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ハリアーで雪道を走る予定がある場合「2WDより4WDやE-Fourの方が安心?」「ノーマルタイヤでも走れる?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
ハリアーは、ガソリン4WDやE-Four、SNOWモードなど雪道走行をサポートする機能を備えています。
ただし、4WDであっても滑らないわけではなく、タイヤや路面状況、運転方法が重要です。
また、モデリスタなどのエアロを装着している場合は、雪のわだちや段差にも注意しなければなりません。
本記事では、ハリアーの雪道性能や2WD・4WD・E-Fourの違い、タイヤ選び、安全な走り方、中古車購入時の確認ポイントまで詳しく解説します。
目次
ハリアーは雪道に強い?
最低地上高があり積雪路を走りやすい
ガソリン4WDが前後輪へ駆動力を配分する
E-Fourが雪道での発進や走行をサポートする
SNOWモードが滑りやすい路面での発進をサポートする
ハリアーの寒冷地で役立つ機能・装備
ハリアーの2WD・4WD・E-Fourは雪道でどう違う?
2WDでも適切な装備があれば走行可能
4WD・E-Fourは発進や坂道で安定しやすい
ガソリン4WDとE-Fourは駆動方式が異なる
2WD・4WD・E-Fourでは価格や燃費も異なる
ハリアーで雪道を走るときのタイヤ選び
雪道ではスタッドレスタイヤを装着する
オールシーズンタイヤだけでは対応できない場合がある
タイヤチェーンは指定されたタイヤへ装着する
ハリアーで雪道を安全に走るための注意点
急発進、急ブレーキ、急ハンドルを避ける
モデリスタやエアロ装着車は段差やわだちに注意
雪道でスタックした場合は慌てず対処する
雪道を走行する前に車載アイテムを準備しておく
60系・80系ハリアーを中古で購入するときの確認ポイント
まとめ
ハリアーは雪道に強い?
ハリアーは最低地上高を確保したSUVで、ガソリン4WDやE-Fourなど雪道での走行を支援する仕組みも備えています。
本格的なオフロード車ではないため、深雪では走行に限界があり、冬用タイヤの装着も欠かせません。
本章では、ハリアーが雪道に強い理由について解説します。
最低地上高があり積雪路を走りやすい
現行の80系ハリアーは、最低地上高を190〜195mm確保しています。
一般的なセダンやコンパクトカーより車体下に余裕があるため、除雪された積雪路や浅いわだちでは、車体底部が雪に接触しにくい点がメリットです。
最低地上高を超えるほど雪が積もった道路では、車体下部が雪に乗り上げ、タイヤが路面へ接地しない「亀の子状態」になる可能性があります。
4WDやE-Fourでも脱出できない場合があるため、除雪されていない深雪へ無理に進入しないことが大切です。
ガソリン4WDが前後輪へ駆動力を配分する
ガソリン車の4WDには、ダイナミックトルクコントロール4WDが採用されています。
通常時は燃費に配慮して前輪を中心に駆動し、発進時や滑りやすい路面では、走行状況に合わせて後輪にも駆動力を配分する仕組みです。
積雪路や凍結路で前輪が空転しそうな場面でも4輪の駆動力を活用できるため、2WDより発進や登坂が安定しやすくなります。
エンジンの駆動力をプロペラシャフトを介して後輪へ伝えるため、雪道を頻繁に走る方や、急な坂道を通る機会が多い方に適した方式です。
E-Fourが雪道での発進や走行をサポートする
ハイブリッド車とPHEV車には、後輪を専用モーターで駆動する電気式4WDのE-Fourが設定されています。
通常は前輪を中心に走行し、発進や加速、滑りやすい路面では後輪モーターを作動させて、走行安定性を高めます。
現行ハリアーでは前後輪のトルク配分を100:0から20:80まで制御できるのが特徴です。
発進や登坂を支援しながら、機械式4WDより燃費の低下を抑えやすい点がメリットです。
除雪された積雪路を日常的に走り、安定性と燃費の両方を重視する方に向いています。
SNOWモードが滑りやすい路面での発進をサポートする
