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コンパクトSUVとして人気のトヨタ「ライズ」ですが、デザインや手頃さに惹かれる一方で実際の乗り心地や使い勝手が気になる方も多いでしょう。
もしも購入前に試乗するのが難しい場合は、購入者の口コミやリアルな意見をチェックするのがおすすめです。
ユーザーの声を知ることで、自分のライフスタイルに合うかが見極めやすくなり、購入後の後悔も減らせるでしょう。
本記事では、ライズに寄せられている口コミを紹介します。
目次
ライズってどんな車?
ライズとは
グレードと価格
燃費と走行性能
現行モデル
ライズのリアルな口コミや評判を解説
ライズのよい口コミ
ライズを購入して後悔した人の口コミは?
ライズの中古車を購入するときに確認したいポイント
年式や走行距離
修復歴や整備記録簿
保証が付いているか
ライズがおすすめな人
まとめ
ライズってどんな車?
ライズは、トヨタが販売する人気のコンパクトSUVです。
ここでは、ライズの基本的なスペックや現行モデルの特徴などについて解説します。
ライズとは
ライズはダイハツのプラットフォームで開発・生産され、トヨタがOEM車として販売しているコンパクトSUVです。
車名は英語で「あげる」や「上がる」を意味する「RISE」や「RAIZE」から来ており、毎日を盛りあげるアクティブな車を表現しています。
2019年に登場し、扱いやすいボディサイズと高い実用性を両立したモデルとして、現在も幅広い年代から人気を集めています。
グレードと価格
ライズのグレードはX・G・Zの3種類で、G・Zグレードには2WDのハイブリッド車が設定されています。
価格帯は200万円前後のため、コンパクトSUVのなかでも手頃な価格といえるでしょう。
グレード |
パワートレイン・駆動 |
価格(税込) |
X |
ガソリン車 2WD |
180万700円 |
ガソリン車 4WD |
207万9,000円 |
|
G |
ガソリン車 2WD |
195万8,000円 |
ガソリン車 4WD |
223万5,200円 |
|
ハイブリッド車 2WD |
226万3,800円 |
|
Z |
ガソリン車 2WD |
215万2,700円 |
ガソリン車 4WD |
241万3,400円 |
|
ハイブリッド車 2WD |
244万2,000円 |
燃費と走行性能
ライズは、グレードごとに以下の3種類のパワートレインを採用しており、低燃費と高出力を両立しています。
パワートレイン |
エンジン型式 |
最高出力 |
ハイブリッド車・2WD |
e-SMARTハイブリッド 1.2L WA-VEX DVVTエンジン |
60kW(82PS) / 5,600r.p.m. |
ガソリン車2WD |
1.2L WA-VE DVVTエンジン |
64kW(87PS)/6,000r.p.m. |
ガソリン車4WD |
1.0L 1KR-VET DVVTエンジン |
72kW(98PS)/6,000r.p.m. |
現行モデル
ライズは、2019年に登場して以来フルモデルチェンジは行われていませんが、定期的にマイナーチェンジや一部改良が実施され、日々進化を遂げています。
現行モデルは、2024年11月に発売された一部改良車です。
この改良では、国土交通省が車両後方を確認できるバックカメラなどの搭載を義務付けたことを受けてリヤバンパーにソナーを2個追加するとともに、後面衝突時の乗員保護などもブラッシュアップされました。
ライズのリアルな口コミや評判を解説
コンパクトなサイズ感とアウトドアから街乗りまでどのようなシーンにも活躍できる走行性能が魅力的なライズですが、リアルな評価はどのようなものなのでしょうか。
ここでは、ライズユーザーのよい口コミと後悔している人の口コミを、それぞれ紹介します。
ライズのよい口コミ
ライズのよい口コミとして上がった意見は以下の3つです。
- 力強いデザインがかっこいい
- コンパクトで取り回ししやすい
- ハイブリッド車が低燃費
それぞれ詳しく紹介します。
力強いデザインがかっこいい
ライズのエクステリアは、コンパクトSUVながらも存在感のある力強いデザインが魅力です。
ゴツゴツとした厚みのあるフロントマスクや迫力のあるグリル、ワイドなボディラインが、堂々とした印象を与えます。
街乗りでもアウトドアでも独自のオーラを解き放つ、頼もしいスタイルが人気の理由の一つです。
コンパクトで取り回ししやすい
ライズのボディサイズは全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmで、全グレードが5ナンバーサイズです。
また、最小回転半径はG・Xグレードで4.9m、Zグレードで5.0mとなっており、小回りのきく取り回しに優れたサイズ感となっています。
狭い道の走行や駐車もスムーズで、運転が苦手な方や街乗りが多い方でも運転しやすいのがポイントです。
ハイブリッド車が低燃費
ハイブリッド車が燃費性能に優れていて財布に優しいという点も、ユーザーに喜ばれるポイントです。
実際に、ライズのハイブリッド車はWLTCモードで28.0km/Lを実現しています。
エコカー減税や環境性能割の対象となるため、本体価格はガソリン車より高いものの、長期的に考えるととてもコストパフォーマンスのよい車といえるでしょう。
ライズを購入して後悔した人の口コミは?
