合の移動手段を伝えます。

レンタカーを契約する

先に愛車を売却し移動手段に困るのであれば、レンタカーを契約する方法があります。
レンタカーはプランによって契約期間が決まっており、契約が終了すれば返却する仕組みです。
借りた車両は、通勤車としてもレジャー用としても使用できます。
ただし、返却する際はガソリンを満タンにしなければならず、規定の走行距離を超えた場合は差額を支払わなければなりません。
よって、費用がかさみやすいため、使用頻度が少ない方に向いている手段です。

代車を利用する

買取店が代車を用意している場合は、それを利用する方法もあります。
レンタル可能な期間は長ければ1か月程度ですが、1〜2週間前に査定を受けるのであれば期間は問題ありません。
ただし、代車が不足していたり、そもそも代車制度がない場合もある点がデメリットです。
加えて、返却時はガソリンを満タンにする必要がある上に、代車費用もかかる可能性があります。

公共機関を利用する

車がなくても十分に移動がスムーズにできるのであれば、何も借りず公共機関を利用する方法もあります。
バスやタクシー、電車が充実している地域に住んでいるのであれば、それほど不便なく生活を送れるでしょう。
普段の通勤で公共機関を利用している方も、レンタルを利用しないほうが費用を浮かせられるのでおすすめです。

不安なら下取りを選ぶ方法もある

買取に不安があるのであれば、下取りも候補として検討してみましょう。
以降では、メリットとデメリットをご紹介します。

下取りのメリット

下取りを選ぶメリットは以下です。

・半年後の納車に合わせられる
・中古車市場の情勢の影響を受けにくい
・手続きが楽

では、一つずつ解説します。

半年後の納車に合わせられる

下取りのメリットの一つに、「納車時期に合わせて車を引き渡せる」点があります。
たとえば、新しい車の納車が半年後の場合でも、それまで現在の車に乗り続けられるため、レンタカーや代車を手配する必要がありません。
また、移動手段として公共交通機関を利用する手間も省けるため、スムーズに車の乗り換えができるのも大きなメリットです。

さらに、余計な出費がかからないため、家計への負担を抑えられます。
レンタカー代や代車費用が不要になった分、生活費に充てたり、旅行費用として貯蓄したりすることも可能です。

このように、コストを抑えながらスムーズに車を乗り換えたい方には、下取りを選ぶのも賢い選択肢の一つといえるでしょう。

も現在の車に乗り続けられるため、レンタカーや代車を借りる必要がありません。
公共交通機関を利用する必要もないのです。

よって、下取りを選べば余分に費用がかからず家計に優しい手段といえます。
浮かせられたレンタカー代などの費用は、生活費に充てることも、旅行代の貯蓄に充てることもできます。
出費を抑えたい方は、下取りを選ぶのもかしこい選択の一つでしょう。

中古車市場の情勢の影響を受けにくい

下取りは「中古車市場の情勢の影響を受けにくい」といったメリットもあります。
ディーラーは販売店に特化しており、買取は専門外であるため、中古車買取の専門業者のように細かく査定しません。

下取り金額に大きく影響するのは、メーカーが同じかどうかでしょう。
異なるメーカーであれば価値は低くなり、下取り額が大幅に下がることもあります。

一方で、契約先のメーカーと同じであれば、価値を把握していることもあり高めの金額で取引してくれます。
そのため、年式が古くてもメーカーが同じであれば、十分な価格がつく傾向です。
同じメーカーで買い替えるのであれば、購入費用を大きく下げられる可能性がある下取りが最適でしょう。

手続きが楽

下取りを選べば「手続きをスムーズでなおかつ楽に進められる」といったメリットも挙げられます。
車の買い替え先と売却先が異なる場合、購入と売却の手続きを別々の場所で行わなければなりません。
そのため、移動の手間や売却先を探す手間が増えてしまいます。

下取りであれば、同じ場所で同じタイミングに両方の手続きを進められます。
コストを削減できれば忙しい方も心と時間に余裕が生まれ、ストレスが軽減されるでしょう。

下取りのデメリット

下取りを選ぶデメリットは以下の2つです。

・買取よりも金額が安い
・現金で売却金を受け取れない

では、一つずつ解説します。

買取よりも金額が安い

下取りを選ぶデメリットに挙げられるのは「買取よりも金額が安い」点です。
同じメーカーであっても、買取店の査定額と比べるとやはり金額は下回る傾向にあります。

金額が低い理由は、ディーラーが利益を得られるものは、車の購入費用、購入後のメンテナンスで発生する費用であるためです。
中古車買取店のように、買取した車で利益を得ているわけではないため、下取り金額は低くなりやすいのです。
もし、売却金を少しでも高くしたいのであれば、買取を選択したほうが良いでしょう。

現金で売却金を受け取れない

下取りを選ぶデメリットとして「現金で売却金を受け取れない」点も挙げられます。
下取りで得られた売却金は、直接車の購入費用から差し引かれる形となります。
よって、手元にお金が入るわけではありません。

中古車買取店であれば、手元に売却金が入るため、そのお金の用途を自由に設定できます。
車の購入費用のためだけに車の売却を考えているのであれば、下取りを選んでも良いでしょう。
しかし、売却金を生活費や学費など別の目的のために使用したいのであれば、買取店へ売却するほうが最適です。

車の買取・下取りの流れ

ここでは、どのように買取と下取りを行うのか知りたい方に向けて、一般的な流れを解説します。

車の買取の流れ

車を買取は以下の流れで行います。

1.業者を決める
2.査定依頼をする
3.必要な書類や持ち物を確認して揃える
4.査定日を予約する
5.査定してもらう
6.査定金額に納得したあと契約書を記入する
7.引き渡す
8.入金確認をする

業者探しを手っ取り早くしたいのであれば、一括査定がおすすめです。
一度車の情報を入力すれば、1社以上から見積額が提示され、メールや電話で教えてくれます。

注意が必要しなければならないのは、入金です。
現金手渡しで対応する場合もありますが、大概が後日振り込みです。
1週間以内に入金が確認できるのが一般的ですが、それ以上になっても確認できなければ、買取店に問い合わせてください。

車の下取りの流れ

車の下取りは以下の流れで行います。

1.購入したい車を見つける
2.購入費用と下取りの見積もりを出してもらう
3.金額に納得できない場合は交渉する
4.ローンの手続きを行うまたは現金で購入費用を支払う
5.納車日を待ち既存車を引き渡す

納車日は車の生産スピードや受注数によって異なります。
どのくらいの期間で納車されるかは、あらかじめ確認しておきましょう。

まとめ

新車を購入して納品日が半年後になるのであれば、買取はその1週間〜2週間前に行ってください。
提示された査定額には有効期限があるほか、再査定により下がったり、そもそも最初から低く見積もられたりする可能性があるためです。
最適なタイミングで手続きを済ませ、損するリスクを回避しましょう。