SNOWモードは積雪路や凍結路など滑りやすい路面で、アクセル操作に対する駆動力の立ち上がりを穏やかにする機能です。
発進時に急激な力がタイヤへ伝わるのを抑え、空転や横滑りが起こりにくい走行を支援します。
E-Fourや4WDは前後輪へ駆動力を配分する駆動システムであり、SNOWモードはアクセル操作や出力特性を雪道向けに調整する機能です。
組み合わせることで発進時の安定性を高められますが、滑りを完全に防ぐ機能ではありません。
雪道では冬用タイヤを装着し、路面状況に合わせて慎重に運転しましょう。
ハリアーの寒冷地で役立つ機能・装備
ハリアーには、冬の視界確保や車内の快適性に役立つ装備が用意されています。
設定はグレードや駆動方式、年式によって異なるため、購入前に車両ごとの仕様を確認しましょう。
寒冷地で役立つ主な装備は、次のとおりです。
- フロントワイパーデアイサー
- ヒーター付きドアミラー
- リアフォグランプ
- シートヒーター
- ステアリングヒーター
- PTCヒーター
- 寒冷地向けの冷却水や大容量バッテリー
ワイパーデアイサーは、フロントガラス下部を温めてワイパーの凍結を防ぐ装備です。
ヒーター付きドアミラーは、ミラーに付着した霜や雪を溶かし、後方確認をしやすくします。
吹雪や降雪時には、リアフォグランプも後続車からの視認性を高めるために役立つでしょう。
カメラやレーダー、ヘッドランプに雪や氷が付着すると、予防安全機能や運転支援機能が一時的に制限される場合があります。
走行前には窓だけでなく、灯火類やセンサー周辺の雪も取り除いてください。
ハリアーの2WD・4WD・E-Fourは雪道でどう違う?
ハリアーは2WD、ガソリン4WD、E-Fourから使用環境に合った駆動方式を選べます。
雪道での発進や坂道では4WDとE-Fourが有利ですが、除雪された道路であれば2WDでも冬用タイヤを装着して対応できる場合があります。
本章では、ハリアーの2WD・4WD・E-Fourにおける雪道性能の違いを解説します。
2WDでも適切な装備があれば走行可能
ハリアーの2WDは前輪駆動のFF方式で、エンジンなどの重量が前輪にかかります。
スタッドレスタイヤを装着していれば、除雪された平坦な道路や浅い積雪路を走行できることが多いと言えます。
ただし、急な坂道や凍結路、除雪されていない深雪では、駆動輪が空転して発進できなくなる可能性も少なくありません。
降雪が少ない地域に住み、年に数回だけ雪道を走る程度であれば、2WDでも対応しやすいでしょう。
4WD・E-Fourは発進や坂道で安定しやすい
ガソリン4WDとE-Fourは、必要に応じて後輪にも駆動力を配分します。
雪道での発進や登坂をサポートし、わだちからの脱出でも4輪の駆動力を活用しやすい点が特徴です。
積雪地域で日常的に運転する方や、冬にスキー場や山間部へ出かける機会が多い方には、4WDまたはE-Fourが適しています。
4WDやE-Fourは発進や走行を支援するシステムであり、制動性能を高めるものではありません。
下り坂やアイスバーンでは制動距離が延びやすいため、早めの減速と十分な車間距離を心がけましょう。
ガソリン4WDとE-Fourは駆動方式が異なる
ガソリン4WDは、プロペラシャフトを通じてエンジンの駆動力を後輪へ伝える機械式のシステムです。
前後輪のトルク配分を状況に応じて変化させ、発進時や滑りやすい路面で4WD走行へ切り替えます。
一方、E-Fourは後輪を専用モーターで駆動する電気式4WDです。
前輪と後輪をプロペラシャフトでつながず、必要な場面で後輪モーターを作動させます。
ガソリン4WDとE-Fourは駆動方式や特性が異なるため、使用環境や燃費、車両価格を比較して選びましょう。
2WD・4WD・E-Fourでは価格や燃費も異なる
同じパワートレインで比較すると、4WDやE-Fourは2WDより車両価格が高く、燃費もわずかに低くなる傾向があります。
後輪を駆動するための部品やモーターが追加され、車両重量が増えるためです。
現行ハリアーのWLTCモード燃費は、次のとおりです。
| パワートレイン | 駆動方式 | 車両価格(税込・目安) | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|
