買取情報
車の買取を依頼する際に、「カーナビを外しても高く売れるのか?」と疑問に感じる方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、「カーナビある・なし」で、査定額に大幅な価格差が生じるわけではありません。
ただし、カーナビの状態によってプラス査定につながる可能性も十分にあります。
本記事では、カーナビの有無が買取査定額に与える影響や、実際の価格差、カーナビ付きの車を高く売るコツまで詳しく解説します。
車の売却をご検討中の方は、ぜひ最後まで読み参考にしてください。
目次
車買取でカーナビのあるなしによる査定は可能?
カーナビはあるとプラスの買取査定の可能性
後付けした社外品ナビの場合
カーナビ故障による査定への影響
カーナビのある車が高く売れる理由
中古車市場でカーナビ付きの車は需要が高いから
付属品があればさらに評価がアップする
車買取でプラス査定になりやすいカーナビの特徴
メーカー純正カーナビ
ディーラーオプションカーナビ
高性能で年式が新しいカーナビ
カーナビなしの車でも高く売るコツ
コツ1.車全体の状態を良くしておく
コツ2.複数の買取業者の査定を比較する
カーナビ付きの車を買取に出す前にやっておきたい準備とは?
付属品や地図データを揃えておく
個人情報の初期化
音楽データを削除する
走行データを削除する
まとめ
車買取でカーナビのあるなしによる査定は可能?
まずは、車の買取においてカーナビのあるなしが査定に影響するのかについて解説します。
カーナビあるなしによる価格差はあるのか、査定時にどのように評価されるのか、詳しく見ていきましょう。
カーナビはあるとプラスの買取査定の可能性
カーナビが装備されている車は、中古車市場での需要が高いため、査定時にプラス評価を受けやすい傾向があります。
JAAI(日本自動車査定協会)の基準では、1年落ちのカーナビで最大6万円、2年以上経過した場合でも6万円程度のプラス査定が一般的です。
とくにメーカー純正や高機能なカーナビは、10万円近いプラス査定となるケースもあります。
後付けした社外品ナビの場合
後付けした社外ナビの場合、新しい機種や高性能な機種、グレードの高いものであればプラス査定となります。
ただし、買取店やディーラーでは一般的に純正品のほうが良いと判断するのが一般的です。
需要のないメーカーや古い機種ではプラス査定にならないケースもあるでしょう。
カーナビ故障による査定への影響
カーナビが故障している場合や、付属品(説明書・地図データなど)が欠品している場合は、マイナス評価となる可能性があります。
とくに純正ナビの場合、取り外しや故障は「標準装備の欠品」と見なされ減額の対象となるため注意が必要です。
カーナビのある車が高く売れる理由
カーナビのある車が高く売れる主な理由は、以下の通りです。
- 中古車市場でカーナビ付きの車は需要が高いから
- 付属品があればさらに評価がアップするから
以下で詳しい内容を解説します。
中古車市場でカーナビ付きの車は需要が高いから
中古車市場で、カーナビ付きの車が人気なのは「すぐに使える」「追加コストがかからない」といった理由です。
そのため、買取業者もカーナビ付きの車を高く評価する傾向があります。
付属品があればさらに評価がアップする
カーナビのリモコンや説明書、地図データなどの付属品が揃っていると、さらにプラス査定が期待できます。
新品に近い状態で付属品が完備されていると、買取価格がアップしやすくなるのが特徴です。
車買取でプラス査定になりやすいカーナビの特徴
車買取でプラス査定になりやすいカーナビの特徴は、次の通りです。
- メーカー純正カーナビ
- ディーラーオプションカーナビ
- 高性能で年式が新しいカーナビ
以下で詳しい内容を解説します。
メーカー純正カーナビ
メーカー純正カーナビは、その車種専用に設計されており、内装と一体感のあるデザインや高い操作性が特徴です。
機能性や信頼性も高く、車の価値を損なわないため、査定時にはプラス評価を受けやすいといわれています。
ディーラーオプションカーナビ
ディーラーオプションのカーナビは、販売店で取り付けられる汎用性の高いモデルです。
純正品ほどの高評価は得られませんが、年式が新しく状態が良ければプラス査定になる可能性が高いでしょう。
ほかの車種へ流用できる点も魅力です。
高性能で年式が新しいカーナビ
高性能で年式が新しいカーナビは、最新の地図データや多機能性、画面の大きさなどが評価され、プラス査定につながります。
とくにHDDやSDタイプのナビ、地デジ対応、大画面モデルは高評価となりやすいでしょう。
カーナビなしの車でも高く売るコツ
カーナビなしの車を少しでも高く売るには、次の2つのポイントを意識することが大切です。
- 車全体の状態を良くしておく
- 複数の買取業者の査定を比較する
どちらも基本的なことですが、査定額に大きく影響する重要なポイントです。
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
コツ1.車全体の状態を良くしておく
査定に出す前に、車内を丁寧に掃除し、シートフロアの汚れや臭いもできるだけ取り除きましょう。
外装は洗車やワックスで見た目を整え、小傷は市販の補修用品で目立たなくするのも効果的です。
丁寧に扱われている印象を与えれば、査定額アップにつながる可能性があります。
コツ2.複数の買取業者の査定を比較する
1社だけでなく複数の買取業者に査定を依頼し、提示された金額を確認するとよいでしょう。
業者ごとに評価基準や得意分野が異なるため、比較を通して高い査定額を引き出せます。
一括査定サービスの活用も有効です。
カーナビ付きの車を買取に出す前にやっておきたい準備とは?
カーナビ付きの車を買取に出す前に、やっておくべき準備があります。
スムーズな査定やトラブル防止のためにも、以下のポイントを事前に確認しておきましょう。
- 付属品や地図データを揃えておく
- 個人情報の初期化・データ初期化を忘れずに
- 音楽データを削除する
- 走行データを削除する
これらの準備をしておくことで、査定時の印象も良くなり、不要なトラブルも回避できます。
それでは、各項目について詳しく解説していきます。
付属品や地図データを揃えておく
カーナビのリモコンや取扱説明書、地図データのSDカードなど、購入時に付属していたものをすべてそろえておきましょう。
付属品がそろっているとプラス査定につながります。
個人情報の初期化
カーナビには、自宅やよく訪れる場所、過去の目的地履歴などの個人情報が記録されています。
そのまま買取に出してしまうと、プライバシーが漏れるリスクがありますので、必ず初期化を行い、データを削除しておきましょう。
これは、自分を守るための大切なステップです。
音楽データを削除する
カーナビに保存されている音楽や動画のデータも、買取査定前に削除しておくのがおすすめです。
個人の趣味やダウンロード履歴が残っていると、個人情報の漏洩につながる可能性があります。
走行データを削除する
目的地履歴や走行履歴などの走行データも、カーナビの設定画面から削除しておきましょう。
プライバシー対策になるだけでなく、車両の印象もよくなります。
まとめ
カーナビの有無は、車買取の査定額に一定の影響を与える要素ではありますが、必ずしも大きな価格差が出るとは限りません。
たとえカーナビがない場合でも、車全体のコンディションを整えることや、複数の買取業者に査定を依頼して比較することで、高価買取を実現できる可能性は十分にあります。
また、買取前の準備として付属品の確認やデータの初期化を行うことで、スムーズかつ安心して売却に臨めます。
しっかりと準備を整えたうえで、納得のいく査定額を引き出しましょう。

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