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CX-5のホイールを検討するとき、「純正サイズのまま使うべきか」「インチアップで雰囲気を変えるべきか」と迷う方は少なくありません。
ホイールは見た目だけでなく走行性能や安全性にも関わります。
まずは自分のCX-5の型式・グレードに適したサイズを把握し、変更する場合のメリット・デメリットを理解することが重要です。
今回は、過去モデルの純正サイズを整理しつつ、インチアップ・インチダウンの特徴、カスタム時の注意点を分かりやすく紹介します。
後悔しないホイール選びをしたい方は、参考にしてみてください。
目次
【初代・2代目】CX‑5の純正ホイールサイズ
初代(KE系)の純正ホイールサイズ
2代目(KF系)の純正ホイールサイズ
CX-5のホイールサイズを変えるメリット・デメリット
インチアップのメリット・デメリット
インチダウンのメリット・デメリット
CX‑5のホイールサイズの選び方
純正サイズを選ぶか、カスタムするかを選ぶ
自分のCX-5に合うサイズを確認する
予算に合わせたホイールの購入方法を選ぶ
CX‑5のホイールサイズとカスタムにおける4つの注意点
必要なホイールサイズを正しく理解する
サイズ変更による干渉・誤差リスクを理解する
インチアップ・ダウン時は外径・インセットに注意する
荷重指数・適合情報を確認する
まとめ
【初代・2代目】CX‑5の純正ホイールサイズ
CX-5は初代(KE系)と2代目(KF系)で純正ホイールサイズが微妙に異なります。
カスタムやタイヤ交換を行う際には、年式やグレードごとに設定されている純正値を確認することが、トラブルを防ぐ第一歩です。
ここでは、世代別の純正サイズを整理して解説します。
初代(KE系)の純正ホイールサイズ
初代CX-5(KE系/2012〜2017年)の標準ホイールは、17インチがベースとなっています。
ホイール選びの基準にもなるため、主要スペックを押さえておきましょう。
・リム径:17インチ
・リム幅:7J
・オフセット:+50mm
・タイヤサイズ:225/65R17
また、上位グレードや特別仕様車では19インチホイールが設定されているケースもあります。
2代目(KF系)の純正ホイールサイズ
2代目CX-5(KF系/2017年〜現行モデル)も、標準仕様として17インチホイールが採用されています。
KE系と比較するとオフセットが異なるため、カスタム時には世代ごとの差を把握しておく必要があります。
主な純正スペックは次の通りです。
・リム径:17インチ
・リム幅:7J
・オフセット:+45mm
・タイヤサイズ:225/65R17
なお、初代と同様、上位グレードや特別仕様車は19インチホイールが装着されている場合があります。
CX-5のホイールサイズを変えるメリット・デメリット
ホイールのインチアップ・インチダウンは、見た目の変化だけでなく、乗り心地・走行性能・整備性にも影響を与えます。
カスタムの自由度は高いものの、デメリットを理解しないまま変更すると、干渉や速度計の誤差といったトラブルにつながる可能性があります。
ここでは、CX-5のホイールサイズを変える際の主なメリット・デメリットを整理します。
インチアップのメリット・デメリット
ホイールを19インチ・20インチへと大径化すると、タイヤの扁平率が下がり、スタイリッシュで締まった外観になります。
加えて、剛性が上がりやすいため、ハンドル操作の応答性やコーナリング時の安定感が高まることもメリットです。
一方で、タイヤが薄くなる分、段差の衝撃を拾いやすくなるため、乗り心地が硬く感じられることがあります。
さらに、大径ホイールは価格が上がり、外径が変わるとメーター誤差やフェンダー干渉を起こす可能性もあります。
こうした理由から、安全に楽しむためには、純正外径との差・インセット(オフセット)・車体側のクリアランスを事前に確認することが重要です。
インチダウンのメリット・デメリット
ホイールを17インチなどへ小径化すると、タイヤの厚みが増えるため、乗り心地が大きく向上します。段差の衝撃を吸収しやすく、長距離走行でも疲れにくい点がメリットです。
また、タイヤ価格が抑えられ、雪道や荒れた路面でのグリップが高まるケースもあります。
一方で、ホイール径が小さくなると外観の迫力が弱まるほか、ブレーキサイズによっては装着できない場合があります。
そのため、事前に適合サイズを確認し、無理なく装着できるかをチェックすることが重要です。
CX‑5のホイールサイズの選び方
ホイールの選択では、純正サイズを維持するかカスタムするかを判断し、車両に適合するサイズを正しく把握したうえで、予算に合った購入方法を選ぶことが大切です。
ここからは、CX-5に最適なホイールサイズの選び方を詳しく解説します。
純正サイズを選ぶか、カスタムするかを選ぶ