| 2.0Lガソリン | 2WD | 約371万円~ | 15.4km/L |
| 2.0Lガソリン | 4WD | 約391万円~ | 14.7km/L |
| 2.5Lハイブリッド | 2WD | 約431万円~ | 22.3km/L |
| 2.5Lハイブリッド | E-Four | 約453万円~ | 21.6km/L |
| PHEV | E-Four | 約626万円~ | 20.5km/L |
ガソリン車、ハイブリッド車ともに、2WDと4WD系では燃費に約0.7km/Lの差があります。
降雪が少ない地域で燃費や購入費用を重視するなら、2WDも十分な選択肢です。
積雪地域で日常的に運転する場合や、冬にスキー場や山間部へ出かける機会が多い場合は、4WDまたはE-Fourが適しています。
雪道性能を重視するならガソリン4WD、燃費とのバランスを求めるならハイブリッドのE-Fourが候補です。
冬場は暖房の使用や気温の低下、スタッドレスタイヤの装着などにより、実際の燃費はカタログ値より低下しやすくなります。
ハリアーで雪道を走るときのタイヤ選び
ハリアーの4WDやE-Fourは雪道での発進を支援しますが、止まる・曲がる性能はタイヤの影響を大きく受けます。
積雪量や凍結の有無、走行する地域に合わせてスタッドレスタイヤやチェーンを準備しましょう。
本章では、ハリアーで雪道を走る際のタイヤの選び方について解説します。
雪道ではスタッドレスタイヤを装着する
雪道を走行する場合、2WD・4WD・E-Fourを問わずスタッドレスタイヤを装着しましょう。
4WDやE-Fourは発進時や坂道で駆動力を確保しやすい一方、ブレーキをかけた際の制動性能まで高めるものではありません。
ハリアーは車両重量があるため、アイスバーンや下り坂では制動距離が延びる可能性があります。
積雪路だけでなく凍結路も走る場合は、氷上性能を重視した製品が適しています。
スキー場や山間部へ行く機会が多い方は、ハリアーの車重やタイヤサイズに対応したSUV向け製品を選ぶことが大切です。
オールシーズンタイヤだけでは対応できない場合がある
オールシーズンタイヤには、軽い積雪路での走行に対応する製品があります。
スタッドレスタイヤと同等の氷上性能を備えているわけではありません。
アイスバーンや凍結した坂道では十分なグリップを得られず、発進や停止が難しくなる可能性があります。
スノーフレークマークが付いた製品は冬用タイヤ規制でも走行できる場合がありますが、チェーン規制では別途タイヤチェーンの装着が必要です。
積雪地域で日常的に運転する方や冬の高速道路、スキー場周辺を走る方はオールシーズンタイヤだけに頼らず、スタッドレスタイヤを装着した方が安心です。
タイヤチェーンは指定されたタイヤへ装着する
タイヤチェーンは、ハリアーの前輪へ装着します。
2WDは前輪駆動であり、ガソリン4WDやE-Fourも取扱説明書では前輪への装着が指定されています。
タイヤサイズに適合しないチェーンを使用すると、走行中に外れてタイヤや車体を傷つけるおそれがあるため、購入前に適合サイズを確認しましょう。
出発前に一度取り付けを練習し、チェーンに劣化や破損がないかも点検しておくと安心です。
装着後は製品ごとの制限速度を守り、積雪や凍結のない道路へ出たら、安全な場所で速やかに取り外してください。
ハリアーで雪道を安全に走るための注意点
ハリアーの4WDやE-Four、SNOWモードは雪道での走行を支援する機能ですが、滑りを完全に防ぐものではありません。
雪道では速度を控えめにし、急な操作を避けながら十分な車間距離を確保して走行しましょう。
本章では、ハリアーで雪道を安全に走るための注意点について解説します。
急発進、急ブレーキ、急ハンドルを避ける
積雪路や凍結路ではアクセルやブレーキ、ハンドルを急に操作するとスリップやスピンにつながるため注意が必要です。
発進時はアクセルをゆっくり踏み込み、SNOWモードも活用しながら穏やかに加速します。
カーブでは進入前に十分減速し、旋回中のブレーキはできるだけ避けることが大切です。
下り坂ではエンジンブレーキや回生ブレーキも活用し、早めの減速を心がけましょう。
