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MINI フューエルフィルター交換  クロちゃん

今日はR50のMINIのフューエルフィルターを交換しました。

燃料フィルターは燃料ラインに接続されているパーツなので、まず燃料ラインの圧力を抜きます。
MINIだけに限らず、燃料制御が電子化されているエンジンは常に燃料ラインが加圧されている為で、圧抜きをせずに燃料ラインを
外すと燃料が噴き出すからです。
圧抜き作業の手順として
①助手席側足元にあるヒューズBOXを開け、縦に3列並んでいるヒューズの2列目、上から2個目を引き抜きます。
②KEYシリンダーにKEYを差し込みエンジンを始動する要領でクランキング。
この時エンジンは一瞬始動するかもしれませんが燃料が供給されないので直に止まると思います。
これを2~3回繰り返します。
次に燃料フィルターは燃料タンクに設置されていて、リヤシート座面の下から作業します。
なのでリアシートの座面を外します。
この時点でリヤシートが装着してあった場所に黒い金属カバーが運転席側/助手席側に各1箇所づつ見えているハズです。
燃料フィルターユニットは運転席側の黒い金属カバーの下に装着されています。

パイプを外し、シルバーのリングを左に回して外します。

後は上に引っ張ると引き抜けるんですが、フィルターユニット~燃料タンク間にゴム製のガスケットでシーリングされているので

貼り付いていてなかなか外れません。

なので隙間にマイナスドライバー等を慎重に差し込んでコジリつつ持ち上げます。

こんな感じでユニットが出てきます。

解体方法は、ユニットの側面をホールドしつつTOP部を(確か)左に20~30度程度回し、TOP部を上へ引き抜くだけです。
ちなみにOリングでシーリングされている為結構固いので、ここは一発!ハンドパワー全開で外します。

ユニット内部には汚れた燃料が入っているので、引き抜く時はそれなりに手加減しないと室内に燃料ブチ撒ける事になります。

無事TOP部が引き抜けるとフィルター本体が現れます。

フィルターを外すとこんなにも汚れてます。正直びっくりしました。

取り外したフィルターを新品と比較してみました。
見た目はエンジン・オイルフィルターとソックリです。
左側が新品で、右側が取り外したフィルターです。
燃料系の汚れなんてイメージし難いと思いますがコレが現実です。

組み立て作業はまた来週アップします。

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