肯定的な口コミも多いライズですが、なかには購入を後悔している人もいるようです。
ここでは、ライズに関するネガティブな口コミを紹介します。
- ロッキーよりも価格が高い
- 後部座席が狭い
- 走行音や性能が気になる
ロッキーよりも価格が高い
ライズはダイハツ「ロッキー」と兄弟車で、細かいデザインや装備の違いはありますが、基本的には同じ車です。
そのため、ロッキーと比較されることが多くあります。
そこで気になるのが、エントリーグレードの価格です。
ロッキーのLグレードが176万1,100円(税込)からであるのに対して、ライズのXグレードは180万700円(税込)であるため「同じ車なら安いほうがいい」と考える人も少なくありません。
後部座席が狭い
ライズユーザーのなかには、後部座席の狭さに不満を感じる方もいるようです。
ライズの後部座席は左右一体の3人掛けシートで、前後にスライドできません。
背の高い方や身体の大きい方であれば、足を伸ばせず狭いと感じることもあるでしょう。
走行音や性能が気になる
モーターのみで走行しているときと、エンジンを始動させるときのギャップがあるため「音がうるさい」と感じる方もいるようです。
また、走行性能に関して、4WD車はあるもののそれでもパワーが物足りないという意見も見られます。
感じ方は人それぞれであり「試乗してみたら意外と気にならなかった」という場合もあるため、鵜呑みにせず機会があれば試乗して確かめてみましょう。
ライズの中古車を購入するときに確認したいポイント
ライズを中古車で購入する場合には、車の状態をきちんと確かめることが大切です。
安さが魅力的で購入したものの実は大きな欠陥があったというケースもあるため、以下のポイントは必ず確認してから購入しましょう。
年式や走行距離
年式と走行距離は中古車を購入するなら必ず見ておくべきポイントで、一般的に年式が新しく、走行距離が短いものほどよい状態とされています。
あまりにも古い車や走行距離の長い車を選ぶと購入後すぐに故障する可能性もあるため注意しましょう。
ただし、新しい車ほど価格が高い傾向にあるため、車の状態と価格のバランスを考慮して選ぶ必要があります。
修復歴や整備記録簿
修復歴やこれまでのメンテナンス履歴を記録した整備記録簿を見ると、その車の状態や問題点がないかどうかが分かります。
特に修復歴がある車は価格が安いことが多いものの、走行性能に問題があることも少なくないため、事前に確認しておきましょう。
保証が付いているか
どんなに状態がいい車でも、急に故障する場合があります。
もしその車に保証が付いていなければ、高額な修理費用を支払わなくてはいけません。
そのようなリスクを避けるためには、多少値が張っても保証付きの中古車を購入するのがおすすめです。
また、保証内容についてもしっかり目を通しておきましょう。
ライズがおすすめな人
ライズは、コンパクトなボディで取り回しがしやすく、狭い道や駐車場でもスムーズに運転できるのが魅力です。
そのため街乗りが多い方や、もともとミニバンや軽自動車に乗っていたという方には適しています。
また、ハイブリッドモデルは燃費性能に優れているため「SUVに乗りたいけど維持費を安く抑えたい」という方にもおすすめの1台です。
まとめ
ライズは、コンパクトながら存在感のあるデザインと燃費性能のよさが好評のSUVです。
その一方で、後部座席の狭さや走行性能などに不満を感じる声もあります。
口コミは購入前の大事な情報源ですが、魅力に感じる部分や気になるポイントは人それぞれです。
可能であれば試乗して、自分に合う車かどうかを確認するようにしましょう。
よくある質問
Q1.ライズの安全性能はどうですか?
ダイハツが開発・生産しているため、ダイハツの安全機能「スマートアシスト」が搭載されています。
Q2.ライズのリセールバリューはどうですか?
SUVは需要が高く、リセールバリューも高い傾向があります。
また、カラーや状態によっても価格は変動します。

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