買取情報
「買取後はどのくらいの期間で車を引き渡せばいい?」
「どのような方法で引き渡しすればいい?」
このように、買取してもらう際の引き渡しはどのように進めるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、引き渡し日は自分で決められます。
しかし、納車日前に引き渡すと移動手段がなくなるため、注意しなければなりません。
そのほかいくつか注しなければならないこともあり、知らずに放置するとトラブルが発生する可能性があります。
そこで今回は、引き渡しタイミングや方法、タイミング、注意点をお伝えします。
本記事を読むことでスムーズでなおかつ安心して引き渡しができるようになるので、ぜひ参考にしてください。
目次
買取後の車の引き渡しのタイミングと方法
売却決定直後に引き渡す
別日に引き取りに来てもらう
後日に店舗に行って引き渡す
引き渡しまでの流れ
1:買取先を探す
2:査定を受ける
3:書類を準備する
4:手続き・引き渡し日を決める
5:車を引き渡す
車の引き渡しで気をつけること
ドライブレコーダーの記録を削除しておく
保険の手続きを必ず済ませる
ガソリンの満タン状態は避ける
車内・車体の写真を撮っておく
売却決定後はできる限り乗らない
忘れ物確認を済ませる
売却決定後の洗車や掃除は避ける
引き渡しのスケジュールを守る
車の査定金額を上げる方法
相見積もりを行う
査定前に洗車・車内の清掃
純正オプションを用意
整備記録を提示する
まとめ
買取後の車の引き渡しのタイミングと方法
ここでは、買取後の車の引き渡しのタイミングと方法を解説します。
売却決定直後に引き渡す
一般的に、車の引き渡しタイミングは売却が決まった直後ですが、場合によっては売却手続きが完了してから引き渡すケースもあります。
特に、ローンが残っている場合や書類手続きが必要な場合は、後日引き渡しとなることがあります。
査定を受けた場所によって、引き渡し方法は異なります。
<店舗で査定を受けた場合>
その場で引き渡すケースもあれば、後日改めて持ち込むことも可能です。
引き渡し後は、代車を借りるか、公共交通機関を利用して帰宅する必要があります。
ただし、一部の買取店では無料で代車を貸し出してくれることもあります。
<出張査定を利用した場合>
業者が積載車で訪れ、その場で車を積んで引き取るケースが一般的です。
ただし、店舗が近い場合などは、担当者がそのまま車を運転して持ち帰ることもあります。
出張査定では、移動の手間がなく、交通費や代車費用を抑えられる点がメリットです。
状況によって引き渡しの方法は異なるため、事前に業者へ確認しておくとスムーズに進められるでしょう。
別日に引き取りに来てもらう
担当スタッフと相談して、別日に引き渡しのタイミングを作ってもらうことも可能です。
業者によって対応は異なりますが、業者に引き取りに来てもらえる場合があります。
引き取りに来てもらえれば、店舗で引き渡すと帰宅方法がなくなる方でも安心です。
代車を借りる手間もないため、費用も浮かせられます。
ただし、引き取り費用が発生することもあるため、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
後日に店舗に行って引き渡す
3つ目は、後日に引き渡しのタイミングを設け、店舗に車を持って行って引き渡す方法です。
納車の予定に合わせられる点が大きなメリットです。
ただし、店舗まで足を運ぶ手間がかかる点、帰りの移動手段を考えなくてはならない点がデメリットとなります。
引き渡しまでの流れ
一般的な引き渡しまでの流れは以下のとおりです。
1.買取先を探す
2.査定を受ける
3.書類を準備する
4.手続き・引き渡し日を決める
5.車を引き渡す
では、一つずつ解説します。
1:買取先を探す
まずは、車の売却先を探しましょう。
買取先は、買取専門業者、廃車買取業者、中古販売店から選択できます。
探し方には以下の3通りがあります。
・一括査定サイトを利用する
・大手の業者に絞る
・近場にあるところを探す
手っ取り早く探すのであれば、大手の業者に絞って近場で探す方法でしょう。
ただし、地域によっては近場で業者を探すのが難しく、相見積もりをしたい方には向いていないかもしれません。
相見積もりをした上で買取先を決めたい方は、一括査定サイトの利用がおすすめです。
2:査定を受ける
気になる買取先が見つかれば予約を申し込み、査定してもらいます。
電話査定やWeb査定といった簡易的なものでは正確な金額がわかりません。
そのため、必ず実車査定を行いましょう。
3:書類を準備する
査定が完了し、買取先を決めた後は、必要書類を準備します。買取店によって若干異なる場合があるため、契約時に必要な書類を必ず確認しましょう。
買取に必要な主な書類は以下の5つです。
・自動車検査証(車検証)
・自賠責保険証明書
・自動車納税証明書(軽自動車の場合は紙の証明書が必要)
・印鑑登録証明書と実印(普通自動車) / 認印(軽自動車)
・リサイクル券(なくても買取は可能)
自動車検査証や自賠責保険証明書、リサイクル券は、多くの場合、車内のダッシュボードに保管されています。買取の際に必要となるため、事前に確認しておきましょう。
納税証明書は、普通自動車税・軽自動車税を支払った際に受け取る書類で、受領印が押されていなければ無効です。
紛失した場合、普通自動車は税事務所または運輸支局、軽自動車は市町村役場で再発行できます。
印鑑登録証明書と実印は、普通自動車の名義変更に必要ですが、軽自動車は認印で対応可能です。
印鑑登録証明書は、マイナンバーカードを利用してコンビニで発行できますが、印鑑登録をしていない場合は役所で手続きが必要になります。登録後は、その役所で印鑑登録カードを使って発行可能です。
また、買取店によっては、追加で「住民票(住所変更がある場合)」や「委任状」などを求められることがあります。