橋の上やトンネルの出入口、夜間や明け方はブラックアイスバーンが発生しやすいため、濡れた路面に見えても慎重な運転が必要です。
モデリスタやエアロ装着車は段差やわだちに注意
モデリスタなどのエアロを装着すると標準車より最低地上高が低くなり、雪のわだちや凍結した段差へ接触しやすくなります。
積雪を押し分けながら走行すると樹脂製エアロが割れたり外れたりするケースも珍しくありません。
深雪や除雪されていない道路への進入は避け、段差を越える際も十分に速度を落として走行しましょう。
雪道でスタックした場合は慌てず対処する
雪道では深雪やわだちにはまり、スタックすることがあります。
そのような場合は慌ててアクセルを踏み続けず、落ち着いて対処することが大切です。
タイヤが空転すると雪を掘り下げ、かえって脱出しにくくなるため、タイヤの前後や車体下部の雪を取り除き、脱出用ラダーや砂を駆動輪の下へ敷きましょう。
車両の取扱説明書を確認したうえで、前進と後退を慎重に繰り返すと、脱出できる場合があります。
車体下部が雪に乗り上げてタイヤが浮いている場合や、脱輪している場合は自力での脱出が難しくなります。
無理に脱出を試みず、JAFや自動車保険のロードサービスへ救援を依頼しましょう。
雪道を走行する前に車載アイテムを準備しておく
降雪地域へ出かける際は、スタッドレスタイヤだけでなく、立ち往生やスタックに備えた装備も準備しておくと安心です。
主に用意しておきたいものは、次のとおりです。
- タイヤチェーン
- スノースコップ
- 脱出用ラダー
- けん引ロープ
- スノーブラシ、アイススクレーパー
- 防水手袋、長靴
- 毛布や防寒着
- ブースターケーブル
- 飲料水、保存食、携帯トイレ
出発前にはウォッシャー液を寒冷地用へ交換し、バッテリーやタイヤの状態も点検しておきましょう。
立ち往生した際は、マフラー周辺を定期的に除雪し、排気ガスが車内へ入り込まないよう注意してください。
60系・80系ハリアーを中古で購入するときの確認ポイント
中古のハリアーで雪道を走る予定がある場合は、年式や走行距離だけでなく、駆動方式や寒冷地向け装備も確認しましょう。
60系と80系では4WDシステムや安全装備などが異なるため、使用環境に合った車両を選ぶことが大切です。
60系はガソリン4WDやE-Fourの中古車も流通しており、80系より購入価格を抑えやすい点が魅力です。
80系はE-Fourの制御や予防安全装備が進化し、静粛性や燃費性能にも優れています。
購入時は車検証や販売店の情報から2WD・4WD・E-Fourのどれに該当するかを確認しましょう。
寒冷地仕様やワイパーデアイサー、リアフォグランプなどの装備もチェックしておくと安心です。
まとめ
ハリアーは最低地上高に余裕があり、ガソリン4WDやE-Four、SNOWモードなど、雪道での走行を支援する機能を備えています。
一方で、4WDやE-Fourでも滑りを完全に防げるわけではありません。
雪道ではスタッドレスタイヤを装着し、急発進・急ブレーキ・急ハンドルを避けた慎重な運転が欠かせません。
降雪が少ない地域では2WDも選択肢になりますが、積雪地域で日常的に運転する場合は4WDやE-Fourが安心です。
中古車を購入する際は、駆動方式や寒冷地向け装備、エアロの有無まで確認し、使用環境に合った一台を選びましょう。
よくある質問
ハリアーの4WDやE-Fourならノーマルタイヤでも雪道を走れますか?
A.4WDやE-Fourは雪道での発進や登坂をサポートしますが、止まる・曲がる性能はタイヤの影響を大きく受けます。
軽い積雪でもノーマルタイヤでの走行は危険なため、スタッドレスタイヤなど適切な冬用タイヤを装着しましょう。
モデリスタのエアロを付けたハリアーでも雪道を走れますか?
A.除雪された道路であれば走行できる場合もありますが、エアロ装着車は標準車より地上高が低くなるため、深いわだちや凍結した雪の段差へ接触する可能性があります。
深雪への進入を避け、積雪量や道路状況を確認して走行しましょう。
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