純正サイズを選ぶ最大のメリットは、車両設計に合わせた最適な走行性能が維持され、速度計の誤差やフェンダー干渉のリスクがほとんどない点です。
一方で、デザイン性を重視してインチアップする場合は、外観の力強さや操縦安定性が高まります。
ただし、外径やインセットが合わないと干渉や誤差を引き起こす恐れがあるため、カスタム時は事前の確認が欠かせません。
自分のCX-5に合うサイズを確認する
安全かつ快適に走行するためには、自分のCX-5に適合するホイールサイズを正確に把握することが重要です。
年式・型式・グレードごとに純正サイズやPCD、オフセットなどが異なるため、事前確認を行うことで干渉や速度誤差を防げます。
WEBで調べることもできますが、より確実なのは実車でクリアランスを測定する方法です。正確なサイズを知ることで、安心してホイールを選べます。
予算に合わせたホイールの購入方法を選ぶ
ホイール選びでは、予算とのバランスも大切です。新品は品質や耐久性に優れる一方、コストが高くなる場合が多くあります。
中古品やアウトレット品なら価格を抑えつつ、デザインの選択肢も広がります。
購入時はサイズ・インセット・PCDなどの互換性を確認し、タイヤとセットで購入すれば交換作業もスムーズです。
こうした工夫によって、予算内で満足度の高いホイール選びが実現できます。
CX‑5のホイールサイズとカスタムにおける4つの注意点
CX-5のホイールをカスタムする際は、以下の4点を押さえておくことが重要です。
・必要なホイールサイズを正しく理解する
・サイズ変更による干渉・誤差リスクを理解する
・インチアップ・ダウン時は外径・インセットに注意する
・荷重指数・速度記号を確認する
一つずつ解説します。
必要なホイールサイズを正しく理解する
安全にカスタムを楽しむためには、ホイールサイズの基礎を理解することが欠かせません。
以下の数値が適合しない場合、フェンダー干渉・ブレーキクリアランス不足などの問題が発生します。
・リム径(ホイールの直径)
・リム幅(ホイールの幅)
・PCD(ボルト穴中心を結んだ円の直径)
・インセット(リム中心線と取付面の距離)
・ハブ径(ホイール中央の穴の直径)
まずは純正スペックを基準に、どこまで変更可能かを把握したうえで選ぶことが大切です。
サイズ変更による干渉・誤差リスクを理解する
サイズ変更を行う際は、フェンダー干渉や速度計の誤差が発生する可能性を理解しておきましょう。
外径が大きく変わると、サスペンションへの接触や速度計の表示ずれが起こることがあります。
特に、タイヤ幅の拡大やブレーキ周りのクリアランス不足には注意が必要です。
事前にショップで装着可否や外径の誤差を確認することで、安心してカスタムできます。
インチアップ・ダウン時は外径・インセットに注意する
インチアップ・インチダウンを行う際は、外径とインセットの管理が重要です。
外径が変わりすぎると、乗り心地・速度計の誤差・車高の変化に影響が出る可能性があります。
また、インセットが適切でないと、タイヤが外側に出すぎたり、サスペンションへ干渉したりすることがあります。
一般的には純正外径±3%以内、インセットは純正値に近い範囲で選ぶのが安心です。
荷重指数・適合情報を確認する
ホイールを変更する場合、組み合わせるタイヤの荷重指数や速度記号も重要なポイントです。
CX-5のようなSUVは車両重量があるため、荷重指数が不足すると走行中の破損リスクが高まります。
必ず適合表やメーカー情報を確認し、純正と同等以上の規格を満たすタイヤを選びましょう。
安全性を確保したうえでカスタムを楽しめます。
まとめ
CX-5のホイールサイズ選びは、デザイン性だけでなく走行性能や安全性にも影響する重要なポイントです。
純正サイズの維持・インチアップ・インチダウンのいずれを選ぶ場合も、外径・インセット・荷重指数などの基準を理解したうえで選ぶことで、安心してカスタムが楽しめます。
適切なサイズ選びを行い、自分のライフスタイルに合ったCX-5のドレスアップを実現しましょう。
よくある質問
Q1.純正サイズを維持するメリットは何ですか?
純正サイズを維持する最大のメリットは、車両が設計通りのバランスで走行できることです。
サスペンションとの相性や制動性能が適切に保たれるため、乗り心地が安定し、外径誤差によるトラブルも少なくなります。
また、タイヤの偏摩耗が起こりにくいため、長期的なメンテナンス費用を抑えられる点も魅力です。
保証や保険の対応面でも安心できる選択といえます。
Q2.ホイールサイズ変更後、車検に通らないこともありますか?
ホイールサイズの変更によっては、車検に通らない場合があります。
外径が大きく変わると速度計の誤差が基準外となったり、フェンダーへの干渉が不適合と判断されるケースがあります。
車検を確実に通すには、純正外径±3%以内を目安に調整し、必要に応じて保安基準適合品の証明書を準備すると安心です。
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