契約時に書類の詳細を確認し、不足がないように準備を進めましょう。
事前に必要書類を揃えておくことで、スムーズに買取手続きを進められます。
4:手続き・引き渡し日を決める
必要書類を揃えたら手続きを行います。
手続き後は、このまま引き取ってもらうか、都合の良い日を伝えて引き取り方法を相談します。
5:車を引き渡す
決定した日程で車の引き渡しを行い、売却金は後日振り込みが一般的です。
1週間以内に伝えた金融機関の口座に振り込まれるため、こまめに振込されたか確認すると良いでしょう。
車の引き渡しで気をつけること
車の引き渡しで気をつけることを8つお伝えします。
トラブルの発生を未然に防ぐためにも、注意点を守りましょう。
ドライブレコーダーの記録を削除しておく
ドライブレコーダーの記録には、車の保有者のプライバシーにかかわる情報が含まれています。
そのため、削除せずそのまま引き渡すのは危険です。
業者によっては初期化してくれるところもあります。
しかし、記録を見られる可能性や初期化してくれない可能性を考えなくてはなりません。
確実に個人情報を守るためにもご自身で初期化させることをおすすめします。
保険の手続きを必ず済ませる
自賠責保険はそのまま引継ぎされるため、手続きは必要ありません。
ただし、任意保険は解約もしくは車両入替手続きが必要です。
手続きをしないままだと、車に乗らない期間も保険料を支払い続けることになり損をしてしまいます。
ガソリンの満タン状態は避ける
引き渡しのタイミングでガソリンの残量が満タンだと危険なので、減らしておきましょう。
買取後の車両がすぐに売れない場合もあります。
その間ガソリンの劣化が進み、エンジンが故障する要因になります。
さらに、火災が発生してガソリンが満タンな車両に引火すれば、被害が大きくなり危険です。
引き渡し日あたりの期間は、ガソリンを少量ずつこまめにいれるなどして調整しましょう。
車内・車体の写真を撮っておく
トラブルを避けるためにも、引き渡し前の車内や車体の状態を撮影して写真に残しておきましょう。
たとえば、引き渡し後に車内の汚れや車体の傷に関するクレームの連絡が入った場合に、その写真が活躍します。
引き渡し後で見つけた汚れや傷は、業者の取り扱い方が原因であることがあります。
自分が保有している期間による汚れや傷でなければ、写真を証拠として提出可能です。
売却決定後はできる限り乗らない
売却決定後に車に乗ると事故を起こす可能性があるため、できる限り乗らないようにしましょう。
引き渡しまでの期間中に事故が発生すれば、再査定を受けなくてはなりません。
再査定の結果、傷やへこみがみつかれば金額が最初の提示金額よりも下がります。
もし車両状態が悪ければ契約は破棄となり、廃車買取など別の方法を選択せざるを得ないでしょう。
忘れ物確認を済ませる
引き渡しの前日には忘れ物チェックを済ませておきましょう。
私物を乗せたまま引き渡しすると、業者側で忘れ物を破棄されることがあります。
確認の連絡を事前に入れてくれれば良いですが、全店がそのような対応をとってくれるわけではありません。
後悔しないためにも、ETCカード機器やドアポケットなど、細やかなところまで忘れ物を確認しておきましょう。
売却決定後の洗車や掃除は避ける
売却が決定した後の洗車や掃除は、車体を傷つける可能性があるため避けましょう。
納得のいく査定額で契約できたとしても、再査定後に傷が確認できれば高確率で減額されます。
洗車や掃除は業者側で買取後に行うため、何もせずそのままの状態で保管するのが無難でしょう。
引き渡しのスケジュールを守る
最初の査定から大きく期間が空くほど再査定により減額されるため、引き渡しのスケジュールは守りましょう。
加えて、複数回の日程延長は信頼関係が失われることにもつながります。
気持ちよくやり取りを終えるためにも、マナーとしてスケジュールを守ることは大切です。
車の査定金額を上げる方法
ここでは、車の査定金額を上げる方法をご紹介します。
相見積もりを行う
できるかぎり高い査定額の業者を探したい方は、相見積もりをするのがおすすめです。
複数の業者に査定してもらい、その中から最も高い業者を選べば高値で取引できます。
査定前に洗車・車内の清掃
査定前に洗車したり、車内を掃除したりすると、きれいな状態で査定を受けられるため加点が期待できます。
きれいな車は買い手側のニーズが高いため、査定額がアップしやすくなります。
車内を掃除する際は、消臭ケアも併せて行いましょう。
純正オプションを用意
純正のカーナビや座席シート、ステアリングホイールなど、純正オプションを外している場合は、一式そろえて査定に出しましょう。
純正品は買い手側のニーズが高い傾向にあり売れやすいため、査定額のアップが期待できます。
整備記録を提示する
整備記録は、メンテナンスノートや点検整備記録簿とも呼ばれている台帳に記載されます。
メンテナンスノートとは、どのような点検を受けたか、点検日時、交換タイミングなどが細かく記載されているものです。
提出すれば、これまで大切に乗ってきたこと、状態が良いことの証明ができます。
まとめ
車の買取後の引き渡しは、自分の都合に合わせたタイミングを選べます。
具体的には、売却直後に店舗で引き渡す、後日業者に引き取りに来てもらう、または自分で店舗に持ち込む方法があります。
なお、引き渡し前の必要書類の準備や忘れ物の確認、ドライブレコーダーの記録削除、スケジュールを守ることを徹底しましょう。
スムーズで安心できる取引にするためにも、これらは大切な要素です。
よくある質問
Q1.車の査定をしたら引き渡しはいつ?
1週間程度で引き渡しになります。
Q2.車を売るときはガソリンを入れた方がいい?
ガソリンを入れる必要はありません。

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